JP2509217Y2 - 田植機の苗載装置 - Google Patents
田植機の苗載装置Info
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- JP2509217Y2 JP2509217Y2 JP4715490U JP4715490U JP2509217Y2 JP 2509217 Y2 JP2509217 Y2 JP 2509217Y2 JP 4715490 U JP4715490 U JP 4715490U JP 4715490 U JP4715490 U JP 4715490U JP 2509217 Y2 JP2509217 Y2 JP 2509217Y2
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- planting
- seedling mounting
- folding
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は苗載台の左右最外側部分を分割形成して苗載
台の中央側に折畳み可能に設けた田植機の苗載装置に関
する。
台の中央側に折畳み可能に設けた田植機の苗載装置に関
する。
「従来の技術」 例えば実公昭58−14827号公報、実開昭56−8114号公
報などに、苗載台の最外側部を取外し或いは折畳みし
て、苗載台の左右全幅を縮小させるようにした手段があ
る。
報などに、苗載台の最外側部を取外し或いは折畳みし
て、苗載台の左右全幅を縮小させるようにした手段があ
る。
「考案が解決しようとする問題点」 しかし乍ら、このような苗載台の左右全幅を縮小させ
るような場合、苗載台が左右往復移動端などにある場合
取外したり折畳んでも全幅短縮の効果が小さいばかりで
なく端部も破損し易く、本機側に対する植付部の左右バ
ランスも悪い。
るような場合、苗載台が左右往復移動端などにある場合
取外したり折畳んでも全幅短縮の効果が小さいばかりで
なく端部も破損し易く、本機側に対する植付部の左右バ
ランスも悪い。
「問題点を解決するための手段」 したがって本考案は、左右に往復移動させる苗載台の
左右最外側部を内方側に折畳みするようにした構造にお
いて、前記苗載台を自動で折畳みする苗載台折畳みアク
チュエータと、苗載台の左右移動中央位置を検出する苗
載台中央位置センサを設け、該中央位置センサの検出に
基づいて前記アクチュエータを動作させて苗載台の折畳
みを行うように構成したものである。
左右最外側部を内方側に折畳みするようにした構造にお
いて、前記苗載台を自動で折畳みする苗載台折畳みアク
チュエータと、苗載台の左右移動中央位置を検出する苗
載台中央位置センサを設け、該中央位置センサの検出に
基づいて前記アクチュエータを動作させて苗載台の折畳
みを行うように構成したものである。
「作用」 而して本考案によれば、苗載台が左右移動中央位置に
至るときにのみ苗載台の左右最外側部を自動的に折畳ん
でこの左右全幅を縮小させるもので、本機中心に対し苗
載台を左右均等に縮小させて、苗載台の端部が物との接
触により破損するなどの事故も防止し、植付部の左右バ
ランスを良好なものとさせてこの田植機での全幅縮小の
効果を向上させるものである。
至るときにのみ苗載台の左右最外側部を自動的に折畳ん
でこの左右全幅を縮小させるもので、本機中心に対し苗
載台を左右均等に縮小させて、苗載台の端部が物との接
触により破損するなどの事故も防止し、植付部の左右バ
ランスを良好なものとさせてこの田植機での全幅縮小の
効果を向上させるものである。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図は苗載台の折畳み回路図、第2図は乗用田植機の側
面図、第3図は同平面図を示し、図中(1)は作業者が
搭乗する走行車であり、エンジン(2)を搭載する車体
フレーム(3)後端をミッションケース(4)に連設さ
せ、前記ミッションケース(4)の前部両側にアクスル
ケース(5)を介して水田走行用前輪(6)を支持させ
ると共に、前記ミッションケース(4)の後部両側に伝
動ケース(7)を連設し、前記伝動ケース(7)後端部
に水田走行用後輪(8)を支持させる。そして前記エン
ジン(2)等を覆うボンネット(9)両側に予備苗載台
(10)を取付けると共に、ステップ(11)を形成する車
体カバー(12)によって前記伝動ケース(7)等を覆
い、前記車体カバー(12)上部に運転席(13)を取付
け、その運転席(13)の前方で前記ボンネット(9)後
部に操向ハンドル(14)を設ける。
1図は苗載台の折畳み回路図、第2図は乗用田植機の側
面図、第3図は同平面図を示し、図中(1)は作業者が
搭乗する走行車であり、エンジン(2)を搭載する車体
