JPH0751985Y2 - 乗用田植機 - Google Patents

乗用田植機

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JPH0751985Y2
JPH0751985Y2 JP1988165291U JP16529188U JPH0751985Y2 JP H0751985 Y2 JPH0751985 Y2 JP H0751985Y2 JP 1988165291 U JP1988165291 U JP 1988165291U JP 16529188 U JP16529188 U JP 16529188U JP H0751985 Y2 JPH0751985 Y2 JP H0751985Y2
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敏夫 中尾
陽一朗 西
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は走行機体の上部外側を覆う車体カバーを備える
乗用田植機に関する。
「従来の技術」 従来、実開昭55-87869号公報、並びに特開昭59-164268
号公報、並びに実開昭62-111285号公報に示す如く、走
行車上部外側を車体カバーによって覆うと共に、車体カ
バーを貫通させて変速レバーなどを取付ける技術があっ
た。
「考案が解決しようとする課題」 前記従来技術は、複数のボルトを締付けて車体カバーを
固定させるから、車体カバーの位置合せ並びにボルト締
付け等の作業を車体カバー取付け時に行う必要があり、
また保守作業などにおいて車体カバーを取外したときに
ボルトを紛失し易いと共に、ボルトの不適正な締付けに
より車体カバーの振動等によってボルトが離脱し易い等
の取扱い上及び構造上の問題があった。
「課題を解決するための手段」 然るに、本考案は、走行車の上部外側を一体的に覆うス
テップ用一体形車体カバーを備え、該カバーに各種装置
の操作具の抜けうる着脱用切欠穴を形成する乗用田植機
において、走行車の車体フレーム前部及び中間部及び後
部に複数のステーを一体的に固設させると共に、係脱自
在に嵌合させる凹部及び凸部を前記ステー上面と車体カ
バー下面に対向配置させ、前記凹部及び凸部を介してス
テー上面に上方から車体カバーを係合連結させ、また前
記ステーに車体カバーを着脱自在に固定させるパッチン
鍵を設け、前記凹部及び凸部を介して連結させるステー
と車体カバーをパッチン鍵によって固定させたもので、
車体フレームにステーを介して車体カバーを載せるだけ
で凹部及び凸部の係合により車体カバーの位置合せが行
われ、かつパッチン鍵のロック操作だけで車体カバーが
固定されるから、車体カバー取付け作業を従来よりも簡
略化し得、また従来のように工具を用いることなく車体
カバーの固定及び取外し作業を行い得ると共に、従来の
ように車体カバーを止めるボルトを紛失したりボルトが
緩む等の不具合をなくし得、車体カバー着脱操作性の向
上などを容易に図り得るものである。
「実施例」 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第1図
は車体カバー部の平面説明図、第2図は乗用田植機の側
面図、第3図は同平面図を示し、図中(1)は作業者が
搭乗する走行機体である走行車であり、エンジン(2)
を前側に搭載する車体フレーム(3)後側にミッション
ケース(4)を装備させ、前記エンジン(2)の後方両
側にフロントアクスルケース(5)を介して水田走行用
前輪(6)を支持させると共に、前記ミッションケース
(4)の後方両側にリヤアクスルケース(7)を介し水
田走行用後輪(8)を支持させる。そして前記エンジン
(2)を覆うボンネット(9)両側外方に予備苗載台
(10)を適宜取付けると共に、ステップ(11)を形成す
る車体カバー(12)によって前記アクスルケース(5)
(7)等を覆い、前記ミッションケース(4)上方の前
記車体カバー(12)上部に運転席(13)を取付け、その
運転席(13)の前方で前記ボンネット(9)後部に操向
ハンドル(14)を設ける。
さらに、図中(15)は多条植え用の苗載台(16)並びに
複数の植付爪(17)…などを具有する植付部であり、前
高後低の後傾式の苗載台(16)を案内レール(18)及び
ガイドレール(19)を介して植付ケース(20)に左右往
