JP3525868B2 - 乗用動力農機 - Google Patents

乗用動力農機

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JP3525868B2
JP3525868B2 JP2000208362A JP2000208362A JP3525868B2 JP 3525868 B2 JP3525868 B2 JP 3525868B2 JP 2000208362 A JP2000208362 A JP 2000208362A JP 2000208362 A JP2000208362 A JP 2000208362A JP 3525868 B2 JP3525868 B2 JP 3525868B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車体を被うカバー
を有する乗用田植機の技術分野に属する。 【0002】 【従来の技術】従来、機体を被うカバーを有する乗用動
力農機において、該カバーに乗用フロアを形成したもの
があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
機体を被うカバーは一体に形成されており、そのカバー
が大型の構成となって取扱いが困難であると共に、カバ
ーを取り外して整備・補修を行なう場合に作業性が悪い
ものであった。 【0004】また、乗用動力農機は、圃場を走行するた
め車高が高く設けられる。そのため、乗用フロア上面は
機体の高い位置に設けられ、乗降車が行ないにくい。そ
こで、車体の左右両側部に乗用フロアより低い補助ステ
ップを別途設けて、乗降車を行いやすくしていた。しか
し、このような補助ステップは、機体フレームに固着し
た乗用フロアとは別体のもので構成されており、部品点
数が多くなり、また、機体の軽量化にも妨げになる構成
であった。 【0005】そこで、本発明は、機体を被うカバーを適
切な位置で分割構成して、機体のメンテナンス等が容易
に行なえるようにすると共に、作業性が良くて然も軽量
な構成の乗用田植機を得ることを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、左右の前輪12,12及び
後輪1 6,16を備えた車体を被うカバー40に乗用フ
ロア41を形成すると共に、前記カバー40に乗用フロ
ア41から隆起する前カバー部42と後カバー部43と
を設け、前カバー部42の上方にステアリングホイ−ル
13bを設け、後カバー部43の上方に操縦席52を設
け、ステアリングホイール13bの後端よりも機体前方
側で機体の前部に設けたミッションケース5から外方に
突設された左右フロントアクスルケース10,10の上
方近くでカバー40を前部カバー40aと後部カバー4
0bとにより分割構成し、前部カバー40aを後部カバ
ー40bよりも平面視で小さく構成すると共に、後カバ
ー部43の全て及び機体平面視で操縦席52の前側から
左右側部に至る乗用フロア41部分を後部カバ−40b
に形成し、該後部カバー40bの前後方向で略中央の左
右両側で機体平面視で操縦席52の左右側部に位置する
乗用フロア41部分の外側方には乗用フロア41よりも
低い乗降車用のステップ44を機体側面視で前輪12と
後輪16との間に位置させて形成し、ステップ44を機
体側面視で前輪12の外周に略々沿った前連結部と後輪
16の外周に略々沿った後連結部とでステップ面を支持
した形状とし、前記後連結部を後カバー部43の左右方
向側方に形成し、車体後部に設けた支持枠81に対して
回動する上リンク82及び下リンク83の後端部に取り
付けた連結枠85に田植装置3を装着して該田植装置3
が車体の後側で昇降する構成とし、田植装置3には
側に傾斜する苗載台91と該苗載台91上の苗を一株づ
つ取り出して圃場に植え付ける植付杆92とフロ−ト9
5,96,96とを備え、前記支持枠81に対する上リ
ンク82の回動支点を下リンク83の回動支点より前側
に配置し、連結枠85を前側に傾斜させ、後輪16,1
6の車軸及び上リンク82並びに下リンク83の回動支
点を後部カバー40bの後端より前側に位置させたこと
を特徴とする乗用田植機としたものである。 【0007】 【作用効果】請求項1記載の発明は、車体を被うカバー
40に乗用フロア41を形成すると共に、前記カバー4
0に乗用フロア41から隆起する前カバー部42と後カ
バー部43とを設け、前カバー部42の上方にステアリ
ングホイ−ル13bを設け、後カバー部43の上方に操
縦席52を設け、機体側面視でステアリングホイール1
