JP2564406Y2 - 車載用スピーカの取付構造 - Google Patents

車載用スピーカの取付構造

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JP2564406Y2
JP2564406Y2 JP1992001017U JP101792U JP2564406Y2 JP 2564406 Y2 JP2564406 Y2 JP 2564406Y2 JP 1992001017 U JP1992001017 U JP 1992001017U JP 101792 U JP101792 U JP 101792U JP 2564406 Y2 JP2564406 Y2 JP 2564406Y2
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speaker
vehicle
mounting
bottom plate
mounting structure
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克幸 平井
英明 神田
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はスピーカの取付構造に
係り、特に、車両のリアトレイの上部より取付けるのに
好適な車載用スピーカの取付構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来の車載用スピーカの取付構造として
は、例えば、図3に示すようなものが提供されていた。
【0003】図において、1はリアトレイ、2は取付ス
テー、5は底板、6はケース、7はセンターポール、1
3は固定金具、13aはネジ、14はボルト、15はナ
ツト、16はフレームフランジ部、16aはフレームフ
ランジ部固定ネジである。
【0004】スピーカの取付構造について説明するとス
ピーカユニットを構成するフレームフランジ部16は底
板5の開口部の両端にセンターポール7側を上部にして
フレームフランジ部固定ネジ16aによって固定されて
いて、底板5を挾んで反対側には中心部にタップ孔を有
した固定金具13が底板開口部を掛渡すようにして同様
に底板にネジ13aで固定されている。
【0005】また、ケース6は底板5に組み合わされて
スピーカシステム全体を覆っている。
【0006】上記したスピーカユニットを車両のリアト
レイ1に開口部を下にして取付けるにはリアトレイ1に
開けられた孔を挾んで固定金具13とリアトレイ1の下
側に掛渡した取付ステー2とをボルト14を固定金具1
3のタップ孔にねじ込み更に、ボルト14を取付ステー
2の中心部に開けられた孔を通してナット15によって
締付け、固定金具13と取付ステー2とはリアトレイ1
を挾んで固着することでスピーカがリアトレイ1に固定
されるようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の車載用
スピーカの取付構造においては、図3に示すように固定
金具13を底板5やケース6などの外観部品に固定する
ようになっていたので、特に、カーオーディオ用のスピ
ーカでは外観部品に樹脂製のものが多く、ボルト14締
付けの際に樹脂製部品に悪影響を与え変形等の原因とな
る欠点があった。
【0008】また、固定金具13ではボルト14に掛か
る力を均一に分散しきれず取付けの安定性にも不充分な
ところがあった。
【0009】この考案は、上記した点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは従来の欠点を解消
し、スピーカユニットを構成する支持部品を直接引っ張
り固定し、スピーカ開口部に均一な力を分散するように
した車載用スピーカの取付構造を提供するところにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案に係る車載用ス
ピーカの取付構造は、スピーカユニットの放音部を下側
に向けた状態で、車両に設けられたスピーカ取付孔に配
置する車載用スピーカの取付構造において、スピーカユ
ニットのセンターポールに設けられた取付部と、前記取
付部に取り付けられると共に前記スピーカ取付孔下方ま
で延出する棒状部材と、該棒状部材の周囲をガイドする
ガイド部材と、前記スピーカ取付孔の下側でスピーカ取
付孔を掛け渡すように配置されたステー部材と前記ステ
ー部材と協働して前記棒状部材を車両に固定する固定部
材とからなるものである。
【0011】
【作用】この考案によれば、棒状部材を固定部材にて車
両に取付けることにより、車載用スピーカを簡単に、車
両に固定することができる。
【0012】
【実施例】この考案に係る車載用スピーカの取付構造の
実施例を図1乃至図2に基づき説明する。
