JPS625981Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS625981Y2 JPS625981Y2 JP468282U JP468282U JPS625981Y2 JP S625981 Y2 JPS625981 Y2 JP S625981Y2 JP 468282 U JP468282 U JP 468282U JP 468282 U JP468282 U JP 468282U JP S625981 Y2 JPS625981 Y2 JP S625981Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor panel
- reinforcement
- front floor
- back plate
- battery tray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 13
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 9
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、エンジンルームの上方にフロントフ
ロアパネルを配置したキヤブオーバー型自動車の
下部車体構造に関する。
ロアパネルを配置したキヤブオーバー型自動車の
下部車体構造に関する。
従来の上記自動車の下部車体構造の例として
は、実開昭56−28462号公報に記載されたもの
で、キヤビン後下部にクロスメンバを横方向に設
け、このクロスメンバーの側端に溶接されたフイ
ラープレートの下端部を外方に曲折し、断面U字
状のサイドメンバーを上記クロスメンバに溶接し
て上記フイラープレートとほぼ平行に配置し、こ
のサイドメンバと上記フイラープレートとの間に
平板状のレインホースメントを設け、該レインホ
ースメントの上端を上記クロスメンバに溶接し、
該レインホースメントの上記フイラープレート側
の下端部を該フイラープレートの下端曲折部に沿
つて突出させてその側縁全体を該フイラープレー
トに溶接し、上記レインホースメントの上記サイ
ドメンバ側の下端部を該サイドメンバの側面下面
に沿つて突出させてその側縁全体を該サイドメン
バに溶接したものが知られている。この構造で
は、単にレインフオースメントを接続しただけで
あるため、車体の曲げモーメント等において充分
な強度を有していないという欠点がある。
は、実開昭56−28462号公報に記載されたもの
で、キヤビン後下部にクロスメンバを横方向に設
け、このクロスメンバーの側端に溶接されたフイ
ラープレートの下端部を外方に曲折し、断面U字
状のサイドメンバーを上記クロスメンバに溶接し
て上記フイラープレートとほぼ平行に配置し、こ
のサイドメンバと上記フイラープレートとの間に
平板状のレインホースメントを設け、該レインホ
ースメントの上端を上記クロスメンバに溶接し、
該レインホースメントの上記フイラープレート側
の下端部を該フイラープレートの下端曲折部に沿
つて突出させてその側縁全体を該フイラープレー
トに溶接し、上記レインホースメントの上記サイ
ドメンバ側の下端部を該サイドメンバの側面下面
に沿つて突出させてその側縁全体を該サイドメン
バに溶接したものが知られている。この構造で
は、単にレインフオースメントを接続しただけで
あるため、車体の曲げモーメント等において充分
な強度を有していないという欠点がある。
本考案は上記従来技術を鑑みてなされたもので
あつて、簡単な構造で自動車の下部車体の強度を
向上させた車体構造を提供することを目的とする
ものである。その構成上の特徴とするところは、
エンジンルームの上方にフロントフロアパネルを
配置したキヤブオーバー型自動車において、フロ
ントタイヤの後方に配置されフロントフロアパネ
ルより垂下けられたホイールエプロンと、フロン
トフロアパネルとリヤフロアパネルの接続部の縦
壁状バツクプレートの間に、バツテリトレーを接
続しバツクプレート下部に配置されたステツプパ
ネル前面と上記バツテリ−トレーの下面とに断面
L字状のレインホースメントを接続してこれらで
閉断面のトルクボツクスを形成することである。
あつて、簡単な構造で自動車の下部車体の強度を
向上させた車体構造を提供することを目的とする
ものである。その構成上の特徴とするところは、
エンジンルームの上方にフロントフロアパネルを
配置したキヤブオーバー型自動車において、フロ
ントタイヤの後方に配置されフロントフロアパネ
ルより垂下けられたホイールエプロンと、フロン
トフロアパネルとリヤフロアパネルの接続部の縦
壁状バツクプレートの間に、バツテリトレーを接
続しバツクプレート下部に配置されたステツプパ
ネル前面と上記バツテリ−トレーの下面とに断面
L字状のレインホースメントを接続してこれらで
閉断面のトルクボツクスを形成することである。
以下本考案の実施例を図にもとづいて説明す
る。実施例の自動車の下部車体構造1は、第1図
及び第2図に示すように、エンジンルーム2の上
方の波形付フロントフロアパネル3、フロントフ
レーム部材4、フロントタイヤの後方においてフ
ロントフロアパネル3から垂下げられたホイール
エプロン6、フロントフロアパネル3の後部を折
曲げた縦壁状バツクプレート8、ホイールエプロ
ン6とバツクプレート8にフランジ70,71を
溶接されたバツテリトレー10、バツテリトレー
10の下面とバツクプレート8の下方に位置する
ステツプパネル12の前面12aにフランジ5
6,52を溶接側方視でほぼL字形状のレインホ
ースメント14、フロントフロアパネル3の下面
とフロントフレーム部材4とに取付けられたホイ
ールエプロンサイド13、フイラープレート15
から構成される。なお、上記バツクプレート8の
後面にはリヤフロアパネル(図示せず)が接続さ
れる。フロントフロアパネル3は乗員の脚部を置
くための前低部16とシートを置くための後高部
18とに分けられる。後高部18にはエンジンサ
ービスホール20とバツテリサービスホール22
とを有し、両ホール20,22はシートによつて
塞がれる。
る。実施例の自動車の下部車体構造1は、第1図
及び第2図に示すように、エンジンルーム2の上
方の波形付フロントフロアパネル3、フロントフ
レーム部材4、フロントタイヤの後方においてフ
ロントフロアパネル3から垂下げられたホイール
エプロン6、フロントフロアパネル3の後部を折