フレーム(3)後端をミッションケース(4)に連設さ
せ、前記ミッションケース(4)の前部両側にアクスル
ケース(5)を介して水田走行用前輪(6)を支持させ
ると共に、前記ミッションケース(4)の後部両側に伝
動ケース(7)を連設し、前記伝動ケース(7)後端部
に水田走行用後輪(8)を支持させる。そして前記エン
ジン(2)等を覆うボンネット(9)両側に予備苗載台
(10)を取付けると共に、ステップ(11)を形成する車
体カバー(12)によって前記伝動ケース(7)等を覆
い、前記車体カバー(12)上部に運転席(13)を取付
け、その運転席(13)の前方で前記ボンネット(9)後
部に操向ハンドル(14)を設ける。
また、図中(15)は8条植え用の苗載台(16)並びに
複数の植付爪(17)などを具備する植付部であり、前高
後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(16)を下部レール
(18)及びガイドレール(19)を介して植付ケース(2
0)に左右往復摺動自在に支持させると共に、一方向に
等速回転させるロータリケース(21)を前記植付ケース
(20)に支持させ、該ケース(21)の回転軸芯を中心に
対称位置に一対の植付アームである爪ケース(22)(2
2)を配設し、その爪ケース(22)先端に植付爪(17)
を取付ける。また前記植付ケース(20)の前側にローリ
ング支点軸(23)を介して支点プレート(24)を設け、
トップリンク(25)及びロワーリンク(26)を含む三点
リンク機構(27)を介して走行車(1)後側に支点プレ
ート(24)を連結させ、前記リンク機構(27)を介して
植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(28)を備え、
前記前後輪(6)(8)を走行駆動して略定速で移動す
ると同時に、左右に往復摺動させる苗載台(16)から一
株分の苗を植付爪(17)によって取出し、連続的に苗植
え作業を行うように構成する。
複数の植付爪(17)などを具備する植付部であり、前高
後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(16)を下部レール
(18)及びガイドレール(19)を介して植付ケース(2
0)に左右往復摺動自在に支持させると共に、一方向に
等速回転させるロータリケース(21)を前記植付ケース
(20)に支持させ、該ケース(21)の回転軸芯を中心に
対称位置に一対の植付アームである爪ケース(22)(2
2)を配設し、その爪ケース(22)先端に植付爪(17)
を取付ける。また前記植付ケース(20)の前側にローリ
ング支点軸(23)を介して支点プレート(24)を設け、
トップリンク(25)及びロワーリンク(26)を含む三点
リンク機構(27)を介して走行車(1)後側に支点プレ
ート(24)を連結させ、前記リンク機構(27)を介して
植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(28)を備え、
前記前後輪(6)(8)を走行駆動して略定速で移動す
ると同時に、左右に往復摺動させる苗載台(16)から一
株分の苗を植付爪(17)によって取出し、連続的に苗植
え作業を行うように構成する。
また、図中(29)は走行変速レバー、(30)は植付昇
降レバー、(31)は植付け感度調節レバー、(32)は走
行クラッチペダル、(33)(33)は左右ブレーキペダ
ル、(34)…は田面均平用フロートである。
降レバー、(31)は植付け感度調節レバー、(32)は走
行クラッチペダル、(33)(33)は左右ブレーキペダ
ル、(34)…は田面均平用フロートである。
第4図乃至第6図にも示す如く、前記苗載台(16)は
左右最外側1条分の苗載部を分割して左右の分割苗載体
(16a)を形成し、該苗載体(16a)を中央の苗載台本体
(16b)の左右両側で前方下側に折畳みリンク機構(3
5)を介し略90度折畳みするように設けている。
左右最外側1条分の苗載部を分割して左右の分割苗載体
(16a)を形成し、該苗載体(16a)を中央の苗載台本体
(16b)の左右両側で前方下側に折畳みリンク機構(3
5)を介し略90度折畳みするように設けている。
前記リンク機構(35)は、苗載台本体(16b)の左右
最外側条部の裏側に各左右揺動第1支点軸(36)を介し
上下二箇所に支持する左右揺動第1アーム(37)と、該
第1アーム(37)に前記第1支点軸(36)とは直角方向
の前後揺動第2支点軸(38)を介し連結支持する前後揺
動第2アーム(39)と、該第2アーム(39)に前記第1
支点軸(36)とは平行な左右揺動第3支点軸(40)を介
して一端を連結させ他端を左右の分割苗載体(16a)に
