JP2540704Y2 - 乗用田植機の車体フレーム装置 - Google Patents

乗用田植機の車体フレーム装置

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JP2540704Y2
JP2540704Y2 JP1990111474U JP11147490U JP2540704Y2 JP 2540704 Y2 JP2540704 Y2 JP 2540704Y2 JP 1990111474 U JP1990111474 U JP 1990111474U JP 11147490 U JP11147490 U JP 11147490U JP 2540704 Y2 JP2540704 Y2 JP 2540704Y2
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正和 荒木田
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は前後輪の上側を覆う左右の補助デッキを本機
カバーの左右両側に配設するようにした乗用田植機の車
体フレーム装置に関する。
「従来の技術」 従来、実開昭57−53973号公報に示す如く、本機の左
右側部に補助デッキを設ける技術がある。
「考案が解決しようとする課題」 前記従来技術は、車体フレームと後輪車軸にステップ
フレームを連結させて補助デッキを後輪の前方と機外側
に設けるから、後輪を脱着するときはステップフレーム
を取外す必要があると共に、ステップフレームを畦など
に衝突させることにより、後輪車軸が変形損傷する不具
合がある。また、後輪上側が開放されているから、後輪
から補助デッキ上面に泥土が飛散して滑り易い等の不具
合もある。
「課題を解決するための手段」 然るに、本考案は、乗降用ステップを中間に設ける平
面視U字形の左右一対のステップフレーム両端部を、前
後方向に延設させる車体フレーム機外側面に固定させ、
後輪の前方側でこれよりも機外側方にステップフレーム
中間部を突出させると共に、車体フレーム後側に立設さ
せる支柱部材上端側にアシストバーを設け、前記ステッ
プフレーム及び支柱部材の上面側に取付ける補助デッキ
の前後端部を前後輪上側に延設させ、また車体フレーム
上側の車体カバー上面と左右補助デッキ上面とを略面一
に形成し、車体カバー両側の左右補助デッキの各後端部
上面側で左右方向に前記アシストバーを延設させたこと
を特徴とする。
「作用」 従って、車体フレームにステップフレーム両端を固定
させるから、ステップフレームを取付けた状態で後輪を
脱着し得、またステップフレームが畦などに衝突しても
後輪車軸が損傷することがなく、修理などを容易に行い
得ると共に、補助デッキを前後輪上側に延設させるから
後輪から飛散する泥土で補助デッキ上面側が汚れるのを
防止し得、さらに左右補助デッキの各後端を支える左右
支柱部材をアシストバーの連結部材兼用によって容易に
補強し得、車体カバー上面を略面一な補助デッキ上面に
よって拡大してこれらの上面側での作業性の向上などを
容易に図り得るものである。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は補助デッキ部の平面説明図、第2図は乗用田植
機の全体側面図、第3図は同平面図を示し、図中(1)
は作業者が搭乗する走行車であり、エンジン(2)を搭
載する車体フレーム(3)後端をミッションケース
(4)に連設させ、前記ミッションケース(4)の前方
両側にアクスルケース(5)を介して水田走行用前輪
(6)を支持させると共に、前記ミッションケース
(4)の後部両側に伝動ケース(7)を介して水田走行
用後輪(8)を支持させる。そして前記エンジン(2)
等を覆うボンネット(9)両側に予備苗載台(10)を取
付けると共に、ステップ(11)を形成する車体カバー
(12)によって前記伝動ケース(7)等を覆い、前記車
体カバー(12)上部に運転席(13)を取付け、その運転
席(13)の前方で前記ボンネット(9)後部に操向ハン
ドル(14)を設ける。
また、図中(15)は8条植え用の苗載台(16)並びに
複数の植付爪(17)などを具備する植付部であり、前高
後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(16)を下部レール
(18)及びガイドレール(19)を介して植付ケース(2
0)に左右往復摺動自在に支持させると共に、一方向に
等速回転させるロータリケース(21)を前記植付ケース
(20)に支持させ、該ケース(21)の回転軸芯を中心に
