JPH0625109Y2 - スピ−カボツクス取付け装置 - Google Patents

スピ−カボツクス取付け装置

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JPH0625109Y2
JPH0625109Y2 JP1987028544U JP2854487U JPH0625109Y2 JP H0625109 Y2 JPH0625109 Y2 JP H0625109Y2 JP 1987028544 U JP1987028544 U JP 1987028544U JP 2854487 U JP2854487 U JP 2854487U JP H0625109 Y2 JPH0625109 Y2 JP H0625109Y2
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JP
Japan
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speaker box
screw rod
speaker
hole
support piece
Prior art date
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JP1987028544U
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JPS63136486U (ja
Inventor
武 榎本
俊二 徳光
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Sony Corp
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Sony Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、カーステレオ用として利用される車両用のス
ピーカボックスであって、自動車のリアトレイに載置さ
れる密閉型及びリアトレイに連通孔が穿設され自動車の
トランクを音響箱とするバスレフ型の両方に用いること
ができるスピーカボックス取付け装置に関する。
<従来の技術> 一般に車両用スピーカボックスとしては、第4図に示す
ように小さなボックス本体40内にスピーカユニット4
1を取付け、これを自動車のリアトレイ42に取付けて
構成される密閉型のものと、第5図に示すようなリアト
レイ50に開設された通音孔51にスピーカユニット5
2を埋め込み、自動車のトランク部を音響箱とした埋め
込み型のものがある。
しかし、上記密閉型のものにあっては、ボックス本体4
0の容積が小さいため充分に低温が得られないという問
題点を有している。また、埋め込み型のものにあって
は、トランク部を音響箱とするため充分に低温を得るこ
とができるが、外観が損なわれ高級感を出すことができ
ないという問題点がある。
そこで、第6図に示す如くスピーカユニット60が内蔵
されるボックス本体61の底部62及び自動車のリアト
レイ63にそれぞれ通音孔64,65を設け、いわゆる
バスレフ型とすることにより、充分な低温を得るととも
に高級感をも備えたスピーカが提案されている。
ところで、このようなボックス本体61の底部63に通
音孔64を有するスピーカボックスにあっては、リアト
レイへの取付けに際しては第7図に示すように、ボック
ス本体61の両側に取付け片66を設け、この取付け片
66に設けた複数の取付け孔67にビス68を挿通し、
このビス68をトランク側からナット69で締付け固定
することにより自動車のリアトレイ63に取付けてい
る。
このような取付け装置を有するスピーカボックスとして
は、実公昭51−21729号公報や実公昭56−14
633号公報に記載される如きものがある。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、上述の如き構成による取付け手段は、複
数のビスをナットで締めつけることによりボックス本体
を固定するものであるため、この取付け作業においては
座席側とトランク側の両方での作業を要し作業性の悪い
ものであった。
また、リアトレイ上において座席側にビス頭が露出する
ため外観が損なわれ高級感に欠け、さらにいたずらによ
りこのビスが外されるおそれもある。
なお、上記公報には、粘着テープによりボックス本体を
リアトレイに固定する手段も開示されているが、粘着テ
ープではその取付け強度が保証し得ず、自動車の走行中
にボックスが外れてしまうおそれがある。
そこで、本考案は上記問題点を解決すべく考案されたも
のであって、少なくとも1本の取付けネジにより上記ス
ピーカのボックス本体をトランク側に一方向から充分な
取付け強度を有して取付けることができるようにするこ
