JP2521032Y2 - トラクタ用サブバルブの取付け構造 - Google Patents
トラクタ用サブバルブの取付け構造Info
- Publication number
- JP2521032Y2 JP2521032Y2 JP946891U JP946891U JP2521032Y2 JP 2521032 Y2 JP2521032 Y2 JP 2521032Y2 JP 946891 U JP946891 U JP 946891U JP 946891 U JP946891 U JP 946891U JP 2521032 Y2 JP2521032 Y2 JP 2521032Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sub
- valve
- fender
- mounting
- tractor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、トラクタの作業機制御
用サブバルブの取付け構造に係り、特にサブバルブの配
置取付け構成に工夫をこらし、サブバルブの操作性の向
上と安全性を図るようにした。
用サブバルブの取付け構造に係り、特にサブバルブの配
置取付け構成に工夫をこらし、サブバルブの操作性の向
上と安全性を図るようにした。
【０００２】
【従来の技術】従来、作業機制御用サブバルブは単にフ
ェンダー上に配置しただけのものが知られている。とこ
ろが、このものは、単にフェンダー上にサブバルブを取
付けただけであり運転席から操作しようとする場合、サ
ブバルブの操作レバーが操作しにくかったり、また安全
フレームとの関係位置が考慮されていない為、万一機体
が転倒したような時にサブバルブを破損する等の恐れが
あった。また方向指示器はフェンダー上に固定されただ
けで保護する部材がなく、走行中等に他物と接触し傷つ
けられることがあった。
ェンダー上に配置しただけのものが知られている。とこ
ろが、このものは、単にフェンダー上にサブバルブを取
付けただけであり運転席から操作しようとする場合、サ
ブバルブの操作レバーが操作しにくかったり、また安全
フレームとの関係位置が考慮されていない為、万一機体
が転倒したような時にサブバルブを破損する等の恐れが
あった。また方向指示器はフェンダー上に固定されただ
けで保護する部材がなく、走行中等に他物と接触し傷つ
けられることがあった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記の如き
実状に鑑み、従来の欠点を解消すべく創案されたもので
あって、その目的とするところは、作業機制御用サブバ
ルブをフェンダー上に立設した安全フレームの基部後端
より前方でかつミッションケースより上方の運転席の後
部側方にサブバルブを配置し、トラクタの万一の転倒時
においてもサブバルブが破損するようなこともなく、ま
た作業機を制御する操作レバーを運転席の側方の操作し
易い位置とすることにより、その操作性を向上させると
共に、サブバルブ取付け部材を後方視門型状となしてそ
の内方に方向指示器の少なくとも一部が入込むよう取付
けたので、方向指示器が他物と接触するのを極力回避で
きるようにしたものである。
実状に鑑み、従来の欠点を解消すべく創案されたもので
あって、その目的とするところは、作業機制御用サブバ
ルブをフェンダー上に立設した安全フレームの基部後端
より前方でかつミッションケースより上方の運転席の後
部側方にサブバルブを配置し、トラクタの万一の転倒時
においてもサブバルブが破損するようなこともなく、ま
た作業機を制御する操作レバーを運転席の側方の操作し
易い位置とすることにより、その操作性を向上させると
共に、サブバルブ取付け部材を後方視門型状となしてそ
の内方に方向指示器の少なくとも一部が入込むよう取付
けたので、方向指示器が他物と接触するのを極力回避で
きるようにしたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】課題を解決するため、本
考案が採用した技術的手段は、フェンダー上に作業機制
御用のサブバルブを配設し、該サブバルブを上記フェン
ダー上に立設した安全フレームの基部後端より前方でか
つ運転席の後部側方に配置すると共に、上記フェンダー
