JPS6134175Y2 - - Google Patents

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JPS6134175Y2
JPS6134175Y2 JP1981072877U JP7287781U JPS6134175Y2 JP S6134175 Y2 JPS6134175 Y2 JP S6134175Y2 JP 1981072877 U JP1981072877 U JP 1981072877U JP 7287781 U JP7287781 U JP 7287781U JP S6134175 Y2 JPS6134175 Y2 JP S6134175Y2
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fender
engaged
tractor
mounting
sunshade device
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JP1981072877U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、後輪用フエンダに日除け装置を簡便
に着脱できるようにしたトラクタの日除け装置取
付け構造に関する。
従来の技術においては、実公昭49−9284号公報
に開示されているものである。この従来技術は、
幌支柱の下部を、フエンダ上面に設けた左右一対
のブラケツト間に挿入してピンで連結するように
構成されている。
この技術では、フエンダ上面に支柱の他に左右
ブラケツト及びピンが露出しているため、オペレ
ータは手や衣服を引掛けることがあり、非常に危
険である。また、支柱はブラケツトに対して1本
のピンで連結され、他の1本のピンで前倒れを防
止するように構成されており、両ピンと支柱及び
ブラケツトとの間にガタを吸収する部材が設けら
れていないので、それらの間のガタにより、支柱
が振動し且つピンが抜けるおそれがあると共に、
支柱を立設状態に確実に固定しておくことが困難
である等の問題点を有する。
本考案は、以上のような従来装置の問題点に鑑
み、後輪用フエンダの上部の下側に上方開放状の
係合凹部を形成し、支柱の下面に被係合凸部を形
成し、フエンダの上部より下方で係合凹部と被係
合凸部とを係合させて固定部材とガタ吸収部材と
で固定することにより、安全性を向上し且つ支柱
のガタを無くすことができるようにしたトラクタ
の日除け装置取付け構造を提供することを目的と
するものである。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図乃至第5図に示す実施例において、前後
進型トラクタ1は、エンジン2、クラツチハウジ
ング3及びミツシヨンケース4等により車体5が
構成され、エンジン2に固定された左右1対のフ
レーム6にラジエータ7が塔載され、前車軸8が
支持されている。
9はクラツチハウジング3に固定された枠体
で、その内部に遮蔽板10を有し、遮蔽板10の
前方にはエアクリーナ11が配置され、このエア
クリーナ11と前記エンジン2及びラジエータ7
はボンネツト12で覆われている。
トラクタ1は四輪駆動型を例示しており、13
が前輪、14が後輪であり、15,16は前輪駆
動用堆進軸及び前輪デフ装置を示している。
ミツシヨンケース4の後上部には油圧装置19
が配置され、その後下部には左右1対のロアリン
ク20が枢支され、油圧装置19のリフトアーム
21とロアリンク20とはリフトロツド22で連
結されており、ロアリンク20はトツプリンク
(図示せず)と共に3点リンク機構23を構成
し、ロータリ耕耘機、播種機、フオークリフト、
除雪機等の作業機24を昇降自在に装着可能であ
る。
油圧装置19の上方はカバー体25のフロアシ
ート部26で覆てれており、このカバー体25は
フロアシート部26の前端から下方へ下つてフロ
ントシート部27となり、左右フロントシート部
27の下端から前方へ延設されて左右1対のステ
ツプ部28R,28Lとなり、またフロアシート
部26の後端から後上方へ上つて連結部29(連
結部材)となつており、これらは板金又は強化プ
ラスチツクで一体成形されている。
30は左右後輪14の内方、上方及び前上方を
覆つている左右1対のフエンダで、前記カバー体
25の各側縁が固着されるか、又はカバー体25
と同一材料で一体成形されている。
前記フロアシート部26の中央上面には前進用
座席33Fを着脱自在に装着する取付部が構成さ
れ、その前下方のミツシヨンケース4上には前進
用ハンドル35Fをその上端に有するハンドルポ
スト36Fの取付部37が設けられ、この取付部
37から前輪13まで中継軸38,39及び中継
ボツクス40等のステアリング機構41が設けら
れていて、ハンドル35Fの操作により前輪13
を操向操作可能にしている。
44R,44Lは左右ブレーキペダル、45は
クラツチペダルで、3本のペダル44,45はペ
ダル軸46に支持されており、左右ブレーキペダ
ル44R,44Lの踏込動作はロツド47R,4
7Lを介して油圧シリンダ48(左右1対を有す
る)を作動して、この油圧シリンダ48の油圧に
よりミツシヨンケース4の左右に配置した油圧ブ
レーキ装置49を作動する。また、クラツチペダ
ル45の踏込動作はレバー50,51及びロツド
52を介してクラツチハウジング3内のクラツチ
を断接する。
以上の構成は従来の前進姿勢型トラクタに備え
られているものと略同じであり、前後進型トラク
タ1の場合は更に次のような構成が加えられ、配
置又は構造等が変更されている。