復摺動自在に支持させると共に、一方向に等速回転させ
るロータリケース(21)を前記植付ケース(20)に支持
させ、該ケース(21)の回転軸芯を中心に対称位置に一
対の植付アームである爪ケース(22)(22)を配設し、
その爪ケース(22)先端に植付爪(17)(17)を取付け
る。また前記植付ケース(20)の前側に回動支点軸を介
して支持フレーム(23)を設け、トップリンク(24)及
びロワーリング(25)を含む三点リンク機構(26)を介
して走行車(1)後側に支持フレーム(23)を連結さ
せ、前記リンク機構(26)を介して植付部(15)を昇降
させる昇降シリンダ(27)を走行車(1)に備え、前記
前後輪(6)(8)を走行駆動して略定速で移動すると
同時に、左右に往復摺動させる苗載台(16)からロータ
リケース(21)の1回転で2本の植付爪(17)(17)に
より2株の苗を取出し、連続的に苗植え作業を行うよう
に構成する。
また、図中(28)は走行変速レバー、(29)は植付操作
レバー、(30)は植付け感度調節レバー、(31)は植付
ストップレバー、(32)は主クラッチペダル、(33)
(33)は左右ブレーキペダル、(34)…は田面均平用フ
ロートであり、植付深さ調節リンク(35)などを介して
植付ケース(20)下側に前記フロート(34)を支持して
いる。
第4図及び第5図に示す如く、前記車体フレーム(3)
は走行車の前端から後端にかけて張設するはしご形のシ
ャシ構造に形成したもので、その車体フレーム(3)の
前側に一体固設される4つのエンジンブラケット(36)
に防振ゴム(37)を挾んでエンジン台(38)の四隅をボ
ルト止め固定し、前記エンジン台(38)上面に前記エン
ジン(2)をボルト止め固定する。そして前記車体フレ
ーム(3)の後側に対向状に一体固設されるミッション
ケースブラケット(39)間に前記ミッションケー(4)
を配備し、そのミッションケース(4)の両側面で前後
及び上下中間部を前記ブラケット(39)にボルト止め固
定し、前記エンジン(2)とミッションケース(4)間
に駆動伝達軸(40)を介設する。
また、前記車体フレーム(3)の中間部より若干前側寄
りにフロントアクスル基板(41)が張設固定され、この
基板(41)下方に前記フロントアクスル(5)を配備す
るもので、前記基板(41)の前端中間部下面と後端中間
部下面に前後アクスルホルダ(42)を対向させてボルト
止め固定し、フロントアクスル(5)の中央部前後フラ
ンジ部(5a)(5b)が前記アクスルホルダ(42)にブッ
シュを介して回動自在に嵌合支持される。そして前記ミ
ッションケース(4)の前面に突出する第1出力軸(4
3)前端とフロントアクスル(5)の後フランジ部(5
b)から突出するこの入力軸(44)とを第2駆動伝達軸
(45)を介して連動連結させる。
また前記フロントアクスル基板(41)の前端中間部から
前方に且つ前上り状に略正方形状のハンドル基板(46)
が延設形成されると共に、この基板(46)の前端がエン
ジン台(38)後端下方に車体フレーム(3)に横架固定
する連結パイプ(42)に一体固設され、さらに前記連結
パイプ(47)とこの前方の横パイプ(48)間に補強フレ
ーム(49)が張設固定されていて、前記ハンドル基板
(46)に前記ハンドル(14)のステアリングボックス
(50)がボルト止め固定され、前輪(6)のタイロッド
(51)に連結するステアリングアーム(52)と前記補強
フレーム(49)間にステアリングシリンダ(53)を介設
する。
一方、前記車体フレーム(3)後端に立設固定される門
形の後フレーム(54)と、ミッションケース(4)前側
部の車体フレーム(3)両側の側板(55)間に両端を一
体固設する横パイプ(56)との間に左右一対の昇降シリ
ンダフレーム(57)が平行に張設固定され、このフレー
ム(57)間に前記昇降シリンダ(27)を配置し、フレー
ム(57)中間の軸受金具(58)に支点軸(59)を介して
揺動自在に前記シリンダ(27)を枢着させる。そして前
記昇降シリンダフレーム(57)の傾斜上端間に横架され
る横軸(60)に前記トップリンク(25)の一端を揺動自
在に枢着させる一方、前記後フレーム(54)の両側部に
設ける筒軸(61)に、昇降アーム(62)下端を一体固設
する前記ロワーリンク(26)の一端を揺動自在に軸着さ
せ、前記昇降アーム(62)の上端に前記昇降シリンダ
(27)のピストンロッド(27a)先端を揺動自在に枢着
