JPH0210040Y2 - - Google Patents

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JPH0210040Y2
JPH0210040Y2 JP20467483U JP20467483U JPH0210040Y2 JP H0210040 Y2 JPH0210040 Y2 JP H0210040Y2 JP 20467483 U JP20467483 U JP 20467483U JP 20467483 U JP20467483 U JP 20467483U JP H0210040 Y2 JPH0210040 Y2 JP H0210040Y2
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JP
Japan
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side panel
axle mount
front axle
plate
mount plate
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JP20467483U
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JPS60105545U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、フオークリフトなどの産業車両に用
いられるステツプ構造に関するものである。
〈従来技術〉 従来技術としては、実開昭56−76579号公報に
開示された技術が知られている。
すなわち、この公報にはフロントアクスルマウン
トプレートの前部上縁に取り付けられてフロント
タイヤハウスを形成する板状で後部が下方に傾斜
したフロントフエンダーの傾斜後部と、前記フロ
ントアクスルマウントプレートの後部に接続され
た車体サイドパネルの一部を切欠いて、その切欠
部を覆つて取り付けられた側面略L字状のパネル
とでU字状のステツプパネルを形成し、左右一対
のフロントアクスルマウントプレート間に架設さ
れたフロアパネルの下部に階段状の昇降用ステツ
プを形成した技術が開示されている。
しかしながら、このような従来のステツプ構造
においては、次のような欠点があつた。
すなわち、フロントフエンダー側のサイドパネ
ルを切欠いて、その切欠き部にL字状のパネルを
溶接する構造であるため、 サイドパネルの車幅方向の長さがステツプの
幅となるため、車体の大きなものでは必然的に
不必要にステツプの幅が広くなりすぎ、通常サ
イドパネルの内側を燃料タンクとして利用して
いるフオークリフトでは燃料タンクの容量確保
が困難となる。
ステツプの幅がサイドパネルの車幅方向の長
さによつて決定されてしまうため、特に大型の
フオークリフトでは適正なステツプ幅を設定す
ることができない。
サイドパネルの切欠き部分の材料が無駄にな
るとともに、ステツプパネルとしてL字状の部
材を新しく準備する必要があり、材料コストが
増大する。
容接部分が多く、製造コストが増大するとと
もに、外観が悪い。
〈考案の目的〉 本考案は、このような上記従来装置の欠点を解
消した産業車両のステツプ構造を提供することに
ある。
〈考案の構成〉 本考案は、上記目的を達成するため、サイドパ
ネルの上部外側に1箇所または2箇所に縦方向の
切り込みを入れ、サイドパネルをフロントアクス
ルマウントプレート側へ折り曲げて凹部を形成す
るとともに、該凹部の後部または前後部に開口す
る矩形状の穴を該穴と同一形状の矩形プレートに
て閉塞形成したことを要旨とするものであり、サ
イドパネルの車幅方向の長さに影響されることな
く任意の大きさの凹部を形成でき、燃料タンクの
容量の減少が少なく、材料の無駄がなく、かつ溶
接部分が少ないことによつて外観の良いステツプ
構造が得られるものである。
〈実施例 1〉 以下、本考案をフオークリフトに適用した第1
実施例を第1図〜第3図に基づいて説明する。
図中1は左右一対配設され、図示しないクロス
メンバーにより互いに連結されたフロントアクス
ルマウントプレートであり、このフロントアクス
ルマウントプレート1の前部上縁にはフロントタ
イヤハウス3を形成する板状で後部2aが下方に
傾斜したフロントフエンダー2が溶接によつて固
着されている。4は断面コ形状のサイドパネルで
あり、前記フロントアクスルマウントプレート1
および前記フロントフエンダー2に溶接により固
着され、内部を密閉構造とした燃料タンク5が形
成されている。また、6はエンジンフード、7は
カウンタエイト、8はヘツドガード支柱を示し、
従来のフオークリフトと同様に構成されている。
本考案の要部となる構成は、サイドパネル4の上
部外側に縦方向の切り込みを入れ、サイドパネル
の前部、すなわちフロントフエンダー2側にサイ
ドパネル4の一部をフロントアクスルマウントプ
レート1側へ折り曲げて凹部Sを形成するととも
に、該凹部Sの後部に形成される矩形状の穴を該
穴と同一形状の矩形プレート9にて溶接により閉
塞形成した構成にある。
〈実施例 2〉 第4図は本考案の第2実施例を示し、サイドパ
ネル4の上部外側に2箇所の切り込みを入れ、サ
イドパネルの一部を前記フロントアクスルマウン
トプレート側へ折り曲げ形成して凹部Sを形成す
るとともに、該凹部Sの前後部に開口する矩形状
の穴を該穴と同一形状の矩形プレート9にて閉塞
形成したものである。
〈考案の効果〉 以上のように、サイドパネルの一部をフロント
アクスルマウントプレート側へ折り曲げて凹部を
形成し、この凹部をステツプとして利用できるよ
うに構成した本考案のステツプ構造では、従来装
置にない種々の効果を奏する。
すなわち、本考案のステツプ構造では、ステツ
プの幅を任意に設定でき、燃料タンクの容量を十
分確保できる効果を奏するとともに、材料の無駄
がなく、かつ溶接部分が少ないので製作コストの
低減および外観の良いステツプ構造が得られる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は全体斜視
図、第2図は側面図、第3図は第2図の−線
に沿う断面図、第4図は他の実施例を示す要部斜
視図である。 1……フロントアクスルマウントプレート、2
……フロントフエンダー、4……サイドパネル、
S……凹部、9……矩形プレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントアクスルマウントプレートと、該フロ
    ントアクスルマウントプレートの前部上縁に取り
    付けられ、フロントタイヤハウスを形成する板状
    で後部が下方に傾斜したフロントフエンダと、該
    フロントフエンダの傾斜部に前端部が接続され、
    前記フロントアクスルマウントプレート側に内側
    端部が接続する断面コ形状のサイドパネルとから
    車体フレームを構成する産業車両において、前記
    サイドパネルの上部外側に1箇所または2箇所に
    縦方向の切り込みを入れ、サイドパネルを前記フ
    ロントアクスルマウントプレート側へ折り曲げて
    凹部を形成するとともに、該凹部の後部または前
    後部に開口する矩形状の穴を該穴と同一形状の矩
    形プレートにて閉塞形成したことを特徴とする産
    業車両のステツプ構造。
JP20467483U 1983-12-26 1983-12-26 産業車両のステツプ構造 Granted JPS60105545U (ja)

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JP20467483U JPS60105545U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 産業車両のステツプ構造

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Publication Number Publication Date
JPS60105545U JPS60105545U (ja) 1985-07-18
JPH0210040Y2 true JPH0210040Y2 (ja) 1990-03-13

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ID=30767064

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JP20467483U Granted JPS60105545U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 産業車両のステツプ構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0710959Y2 (ja) * 1989-07-25 1995-03-15 日産ディーゼル工業株式会社 自動車用乗降ステップの構造

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JPS60105545U (ja) 1985-07-18

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