ボルト(41)を介し連結させる苗載体支持アーム(42)
とを備え、苗載台本体(16b)の裏側に固設する単一の
アクチュエータである折畳み駆動モータ(43)に駆動伝
達機構(44)を介して左右の上下第1アーム(37)を連
動連結させている。
最外側条部の裏側に各左右揺動第1支点軸(36)を介し
上下二箇所に支持する左右揺動第1アーム(37)と、該
第1アーム(37)に前記第1支点軸(36)とは直角方向
の前後揺動第2支点軸(38)を介し連結支持する前後揺
動第2アーム(39)と、該第2アーム(39)に前記第1
支点軸(36)とは平行な左右揺動第3支点軸(40)を介
して一端を連結させ他端を左右の分割苗載体(16a)に
ボルト(41)を介し連結させる苗載体支持アーム(42)
とを備え、苗載台本体(16b)の裏側に固設する単一の
アクチュエータである折畳み駆動モータ(43)に駆動伝
達機構(44)を介して左右の上下第1アーム(37)を連
動連結させている。
前記伝達機構(44)は、駆動モータ(43)に連結する
駆動軸(45)の正逆ネジ部(45a)(45b)に中央に固設
する正逆ネジ結合部(46a)(46b)を結合させる左右摺
動体(47a)(47b)と、該摺動体(47a)(47b)の上下
両端に固設する摺動子(48)に一端側を摺動自在に挿通
させ且つ他端側を左右両側上下二つの第1アーム(37)
の固定片(49)に軸(50)及び長孔(51)を介してそれ
ぞれ係合連結させる摺動ロッド(52)と、前記摺動体
(47a)(47b)の摺動子(48)と摺動ロッド(52)の軸
取付部(52a)間に介設する作業姿勢保持用の圧縮バネ
(53)と、前記摺動ロッド(52)の摺動子(48)挿通端
に設けて左右摺動体(47a)(47b)の内方側への移動時
ロッド(52)を引張って苗載体(16a)を折畳み動作さ
せる連携金具(54)と、苗載台本体(16b)と支持アー
ム(42)間に張設して苗載体(16a)の折畳み時の衝撃
力の緩和などを行うバネ(55)とを備え、通常の植付作
業時には前記圧縮バネ(53)のバネ力でもって苗載台本
体(16b)の左右両側に苗載体(16a)を押し付ける状態
とさせて作業姿勢を保持する一方、前記モータ(43)の
駆動でもって各第1アーム(37)を下垂直状態より略90
°横外側方向に回動させるとき左右の分割苗載体(16
a)を折畳みするように構成している。
駆動軸(45)の正逆ネジ部(45a)(45b)に中央に固設
する正逆ネジ結合部(46a)(46b)を結合させる左右摺
動体(47a)(47b)と、該摺動体(47a)(47b)の上下
両端に固設する摺動子(48)に一端側を摺動自在に挿通
させ且つ他端側を左右両側上下二つの第1アーム(37)
の固定片(49)に軸(50)及び長孔(51)を介してそれ
ぞれ係合連結させる摺動ロッド(52)と、前記摺動体
(47a)(47b)の摺動子(48)と摺動ロッド(52)の軸
取付部(52a)間に介設する作業姿勢保持用の圧縮バネ
(53)と、前記摺動ロッド(52)の摺動子(48)挿通端
に設けて左右摺動体(47a)(47b)の内方側への移動時
ロッド(52)を引張って苗載体(16a)を折畳み動作さ
せる連携金具(54)と、苗載台本体(16b)と支持アー
ム(42)間に張設して苗載体(16a)の折畳み時の衝撃
力の緩和などを行うバネ(55)とを備え、通常の植付作
業時には前記圧縮バネ(53)のバネ力でもって苗載台本
体(16b)の左右両側に苗載体(16a)を押し付ける状態
とさせて作業姿勢を保持する一方、前記モータ(43)の
駆動でもって各第1アーム(37)を下垂直状態より略90
°横外側方向に回動させるとき左右の分割苗載体(16
a)を折畳みするように構成している。
また、前記モータ(43)の作動全ストロークを、折畳
みに必要な実際のストロークよりも大きく設定して、モ
ータ(43)の全ストローク範囲内で前記バネ(53)のバ
ネ力をセット圧として作用させて苗載体(16a)を作業
姿勢に保持するもので、リンク機構(35)部にたとえガ
タなどあってもこれに関係なく常にセット圧で苗載台本
体(16b)側に苗載体(16a)を押し付ける状態に姿勢を
保持させるように構成すると共に、モータ(43)の破損
を防止して安全保護を図るように構成したものである。
みに必要な実際のストロークよりも大きく設定して、モ
ータ(43)の全ストローク範囲内で前記バネ(53)のバ
ネ力をセット圧として作用させて苗載体(16a)を作業
姿勢に保持するもので、リンク機構(35)部にたとえガ
タなどあってもこれに関係なく常にセット圧で苗載台本
体(16b)側に苗載体(16a)を押し付ける状態に姿勢を
保持させるように構成すると共に、モータ(43)の破損
を防止して安全保護を図るように構成したものである。
