JP2678740B2 - リアガーニッシュ - Google Patents

リアガーニッシュ

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JP2678740B2
JP2678740B2 JP749895A JP749895A JP2678740B2 JP 2678740 B2 JP2678740 B2 JP 2678740B2 JP 749895 A JP749895 A JP 749895A JP 749895 A JP749895 A JP 749895A JP 2678740 B2 JP2678740 B2 JP 2678740B2
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慎一 田村
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田村プラスチック製品株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車後部のトランクリ
ットや後部ドア、あるいはリアバンパのライセンスプレ
ート周辺に、主として装飾のために取り付けられるリア
ガーニッシュに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車後部のトランクリット、後部ド
ア、バンパ部等のライセンスプレート周辺には、装飾の
ためリアガーニッシュと称される部材が取り付けられる
ことがある。従来のリアガーニッシュとしては、たとえ
ば図8に示したタイプのものが知られている。リアガー
ニッシュ31は、箱形状を有しており、裏側の当接面を
車輌のトランクリット32の取り付け面に接着すること
によって取り付けるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リアガーニッシュは、ただ単に、両面テープ、接着剤に
よって、トランクリットの取り付け面に接着されるもの
であるため、自動車が走行中に強い衝撃を受けたり、長
期間に亘る使用で風雨にさらされたりすると脱落してし
まうという問題点があった。
【0004】本発明は、かかる上記の課題を解決し、自
動車が走行中に強い衝撃を受けたり、長期間の使用で断
続的な振動を受けても決して脱落したりせず、また、取
り付けが非常に容易なリアガーニッシュを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明のリアガー
ニッシュの構成は、自動車後部に凹設されたライセンス
プレート取付部の内面におけるライセンスプレートの両
サイドに装着するリアガーニッシュであって、本体と取
付部材とを備え、本体が、嵌合孔とネジ孔の穿設された
板状部と、前記ライセンスプレート取付部の内面に当着
可能な当接面を有しており、取付部材が、対向する両面
にネジ孔が穿設されかつ片面に嵌合突起が設けられたコ
字状の挟持部と、前記ライセンスプレート取付部の内面
に当接しかつその内面に穿設されているネジ孔に螺着可
能な当接部とを有しているとともに、取付部材の嵌合突
起を本体の嵌合孔に嵌合させた状態で、本体と取付部材
のネジ孔とが螺着可能に設けられていることにある。
【0006】
【作用】リアガーニッシュは、嵌合突起が嵌合長孔に嵌
着され、かつ挟持部が螺着されることによって、取付部
材が本体と強固に結合され一体化する。そして、本体の
当接面が、ライセンスプレート取付部の内面に当着し、
かつ、取付部材が、同じライセンスプレート取付部の内
面に当接した状態で強固に螺着されることによって、車
輌のトランクリット等に取り付けられる。したがって、
きわめて高い取り付け強度を発現することができ、どん
な衝撃を受けても、決して脱落したりしない。
【0008】
【実施例】以下、本発明のリアガーニッシュを、図面に
基づいて詳細に説明する。図1は、スポーツタイプの自
動車におけるリアバンパを示したもので、リアバンパ1
には、ライセンスプレートを取り付けるための窪み部2
が形成されている。そして、その窪み部2の垂直面3に
は、ライセンスプレート4が取付けられており、内側面
の内の上側に位置する下向きの水平面5には、ライセン
スプレート4を照らすためのスポットライト6,6、が
取り付けられている。さらに、スポットライト6,6の
外側には、ネジ孔7,7が設けられている。なお、リア
バンパ1は、輸出用途に対応させて、日本のライセンス
プレートよりも大きいライセンスプレートを取り付ける
ことができるように窪み部2が大きく設けられているた
め、図1の如く、小さいライセンスプレートが取り付け
られた状態においては、ライセンスプレート4と窪み部