3bの後端よりも機体前方側で機体の前部に設けたミッ
ションケース5から外方に突設された左右フロントアク
スルケース10,10の上方近くでカバー40を前部カ
バー40aと後部カバー40bとにより分割構成し、前
部カバー40aを後部カバー40bよりも平面視で小さ
く構成すると共に、後カバー部43の全て及び機体平面
視で操縦席52の前側から左右側部に至る乗用フロア4
1部分を後部カバ−40bに形成したものであるから、
機体を被うカバーを一体に形成した場合に比して、前後
分割構成としたのでカバー40a・40bの取り扱いが
容易であり、生産時やメンテナンス時に作業性が良い。
しかも、カバー40にはフロア41から隆起する前カバ
ー部42と後カバー部43とを設けたので、該カバー4
0の強度が向上する。また、前部カバー40aが機体側
面視でステアリングホイール13bの後端よりも機体前
方側に位置し、且つ、後部カバー40bよりも平面視で
小さく構成したので、機体前部側から前部カバー40a
の着脱が容易に行なうことができ、機体の前部には各種
伝動構成部材が配置されているが、その補修が容易とな
り、効率の良い補修作業が行なえる。そして、前部カバ
ー40aを後部カバー40bよりも平面視で小さく構成
したが、機体の前部に設けたミッションケース5から外
方に突設された左右フロントアクスルケース10,10
の上方近くに前部カバー40aと後部カバー40bとの
分割部を配置したものであるから、ミッションケース5
から外方に突設された左右フロントアクスルケース1
0,10の上方近くに沿って前部カバー40aと後部カ
バー40bとの分割部が位置することとなり、簡潔な構
成で安定良く該前部カバー40aの後端部側と後部カバ
ー40bの前端部側との接合部を支持する構成が可能と
なる。 【0008】更に、後部カバー40bの前後方向で略中
央の左右両側で機体平面視で操縦席52の左右側部に位
置する乗用フロア41部分の外側方には乗用フロア41
よりも低い乗降車用のステップ44を機体側面視で前輪
12と後輪16との間に位置させて形成し、ステップ4
4を機体側面視で前輪12の外周に略々沿った前連結部
と後輪16の外周に略々沿った後連結部とでステップ面
を支持した形状とし、前記後連結部を後カバー部43の
左右方向側方に形成したので、後部カバー40bに小型
でコンパクトな簡潔な構成で乗降車用のステップ44を
得ることができ、該ステップ44と前後方向で重複させ
た位置に操縦席52を配置して機体の前後長を短くした
構成としながら、作業者は、乗降車用のステップ44と
操縦席52の左右側部に位置する乗用フロア41部分と
を使って機体側方と操縦席52との間の乗り降りが容易
に行えて、作業性が良い。また、後部カバー40bの前
後方向で略中央の左右両側に乗降車用のステップ44を
形成したので、後部カバー40bの強度が向上し製造や
組立が容易になり、部品点数が削減されて安価で軽量な
乗用田植機を得ることができる。更に、前連結部及び後
連結部により前輪12及び後輪16に足が触れないよう
にして安全に乗降車できる。更に、後連結部を後カバー
部43の前後方向で略中央の左右方向側方に形成したの
で、後連結部が機体カバー40の強度の大きい位置に形
成され、ステップ44のステップ面を強固に支持でき
る。 【0009】また、車体後部に設けた支持枠81に対し
て回動する上リンク82及び下リンク83の後端部に取
り付けた連結枠85に田植装置3を装着して該田植装置
3が車体の後側で昇降する構成とし、該田植装置3には
前側に傾斜する苗載台91と該苗載台91上の苗を一株
づつ取り出して圃場に植え付ける植付杆92とフロ−ト
95,96,96とを備え、前記支持枠81に対する上
リンク82の回動支点を下リンク83の回動支点より前
側に配置し、連結枠85を前側に傾斜させているので、
連結枠85と苗載台91とを近づけて配置することがで
きて、機体の前後長を短くすることができる。しかも、
連結枠85の傾斜に合わせて支持枠81に対する上リン
ク82の回動支点を下リンク83の回動支点より前側に
配置しているので、上リンク82及び下リンク83の回
動により田植装置3を前後傾斜姿勢をあまり変化させず
に昇降させることができる。更に、後輪16,16の車
軸及び上リンク82並びに下リンク83の回動支点を後
部カバー40bの後端より前側に位置させているので、
上リンク82及び下リンク83を田植装置3を昇降させ
るのに必要なリンク長としながら、田植装置3を前側の
後部カバー40bに近づけて配置することができ、機体
の前後長を短くすることができると共に、後部カバー4
