JPS6135496Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6135496Y2 JPS6135496Y2 JP1981086601U JP8660181U JPS6135496Y2 JP S6135496 Y2 JPS6135496 Y2 JP S6135496Y2 JP 1981086601 U JP1981086601 U JP 1981086601U JP 8660181 U JP8660181 U JP 8660181U JP S6135496 Y2 JPS6135496 Y2 JP S6135496Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift
- tunnel
- shift linkage
- vehicle
- fuel tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 21
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車の車体フロア構造に係り、
特に乗員用空間に配置された変速操作レバーから
車両幅方向中央部を通つて車両後部に至るシフト
リンケージを備えた自動車の車体フロア構造に関
する。
特に乗員用空間に配置された変速操作レバーから
車両幅方向中央部を通つて車両後部に至るシフト
リンケージを備えた自動車の車体フロア構造に関
する。
一般に、自動車、特に乗用車において、燃料タ
ンクは乗員空間の後端であるシートの後方に配置
されているが、このため燃料タンクのスペース分
だけ車両後部のスペース利用に限界があつた。
ンクは乗員空間の後端であるシートの後方に配置
されているが、このため燃料タンクのスペース分
だけ車両後部のスペース利用に限界があつた。
このような問題点を解決するために、リアエン
ジン・リアドライブ型の自動車においてフロアパ
ネル幅方向中央部に、フロアパネル面から上方に
突出する車両前後方向のトンネルを形成し、該ト
ンネル内に燃料タンクを配置することによつて、
車両後部のスペースの有効利用を図るとともに、
車両全長の短縮および車両重量の軽減を図ること
が考えられる。
ジン・リアドライブ型の自動車においてフロアパ
ネル幅方向中央部に、フロアパネル面から上方に
突出する車両前後方向のトンネルを形成し、該ト
ンネル内に燃料タンクを配置することによつて、
車両後部のスペースの有効利用を図るとともに、
車両全長の短縮および車両重量の軽減を図ること
が考えられる。
上記のような自動車の場合、乗員用空間に配置
された変速操作レバーから車両後部の変速機に至
るシフトリンケージが車室下部幅方向中央部を通
つているため、前記トンネルの上方への突出量を
該シフトリンケージと干渉しないように低くせざ
るを得ず、従つて燃料タンクの容量を十分にとる
ことができないという問題点がある。
された変速操作レバーから車両後部の変速機に至
るシフトリンケージが車室下部幅方向中央部を通
つているため、前記トンネルの上方への突出量を
該シフトリンケージと干渉しないように低くせざ
るを得ず、従つて燃料タンクの容量を十分にとる
ことができないという問題点がある。
また上記のような自動車の場合、燃料タンクの
上部からインレツトパイプに通ずるブリーザパイ
プ等の細管を通すためのスペースを燃料タンク上
面とトンネル内面との間に設けなければならず、
トンネル内スペースの有効利用ができないという
問題点もある。
上部からインレツトパイプに通ずるブリーザパイ
プ等の細管を通すためのスペースを燃料タンク上
面とトンネル内面との間に設けなければならず、
トンネル内スペースの有効利用ができないという
問題点もある。
この考案は上記問題点を鑑みてなされたもので
あつて、シフトリンケージと干渉することなく燃
料タンクの容量を大きくすることができるように
した自動車の車体フロア構造を提供することを目
的とする。
あつて、シフトリンケージと干渉することなく燃
料タンクの容量を大きくすることができるように
した自動車の車体フロア構造を提供することを目
的とする。
この考案は、乗員用空間に配置された変速操作
レバーから車両幅方向中央部を通つて車両後部に
至るシフトリンケージを備え、フロアパネルの幅
方向中央部に、フロアパネル面から上方に突出す
る車両前後方向のトンネルを形成するとともに、
該トンネル内に燃料タンクを配置してなる自動車
の車体フロア構造において、前記トンネルを、前
記変速操作レバーの近傍では前記シフトリンケー
ジより低く、かつ変速操作レバーの近傍より後方
では前記シフトリンケージより上方に高く突出さ
せ、前記シフトリンケージを、変速操作レバー近
傍より後方で前記トンネル内空間を前後方向に貫
通させ、前記燃料タンクを前記トンネル内におけ
るシフトリンケージと干渉しない範囲で該シフト
リンケージより上方に高く膨出させることによ
り、上記目的を達成するものである。
レバーから車両幅方向中央部を通つて車両後部に
至るシフトリンケージを備え、フロアパネルの幅
方向中央部に、フロアパネル面から上方に突出す