対称位置に設ける一対の爪ケース(22)(22)先端に植
付爪(17)(17)を取付ける。また前記植付ケース(2
0)の前側にローリング支点軸(23)を介して支点プレ
ート(24)を設け、トップリンク(25)及びロワーリン
ク(26)を含む三点リンク機構(27)を介して走行車
(1)後側に支点プレート(24)を連結させると共に、
前記リンク機構(27)に植付部(15)を昇降させる昇降
シリンダ(28)を連結させ、前記前後輪(6)(8)を
走行駆動して略定速で移動すると同時に、左右に往復摺
動させる苗載台(16)から一株分の苗を植付爪(17)に
よって取出し、連続的に苗植え作業を行うように構成す
る。
また、図中(29)は走行変速レバー、(30)は植付操
作レバー、(31)は走行クラッチペダル、(32)(32)
は左右ブレーキペダル、(33)…は田面均平用フロー
ト、(34)は植付部(15)の左右両側に備える左右の筋
引マーカである。
第4図乃至第5図にも示す如く、前後輪(6)(8)
の上側を覆う左右の補助デッキ(35)(35)を車体カバ
ー(12)の両側に配設させるもので、該デッキ(35)は
中央部より前側に補助ステップ(36)を一体に形成する
と共に、該デッキ(35)前端の下縁中央に切欠部(37)
を形成して、前輪(6)がスイングした場合などでの該
デッキ(35)前端部と前輪(6)との干渉を回避させる
と共に、運転席(13)位置より切欠部(37)を介して前
輪(6)を良好に目視することによって、前輪(6)の
切れ角の確認を容易に可能とするように構成している。
また、前記デッキ(35)を車体フレーム(3)に支持
する門形の横ステー(38)を設けるもので、該ステー
(38)は基端の前後固定取付板(39)(40)を、車体フ
レーム(3)外側に突設するブラケット(41)(42)に
ボルト(43)を介して取外し自在にそれぞれ固定し、該
ステー(38)の前側パイプ部(38a)に左右縦フレーム
(44a)(44b)を介して水平な前後のステップ補強支持
板(45)(46)を固定させ、前記デッキ(35)の補助ス
テップ(36)を該支持板(45)(46)上にボルト(47)
を介して取外し自在に取付固定させると共に、これらボ
ルト(47)上面をステップ敷板(48)で覆うように構成
している。
さらに、前記ステー(38)の先端側を略90度下方向に
折曲げ形成して、この折曲げた先端縦パイプ部(38b)
に作業者用の乗降ステップ(49)を設けている。
またさらに、前記伝動ケース(7)にブラケット(5
0)を介し後パイプ(51)を立設固定し、該パイプ(5
1)上端の横パイプ材(51a)にブラケット(52)及びボ
ルト(47)を介し前記デッキ(35)の後端部を固定支持
させる一方、前記横パイプ材(51a)にブラケット(5
2)に、苗載台(16)に予備苗載台(10)の予備苗を受
継ぎさせる際などに用いる門形のアシストバー(53)を
固定させている。
前記アシストバー(53)は横パイプ部の両端コーナ部
(53a)を鈍角(θ)に折曲げて後面視台形状に形成し
て、前記苗載台(16)の左右最外側の各1条分が内方側
に略90度折曲げられて収納状態となるとき、この折曲台
(16a)とコーナ部(53a)との干渉を回避させて、苗載
台(16)の左右巾を最大縮小させた状態での折畳みを可
能とさせるように構成したものである。また前記アシス
トバー(53)は補助デッキ(35)の後部側より後方に延
設させてその安全保護を図っている。上記から明らかな
ように、乗降用ステップ(49)を中間に設ける平面視U
字形の左右一対のステップフレームである横ステー(3
8)(38)両端部を、前後方向に延設させる車体フレー
ム(3)機外側面に固定させ、後輪(8)の前方側でこ
れよりも機外側方に横ステー(38)中間部を突出させる
と共に、車体フレーム(3)後側に立設させる支柱部材
である後パイプ(51)上端側にアシストバー(53)を設
け、前記ステー(38)及び後パイプ(51)の上面側に取
付ける補助デッキ(35)の前後端部を前後輪(6)
(8)上側に延設させ、また車体フレーム(3)上側の
車体カバー(12)上面と左右補助デッキ(35)(35)上
面とを略面一に形成し、車体カバー(12)両側の左右補
助デッキ(35)(35)の各後端部上面側で左右方向に前
記アシストバー(53)を延設させ、車体フレームに横ス
テー(38)両端を固定させるから、横ステー(38)を取
付けた状態で後輪を脱着でき、また横ステー(38)が畦
などに衝突しても後輪(8)車軸が損傷することがな
く、修理などを容易に行えると共に、補助デッキ(35)
を前後輪(6)(8)上側に延設させるから後輪(8)