させる。
また、前記車体カバー(12)を、車体フレーム(3)に
取付けるためのステー(63)(64)(65)(66)(67)
を設けるもので、車体フレーム(3)前端の横パイプ
(68)に固設するサイドバンパ(69)上端間に前部ステ
ー(63)を、またフロントアクスルケース(5)と固設
するサイドバンパ(81)上端側間に前部支持フレーム
(82)を、またフロントアクスルケース(5)と昇降シ
リンダフレーム(57)間の車体フレーム(3)にブラケ
ット(70)(71)を介して中間部ステー(64)(65)
を、また昇降シリンダフレーム(57)の傾斜上端間に後
部ステー(66)をそれぞれ横架固定すると共に、前記フ
ロントアクスルケース(5)前方の車体フレーム(3)
外側に一体固設する支持パイプ(72)と、前記横パイプ
(68)側端との間に前部左右ステー(67)(67)を配設
し、各ステー(63)(65)(66)の両側上面に植設する
セットピン(73)に前記車体カバー(12)に形成するピ
ン孔(74)を嵌合させて該カバー(12)の取付けを行う
一方、第6図に示す如く、各ステー(63)(65)(66)
の両側部にブラケット(75)を介し取付けるパッチン鍵
(76)を、車体カバー(12)にボルト(77)を介し固設
するフック(78)に係合させることによってその位置固
定を図るように構成している。
ところで、第1図に示す如く前記車体カバー(12)は、
前側部にエンジン(2)及び操向ハンドル(14)などを
挿通させる穴(79)を、また中央の左右両側に前記ペダ
ル(32)(33)を挿通させる切欠穴(80)(81)を、さ
らに後部の左右両側に前記各レバー(28)(29)(30)
(31)を挿通させる切欠穴であるガイド穴(82)(83)
(84)(85)をそれぞれ介設し、ペダル(32)(33)及
び各レバー(28)(29)(30)(31)類などを取外すこ
となく車体カバー(12)を着脱可能に構成している。
上記から明らかなように、走行車(1)の上部外側を一
体的に覆うステップ用一体形車体カバー(12)を備え、
該カバー(12)に各種装置の操作具の抜けうる着脱用切
欠穴(80)〜(85)を形成する乗用田植機において、走
行車(1)の車体フレーム(3)前部及び中間部及び後
部に複数のステー(63)〜(67)を一体的に固設させる
と共に、係脱自在に嵌合させる凹部であるピン孔(74)
及び凸部であるセットピン(73)を前記ステー(63)〜
(67)上面と車体カバー(12)下面に対向配置させ、前
記ピン孔(74)及びセットピン(73)を介してステー
(63)〜(67)上面に上方から車体カバー(12)を係合
連結させ、また前記ステー(63)(65)(66)に車体カ
バー(12)を着脱自在に固定させるパッチン鍵(76)を
設け、前記ピン孔(74)及びセットピン(73)を介して
連結させるステー(63)〜(67)と車体カバー(12)を
パッチン鍵(76)によって固定させている。
また、前記車体カバー(12)には各ステー(63)(64)
(65)(66)(67)の対応する位置に適宜間隔を有して
円形凹部形の取付ボス部(86)を形成し、前記ステー
(63)(64)(65)(66)(67)に各ボス部(86)の下
部突出面を接合させることによって車体カバー(12)と
各ステー(63)〜(67)との接触面積を小さくし、各ス
テー(63)〜(67)に車体カバー(12)を適正に当接さ
せ、車体カバー(12)の形成によるガタや振動音が発生
するのを防止している。
第7図乃至第8図に示す如く、前記昇降シリンダ(27)
の反ロッド側後端にバネ座(87)を固設し、該バネ座
(87)にブラケット(88)を介しガイド軸(89)を取付
けると共に、前記軸受金具(58)に枢支する左右の支点
軸(59)にシリンダ取付用の左右枢着板(90)を固設さ
せ、該左右枢着板(90)の一側に固設するバネ受(91)
に、前記シリンダ(27)の中間部を遊嵌させ、左右枢着
板(90)の他側に開設するガイド長穴(92)に前記軸
(89)を係合軸支させている。そして前記シリンダ(2
7)の外周部でバネ座(82)とバネ受(91)間に圧縮バ
ネ(93)を介設し常時は該バネ(93)の圧縮バネ力によ
り植付部(15)を弾力的に支持して衝撃力の吸収などを
図るように構成している。
また第9図に示す如く、前記バネ(93)を取付時、初期
荷重(F1)を与える如くバネ(93)を予め一定量