る車両前後方向のトンネルを形成するとともに、
該トンネル内に燃料タンクを配置してなる自動車
の車体フロア構造において、前記トンネルを、前
記変速操作レバーの近傍では前記シフトリンケー
ジより低く、かつ変速操作レバーの近傍より後方
では前記シフトリンケージより上方に高く突出さ
せ、前記シフトリンケージを、変速操作レバー近
傍より後方で前記トンネル内空間を前後方向に貫
通させ、前記燃料タンクを前記トンネル内におけ
るシフトリンケージと干渉しない範囲で該シフト
リンケージより上方に高く膨出させることによ
り、上記目的を達成するものである。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。第１図は本考案に係る自動車の車体フロア構
造の実施例を示す略示断面図、第２図は第１図の
−線に沿う拡大断面図、第３図は同実施例の
要部を示す一部断面斜視図である。
る。第１図は本考案に係る自動車の車体フロア構
造の実施例を示す略示断面図、第２図は第１図の
−線に沿う拡大断面図、第３図は同実施例の
要部を示す一部断面斜視図である。
図に示されるように、この実施例は、自動車の
乗員用空間１に配置された変速操作レバー２から
車両幅方向中央部を通つて車両後部に至るシフト
リンケージ３を備えた自動車（例えばリアエンジ
ン・リアドライブ型）において、フロアパネル４
の幅方向中央部に、フロアパネル面から上方に突
出する車両前後方向のトンネル５を形成するとと
もに、該トンネル５内に燃料タンク６を配置して
なり、前記トンネル５を、前記変速操作レバー２
の近傍では前記シフトリンケージ３より低く、か
つ変速操作レバー２の近傍より後方では前記シフ
トリンケージ３より高く上方に突出させ、前記シ
フトリンケージ３を変速操作レバー２の近傍より
後方で前記トンネル５内空間７を前後方向に貫通
させ、かつ前記燃料タンク６をシフトリンケージ
３と干渉しない範囲で膨出させたものである。
乗員用空間１に配置された変速操作レバー２から
車両幅方向中央部を通つて車両後部に至るシフト
リンケージ３を備えた自動車（例えばリアエンジ
ン・リアドライブ型）において、フロアパネル４
の幅方向中央部に、フロアパネル面から上方に突
出する車両前後方向のトンネル５を形成するとと
もに、該トンネル５内に燃料タンク６を配置して
なり、前記トンネル５を、前記変速操作レバー２
の近傍では前記シフトリンケージ３より低く、か
つ変速操作レバー２の近傍より後方では前記シフ
トリンケージ３より高く上方に突出させ、前記シ
フトリンケージ３を変速操作レバー２の近傍より
後方で前記トンネル５内空間７を前後方向に貫通
させ、かつ前記燃料タンク６をシフトリンケージ
３と干渉しない範囲で膨出させたものである。
すなわち、前記燃料タンク６はその上面が前記
シフトリンケージ３より高くされているが、シフ
トリンケージ３と干渉する幅方向の範囲では、第
２図および第３図に示されるように、その上辺右
肩部の膨出が制限され、これにより、トンネル５
の内面との間に空間７が形成されている。また、
前記シフトリンケージ３は、トンネル５が前部か
ら後方に徐々に高くなる傾斜面８に形成された貫
通孔９から、トンネル内空間７および後部の貫通
孔１０を通つて車両後部の変速機（図示省略）に
至つている。前記貫通孔１０はバツクパネル１１
のトンネル内空間７に臨む位置に形成されてい
る。
シフトリンケージ３より高くされているが、シフ
トリンケージ３と干渉する幅方向の範囲では、第
２図および第３図に示されるように、その上辺右
肩部の膨出が制限され、これにより、トンネル５
の内面との間に空間７が形成されている。また、
前記シフトリンケージ３は、トンネル５が前部か
ら後方に徐々に高くなる傾斜面８に形成された貫
通孔９から、トンネル内空間７および後部の貫通
孔１０を通つて車両後部の変速機（図示省略）に
至つている。前記貫通孔１０はバツクパネル１１
のトンネル内空間７に臨む位置に形成されてい
る。
また、前記トンネル内空間７には、燃料タンク
６の上面から突出し、インレツトパイプ１２に至
るブリーザパイプ等の細管１３が配置されてい
る。
６の上面から突出し、インレツトパイプ１２に至
るブリーザパイプ等の細管１３が配置されてい
る。
図の符号１４はダツシユパネル、１５はトンネ
ル５およびフロアパネル４を被うフロアカーペツ
ト、１６は乗員用シート、１７は燃料タンク６を
支持するためタンクバンドをそれぞれ示す。
ル５およびフロアパネル４を被うフロアカーペツ
ト、１６は乗員用シート、１７は燃料タンク６を
支持するためタンクバンドをそれぞれ示す。
前記タンクバンド１７は、その両端においてボ
ルト１８およびナツト１９によりフロアパネル４
に下方から固着され、これにより、燃料タンク６
を、トンネル５内面との間の緩衝材２０を押圧す
るように、締付け固定するものである。
ルト１８およびナツト１９によりフロアパネル４
に下方から固着され、これにより、燃料タンク６
を、トンネル５内面との間の緩衝材２０を押圧す
るように、締付け固定するものである。
なおこの実施例において、細管１３はトンネル
内空間７内に配置されているが、これは燃料タン
ク６の内側に設けてもよい。この場合は、空間７
