JPH0236730Y2 - - Google Patents

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JPH0236730Y2
JPH0236730Y2 JP887883U JP887883U JPH0236730Y2 JP H0236730 Y2 JPH0236730 Y2 JP H0236730Y2 JP 887883 U JP887883 U JP 887883U JP 887883 U JP887883 U JP 887883U JP H0236730 Y2 JPH0236730 Y2 JP H0236730Y2
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JP
Japan
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fuel tank
tunnel
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section
vehicle
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JP887883U
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JPS59114330U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、フロアパネル幅方向中央部にフロ
アパネル面から上方に突出するとともに、下面が
開口する車両前後方向のトンネルを形成し、該ト
ンネル内に燃料タンクを配置した自動車における
燃料タンク構造に関する。
一般に、自動車、特に乗用車において、燃料タ
ンクは乗員空間の後端であるシ−トの後方に配置
されているが、このため燃料タンクのスペ−ス分
だけ車両後部のスペ−ス利用に限界があつた。
このような問題点を解決するために、リアエン
ジン・リアドライブ型の自動車あるいはフロント
エンジン・フロントドライブ型自動車等の、プロ
ペラシヤフトが車両のフロアパネル下方を縦断し
ない形式の自動車M(第1図参照)において、フ
ロアパネル1の幅方向中央部に、該フロアパネル
面から上方に突出するとともに下面が開口する車
両前後方向のトンネル2を形成し、該トンネル2
内に燃料タンク3を配置することによつて、車両
後部のスペ−スの有効利用を図るとともに、車両
全長の短縮および車両重量の軽減を図ることが考
えられる。
しかしながら、この場合、トンネル2の断面積
が小さい時、燃料タンク3の容量を十分に確保で
きない場合があるという問題点がある。
また、上記のような自動車において、燃料タン
ク3は、横断面が略四角形状の空間となるトンネ
ル2内に配置されることになるが、この場合、従
来の燃料タンク、例えば第2図に示されるよう
に、シ−ム部4が上下方向に配置される場合、ト
ンネル2の上面との間に大きなスペ−スが生じ、
また第3図に示されるように、シ−ム部4が水平
方向に配置される場合は、トンネル2の両側面と
の間に大きなスペ−スを設けなければならず、い
ずれにしてもスペ−スの利用効率が低いという問
題点がある。
図の符号5は乗員用シ−ト、6はエンジン、7
はリヤホイ−ル、8はダツシユパネル、9はバツ
クパネル、10は燃料タンクを支持するバンドを
それぞれ示す。
この考案は上記従来の問題点に鑑みてなされた
ものであつて、トンネルおよびタンクの全長並び
に高さを増大することなく燃料タンクの容量を増
大できるようにした自動車の燃料タンク構造を提
供することを目的とする。
またこの考案は、断面が略四角形状の空間内に
おいてスペ−スを有効に利用できるように配置で
きる自動車の燃料タンク構造を提供することを目
的とする。
この考案は、フロアパネル幅方向中央部にフロ
アパネル面から上方に突出するとともに、下面が
開口する車両前後方向のトンネルを形成し、該ト
ンネル内に燃料タンクを配置した自動車の燃料タ
ンク構造において、前記トンネルの幅を、左右の
乗員用シ−トの間の位置部分で他の部分よりも狭
く構成し、かつ、前記燃料タンクの幅を、前記ト
ンネルの幅に対応して、左右の乗員用シ−ト間位
置部分で他の部分よりも狭く構成して、上記目的
を達成するものである。
またこの考案は、前記燃料タンクを断面略三角
形状の一対のアツパタンクとロアタンクを溶着し
て横断面略四角形状に形成するとともに、該溶着
によるシ−ム部が、横断面において、前記トンネ
ル内空間の略四角形の一つの対角線上の対をなす
角部に臨んで配置して、上記目的を達成するもの
である。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
この実施例は、第4図ないし第7図に示される
ように、フロアパネル11の幅方向中央部に該フ
ロアパネル11面から上方に突出するとともに、
下面が開口する車両前後方向のトンネル12を形
成し、該トンネル12内に燃料タンク13を配置
した自動車の燃料タンク構造において、前記トン
ネル12の幅を、左右の乗員用シ−ト14A,1
4Bの間の位置部分で他の部分の広幅部12aよ