上に着脱可能に連結した後方視門型状のサブバルブ取付
け部材の上面に上記サブバルブを着脱自在に装着し、更
に上記サブバルブ取付け部材の内方に少なくとも一部が
入込むように方向指示器を取付けてなるトラクタ用サブ
バルブの取付け構造としたことを特徴とするものであ
る。
考案が採用した技術的手段は、フェンダー上に作業機制
御用のサブバルブを配設し、該サブバルブを上記フェン
ダー上に立設した安全フレームの基部後端より前方でか
つ運転席の後部側方に配置すると共に、上記フェンダー
上に着脱可能に連結した後方視門型状のサブバルブ取付
け部材の上面に上記サブバルブを着脱自在に装着し、更
に上記サブバルブ取付け部材の内方に少なくとも一部が
入込むように方向指示器を取付けてなるトラクタ用サブ
バルブの取付け構造としたことを特徴とするものであ
る。
【０００５】
【作用】従って、本考案によれば、安全フレームの基部
後端より前方でかつ運転席の後部側方にサブバルブを配
置することにより、転倒時に安全フレームでサブバルブ
を保護させると共に、その操作性を良好とした、またサ
ブバルブはサブバルブ取付け部材の上面に着脱自在に装
着されるばかりでなく、サブバルブ取付け部材の内方に
方向指示器の一部が入込むように取付けブラケットから
前方に延出して方向指示器を取付けたので、サブバルブ
取付け部材を方向指示器の取付けに兼用し、更に他物と
の接触の少ない状態とすることが出来る。
後端より前方でかつ運転席の後部側方にサブバルブを配
置することにより、転倒時に安全フレームでサブバルブ
を保護させると共に、その操作性を良好とした、またサ
ブバルブはサブバルブ取付け部材の上面に着脱自在に装
着されるばかりでなく、サブバルブ取付け部材の内方に
方向指示器の一部が入込むように取付けブラケットから
前方に延出して方向指示器を取付けたので、サブバルブ
取付け部材を方向指示器の取付けに兼用し、更に他物と
の接触の少ない状態とすることが出来る。
【０００６】
【実施例】本考案の構成を、図面に示した一実施例につ
いて、詳細に説明する。図１において、１はトラクタで
あって、該トラクタ１は、機体中央部に運転操作ハンド
ル２を有し、前部に左右前輪３ａ，３ｂ、後部に左右後
輪４ａ，４ｂ、該左右後輪４ａ，４ｂを覆うフェンダー
５ａ，５ｂ、該フェンダー上に取付けブラケット６を介
して安全フレーム７が着脱可能に取付けられている。ま
た後部ミッションケース８の上方でかつ上記左右のフェ
ンダー間には運転席９が設けられている。そして10はフ
ェンダー上方に位置するように配置された作業機制御用
のサブバルブである。
いて、詳細に説明する。図１において、１はトラクタで
あって、該トラクタ１は、機体中央部に運転操作ハンド
ル２を有し、前部に左右前輪３ａ，３ｂ、後部に左右後
輪４ａ，４ｂ、該左右後輪４ａ，４ｂを覆うフェンダー
５ａ，５ｂ、該フェンダー上に取付けブラケット６を介
して安全フレーム７が着脱可能に取付けられている。ま
た後部ミッションケース８の上方でかつ上記左右のフェ
ンダー間には運転席９が設けられている。そして10はフ
ェンダー上方に位置するように配置された作業機制御用
のサブバルブである。
【０００７】図２に示す如く、上記作業機制御用のサブ
バルブ10は、フェンダー上に着脱可能に設けた後方視門
型状のサブバルブ取付け部材11の上部水平部分の内方に
一体的で前方に延出した取付け部11a 上に着脱自在に装
着されている。上記サブバルブ取付け部材11は、上記取
付けブラケット６をフェンダー取付けるボルトにより共
締めされている。12は取付けブラケット６に固定された
方向指示器であって、上記門型状のサブバルブ取付け部
材11の内方に少なくともその一部が入込む構成されてい
る。また10a は上記サブバルブのバルブ操作レバーであ
って、運転席の側方でオペレータ（図示せず）の操作し
易い位置に配設されている。13a,13ｂ,は各々ミッショ
ンケース８側方に設けたコントロールバルブ14とサブバ
ルブ10へをつなぐ可撓性の油圧パイプである。また13c
は作業機 (図示せず) からの戻り油をサブバルブ10を介
してミッションケース８側に戻す可撓性の油圧パイプで
あである。15,16 は該油圧パイプ13a,13b,13c を止める
ワイヤーバンドとその動きを規制する規制部材である。
バルブ10は、フェンダー上に着脱可能に設けた後方視門