から飛散する泥土で補助デッキ(35)上面側が汚れるの
を防止し、さらに左右補助デッキ(35)(35)の各後端
を支える左右の後パイプ(51)(51)をアシストバー
(53)の連結部材兼用によって補強でき、車体カバー
(12)上面を略面一な補助デッキ(35)上面によって拡
大してこれらの上面側での作業性の向上などを図れるよ
うに構成している。
本実施例は上記の如く構成するものにして、前記補助
デッキ(35)は前後輪(6)(8)間略中央で車体フレ
ーム(3)より左右横方向に突出させる横ステー(38)
に支持させることによって前後輪(6)(8)との干渉
が確実に回避されるもので、また比較的強度を要する補
助デッキ(35)における補助ステップ(36)は、前記横
ステー(38)に固設する支持板(45)(46)によって下
側から強固にされてその安全確保が図られる。またこの
ように補助デッキ(35)と補助ステップ(36)を一体型
とすることによって、別途補助ステップ(36)を後付け
する必要もなく、これら総重量の軽減化も図ることがで
きる。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、乗降用ステ
ップ(49)を中間に設ける平面視U字形の左右一対のス
テップフレーム(38)(38)両端部を、前後方向に延設
させる車体フレーム(3)機外側面に固定させ、後輪
(8)の前方側でこれよりも機外側方にステップフレー
ム(38)中間部を突出させると共に、車体フレーム
(3)後側に立設させる支柱部材(51)上端側にアシス
トバー(53)を設け、前記ステップフレーム(38)及び
支柱部材(51)の上面側に取付ける補助デッキ(35)の
前後端部を前後輪(6)(8)上側に延設させ、また車
体フレーム(3)上側の車体カバー(12)上面と左右補
助デッキ(35)(35)上面とを略面一に形成し、車体カ
バー(12)両側の左右補助デッキ(35)(35)の各後端
部上面側で左右方向に前記アシストバー(53)を延設さ
せ、車体フレーム(3)にステップフレーム(38)両端
を固定させるから、ステップフレーム(38)を取付けた
状態で後輪(8)を脱着でき、またステップフレーム
(38)が畦などに衝突しても後輪(8)車軸が損傷する
ことがなく、修理などを容易に行うことができると共
に、補助デッキ(35)を前後輪(6)(8)上側に延設
させるから後輪(8)から飛散する泥土で補助デッキ
(35)上面側が汚れるのを防止でき、さらに左右補助デ
ッキ(35)(35)の各後端を支える左右の支柱部材(5
1)(51)をアシストバー(53)の連結部材兼用によっ
て容易に補強でき、車体カバー(12)上面を略面一な補
助デッキ(35)上面によって拡大してこれらの上面側で
の作業性の向上などを容易に図ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は補助デッキ部の平面説明図、第2図は全体の側
面図、第3図は同平面図、第4図は補助デッキ部の側面
説明図、第5図は同背面説明図である。 (3)……車体フレーム (6)……前輪 (8)……後輪 (12)……カバー (35)……補助デッキ (38)……横ステー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗降用ステップ(49)を中間に設ける平面
    視U字形の左右一対のステップフレーム(38)(38)両
    端部を、前後方向に延設させる車体フレーム(3)機外
    側面に固定させ、後輪(8)の前方側でこれよりも機外
    側方にステップフレーム(38)中間部を突出させると共
    に、車体フレーム(3)後側に立設させる支柱部材(5
    1)上端側にアシストバー(53)を設け、前記ステップ
    フレーム(38)及び支柱部材(51)の上面側に取付ける
    補助デッキ(35)の前後端部を前後輪(6)(8)上側
    に延設させ、また車体フレーム(3)上側の車体カバー
    (12)上面と左右補助デッキ(35)(35)上面とを略面
    一に形成し、車体カバー(12)両側の左右補助デッキ
    (35)(35)の各後端部上面側で左右方向に前記アシス
    トバー(53)を延設させたことを特徴とする乗用田植機
    の車体フレーム装置。
JP1990111474U 1990-10-23 1990-10-23 乗用田植機の車体フレーム装置 Expired - Lifetime JP2540704Y2 (ja)

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