0b上から苗載台91への苗補給が容易になる。 【0010】 【発明の実施の形態】図1乃至図8は本発明の一実施例
をあらわすもので、動力農機2の後部に田植え用の作業
機部分3を装着して乗用田植機1として使用する状態を
あらわしている。 【0011】動力農機2は、機体の前部にミッションケ
ース5とこれに一体のデフケース9を配し、該デフケー
スの両側面部から左右のフロントアクスルケース10,
10が外方に突設され、その端部に前輪支持ケース1
1,11が変向可能に垂設され、該前輪支持ケースの下
端部に左右の前輪12,12がそれぞれ軸支されてい
る。ミッシヨンケース5の前部にはステアリングケース
13が設けられており、それから上向きに突設したステ
アリングシャフト13aの上端部にステアリングホイー
ル13bが取り付けられている。 【0012】また、デフケース9の背面部には後方に延
出する主フレーム7の前端部が固着連結されており、該
主フレームの後端部にリヤケース14が設けられてい
る。該リヤケースの左右両端部にチェンケース15,1
5が後向きに取り付けられ、その後端部に左右の後輪1
6,16がそれぞれ軸支されている。リヤケース14は
側面視で前輪12と後輪16のほぼ中間に位置し、該リ
ヤケースにエンジンベース19が水平に取り付けられ、
その上にエンジン20が設置されている。 【0013】エンジンの出力軸22は前方に突設され、
その延長軸23がミッションケース5の上方を通して前
方に設けられている。図3および図4に示す如く、この
延長軸23の下方には、ミッションケース5から前方に
突設したミッション入力軸24および該入力軸とほぼ同
一高さのカウンタ軸25が設けられており、延長軸23
の回転動力がカウンタ軸25を介してミッション入力軸
24にベルト伝動される。すなわち、このベルト式伝動
装置Aは、延長軸のプーリ23aとカウンタ軸のプーリ
25aとの間には1本のベルト27が張架され、カウン
タ軸のプーリ25aとミッション入力軸のプーリ24a
との間には2本のベルト28,29が張架されている。
カウンタ軸25からミッション入力軸24への伝動機構
は副変速兼ベルトクラッチとして構成されており、テン
ションプーリ30で何れかのベルト(28,29)を緊
張させて低速または高速伝動を行なうクラッチ入の状態
と、両方のクラッチをともに弛ませて伝動を停止するク
ラッチ切の状態に切り替えられるようになっている。 【0014】ミッション入力軸24からミッシヨンケー
ス5に入力された動力は走行系出力と作業系出力として
取り出される。走行系出力はデフケース9で前輪駆動出
力と後輪駆動出力に分けられ、前輪駆動出力はフロント
アクスルケース10、前輪支持ケース11内の伝動手段
を介して前輪12に伝えられ、また後輪駆動出力は後輪
伝動軸32を介してリヤケース14に伝えられ、該リヤ
ケースおよびチェンケース15内の伝動手段を介して後
輪16に伝えられる。一方、作業系出力は作業部伝動軸
33を経由して機体の後端部に伝えられ、ここからPT
O軸34を介して後記作業磯部分3に伝えられる。 【0015】以上のように構成されたシャシに被せられ
るカバー40は、平坦に形成された乗用フロア41と、
該フロアから隆起し機体前端部の上部を覆うフロントカ
バー部42と、エンジン20等の上部を覆うエンジンカ
バー部43とからなり、前輪12と後輪16の間隔部に
位置するフロア41の左右両側部に、該フロアよりも一
段低い乗降車用のステップ44,44が形成されてい
る。 【0016】フロントカバー部42からはステアリング
シャフト13aを内包するステアリングポスト46が上
向きに実設されその周囲にステアリングポストカバー4
7が設けられている。ステアリングポストカバー47の
上端部には、前記ステアリングホイール13b、各種操
作レバーやメータ類が取り付けられた操作パネル48、
ヘッドライト49等が設けられている。また、ステアリ
ングポスト46よりも若干後方位置の左右足下部には操
作ペダル50,…が設けられている。これらステアリン
グホイール13b、操作パネル48、操作ペダル50,
…に対向させて、エンジンカバー部43の上に操縦席5
2が設置されている。なお、エンジンカバー部43の後
部には後記リンク装置80が収容される切欠部43aが
形成され、フロアの後端部41a,41aは後輪16,
16を避けた傾斜状に形成されている。 【0017】図5に示す如く、このカバー40は分割面
XーXに沿って前後に分離されている。この分割面Xー
Xは、ステアリングポスト46の近傍でフロントカバー