型状のサブバルブ取付け部材11の上部水平部分の内方に
一体的で前方に延出した取付け部11a 上に着脱自在に装
着されている。上記サブバルブ取付け部材11は、上記取
付けブラケット６をフェンダー取付けるボルトにより共
締めされている。12は取付けブラケット６に固定された
方向指示器であって、上記門型状のサブバルブ取付け部
材11の内方に少なくともその一部が入込む構成されてい
る。また10a は上記サブバルブのバルブ操作レバーであ
って、運転席の側方でオペレータ（図示せず）の操作し
易い位置に配設されている。13a,13ｂ,は各々ミッショ
ンケース８側方に設けたコントロールバルブ14とサブバ
ルブ10へをつなぐ可撓性の油圧パイプである。また13c
は作業機 (図示せず) からの戻り油をサブバルブ10を介
してミッションケース８側に戻す可撓性の油圧パイプで
あである。15,16 は該油圧パイプ13a,13b,13c を止める
ワイヤーバンドとその動きを規制する規制部材である。
【０００８】また、図３は、図２のＡ−Ａ矢視で後輪タ
イヤ４ａの上方を覆うべくフェンダー５ａで水平面部と
内方に傾斜する傾斜部とにより形成されている。該フェ
ンダーの水平面部上に安全フレーム７を取付ける取付け
ブラケット６に後方視門型状のサブバルブ取付け部材11
の水平面11b を重合させてボルト17によりフェンダー５
ａに共締固定されている。方向指示器12は、サブバルブ
取付け部材11の立壁11c,11c 間に位置し保護されるよう
少なくともその一部が入込み側面視で重なるよう配置さ
れている。18はフェンダー５ａ，５ｂの傾斜部間に配設
した燃料タンクである。
イヤ４ａの上方を覆うべくフェンダー５ａで水平面部と
内方に傾斜する傾斜部とにより形成されている。該フェ
ンダーの水平面部上に安全フレーム７を取付ける取付け
ブラケット６に後方視門型状のサブバルブ取付け部材11
の水平面11b を重合させてボルト17によりフェンダー５
ａに共締固定されている。方向指示器12は、サブバルブ
取付け部材11の立壁11c,11c 間に位置し保護されるよう
少なくともその一部が入込み側面視で重なるよう配置さ
れている。18はフェンダー５ａ，５ｂの傾斜部間に配設
した燃料タンクである。
【０００９】図４は、安全フレーム７を装着しない場合
のサブバルブの取付け構造であって、サブバルブ取付け
部材11は、安全フレームの取付けブラケット６をフェン
ダー５ａに取付ける取付け孔19,19 を介してフェンダー
上にボルト20により直接固定されている。またフェンダ
ー上に取付けた方向指示器21は、サブバルブ取付部材11
より前方に延出した取付け部11a の下方に位置すべく配
置されている。
のサブバルブの取付け構造であって、サブバルブ取付け
部材11は、安全フレームの取付けブラケット６をフェン
ダー５ａに取付ける取付け孔19,19 を介してフェンダー
上にボルト20により直接固定されている。またフェンダ
ー上に取付けた方向指示器21は、サブバルブ取付部材11
より前方に延出した取付け部11a の下方に位置すべく配
置されている。
【００１０】
【考案の効果】これを要するに本考案は、フェンダー上
に作業機制御用のサブバルブを配設し、該サブバルブを
上記フェンダー上に取付けブラケットを介して立設した
安全フレームの基部後端より前方でかつ運転席の後部側
方に配置すると共に、上記フェンダー上に着脱可能に連
結した後方視門型状のサブバルブ取付け部材の上面に上
記サブバルブを着脱自在に装着し、更に上記サブバルブ
取付け部材の内方に少なくとも一部が入込むように上記
取付けブラケットより前方に延出して方向指示器を取付
けてなるトラクタ用サブバルブの取付け構造としたか
ら、サブバルブの操作レバーが運転席に座ったオペレー
タの近くに位置することとなって、操作が極めて容易に
なるばかりでなく、機体の転倒時等においても安全フレ
ームでサブバルブが保護されるので、サブバルブの破損
を未然に防止することが出来る。
に作業機制御用のサブバルブを配設し、該サブバルブを
上記フェンダー上に取付けブラケットを介して立設した
安全フレームの基部後端より前方でかつ運転席の後部側
方に配置すると共に、上記フェンダー上に着脱可能に連
結した後方視門型状のサブバルブ取付け部材の上面に上
記サブバルブを着脱自在に装着し、更に上記サブバルブ
