JP2532331Y2 - 自動車のパワーユニット支持構造 - Google Patents
自動車のパワーユニット支持構造Info
- Publication number
- JP2532331Y2 JP2532331Y2 JP40622090U JP40622090U JP2532331Y2 JP 2532331 Y2 JP2532331 Y2 JP 2532331Y2 JP 40622090 U JP40622090 U JP 40622090U JP 40622090 U JP40622090 U JP 40622090U JP 2532331 Y2 JP2532331 Y2 JP 2532331Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mount
- bracket
- power unit
- support structure
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は自動車のパワーユニット
支持構造に関する。
支持構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車においては、特公平２−１６８４
号公報に示すようにサスペンションを支持するフレーム
が設けられている。このようなフレーム上にはエンジン
マウント（以下、マウントと称す）が設けられることに
なっており、そのマウントによりパワーユニットが弾性
支持されることになっている。
号公報に示すようにサスペンションを支持するフレーム
が設けられている。このようなフレーム上にはエンジン
マウント（以下、マウントと称す）が設けられることに
なっており、そのマウントによりパワーユニットが弾性
支持されることになっている。
【０００３】しかし、上記の場合、マウントがパワーユ
ニットを弾性支持することから、フレームに対するマウ
ントの取付個所が自ずと下部に限定されることになり、
フレームに対するマウントの取付けは容易ではない。
ニットを弾性支持することから、フレームに対するマウ
ントの取付個所が自ずと下部に限定されることになり、
フレームに対するマウントの取付けは容易ではない。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、マウントの取付けを
容易にする自動車のパワーユニット支持構造を提供する
ことにある。
みてなされたもので、その目的は、マウントの取付けを
容易にする自動車のパワーユニット支持構造を提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本考案にあっては、サスペンションを支持するフレ
ーム上面に、パワーユニットを弾性支持するマウントが
設けられている自動車のパワーユニット支持構造におい
て、前記フレーム上面に、前記マウントを支持するブラ
ケットが設けられ、前記フレームに、該フレームの下側
から前記ブラケット内に延びるようにして工具進入孔が
形成され、前記ブラケットの側面に透視孔が形成されて
いる、構成としてある。
めに本考案にあっては、サスペンションを支持するフレ
ーム上面に、パワーユニットを弾性支持するマウントが
設けられている自動車のパワーユニット支持構造におい
て、前記フレーム上面に、前記マウントを支持するブラ
ケットが設けられ、前記フレームに、該フレームの下側
から前記ブラケット内に延びるようにして工具進入孔が
形成され、前記ブラケットの側面に透視孔が形成されて
いる、構成としてある。
【０００６】上述の構成により、工具進入孔を介して工
具をブラケット内に進入させ、該工具を用いて締付ける
等して、ブラケット上部にマウントの下部を取付けるこ
とができる一方、その際の取付け作業状態を透視孔を介
して観察することができることになる。このため、マウ
ントの取付けを容易にすることができることになる。
具をブラケット内に進入させ、該工具を用いて締付ける
等して、ブラケット上部にマウントの下部を取付けるこ
とができる一方、その際の取付け作業状態を透視孔を介
して観察することができることになる。このため、マウ
ントの取付けを容易にすることができることになる。
【０００７】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図１において、１はフレームとしてのクロスメン
バで、該クロスメンバ１の両側には、図示を略すサスペ
ンションが支持されている。図１中、２はサスペンショ
ンアーム支持孔を示す。前記クロスメンバ１には、両端
部上面においてマウント支持用のブラケット３が固定さ
れている（図１においては、一つのみを示す）。ブラケ
ット３は略截頭円錐形状をしており、そのブラケット３
の上部４上面は、マウント支持面とするために平坦面と
されている。このブラケット３には、該ブラケット３内
において仕切板部５が固定されており、仕切板部５は前
記上部４に平行となるように配設されている。このブラ
ケット３の上部４及び仕切板部５には孔６、７が上下し
てそれぞれ形成されており、その両孔６、７周縁部は筒
体８を介して接続されている。
する。図１において、１はフレームとしてのクロスメン
バで、該クロスメンバ１の両側には、図示を略すサスペ
ンションが支持されている。図１中、２はサスペンショ
ンアーム支持孔を示す。前記クロスメンバ１には、両端
部上面においてマウント支持用のブラケット３が固定さ
れている（図１においては、一つのみを示す）。ブラケ
ット３は略截頭円錐形状をしており、そのブラケット３
の上部４上面は、マウント支持面とするために平坦面と
されている。このブラケット３には、該ブラケット３内
において仕切板部５が固定されており、仕切板部５は前
記上部４に平行となるように配設されている。このブラ
ケット３の上部４及び仕切板部５には孔６、７が上下し
てそれぞれ形成されており、その両孔６、７周縁部は筒
体８を介して接続されている。
【０００８】前記ブラケット３の上部４上には、パワー
ユニット支持用のマウント９が設けられている。マウン
ト９は、本体１０が液封入式とされてパワーユニット
（図示略）を弾性支持できるようになっており、その本
体１０には取付用のねじ軸部１１が設けられている。こ
のマウント９は、本体１０がブラケット上部４上面に載
置され、ねじ軸部１１が、前記筒体８内を挿通されるよ
うになっており、ねじ軸部１１にナット１２を仕切板部
５下方側から螺合することにより、マウント９がブラケ
ット３に固定されるようになっている。
ユニット支持用のマウント９が設けられている。マウン
ト９は、本体１０が液封入式とされてパワーユニット
（図示略）を弾性支持できるようになっており、その本