2の側壁との間に、隙間が形成される。本発明のリアガ
ーニッシュは、主として装飾の目的で、その隙間を埋め
るように、窪み部2に取り付けられる。
【0009】図2は、本発明のリアガーニッシュの斜視
図であり、リアガーニッシュ8は、2つの本体9,9
と、2つの取付部材10,10等から構成されている。
各本体9,9は合成樹脂によって形成されており、表側
には、それぞれ2つの凹部11,11が設けられ、上部
が三角形の板状に折り曲げ形成されている。その三角形
状の上部には、窪み部2の水平面5と当接する水平当接
面12と、取付部材10を固着するための固着部13が
設けられており、その固着部13には、嵌合長孔14
と、ネジ止め長孔15が穿設されている。なお、本体9
は、合成樹脂製であるにも拘らず、2つの凹部11,1
1によって、高い構造強度を有しており、追突等の際の
衝撃を緩衝する効果を有している。また、各取付部材1
0は樹脂塗装された金属板によって形成されており、コ
字状に折り曲げ形成された挟持部16と、挟持部16と
段違いに設けられた当接部17とを有している。挟持部
16の片面の中央には、ネジ孔18が穿設されており、
対向する面の中央には、ネジ溝19が螺刻されている。
そして、ネジ溝19が螺刻された面の先端には、2つの
嵌合突起20,20が折り曲げ形成されている。また、
当接部17にも、ネジ孔21が穿設されている。図3
は、リアガーニッシュを裏側から見た状態を示したもの
で、各本体9の凹部11,11の裏側には、垂直当接面
22が形成されている。
【0010】リアガーニッシュ7をリアバンパ1の窪み
部2に取り付ける場合は、まず、各取付部材10,10
を本体9,9に固着する。なお、リアガーニッシュは左
右対称の構造であるので、以下、片側のみについて説明
する。取付部材10の本体9への固着は、初めに、取付
部材10のコ字状の挟持部16が本体9の板状の固着部
13を挟持するように、挟持部16に設けられている嵌
合突起20,20を、固着部13の嵌合長孔14,14
に嵌合させる(嵌合突起20,20を嵌合長孔14,1
4に嵌合させて上方から見た状態を図4に示し、嵌合部
分の端面図を図5に示す)。しかる後、嵌合突起20,
20を嵌合長孔14,14に嵌め込んだ状態において垂
直方向に一直線状に並んでいる挟持部16のネジ孔18
とネジ溝19、及び、本体固着部13のネジ止め長孔1
5を、ネジ(図示しない)によって緩く螺着する。この
ときの螺着部分の端面図を図6に示す。
【0011】上記の如く、一旦緩く取付部材10の挟持
部16と本体9の固着部13を螺着した後、リアガーニ
ッシュ8の取り付け位置、すなわち、リアバンパ1のラ
イセンスプレート4と窪み部2の側壁との間の隙間に、
本体9の水平当接面12が、窪み部2の水平面5に当接
するように、かつ垂直当接面21が窪み部2の垂直面3
に当接するようにして、本体9を窪み部2に仮配置す
る。そして、この状態で、取付部材10の当接部17の
ネジ孔21と窪み部2の水平面5に穿設されているネジ
孔7の位置との位置関係を調べ、しかる後に、当接部1
7のネジ孔21の位置と、水平面5のネジ孔7の位置が
一致するように、取付部材10と本体9との相対位置を
調整する。このとき、嵌合長孔14,14が嵌合突起2
0,20の幅よりも大きく形成されているとともに、本
体9の固着部13のネジ止め長孔15が長孔状に形成さ
れているので、取付部材10と本体9は、容易に相対位
置を調整できるようになっている。
【0012】しかる後、取付部材10の挟持部16と本
体9の固着部13とを(すなわち、一直線上に並んだ挟
持部16のネジ孔18とネジ溝19、及び、本体9の固
着部13のネジ止め長孔15を)強固に螺着することに
よって、本体9と取付部材10を一体化する。
【0013】そして、両面テープと接着剤とを用いて、
前記の如く、本体9の水平当接面12が、窪み部2の水
平面5に当接するように、かつ垂直当接面22が窪み部
2の垂直面3に当接するようにして、本体9を窪み部2
に接着する。最後に、この状態で一致している当接部1
7のネジ孔21と窪み部2の水平面5のネジ孔7を螺着
することによって、リアガーニッシュの取り付けは終了
する。取り付けた後の状態を図7に示す。
【0014】取り付けられたリアガーニッシュは、本体
上側の水平当接面、及び本体裏側の垂直当接面が、それ
ぞれ窪み部の下向きの水平面、垂直面と強固に接着され
ているとともに、本体と一体になった取付部材の当接部
が、同じ窪み部の下向きの水平面に強固に螺着されてお
り、いわば3点でリアバンパに強固に取り付けられてい
るので、その取り付け強度はきわめて高い。また、本体
と取付部材は、取付部材の嵌合突起が本体の嵌合長孔に
嵌合された状態で強固に螺着されて一体となっているた