部42を前後に分割する面と、前輪軸の直上部を通りフ
ロア41の左右両側部を前後に分割する面と、両者を結
ぶ前後方向の面とで構成されている。したがって、前部
カバー40aは平面視で概略凹字形で、固定用のボルト
等を抜いた状態で前方に移動させることにより、容易に
機体から取り外すことができる。図中の53,54は操
作ペダル50,…を配設するための切欠部である。 【0018】前部カバー40aは、機体の前端両側部に
設けた重量バランス調整用のウェイト56,56と、フ
ロントアクスルケース10,10に固定した水平な前部
ステー57に載置した状態で支持されている。また、後
部カバー40bは、前記前部ステー57、リヤケース1
4の側部に突設した横フレーム58から立設した中央ス
テー59,59、および左右のチェンケース15,15
から立設した後部ステー60,60の上に載置した状態
で支持されているとともに、前記横フレーム58,58
の両端部でステップ44,44が支持されている。すな
わち、前部カバー40aの後端部と後部カバー40bの
前端部は共通の支持部材である前部ステー57によって
支持されている。したがって、取付状態において両者に
段差が生じず、しかも支持部材を共用させることによ
り、部品数の少ない簡単な構造となっている。さらに、
前部ステー57はフットブレーキ等の操作ペダルの戻り
を受けて停止位置を決めるための部材としても利用され
ている。なお、後部ステー60による後部カバー40b
の支持部の構造は、図8に示す如く板ばね式のパッチン
錠62によってステーとカバーとを結合するピン63を
固定する方式で、ワンタッチでカバーを機体に固定する
ことができるようになっている。 【0019】また、ステアリングポストカバー47も前
後中心の近傍で前部分47aと後部分47bに分割され
ている。後部分47bが後部カバー40bに固定して設
けられているのに対し、前部分47aは後部分47bに
着脱自在に取り付けられている。その取付部の構造は、
図6に示す如く、後部分47bの縁部に沿って複数のボ
ルト受65,…が設けられているとともに、該ボルト受
に対応させて前部分47aの縁部にU字形の切欠部6
6,…が形成されており、両部分の縁部同士を重ね合わ
せた状態でボルト67をボルト受65に締着することに
より両者が一体化されている。したがって、ボルト6
7,…を緩めると、前部分47aを前方に引き抜いて取
り外すことができ、内部に収められているケーブル類等
の点検を容易に行なうことができる。なお、操作パネル
48およびヘッドライト49は後部分47b側に取り付
けられているため、前部分47aを取り外してもこれら
はそのままである。 【0020】この動力農機のエンジン20はリコイルモ
ータによる起動方式であって、リコイルモータ70から
繰り出されたロープ71の先端部に取り付けたノブ72
が操縦席52の側方のフロア上に設けられている。図7
はその操作部の構造をあらわすもので、エンジンベース
19から側方に突設したフレーム74に筒状のローブ保
持体75とロープ76が支持されており、リコイルモー
タ70から斜め下方に繰り出されたロープ71は、ロー
ラ76で上向きに向きを変えられ、ロープ保持体75の
内部を通ってフロア41上に達している。ロープ71は
リコイルモータ側に付勢されているため常時はノブ72
がロープ保持体75の上端部に形成されたノブ受座77
に係合した状態となっている。ロープ保持体75の上部
にはカバー受部78が一体に設けられており、この部分
に後部カバー40bがボルトで取り付けられるようにな
っている。なお、図中の79はロープ保持体75の外周
部に形成された縦方向のスリットで、後部カバー40b
の着脱時、このスリットを通してロープ71をロープ保
持体75から外しておくと、作業が容易である。 【0021】動力農機2の後部には、農作業機部分3を
支持するとともに適宜昇降させるリンク装置80が設け
られている。このリンク装置80は、機体に固定されて
いる支持枠81に上リンク82と下リンク83が回動自
在に支持され、これら上下リンクの後端部に作業機部分
を装着する連結枠85が取り付けられている。連結枠8
5の下端部には作業機部分を回動自在に支持するローリ
ング軸86が突設されている。リヤケース14の背面部
と上リンクのリンクベース82aとの間に設けられた油
圧シリンダを伸縮させることにより、連結枠85がほぼ
一定姿勢に保持されたままで上下動させられ、これに装
着した作業機部分3が昇降させられる。 【0022】作業機部分3は田植え用のものであって、
PTO軸34を介して動力農機側から伝動される伝動ケ