を小さくできるので、燃料タンク６の容量を増大
できる利点がある。
内空間７内に配置されているが、これは燃料タン
ク６の内側に設けてもよい。この場合は、空間７
を小さくできるので、燃料タンク６の容量を増大
できる利点がある。
本考案は、上記のように構成したので、シフト
リンケージと干渉することなく燃料タンクの容量
を増大でき、かつ車室内のスペースを有効に利用
できるという優れた効果を有する。
リンケージと干渉することなく燃料タンクの容量
を増大でき、かつ車室内のスペースを有効に利用
できるという優れた効果を有する。
第１図は本考案に係る自動車の車体フロア構造
の実施例を示す略示断面図、第２図は第１図の
−線に沿う拡大断面図、第３図は同実施例の要
部を示す一部断面斜視図である。 １……乗員用空間、２……変速操作レバー、３
……シフトリンケージ、４……フロアパネル、５
……トンネル、６……燃料タンク、７……トンネ
ル内空間、９，１０……貫通孔。
の実施例を示す略示断面図、第２図は第１図の
−線に沿う拡大断面図、第３図は同実施例の要
部を示す一部断面斜視図である。 １……乗員用空間、２……変速操作レバー、３
……シフトリンケージ、４……フロアパネル、５
……トンネル、６……燃料タンク、７……トンネ
ル内空間、９，１０……貫通孔。
Claims (1)
- 乗員用空間に配置された変速操作レバーから車
両幅方向中央部を通つて車両後部に至るシフトリ
ンケージを備え、フロアパネルの幅方向中央部
に、フロアパネル面から上方に突出する車両前後
方向のトンネルを形成するとともに、該トンネル
内に燃料タンクを配置してなる自動車の車体フロ
ア構造において、前記トンネルおよび燃料タンク
は、前記変速操作レバーの近傍では前記シフトリ
ンケージより低く、かつ変速操作レバーの近傍よ
り後方では前記シフトリンケージに干渉しない範
囲で該シフトリンケージより高く上方に突出さ
れ、前記シフトリンケージは、変速操作レバー近
傍より後方で前記トンネル内空間を前後方向に貫
通し、前記燃料タンクは前記トンネル内における
シフトリンケージと干渉しない範囲で該シフトリ
ンケージより上方に高く膨出されたことを特徴と
する自動車の車体フロア構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981086601U JPS6135496Y2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981086601U JPS6135496Y2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57199174U JPS57199174U (ja) | 1982-12-17 |
| JPS6135496Y2 true JPS6135496Y2 (ja) | 1986-10-15 |
Family
ID=29881817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981086601U Expired JPS6135496Y2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6135496Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5005418B2 (ja) * | 2007-04-26 | 2012-08-22 | 本田技研工業株式会社 | 燃料タンクの配管構造 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4020565Y1 (ja) * | 1964-02-03 | 1965-07-17 | ||
| JPS5164234A (ja) * | 1974-12-02 | 1976-06-03 | Sesukosurobensuke Ootomobiroe | Jidoshayonenryotanku |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5637089Y2 (ja) * | 1974-06-10 | 1981-08-31 |
-
1981
- 1981-06-12 JP JP1981086601U patent/JPS6135496Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4020565Y1 (ja) * | 1964-02-03 | 1965-07-17 | ||
| JPS5164234A (ja) * | 1974-12-02 | 1976-06-03 | Sesukosurobensuke Ootomobiroe | Jidoshayonenryotanku |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57199174U (ja) | 1982-12-17 |
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