め、決して分解したりしない。したがってリアガーニッ
シュは、自動車がどんな衝撃を受けても、また、長期間
使用され断続的な振動を受けても、決してリアバンパか
ら脱落したりしない。
【0015】さらに、取付部材の嵌合長孔が嵌合突起の
幅よりも大きく形成されているとともに、本体の固着部
のネジ止め長孔が長孔状に形成されており、取付部材と
本体との相対位置が容易に調整できるようになっている
ので、リアガーニッシュは、成形される本体の大きさに
ばらつきがある場合、あるいは窪み部のネジ孔の位置に
ばらつきがある場合でも、問題なく窪み部に取り付ける
ことができる。また、リアガーニッシュは、上記の如く
形成されているので、ライセンスプレートの登録後、す
なわち、ライセンスプレートを車輌に固定するネジの頭
部が金属カバーによってかしめられた後であっても、問
題なく取り付けることができるし、さらに、取付部材、
あるいは取付部材をライセンスプレート取付部に固定す
るネジの締め具合を調整することによって、ライセンス
プレートを挾んで左右対称になるように、設置位置を微
調整することができる。
【0016】なお、本実施例では、嵌合突起、嵌合長孔
がそれぞれ2つあるものを示したが、本発明のリアガー
ニッシュは、この構造に何ら限定されるものではなく、
嵌合突起、嵌合長孔が1つずつであってもよいし、3つ
ずつであってもよい。また、取付部材の当接部が窪み部
の下向きの水平面に当接した状態で螺着されるものを示
したが、取付部材の当接部が窪み部の垂直面に当接した
状態で螺着される構造にしても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明のリアガーニッシュは、自動車後
部のライセンスプレート取付部の内面周縁の水平面と垂
直面に当接した状態で固着され、さらに、きわめて高い
固着強度で本体と結合した取付部材が、水平面あるいは
垂直面に螺着された状態で、取り付けられるので、取り
付け強度がきわめて高く、自動車がどんな衝撃を受けて
も、また、長期間に亘って使用され断続的な振動を受け
ても、決して脱落したりしない。その上、ライセンスプ
レートの登録後であっても問題なく取り付けることがで
きるし、その上、設置位置の微調整も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】リアガーニッシュを取り付ける前のリアバンパ
を示す説明図である。
【図2】本発明のリアガーニッシュを表側から見た状態
を示す斜視説明図である。
【図3】本発明のリアガーニッシュを裏側から見た状態
を示す斜視説明図である。
【図4】本発明のリアガーニッシュの本体を取付部材に
挟持させて上方から見た状態を示す説明図である。
【図5】図4のA−A線端面説明図である。
【図6】図4のB−B線端面説明図である。
【図7】本発明のリアガーニッシュをリアバンパに取り
付けた状態を示す説明図である。
【図8】従来のリアガーニッシュをトランクリットに取
り付けた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・リアバンパ、2・・窪み部、3・・垂直面、4・
・ライセンスプレート、5・・水平面、6・・スポット
ライト、7・・ネジ孔、8・・リアガーニッシュ、9・
・本体、10・・取付部材、11・・凹部、12・・水
平当接面、13・・固着部、14・・嵌合長孔、15・
・ネジ止め長孔、16・・挟持部、17・・当接部、1
8・・ネジ孔、19・・ネジ溝、20・・嵌合突起、2
1・・ネジ孔、22・・垂直当接面、23・・ネジ孔、
31・・リアガーニッシュ、32・・トランクリット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車後部に凹設されたライセンスプレ
    ート取付部の内面におけるライセンスプレートの両サイ
    ドに装着するリアガーニッシュであって、本体と取付部
    材とを備え、本体が、嵌合孔とネジ孔の穿設された板状
    部と、前記ライセンスプレート取付部の内面に当着可能
    な当接面を有しており、取付部材が、対向する両面にネ
    ジ孔が穿設されかつ片面に嵌合突起が設けられたコ字状
    の挟持部と、前記ライセンスプレート取付部の内面に当
    接しかつその内面に穿設されているネジ孔に螺着可能な
    当接部とを有しているとともに、取付部材の嵌合突起を
    本体の嵌合孔に嵌合させた状態で、本体と取付部材のネ
    ジ孔とが螺着可能に設けられていることを特徴とするリ
    アガーニッシュ。
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