りも狭い狭幅部12bとして構成し、かつ、前記
燃料タンク13の幅を、前記トンネル12の幅に
対応して、左右の乗員用シ−ト14A,14B間
位置部分で他の部分の広幅部13aよりも狭い狭
幅部13bとして構成したものである。
前記燃料タンク13は断面略三角形状の一対の
アツパタンク13A、ロアタンク13Bを溶着し
て横断面略四角形状に形成されるとともに、該溶
着によるシ−ム部15が、横断面において、前記
トンネル12内空間の略四角形の一つの対角線上
の対をなす角部12A,12Bに臨んで配置され
ている。
この実施例においては、従来、左右の乗員用シ
−ト14A,14B間の距離によつて規制される
幅に対応して、燃料タンクを前後方向に同一幅と
していたのに対して、乗員用シ−ト14Aおよび
14B間においてのみ従来と同一幅の狭幅部13
aとして、その前後においてトンネル12の幅を
大きくし、かつ、燃料タンク13もこれに対応し
て幅を大きくしているので、燃料タンク13の容
量を増大させることができる。
またこの実施例においては、前記燃料タンク1
3を断面略三角形状の一対のアツパタンク13A
とロアタンク13Bを溶着して横断面略四角形状
に形成するとともに、該溶着によるシ−ム部15
が、横断面において、前記トンネル12内空間の
略四角形の一つの対角線上の対をなす角部12
A,12Bに臨むように配置しているので、シ−
ム部を燃料タンクの上面あるいは左右側面に設け
る場合と比較して、燃料タンク13の外側面をト
ンネル12の内側面に接近して配置されることが
でき、従つて、燃料タンク13の容量を増大させ
ることができる。
なお上記実施例は、座席が一列であつて左右一
対の乗員用シ−ト14A,14Bのみを備える、
いわゆる2シ−タ−車についてのものであるが、
本考案はこれに限定されるものでなく、例えば、
第8図に示されるように、4シ−タ−車にも適用
され得るものである。
この場合は、トンネル22および燃料タンク2
3の幅は、フロント側の乗員用シ−ト14A,1
4B間の位置およびリヤ側の乗員用シ−ト24
A,24Bとの間の位置で、他の広幅部22a,
23aよりも狭幅の狭幅部22b,23bとされ
ている。
本考案は上記のように構成したので、トンネル
および燃料タンクの長さおよび高さを増大するこ
となく、燃料タンクの容量を大幅に増大させるこ
とができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車における自動車の燃料タ
ンク構造を示す略示側断面図、第2図および第3
図は第1図の−線に相当部分の拡大断面図、
第4図は本考案に係る自動車の燃料タンク構造の
実施例を示す略示平断面図、第5図は同実施例に
おける燃料タンクを示す斜視図、第6図および第
7図は第5図の−線および−線に沿う拡
大断面図、第8図は本考案の第2実施例を示す第
4図との同様の略示平断面図である。 11……フロアパネル、12,22……トンネ
ル、12A,12B……角部、13,23……燃
料タンク、12a,13a,22a,23a……
広幅部、12b,13b,22b,23b……狭
幅部、13A……アツパタンク、13B……ロア
タンク、14A,14B,24A,24B……乗
員用シ−ト、15……シ−ム部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フロアパネル幅方向中央部にフロアパネル面
    から上方に突出するとともに、下面が開口する
    車両前後方向のトンネルを形成し、該トンネル
    内に燃料タンクを配置した自動車の燃料タンク
    構造において、前記トンネルの幅を、左右の乗
    員用シ−トの間の位置部分で他の部分よりも狭
    く構成し、かつ、前記燃料タンクの幅を、前記
    トンネルの幅に対応して、左右の乗員用シ−ト
    間位置部分で他の部分よりも狭く構成したこと
    を特徴とする自動車の燃料タンク構造。 (2) 前記燃料タンクを断面略三角形状の一対のア
    ツパタンクとロアタンクを溶着して横断面略四
    角形状に形成するとともに、該溶着によるシ−
    ム部が、横断面において、前記トンネル内空間
    の略四角形の一つの対角線上の対をなす角部に
    臨むように配置したことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の自動車の燃料タン
    ク構造。
JP887883U 1983-01-25 1983-01-25 自動車の燃料タンク構造 Granted JPS59114330U (ja)

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JPS59114330U JPS59114330U (ja) 1984-08-02
JPH0236730Y2 true JPH0236730Y2 (ja) 1990-10-05

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JPS59114330U (ja) 1984-08-02

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