(δ1)圧縮つまり歪ました状態で組込むもので、この
初期荷重(F1)状態より前記長孔(92)分バネ(93)が
圧縮されて最大荷重(F2)となるまでの圧縮量(l)
を、初期荷重を0としたときの圧縮量(δ1)に較べ小
さく(l=δ2−δ1)することにより、田面に滑らかに
追従させるべくバネ常数の小さなバネを用いても、従来
のような初期荷重を0として支持するものに比べ、バネ
荷重の大小によって植付部(15)の支持高さが大きく変
化したり、バウンドなどによって植付部(15)がはね上
ったときバネが遊んで植深制御が不可能になる等の不都
合をなくし、図面に滑らかに追従した制御が行われるよ
うに構成している。
さらに、前記昇降シリンダ(27)には油圧上げ(植付上
昇)から油圧中立に自動的に戻すオートリターン機構
(94)を備えるもので、前記昇降シリンダ(27)のピス
トンロッド(27a)側端面にブラケット(95)及び回動
支点軸(96)を介してオートリターンアーム(97)を枢
支させ、該アーム(97)一端側に連結するインナーワイ
ヤ(98)を、前記バネ座(87)のブラケット(88)にア
ウターワイヤ受け金具(99)を介して取付けるアウター
ワイヤ(100)に挿通させ、昇降シリンダ(27)の油圧
バルブ(101)を操作する切換アーム(102)にインナー
ワイヤ(98)を連結させる一方、前記ピストンロッド
(27a)が退入時、前記リターンアーム(97)の他端側
に当接させて前記ワイヤ(98)を引張るアーム押圧板
(103)を、ブラケット(104)及び調節ネジ部材(10
5)を介してピストンロッド(27a)設け、前記操作レバ
ー(29)により切換アーム(102)を油圧バルブ(101)
のスプール(101a)に押し当て退入させるとき、昇降シ
リンダ(27)を縮小させて植付部(15)を上げ動作させ
ると共に、昇降シリンダ(27)のピストンロッド(27
a)が退入しそのストロークエンドに至って前記リター
ンアーム(97)に当接するとき、前記ワイヤ(98)を引
張って前記切換アーム(102)を油圧上げより油圧中立
状態に戻すように構成している。そして前記インナー及
びアウターワイヤ(98)(100)とも昇降シリンダ(2
7)の本体側に設けることによって、前記バネ(93)の
圧縮の影響を受けることのない正確なオートリターン動
作を得るように構成したものである。
第10図に示す如く、前記操作レバー(29)による植付速
度での第1速(U1)・第2速(U2)・第3速(U3)の変
速を行う副変速機構(103a)のディテントアーム(104
a)と、前記主クラッチペダル(32)とを、従来の如き
長穴融通機構を有するロッドに換え、ワイヤ(105a)を
介し連結させるもので、レバー軸(106)に支持する前
記レバー(29)に一体連結させるレバーアーム(107)
と前記フレーム(57)側面間に、前記レバー(29)を第
1速側に戻す作用力(F)を付勢するガススプリングで
あるエアダンパー(108)を張設すると共に、前記レバ
ー(29)に一体連結するディテントプレート(109)の
ディテント溝(109a)に前記アーム(104a)のローラ
(110)を係合させ、前記ペダル(32)にペダルアーム
(111)及びワイヤ(105a)を介してアーム(104a)を
連結させ、常時は前記アーム(104a)のローラ(110)
を一端側支点軸(112)を中心して他端側引張バネ(11
3)のバネ力によりディテントプレート(109)に圧接さ
せ、前記レバー(29)を各変速位置でロックさせると共
に、前記ペダル(32)操作によりレバー(29)のロック
が解除されるとき、前記ダンパー(108)の戻し作用力
(F)によりレバー(29)を第1速(U1)位置に戻し、
次回走行開始時に常に第1速より発進させるように設け
ている。
而して前記ディテントアーム(104a)とペダル(32)間
をワイヤ(105a)により連結することによって、構造簡
単にして軽量且つ低コスト化が図れるばかりでなく組立
及び調節など整備性の向上も図るように構成したもので
ある。
本実施例は上記の如く構成するものにして、前記車体カ
バー(12)を一体構造のものとしてステップとしても活
用させることにより、ステップとして充分な強度を有す
るばかりでなく保守点検での着脱作業のときにも部品点
数も少なくその操作手間を煩わしくすることなく容易に