とを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、上述の問題点を解決し、上記目的を達成する
ため、スピーカボックスをネジ棒とナットにより車体に
取付けるスピーカボックス取付け装置において、上記ス
ピーカボックスの底板に第1の通音孔を穿設し、この底
板に一体に上記スピーカボックス内方に立上がられ且つ
上記通音孔と対向する方向に折り曲げられた突出片と、
上記折り曲げられた突出片と交叉するとともに上記突出
片と上記底板との間で且つ上記通音孔に差し渡して配置
され、上記ネジ棒の一端部が螺合された第1の支持片と
を設け、上記スピーカボックスが取付けられる車体には
上記第1の通音孔と対向する部分に第2の通音孔を設け
るとともに、上記スピーカボックスが取付けられる面と
は対向する面に上記ネジ棒が貫通する貫通孔を有する第
2の支持片を上記第2の通音孔に差し渡って配置し、上
記第2の支持片の貫通孔を貫通した上記ネジ棒の他端部
をナットにて螺合締付けるようにしたものである。
<作用> 本考案に係るスピーカボックス取付け装置は、第1及び
第2の支持板間に亘って取付けられるネジ棒及びナット
により上記第1及び第2の支持片が挟着支持されること
によりスピーカ取付け部にスピーカボックスが取付けら
れる。
そして、ネジ棒を第1及び第2の支持片間に渡って螺合
させていくとき、ネジ棒の他端部が通音孔と対向する方
向に折り曲げられた突出片に当接することにより、ネジ
棒のナットとの螺合締付けが確実に行える。
<実施例> 以下、本考案の好適な実施例を図面を参照しながら説明
する。
本考案に係るスピーカボックスは、カーステレオ用とし
て利用される車両用のスピーカボックスであって、自動
車のリアトレイに載置されて取付けられるものである。
本考案に係るスピーカボックスは、第1図及び第2図に
示すように合成樹脂等により成形されたボックス本体1
内にスピーカユニット2が取付けられ、このスピーカユ
ニット2の放音面2aを覆うように化粧された保護板3
が取付けられている。
そして、このボックス本体1の底板4の略中心部には第
1の通音孔5が開設されている。この第1の通音孔5に
は、上記スピーカユニット2の放音面2aと略並行に第
1の支持片6が上記通音孔5を差し渡して配置されてい
る。この第1の支持片6には、上記通音孔5の略中心と
なる位置に止め具7を介してこのボックス本体1の底部
4から下方に突出してネジ棒8が取付けられている。
また、底板4には、ネジ棒8の固定側一端を覆うように
第1の通音孔5の一側から折り曲げ延在されたネジ押え
用の突出片9が設けられている。この突出片9は、この
ボックス本体1を自動車Aのリアトレイ10のスピーカ
取付け部に取付け固定する際、後述するようにナットと
螺合するネジ棒8の上方への移動を規制し、このスピー
カボックスの取付け強度を高めるためのものである。
次に、自動車Aの後部座席Cの後部に設けられるリアト
レイ10には、上記ボックス本体1の底板4に設けられ
る第1の通音孔5に対応する位置に連通孔11が設けら
れている。そして、上記リアトレイ10の下方に設けら
れている自動車Aのシャーシ12にも第2の通音孔13
が設けられている。この連通孔11及び第2の通音孔1
3は、ボックス本体1内と自動車Aのリアトレイ10の
下方側まで設けられたトランク部14とを連通し、上記
スピーカユニット2の背面側から放音される音を上記ボ
ックス本体1の第1の通音孔5を介して自動車Aのトラ
ンク部14に導き、このトランク部14を音響箱として
用い、充分な低音を得るためのものである。
上記シャーシ12に設けられる第2の通音孔13には、
上記第1の支持片6に対応する第2の支持片15がこの
通音孔13に差し渡されて配置されている。この第2の
支持片15には、上記第1の支持片6に取付けられるネ
ジ棒8の位置に対応する貫通孔16が穿設されている。
従って、上記第1の支持片6に取付けられるネジ棒8を
上記第2の支持片15の貫通孔16に挿通してトランク
部14側からナット17により締付けることにより、こ
の第1及び第2の支持片6,15が上記ボックス本体1
とシャーシ12間に亘って挟着支持され、上記ボックス
本体1が上記リアトレイ10上の連通孔11上面にボッ
クス本体1の第1の通音孔5を対応して取付けられる。
なお、シャーシ12がないものにあっては、上記第2の
支持片15をリアトレイ10の背面側に取付けるように
してもよい。
また、第3図に示す如く自動車Aのリアトレイ30に連
通孔が設けられていないものにあっては、リアトレイ3
0及びシャーシ31に上記ネジ棒8を挿通する取付け孔
32,33を開設するだけで密閉型のスピーカボックス
として、リアトレイ30上に取付けることができる。
このように本実施例によれば、上記第2の支持片15の
貫通孔16に上記第1の支持片6に取付けられる少なく
とも1本のネジ棒8を挿通しナット17にて螺合締付