55は前進ハンドルポスト36Fの前方で枠体
9に取付けられているボツクスで、その上面は開
口していて後進用座席33Rの取付部56が設け
られており、枠体9に枢支されたカバー57が嵌
合自在になつており、その内部にはバツテリ58
が配置されている。
ミツシヨンケース4上の油圧装置19の右側方
には後進ハンドル35Rを上端に有するハンドル
ポスト36Rを取付ける取付部59が設けられて
おり、この取付部59と中継ボツクス40との間
には中継軸60,61が設けられ、後進ハンドル
35Rの接作を中継ボツクス40に伝達して、前
輪13の操向操作ができるように構成されてい
る。
前記後進用の座席33R、ハンドル35R及び
びハンドルポスト36Rは前進用のそれらと全く
同一であり、1台のトラクタ1に1組だけ用意さ
れていて、各取付部34,37,56,59に着
脱自在であり、取付位置を変更して、前進姿勢用
を後進姿勢用とに併用している。
油圧装置19の左側方には左右1対の後進用ブ
レーキペダル62R,62Lが配置され、油圧シ
リンダ48を車体5に対して固定しているブラケ
ツト63に軸64を介して枢支されており、前記
ロツド47R,47Lと夫々連結されていて、左
右油圧シリンダ48を作動可能である。
また、油圧装置19の右側方には後進用クラツ
チベダル65が配置されており、このクラツチペ
ダル65は前記軸64と同芯の軸(図示せず)に
枢支され、油圧装置19を跳び越えて軸64に枢
支されたロツド66、このロツド66に連結され
たロツド67及びアーム68を介してレバー50
に踏込力が伝達されるように構成されている。
左フエンダ30Lとボツクス55との間はオペ
レータが乗降可能な乗降口となつているが、右フ
エンダ30Rとボツクス55との間には操作パネ
ル部70及びスイツチボツクス71が配置されて
いる。
操作パネル部70には主変速レバー72、副変
速レバー73、PTO変速レバー74等の変速レ
バー関係と、トラクタメータ75、燃料計76及
びイージーチエツカ等のメータ関係とが設けら
れ、各変速レバー72,73,73とミツシヨン
ケース4内のシフタとはボーデンワイヤ等により
操作力伝達可能になつている。
スイツチボツクス71には図示していないが、
ライテングスイツチ、ウインカスイツチメインス
イツチ等が設けられている。
このように、操作パネル部70及びスイツチボ
クス71をトラクタ1の左右方向中心から一側方
にずらすことにより、オペレータは前進姿勢でも
後進姿勢でも、操作が容易にできることになる。
尚、操作パネル部70の下方には燃料タンクが
配置されており、その内側方には油圧装置19用
のコントロールレバー71が設けられている。
80は左右1対の支柱81と1組の天蓋82と
を有する日除け装置であり、左右後輪フエンダ3
0上に装着されており、2本の支柱81はその上
端で横棒によつて連結され門形となつている。フ
エンダ30の上部30aには四角形凹所状の係合
部83が形成されている。この係合部83はフエ
ンダ30の上部壁30bの略中央部に四角形の開
口を形成してその下方に断面コ字形アングル材を
溶着するか、又はフエンダ30を加工する際に一
体的に加工するかして形成されており、その底部
にはフエンダ30の内壁30cから上部30aの
下方まで延設された補強部材84が重合状に固着
されて係合部83を受持している。
日除け装置80の各支柱81はフエンダ30の
上部壁30bに当接する取付部81aを有してお
り、この取付部81aの下部には前記係合部83
に係着自在に係合する被係合部85が下方突出状
に設けられている。この被係合部85は断面コ字
形アングル材若しくは四角棒を取付部81aに溶
着するか、又は取付部81aと一体成形されてお
り、係合部83に適合挿入され、前後、左右及び
下方向の位置が規制される。
86は係合状態の係合部83と被係合部85と
を左右方向に貫通しているピンであり、実施例で
は2本設けられており、抜止めピン87によつて
抜止めが為されている。88は係合部83の底部
に重合した補強部材84の下面に溶着されたナツ
ト89に螺合している押しボルトで、その上端は
係合部83の内方に突出可能であり、係合部83
に挿入されてピン86によつて抜止めが為された
被係合部85の下面を押圧して、ピン86とピン
孔90,91との間のガタを無くしている。
前記ピン86及び押しボルト88等により、係
合部83及び被係合部85の離脱を阻止する固定
具92が構成されており、フエンダ30に対する
日除け装置80の着脱をより簡便にしている。
尚、前記固定具92のピン86はボルト・ナツト
を使用しても良く、また押しボルト88は係合部
83の底部及び補強部材84の重合している部分
に直接螺合しても良い。
即ち、前記フエンダ30と日除け装置80の支
柱81との取付け構造は、フエンダ30の上部3
0aの下側に上方開放状の係合部(係合凹部)8
3を形成し、前記上部30aと対面する支柱81
の下面に係合部83に係脱自在に係合する被係合
部(被係合凸部)85を下方突出状に形成し、係
合された前記係合部83と被係合部85との離脱
を阻止するピン(固定部材)86と両部83,8
5のガタを吸収する押しボルト(ガタ吸収部材)
88とを設けて構成されている。
前記取付部81aの上面にはクツシヨンを設け
て肘乗せ部93が形成されており、前記フエンダ
30の上面には2条の突条94が形成されてい
て、取付部81aとフエンダ30との間の間隙が
側方から見えないようにしている。
天蓋82は平面視四角形の枠体95と、この枠
体95に張設された蓋部材96とを有しており、
枠体95の左右後部は1対の支柱81の上部に例
えば2本のボルト97,98で固定されている。