して簡便に行わしめることができる。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、走行車(1)
の上部外側を一体的に覆うステップ用一体形車体カバー
(12)を備え、該カバー(12)に各種装置の操作具の抜
けうる着脱用切欠穴(80)〜(85)を形成する乗用田植
機において、走行車(1)の車体フレーム(3)前部及
び中間部及び後部に複数のステー(63)〜(67)を一体
的に固設させると共に、係脱自在に嵌合させる凹部(7
4)及び凸部(73)を前記ステー(63)〜(67)上面と
車体カバー(12)下面に対向配置させ、前記凹部(74)
及び凸部(73)を介してステー(63)〜(67)上面に上
方から車体カバー(12)を係合連結させ、また前記ステ
ー(63)(65)(66)に車体カバー(12)を着脱自在に
固定させるパッチン鍵(76)を設け、前記凹部(74)及
び凸部(73)を介して連結させるステー(63)〜(67)
と車体カバー(12)をパッチン鍵(76)によって固定さ
せたもので、車体フレーム(3)にステー(63)〜(6
7)を介して車体カバー(12)を載せるだけで凹部(7
4)及び凸部(73)の係合により車体カバー(12)の位
置合せが行われ、かつパッチン鍵(76)のロック操作だ
けで車体カバー(12)が固定されるから、車体カバー
(12)取付け作業を従来よりも簡略化でき、また従来の
ように工具を用いることなく車体カバー(12)の固定及
び取外し作業を行うことができると共に、従来のように
車体カバー(12)を止めるボルトを紛失したりボルトが
緩む等の不具合をなくすことができ、車体カバー(12)
着脱操作性の向上などを容易に図ることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は車体カバー部の平面説明図、第2図は全体の側
面図、第3図は同平面図、第4図は車体部の側面説明
図、第5図は同平面説明図、第6図はカバーの取付け説
明図、第7図乃至第8図はオートリターン部の説明図、
第9図はオートリターン部における圧縮バネのバネ荷重
と圧縮量との関係を表す説明図、第10図は主クラッチペ
ダル部の説明図である。 (1)…走行車(機体) (3)…車体フレーム (12)…車体カバー (63)(64)(65)(66)(67)…ステー (73)…セットピン(凸部) (74)…ピン孔(凹部) (76)…パッチン鍵 (80)(81)(82)(83)(84)(85)…切欠穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行車(1)の上部外側を一体的に覆うス
    テップ用一体形車体カバー(12)を備え、該カバー(1
    2)に各種装置の操作具の抜けうる着脱用切欠穴(80)
    〜(85)を形成する乗用田植機において、走行車(1)
    の車体フレーム(3)前部及び中間部及び後部に複数の
    ステー(63)〜(67)を一体的に固設させると共に、係
    脱自在に嵌合させる凹部(74)及び凸部(73)を前記ス
    テー(63)〜(67)上面と車体カバー(12)下面に対向
    配置させ、前記凹部(74)及び凸部(73)を介してステ
    ー(63)〜(67)上面に上方から車体カバー(12)を係
    合連結させ、また前記ステー(63)(65)(66)に車体
    カバー(12)を着脱自在に固定させるパッチン鍵(76)
    を設け、前記凹部(74)及び凸部(73)を介して連結さ
    せるステー(63)〜(67)と車体カバー(12)をパッチ
    ン鍵(76)によって固定させたことを特徴とする乗用田
    植機。
JP1988165291U 1988-12-20 1988-12-20 乗用田植機 Expired - Lifetime JPH0751985Y2 (ja)

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JPS59164268A (ja) * 1983-03-09 1984-09-17 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 乗用田植機
JPS62111285U (ja) * 1985-12-30 1987-07-15

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