け、上記第1及び第2の支持片6,15をボックス本体
1とシャーシ12間に亘って挟着支持することにより、
ボックス本体1をリアトレイ10上に取付けることがで
きる。従って、取付け作業において、上記スピーカボッ
クスをスピーカ取付け位置に載置した後、トランク部1
4側からナット17を締めつけるだけで容易にスピーカ
を取付けることができるので取付け作業を一方向から簡
単に行うことができる。また、ネジ止めであるので、強
度的に充分なものが得られる。さらに、ネジ棒8が自動
車Aの座席C側に露出しないので、ネジ棒8がいたずら
されて外されることがなく、また外観上の美観をも向上
させることができ、自動車Aのリアトレイ10に載置さ
れるスピーカボックスとして高級感を出すことができ
る。
<考案の効果> 従って本考案によれば、少なくとも1本のネジ棒により
上記スピーカのボックス本体をトランク側の一方向から
充分な取付け強度を有して取付けることができる。
よって、取付け作業が一方向から容易に行うことができ
る。また、ネジ棒が自動車の座席側において露出しない
ので、ネジ棒がいたずらされて外されることがなく、ま
た外観上の美観をも向上させることができ、自動車のリ
アトレイに載置されるスピーカボックスとして高級感を
出すことができる。
特に、ネジ棒を第1及び第2の支持片間に渡って螺合さ
せていくとき、ネジ棒の他端部が第1の通音孔と対向す
る方向に折り曲げられた突出片に当接するようにしてな
るので、ネジ棒のナットとの螺合締付けが確実に行え、
スピーカボックスの取付け作業を一方向から容易確実に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるスピーカボックス取付け装置を
示し、バラレフ型のスピーカとして適用される場合を示
す分解斜視図であり、第2図はその断側面図である。第
3図は密閉型のスピーカとして適用される場合の本考案
にかかるスピーカボックス取付け装置を示す断側面図で
ある。 第4図は従来の密閉型のスピーカボックスを示す断側面
図であり、第5図は従来の埋め込み型のスピーカボック
スを示す断側面図である。 第6図は従来のバスレフ型のスピーカボックスを示す断
側面図であり、第7図はそのリアトレイへの取付け手段
を示す斜視図である。 1…ボックス本体 2…スピーカユニット 4…底板 5…第1の通音孔 6…第1の支持片 8…ネジ棒 9…突出押え部 10…リアトレイ 11…連通孔 12…シャーシ 13…通音孔 14…トランク部 15…第2の支持片 17…貫通孔 17…ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピーカボックスをネジ棒とナットにより
    車体に取付けるスピーカボックス取付け装置において、 上記スピーカボックスの底板に第1の通音孔を穿設し、
    この底板に一体に上記スピーカボックス内方に立上げら
    れ且つ上記通音孔と対向する方向に折り曲げられた突出
    片と、 上記折り曲げられた突出片と交叉するとともに上記突出
    片と上記底板との間で且つ上記通音孔に差し渡して配置
    され、上記ネジ棒の一端部が螺合された第1の支持片と
    を設け、 上記スピーカボックスが取付けられる車体には上記第1
    の通音孔と対向する部分に第2の通音孔を設けるととも
    に、上記スピーカボックスが取付けられる面とは対向す
    る面に上記ネジ棒が貫通する貫通孔を有する第2の支持
    片を上記第2の通音孔に差し渡って配置し、 上記第2の支持片の貫通孔を貫通した上記ネジ棒の他端
    部をナットにて螺合締付けてなるスピーカボックス取付
    け装置。
JP1987028544U 1987-02-27 1987-02-27 スピ−カボツクス取付け装置 Expired - Lifetime JPH0625109Y2 (ja)

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JPS63136486U JPS63136486U (ja) 1988-09-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032879U (ja) * 1983-08-12 1985-03-06 株式会社日立製作所 据置型スピ−カ−
JPS61134193U (ja) * 1985-02-08 1986-08-21
JPS61197788U (ja) * 1985-05-31 1986-12-10

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JPS63136486U (ja) 1988-09-07

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