ース90と、該伝動ケースの上方に前側が上位となるよ
うに傾斜して設けられている苗載台91と、先端部に苗
を挾持する植付爪92aが設けられ、所定の軌跡を描き
ながら上下動しつつ苗載台91上の苗を一株づつ取り出
して圃場に植え付けてゆく植付杆92とを備え、前記伝
動ケース90の下側には作業機部分の機体を水田面上に
支持するセンターフロート95と左右一対のフロート9
6,96が上下に回動自在に枢着されている。センター
フロート95の前部には上下動検出用のロッド97が取
り付けられており、フロートが上動すると前記油圧シリ
ンダ87を伸長させて作業機部分3を持ち上げ、逆にフ
ロートが下動すると油圧シリンダ87を収縮させて作業
機部分3を下降させるようになっている。
【図面の簡単な説明】 【図1】乗用田植機の側面図である。 【図2】乗用田植機の平面図である。 【図3】要部の正面図である。 【図4】要部の側面図である。 【図5】カバーの平面図である。 【図6】ステアリングポストカバーの説明図である。 【図7】リコイル操作部を示す図で、(a)は正面断面
図、(b)は側面図、(c)は要部の平面図である。 【図8】カバー支持部の説明図である。 【符号の説明】1…乗用田植機、 2…動力農機、3…作業機部分(田植
装置)、5…ミッションケース、10…フロントアクス
ルケース、12…前輪、13b…ステアリングホイ−
ル、16…後輪40…カバー40a…前部カバー
40b…後部カバー41…フロア、42…フロントカ
バ−部、43…エンジンカバ−部、44…ステップ
2…操縦席、81…支持枠、82…上リンク、83…下
リンク、85…連結枠、91…苗載台、92…植付杆、
95…センタ−フロ−ト、96…フロ−ト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−112911(JP,A) 特開 昭59−216770(JP,A) 実開 昭62−38725(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 49/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 左右の前輪12,12及び後輪16,1
    6を備えた車体を被うカバー40に乗用フロア41を形
    成すると共に、前記カバー40に乗用フロア41から隆
    起する前カバー部42と後カバー部43とを設け、前カ
    バー部42の上方にステアリングホイ−ル13bを設
    け、後カバー部43の上方に操縦席52を設け、ステア
    リングホイール13bの後端よりも機体前方側で機体の
    前部に設けたミッションケース5から外方に突設された
    左右フロントアクスルケース10,10の上方近くでカ
    バー40を前部カバー40aと後部カバー40bとによ
    り分割構成し、前部カバー40aを後部カバー40bよ
    りも平面視で小さく構成すると共に、後カバー部43の
    全て及び機体平面視で操縦席52の前側から左右側部に
    至る乗用フロア41部分を後部カバ−40bに形成し、
    後部カバー40bの前後方向で略中央の左右両側で機
    体平面視で操縦席52の左右側部に位置する乗用フロア
    41部分の外側方には乗用フロア41よりも低い乗降車
    用のステップ44を機体側面視で前輪12と後輪16と
    の間に位置させて形成し、ステップ44を機体側面視で
    前輪12の外周に略々沿った前連結部と後輪16の外周
    に略々沿った後連結部とでステップ面を支持した形状と
    し、前記後連結部を後カバー部43の左右方向側方に形
    成し、車体後部に設けた支持枠81に対して回動する上
    リンク82及び下リンク83の後端部に取り付けた連結
    枠85に田植装置3を装着して該田植装置3が車体の後
    側で昇降する構成とし、田植装置3には前側に傾斜す
    る苗載台91と該苗載台91上の苗を一株づつ取り出し
    て圃場に植え付ける植付杆92とフロ−ト95,96,
    96とを備え、前記支持枠81に対する上リンク82の
    回動支点を下リンク83の回動支点より前側に配置し、
    連結枠85を前側に傾斜させ、後輪16,16の車軸及
    び上リンク82並びに下リンク83の回動支点を後部カ
    バー40bの後端より前側に位置させたことを特徴とす
    る乗用田植機。
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