体１０には取付用のねじ軸部１１が設けられている。こ
のマウント９は、本体１０がブラケット上部４上面に載
置され、ねじ軸部１１が、前記筒体８内を挿通されるよ
うになっており、ねじ軸部１１にナット１２を仕切板部
５下方側から螺合することにより、マウント９がブラケ
ット３に固定されるようになっている。
【０００９】前記クロスメンバ１内には、各ブラケット
３の孔６、７下方において、筒体１３が上下方向に延び
るようにして配設されている。この筒体１３の上端部は
クロスメンバ１の上面部１４に溶接等により固定され、
該筒体１３の下端部はクロスメンバ１の下面部１５に溶
接等により固定されており、これにより、筒体１３自体
がクロスメンバ１の補強材として機能すると共に、その
筒体１３内部が、クロスメンバ１の下側からブラケット
３内に延びる工具進入孔１６を構成することになる。
３の孔６、７下方において、筒体１３が上下方向に延び
るようにして配設されている。この筒体１３の上端部は
クロスメンバ１の上面部１４に溶接等により固定され、
該筒体１３の下端部はクロスメンバ１の下面部１５に溶
接等により固定されており、これにより、筒体１３自体
がクロスメンバ１の補強材として機能すると共に、その
筒体１３内部が、クロスメンバ１の下側からブラケット
３内に延びる工具進入孔１６を構成することになる。
【００１０】前記ブラケット３の側面７には透視孔１８
が形成されている。この透視孔１８は、本実施例におい
ては、前記仕切板部５とクロスメンバ上面部１４との間
における側面１７の一部を切欠いて形成されており、こ
の透視孔１８を介して、ねじ軸部１１とナット１２との
螺合状態が視認できるようになっている。
が形成されている。この透視孔１８は、本実施例におい
ては、前記仕切板部５とクロスメンバ上面部１４との間
における側面１７の一部を切欠いて形成されており、こ
の透視孔１８を介して、ねじ軸部１１とナット１２との
螺合状態が視認できるようになっている。
【００１１】次に、ブラケット３に対するマウント９の
取付けについて説明する。先ず、マウント９の本体１０
がブラケット３の上部４上面に載置され、ねじ軸部１１
が筒体８内に挿通される。次に、工具（図示略）が、工
具進入孔１６の下側から該工具進入孔１６に進入され、
その工具を用いて、ブラケット３内において、ねじ軸部
１１に対してナット１２が締付けられる。このとき、上
記締付け作業が、透視孔１８を介して外部から観察され
る。
取付けについて説明する。先ず、マウント９の本体１０
がブラケット３の上部４上面に載置され、ねじ軸部１１
が筒体８内に挿通される。次に、工具（図示略）が、工
具進入孔１６の下側から該工具進入孔１６に進入され、
その工具を用いて、ブラケット３内において、ねじ軸部
１１に対してナット１２が締付けられる。このとき、上
記締付け作業が、透視孔１８を介して外部から観察され
る。
【００１２】したがって、上記マウント９の取付けにお
いては、工具進入孔１６を利用することにより、ブラケ
ット３の上部４にマウント９の下部を取付けることがで
きる一方、その際の締付け作業状態を透視孔１８を介し
て観察できることから、マウント９の取付けを容易にす
ることができることになる。
いては、工具進入孔１６を利用することにより、ブラケ
ット３の上部４にマウント９の下部を取付けることがで
きる一方、その際の締付け作業状態を透視孔１８を介し
て観察できることから、マウント９の取付けを容易にす
ることができることになる。
【００１３】
【考案の効果】本考案は以上述べたように、マウントの
取付けを容易にする自動車のパワーユニット支持構造を
提供できる。
取付けを容易にする自動車のパワーユニット支持構造を
提供できる。
【図１】本考案の実施例を示す正面図である。
１ クロスメンバ ３ ブラケット ９ マウント １６ 工具進入孔 １８ 透視孔
Claims (1)
- 【請求項１】 サスペンションを支持するフレーム上面
に、パワーユニットを弾性支持するマウントが設けられ
ている自動車のパワーユニット支持構造において、前記
フレーム上面に、前記マウントを支持するブラケットが
設けられ、前記フレームに、該フレームの下側から前記
ブラケット内に延びるようにして工具進入孔が形成さ
れ、前記ブラケットの側面に透視孔が形成されている、
ことを特徴とする自動車のパワーユニット支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40622090U JP2532331Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 自動車のパワーユニット支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40622090U JP2532331Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 自動車のパワーユニット支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0493269U JPH0493269U (ja) | 1992-08-13 |
| JP2532331Y2 true JP2532331Y2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=31883515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40622090U Expired - Lifetime JP2532331Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 自動車のパワーユニット支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2532331Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7281102B2 (ja) * | 2019-05-30 | 2023-05-25 | マツダ株式会社 | 車両のパワートレイン支持方法および支持構造 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP40622090U patent/JP2532331Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0493269U (ja) | 1992-08-13 |
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