なお、(56)は左右摺動体(47a)(47b)を摺動案内
するガイド体である。
するガイド体である。
ところで第9図に示す如く、前記植付部(15)には左
右に往復移動する苗載台(16)が移動中央位置に至ると
き、苗載台(16)に設ける検出カム(57)を介しその位
置を検出する苗載台中央位置センサである中央位置スイ
ッチ(58)を設けると共に、前記苗載体(16a)が折畳
み収納されたとき、この折畳みを検出する折畳み検出ス
イッチ(59)を設けている。また第10図に示す如く、植
付部(15)の昇降操作と植付クラッチの入切操作などを
行う前記植付昇降レバー(30)部に、該レバー(30)の
植付クラッチの入状態を検出する植付クラッチ入検出ス
イッチ(60)を設けると共に、昇降レバー(30)の植付
クラッチ入規制用のソレノイド(61)を設けて、該ソレ
ノイド(61)の励磁解除時突出させる規制ピン(62)に
よってレバー(30)の植付クラッチの切から入への操作
を規制するように設けている。
右に往復移動する苗載台(16)が移動中央位置に至ると
き、苗載台(16)に設ける検出カム(57)を介しその位
置を検出する苗載台中央位置センサである中央位置スイ
ッチ(58)を設けると共に、前記苗載体(16a)が折畳
み収納されたとき、この折畳みを検出する折畳み検出ス
イッチ(59)を設けている。また第10図に示す如く、植
付部(15)の昇降操作と植付クラッチの入切操作などを
行う前記植付昇降レバー(30)部に、該レバー(30)の
植付クラッチの入状態を検出する植付クラッチ入検出ス
イッチ(60)を設けると共に、昇降レバー(30)の植付
クラッチ入規制用のソレノイド(61)を設けて、該ソレ
ノイド(61)の励磁解除時突出させる規制ピン(62)に
よってレバー(30)の植付クラッチの切から入への操作
を規制するように設けている。
そして第1図に示す如く、前記折畳み駆動モータ(4
3)を正逆リレースイッチ(63a)(64a)を介し正逆駆
動する操作リレー(63)(64)に、折畳みスイッチ(6
5)及び前記中央位置スイッチ(58)及びメインスイッ
チ(66)を介してバッテリ(67)を接続させると共に、
前記摺動体(47a)(47b)の左右摺動端を検出する左右
リミットスイッチ(68)(69)を各リレー(63)(64)
と折畳みスイッチ(65)間に介設して、苗載台(16)が
左右中央位置のとき中央位置スイッチ(58)のスイッチ
接点(58a)をオンとさせて、苗載台(16)の左右移動
中央位置においてのみ、折畳みスイッチ(65)の操作で
もって苗載台(16)の折畳みを可能とさせるように構成
している。
3)を正逆リレースイッチ(63a)(64a)を介し正逆駆
動する操作リレー(63)(64)に、折畳みスイッチ(6
5)及び前記中央位置スイッチ(58)及びメインスイッ
チ(66)を介してバッテリ(67)を接続させると共に、
前記摺動体(47a)(47b)の左右摺動端を検出する左右
リミットスイッチ(68)(69)を各リレー(63)(64)
と折畳みスイッチ(65)間に介設して、苗載台(16)が
左右中央位置のとき中央位置スイッチ(58)のスイッチ
接点(58a)をオンとさせて、苗載台(16)の左右移動
中央位置においてのみ、折畳みスイッチ(65)の操作で
もって苗載台(16)の折畳みを可能とさせるように構成
している。
また、前記ソレノイド(61)を折畳み検出スイッチ
(59)を介して前記メインスイッチ(66)に接続させて
いて、前記苗載体(16a)が折畳みされたことをスイッ
チ(59)が検出するとき、常閉スイッチ接点(59b)を
オフとさせてソレノイド(61)の励磁を解除させて突出
する規制ピン(62)でもって、レバー(30)による植付
クラッチの切から入への操作を規制するように構成して
いる。
(59)を介して前記メインスイッチ(66)に接続させて
いて、前記苗載体(16a)が折畳みされたことをスイッ
チ(59)が検出するとき、常閉スイッチ接点(59b)を
オフとさせてソレノイド(61)の励磁を解除させて突出
する規制ピン(62)でもって、レバー(30)による植付
クラッチの切から入への操作を規制するように構成して
いる。
さらに、警報ブザー(70)を植付クラッチ入検出スイ
ッチ(60)及び折畳み検出スイッチ(59)の常開スイッ
チ接点(59a)を介して前記メインスイッチ(66)に接
続させていて、苗載体(16a)の折畳み時に規制ピン(6
2)の故障などで植付クラッチが入操作されるようなと
きブザー(70)を作動させてこの警報を行うように構成
している。
ッチ(60)及び折畳み検出スイッチ(59)の常開スイッ
チ接点(59a)を介して前記メインスイッチ(66)に接
続させていて、苗載体(16a)の折畳み時に規制ピン(6