1本のボルト97はその位置は不動であるが、他
方のボルト98は貫通孔変更自在である。支柱8
1にはボルト97から等距離で且つ上下位置の異
なる孔99,100が穿設されていて、下孔99
にボルト98を貫通して枠体95を支柱81に固
定すると、天蓋82は略水平となり、上孔100
にボルト98を貫通すると、天蓋82は前上り状
に傾斜して固定される。尚、支柱81の上端に前
方突出状のブラケツトを設け、蓋部材69の下面
に同じくブラケツトを設け、両ブラケツトをボル
ト97,98で固定するように構成しても良く、
このようにすれば、ボルト97,98間距離が長
くなるので天蓋82の支持が強固でガタが少なく
なる。
通常、小型トラクタにおいては、公道走行時に
は地上高2m以下という規制がある。トラクタを
前後進型にすると、後進用座席33Rは前進用ス
テツプ28の略上方に位置し、前進用座席33F
と同一高さであると、オペレータEFの乗降に支
障を起すことになり、そのために、後進用座席3
3Rを前進用座席33Fよりも高くしている。そ
うすると、後進用座席33Rに着座したオペレー
タERは2m以下におさえられた天蓋82に頭が
当ることになる。
そこで前述の如く、後進作業をするときだけ、
天蓋82を上向き傾斜させて頭を当らなくし、公
道走行時は元の水平位置に戻す。これにより、1
台の日除け装置80を前進姿勢と後進姿勢とに使
用できる。
以上詳述した本考案によれば、フエンダ30の
内壁30cから上部30aの下方へ延設した補強
部材84で、上部30aの下側に上方開放状に形
成した係合凹部83を受持しているので、係合凹
部83を堅牢に形成しておくことができ、支柱8
1の下部の取付部81aを上部30aの上面に当
接させると共にそれに下方突出状に設けた被係合
凸部85を係合凹部83に係合させるので、フエ
ンダ30に対する支柱81の前後左右の位置規制
及び立設姿勢の保持により確実に行なうことがで
き、係合した係合凹部83と被係合凹部85の離
脱阻止をする固定部材86を上部30aより下方
に設けているので、固定部材86は外方から見え
難く、オペレータの手又は衣服等が引掛ることが
ないと共に見栄えも良く、また、係合凹部83に
対する被係合凸部85のガタを吸収するガタ吸収
部材88を補強部材84と係合凹部83の底部の
重合した受持部に設けているので、ガタ吸収部材
88を強固に設けておくことができ、フエンダ3
0が板金等の薄板で形成されていてもその取付け
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1図は
日除け装置を装着した前後進型トラクタの側面
図、第2図は日除け装置を離脱したトラクタの後
部の平面図、第3図は第1図のA−A線断面図、
第4図は第2図のB−B線断面図、第5図は支柱
と天蓋との連結部の説明図である。 1……トラクタ、30……フエンダ(R,
L)、30a……フエンダの上部、33……座席
(F,R)、80……日除け装置、81……支柱、
81a……取付部、82……天蓋、83……係合
部、85……被係合部、92……固定具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トラクタ1の後輪用フエンダ30の上部30a
    に日除け装置80の支柱81を立設したトラクタ
    の日除け装置取付け構造において、 前記フエンダ30の内壁30cから上部30a
    の下方へ補強部材84を延設し、上部30aの下
    側に上方開放状で且つその底部が補強部材84に
    受持された係合凹部83を形成し、支柱81の下
    部に係合凹部83に係脱自在に係合する下方突出
    状の被係合凸部85を有し且つ上部部30aの上
    面に当接する取付部81aを形成し、上部30a
    より下方に係合した係合凹部83と被係合凸部8
    5との離脱を阻止する固定部材86を設け、補強
    部材84と係合凹部83の底部との受持部に係合
    凹部83に対する被係合凸部85のガタを吸収す
    るガタ吸収部材88を設けていることを特徴とす
    るトラクタの日除け装置取付け構造。
JP1981072877U 1981-05-19 1981-05-19 Expired JPS6134175Y2 (ja)

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JP1981072877U JPS6134175Y2 (ja) 1981-05-19 1981-05-19

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JPS57184017U JPS57184017U (ja) 1982-11-22
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499284U (ja) * 1972-04-22 1974-01-26

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49120969U (ja) * 1973-02-14 1974-10-16
JPS5598681U (ja) * 1978-12-28 1980-07-09

Patent Citations (1)

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JPS499284U (ja) * 1972-04-22 1974-01-26

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