【0013】図1はこの考案の実施例を示し、リアトレ
イにスピーカを取付けた状態を示す断面図、図2はこの
考案の他の実施例を示す部分断面図である。
【0014】図において、1はリアトレイ、2は取付ス
テー、3はボルト、4はナット、5は底板、5aは底板
開口部、6はケース、7はセンターポール、7aはタッ
プ孔、8はボルトガイド、9はクッションリング、10
はフレームフランジ部、11は固定ナット、12は貫通
孔である。
【0015】スピーカのリアトレイ1への取付構造につ
いて説明すると、スピーカユニットを構成しているフレ
ームフランジ部10は底板5の底板開口部5aの端にセ
ンタポール7側を上部にして底板開口部5aの上を被う
ように配置されていて、底板5にはスピーカユニット全
体を覆うケース6が付けられている。
【0016】また、スピーカユニット中央部のセンタポ
ール7にはその中心位置の底板開口部5a側にボルトを
ねじ込むようにタップ孔7aが設けられていて、更に、
底板開口部5aにはその開口部を掛渡すように底板5に
付けられた略逆T字形のボルトガイド8が設けられてい
て、このボルトガイド8はその中心位置からセンタポー
ル7の中心部に接するように底板開口面より直角に円筒
形状になって伸びている。
【0017】そして、センタポール7と上記ボルトガイ
ド8との接する部分にはクッションリング9が挾み込ま
れている。
【0018】上記のようなスピーカを車両のリアトレイ
1の開口部に取付けるにはボルト3をボルトガイド8の
底板開口部5a側より挿入してセンタポール7に設けら
れているタップ孔7aにねじ込み、更にリアトレイ1を
挾んで取付ステー2の中心位置の孔に通しナット4によ
って締付けることでスピーカユニット及び底板5を含め
てリアトレイに固定されるようになる。
【0019】このように、スピーカユニットの支持部品
であるセンタポールと取付ステーとをボルトで直に引っ
張って締め付けるようにしたので、底板とフレームフラ
ンジとが均等な力で圧着されるようになり、スピーカ動
作時の不要な振動に対するスピーカ支持系の強度が向上
する。更に、取付の安定性が向上する効果がある。ま
た、スピーカのケースである樹脂製外観部品に取付機構
による余分な負荷を与えることから生ずる変形等を防止
できる。更に、固定金具を底板等に取付ける作業が減る
ため、スピーカシステムの組立の作業性が向上する。し
かも、リアトレイ上に取付ける際にボルトガイドが付け
られているので取付けも容易であるなどの優れた特長を
有している。
【0020】更に、センタポール7とボルトガイド8と
の接触部にクッションリング9を挿入することでボルト
3をセンタポール7にねじ込む際のボルト3及びタップ
孔7aよりでるバリ等がスピーカユニットのボイスコイ
ルギャップに入り込むのを防止している。
【0021】また、第2図で示すこの考案の応用例では
センタポール7に直接タップ孔7aを切る代わりに貫通
孔12を設けてボルト3の終端を固定ナット11によっ
てセンタポール7の上部で固定させるようにしている。
【0022】
【考案の効果】本考案によれば、棒状部材を固定部材に
て車両に取付けることにより、車載用スピーカを車両に
配置することができるため、車載用スピーカを取付ける
作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示し、リアトレイにスピー
カを取付けた状態を示す断面図である。
【図2】この考案の他の実施例を示す部分断面図であ
る。
【図3】従来例を示すリアトレイにスピーカを取付けた
状態の断面図である。
【符号の説明】
1 リアトレイ 1a スピーカ取付孔(ステー部材) 2 取付ステー 3 ボルト(棒状部材) 4 ナット(固定部材) 5 底板 5a 底板開口部 6 ケース 7 センタポール 7a タツプ孔(取付部) 8 ボルトガイド(ガイド部材) 9 クッションリング 10 フレームフランジ部 11 固定ナット 12 貫通孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカユニットの放音部を下側に向け
    た状態で、車両に設けられたスピーカ取付孔に配置する
    車載用スピーカの取付構造において、 スピーカユニットのセンターポールに設けられた取付部
    と、前記取付部に取り付けられると共に前記スピーカ取
    付孔下方まで延出する棒状部材と、該棒状部材の周囲を
    ガイドするガイド部材と、前記スピーカ取付孔の下側で
    スピーカ取付孔を掛け渡すように配置されたステー部材
    と前記ステー部材と協働して前記棒状部材を車両に固定
    する固定部材とからなることを特徴とする車載用スピー
    カの取付構造。
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