曲げた縦壁状バツクプレート8、ホイールエプロ
ン6とバツクプレート8にフランジ70,71を
溶接されたバツテリトレー10、バツテリトレー
10の下面とバツクプレート8の下方に位置する
ステツプパネル12の前面12aにフランジ5
6,52を溶接側方視でほぼL字形状のレインホ
ースメント14、フロントフロアパネル3の下面
とフロントフレーム部材4とに取付けられたホイ
ールエプロンサイド13、フイラープレート15
から構成される。なお、上記バツクプレート8の
後面にはリヤフロアパネル(図示せず)が接続さ
れる。フロントフロアパネル3は乗員の脚部を置
くための前低部16とシートを置くための後高部
18とに分けられる。後高部18にはエンジンサ
ービスホール20とバツテリサービスホール22
とを有し、両ホール20,22はシートによつて
塞がれる。
レインホースメント14は、第3図及び第4図
に示すように、概ね底面部50と側面部51とに
分けられる。底面部50の後端には第1フランジ
52が設けられ、これはステツプパネル12の前
面12aに溶接される。強化用凸部54をその中
央に設けた側面部51の上端には第2フランジ5
6が設けられ、これはバツテリトレー10の下面
に溶接される。底面部50の車体外側端には第3
フランジ58が設けられ、側面部51の車体外側
端には第4フランジ60が設けられ、これらフラ
ンジ58,60はフイラープレート15に溶接さ
れる。側面部51の車体内側端には第5フランジ
62が設けられ、フロントフレーム部材4からそ
の上方に配置されたフレームレインホースメント
64に第5フランジ62が溶接される。
に示すように、概ね底面部50と側面部51とに
分けられる。底面部50の後端には第1フランジ
52が設けられ、これはステツプパネル12の前
面12aに溶接される。強化用凸部54をその中
央に設けた側面部51の上端には第2フランジ5
6が設けられ、これはバツテリトレー10の下面
に溶接される。底面部50の車体外側端には第3
フランジ58が設けられ、側面部51の車体外側
端には第4フランジ60が設けられ、これらフラ
ンジ58,60はフイラープレート15に溶接さ
れる。側面部51の車体内側端には第5フランジ
62が設けられ、フロントフレーム部材4からそ
の上方に配置されたフレームレインホースメント
64に第5フランジ62が溶接される。
本考案は以上のように構成されるから、バツテ
リトレー10をステツプパネル12の前面12a
とレインホースメント14とによつてトルクボツ
クスを構成することができる。そのため簡単な構
造でフロントフロアパネル下部に発生する曲げモ
ーメントを吸収することができ自動車の下部車体
を有効に補強することができる。
リトレー10をステツプパネル12の前面12a
とレインホースメント14とによつてトルクボツ
クスを構成することができる。そのため簡単な構
造でフロントフロアパネル下部に発生する曲げモ
ーメントを吸収することができ自動車の下部車体
を有効に補強することができる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は自動車
の下部車体構造の平面図、第2図は同じく側面
図、第3図はレインホースメントの平面図、第4
図は同じく側面図である。 1……自動車の下部車体構造、3……フロント
フロアパネル、4……フロントフレーム部材、6
……ホイールエプロン、8……バツクプレート、
10……バツテリトレー、12……ステツプパネ
ル、14……レインホースメント、15……フイ
ラープレート。
の下部車体構造の平面図、第2図は同じく側面
図、第3図はレインホースメントの平面図、第4
図は同じく側面図である。 1……自動車の下部車体構造、3……フロント
フロアパネル、4……フロントフレーム部材、6
……ホイールエプロン、8……バツクプレート、
10……バツテリトレー、12……ステツプパネ
ル、14……レインホースメント、15……フイ
ラープレート。
Claims (1)
- エンジンルームの上方にフロントフロアパネル
を配置したキヤブオーバー型自動車において、フ
ロントタイヤの後方に配置されフロントフロアパ
ネルより垂下げられたホイールエプロンと、フロ
ントフロアパネル後端の縦壁状バツクプレートと
の間に、バツテリトレーが接続され、バツクプレ
ート下部に配置されたステツプパネル前面と上記
バツテリトレーの下面とに側方視でほぼL字形状
のレインホースメントが接続されて閉断面部が形
成されていることを特徴とする自動車の下部車体
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP468282U JPS58107969U (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | 自動車の下部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP468282U JPS58107969U (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | 自動車の下部車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58107969U JPS58107969U (ja) | 1983-07-22 |
JPS625981Y2 true JPS625981Y2 (ja) | 1987-02-10 |
Family
ID=33307163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP468282U Granted JPS58107969U (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | 自動車の下部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58107969U (ja) |
-
1982
- 1982-01-18 JP JP468282U patent/JPS58107969U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58107969U (ja) | 1983-07-22 |
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