2)の故障などで植付クラッチが入操作されるようなと
きブザー(70)を作動させてこの警報を行うように構成
している。
本実施例は上記の如く構成するものにして、以下左右
の分割苗載体(16a)の折畳み動作を説明する。
の分割苗載体(16a)の折畳み動作を説明する。
今第5図乃至第6図の実線作業位置よりモータ(43)
を駆動して、左右の摺動体(47a)(47b)をこの内側に
移動させるとき、摺動子(48)が連携金具(54)に当接
した後にあっては、ロッド(52)を引張って一体に移動
させるもので、このようなロッド(52)の移動時第1ア
ーム(37)を第1支点軸(36)を中心として第7図に示
す如く略90度外側方向に回動させて、苗載体(16a)を
中央の苗載台本体(16b)より外方に引離し且つ上方に
引き上げる状態とさせる。そして第1アーム(37)が略
90度回動して上下の第2支点軸(38)が1直線(R)上
に重なり合うとき、この軸(38)を中心として苗載体
(16a)は自重でもってバネ(55)に抗しこの下方に回
動して、第4図及び第8図に示す如く苗載台本体(16
b)の左右両端外方の裏側に略90度折れ曲った状態で収
納されるものである。このように左右苗載体(16a)を
一旦苗載台本体(16a)の左右両側上方に持ち上げてか
らこの下方に折畳むという2つの動作が1つのモータ
(43)で可能となるため、構成簡単にして実用且つ経済
性に秀れるものである。
を駆動して、左右の摺動体(47a)(47b)をこの内側に
移動させるとき、摺動子(48)が連携金具(54)に当接
した後にあっては、ロッド(52)を引張って一体に移動
させるもので、このようなロッド(52)の移動時第1ア
ーム(37)を第1支点軸(36)を中心として第7図に示
す如く略90度外側方向に回動させて、苗載体(16a)を
中央の苗載台本体(16b)より外方に引離し且つ上方に
引き上げる状態とさせる。そして第1アーム(37)が略
90度回動して上下の第2支点軸(38)が1直線(R)上
に重なり合うとき、この軸(38)を中心として苗載体
(16a)は自重でもってバネ(55)に抗しこの下方に回
動して、第4図及び第8図に示す如く苗載台本体(16
b)の左右両端外方の裏側に略90度折れ曲った状態で収
納されるものである。このように左右苗載体(16a)を
一旦苗載台本体(16a)の左右両側上方に持ち上げてか
らこの下方に折畳むという2つの動作が1つのモータ
(43)で可能となるため、構成簡単にして実用且つ経済
性に秀れるものである。
一方、左右の苗載体(16a)が苗載台本体(16b)の左
右両側に作業姿勢で保持される場合の保持力は、前記バ
ネ(53)のバネ力によって与えられるものであるから、
リンク機構(35)の各リンク部にガタなど寸法上の遊び
があっても、常に略一定バネ圧で苗載体(16a)は本体
(16b)側に押し付けられる状態となって、所定の作業
姿勢を安定維持させることができる。
右両側に作業姿勢で保持される場合の保持力は、前記バ
ネ(53)のバネ力によって与えられるものであるから、
リンク機構(35)の各リンク部にガタなど寸法上の遊び
があっても、常に略一定バネ圧で苗載体(16a)は本体
(16b)側に押し付けられる状態となって、所定の作業
姿勢を安定維持させることができる。
また左右の苗載体(16a)の折畳みに際しては、苗載
台(16)が左右移動中央に位置するときにのみ、前記モ
ータ(43)が駆動されて苗載体(16a)の折畳みが行わ
れるため、走行車(1)に対し苗載台(16)は左右均等
に横幅を縮小させて、走行車(1)を中心とした左右バ
ランスの良い苗載台(16)の全幅縮小が行えて、路上走
行時や格納時にあっては苗載台(16)の端部を接触破損
させることなく安全良好に作業を行わしめることが可能
にできる。
台(16)が左右移動中央に位置するときにのみ、前記モ
ータ(43)が駆動されて苗載体(16a)の折畳みが行わ
れるため、走行車(1)に対し苗載台(16)は左右均等
に横幅を縮小させて、走行車(1)を中心とした左右バ
ランスの良い苗載台(16)の全幅縮小が行えて、路上走
行時や格納時にあっては苗載台(16)の端部を接触破損
させることなく安全良好に作業を行わしめることが可能
にできる。
「考案の効果」 以上実施例からも明らかなように本考案は、左右に往
復移動させる苗載台(16)の左右最外側部を内方側に折
畳みするようにした構造において、前記苗載台(16)を
自動で折畳みする苗載台折畳みアクチュエータ(43)
と、苗載台(16)の左右移動中央位置を検出する苗載台
中央位置センサ(58)を設け、該中央位置センサ(58)
の検出に基づいて前記アクチュエータ(43)を動作させ
て苗載台(16)の折畳みを行うようにしたものであるか