取付け部材の内方に少なくとも一部が入込むように上記
取付けブラケットより前方に延出して方向指示器を取付
けてなるトラクタ用サブバルブの取付け構造としたか
ら、サブバルブの操作レバーが運転席に座ったオペレー
タの近くに位置することとなって、操作が極めて容易に
なるばかりでなく、機体の転倒時等においても安全フレ
ームでサブバルブが保護されるので、サブバルブの破損
を未然に防止することが出来る。
【００１１】また、安全フレームの取付けブラケットを
利用してサブバルブ取付け部材を共締め固定でき兼用化
をはかることができる。更に、後方視門型状のサブバル
ブ取付け部材の内方に方向指示器の少なくとも一部が入
込むよう構成されているので、方向指示器が他物に接触
することによる損傷をも防止することができる。
利用してサブバルブ取付け部材を共締め固定でき兼用化
をはかることができる。更に、後方視門型状のサブバル
ブ取付け部材の内方に方向指示器の少なくとも一部が入
込むよう構成されているので、方向指示器が他物に接触
することによる損傷をも防止することができる。
【図１】サブバルブを装着した全体側面図である。
【図２】サブバルブを装着した要部側面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ矢視図である。
【図４】安全フレームを装着しない要部分解斜視図であ
る。
る。
１ トラクタ ５ａ フェンダー ５ｂ フェンダー ６ 取付けブラケット ７ 安全フレーム ９ 運転席 １０ サブバルブ １０ａ バルブ操作レバー １１ サブバルブ取付け部材 １１ａ サブバルブの取付け部 １２ 方向指示器
Claims (1)
- 【請求項１】 フェンダー上に作業機制御用のサブバル
ブを配設し、該サブバルブを上記フェンダー上に取付け
ブラケットを介して立設した安全フレームの基部後端よ
り前方でかつ運転席の後部側方に配置すると共に、上記
フェンダー上に着脱可能に連結した後方視門型状のサブ
バルブ取付け部材の上面に上記サブバルブを着脱自在に
装着し、更に上記サブバルブ取付け部材の内方に少なく
とも一部が入込むように上記取付けブラケットより前方
に延出して方向指示器を取付けてなるトラクタ用サブバ
ルブの取付け構造
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP946891U JP2521032Y2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | トラクタ用サブバルブの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP946891U JP2521032Y2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | トラクタ用サブバルブの取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0498619U JPH0498619U (ja) | 1992-08-26 |
| JP2521032Y2 true JP2521032Y2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=31742145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP946891U Expired - Lifetime JP2521032Y2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | トラクタ用サブバルブの取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2521032Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP946891U patent/JP2521032Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0498619U (ja) | 1992-08-26 |
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