ら、苗載台(16)が左右移動中央位置に至るときにのみ
苗載台(16)の左右最外側部を自動的に折畳んでこの左
右全幅を縮小させることができるもので、このため本機
中心に対し苗載台(16)を左右均等に縮小させて、苗載
台(16)の端部が物との接触により破損するなどの事故
も防止し、植付部(15)の左右バランスを良好なものと
させてこの田植機での全幅縮小の効果を向上させること
ができるものである。
復移動させる苗載台(16)の左右最外側部を内方側に折
畳みするようにした構造において、前記苗載台(16)を
自動で折畳みする苗載台折畳みアクチュエータ(43)
と、苗載台(16)の左右移動中央位置を検出する苗載台
中央位置センサ(58)を設け、該中央位置センサ(58)
の検出に基づいて前記アクチュエータ(43)を動作させ
て苗載台(16)の折畳みを行うようにしたものであるか
ら、苗載台(16)が左右移動中央位置に至るときにのみ
苗載台(16)の左右最外側部を自動的に折畳んでこの左
右全幅を縮小させることができるもので、このため本機
中心に対し苗載台(16)を左右均等に縮小させて、苗載
台(16)の端部が物との接触により破損するなどの事故
も防止し、植付部(15)の左右バランスを良好なものと
させてこの田植機での全幅縮小の効果を向上させること
ができるものである。
第1図は苗載台の折畳み回路図、第2図は田植機の全体
側面図、第3図は同平面図、第4図は植付部の側面説明
図、第5図は苗載台の正面説明図、第6図は同部分説明
図、第7図乃至第8図は同動作説明図、第9図は折畳み
スイッチ部の説明図、第10図は植付昇降レバー部の説明
図である。 (16)……苗載台 (43)……駆動モータ(アクチュエータ) (58)……中央位置スイッチ(センサ)
側面図、第3図は同平面図、第4図は植付部の側面説明
図、第5図は苗載台の正面説明図、第6図は同部分説明
図、第7図乃至第8図は同動作説明図、第9図は折畳み
スイッチ部の説明図、第10図は植付昇降レバー部の説明
図である。 (16)……苗載台 (43)……駆動モータ(アクチュエータ) (58)……中央位置スイッチ(センサ)
Claims (1)
- 【請求項1】左右に往復移動させる苗載台の左右最外側
部を内方側に折畳みするようにした構造において、前記
苗載台を自動で折畳みする苗載台折畳みアクチュエータ
と、苗載台の左右移動中央位置を検出する苗載台中央位
置センサを設け、該中央位置センサの検出に基づいて前
記アクチュエータを動作させて苗載台の折畳みを行うよ
うに構成したことを特徴とする田植機の苗載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4715490U JP2509217Y2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 田植機の苗載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4715490U JP2509217Y2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 田植機の苗載装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH046614U JPH046614U (ja) | 1992-01-22 |
JP2509217Y2 true JP2509217Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=31562844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4715490U Expired - Lifetime JP2509217Y2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 田植機の苗載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2509217Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51130365U (ja) * | 1975-03-17 | 1976-10-21 |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP4715490U patent/JP2509217Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH046614U (ja) | 1992-01-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |