JPH0127530Y2 - - Google Patents

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JPH0127530Y2
JPH0127530Y2 JP1205585U JP1205585U JPH0127530Y2 JP H0127530 Y2 JPH0127530 Y2 JP H0127530Y2 JP 1205585 U JP1205585 U JP 1205585U JP 1205585 U JP1205585 U JP 1205585U JP H0127530 Y2 JPH0127530 Y2 JP H0127530Y2
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JP
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piece
vehicle
housing
rim
claw portion
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【考案の詳細な説明】 〈考案の技術分野〉 本考案は、車輛の後部コーナ部に配置される車
輛用灯具に関し、特にその灯部に隣接してリムを
取付けた車輛用灯具に関する。
〈従来技術とその問題点〉 一般に、車輛用灯具用に設けられるリム1とし
て、第7図に示すように、車輛2の後部コーナ部
に、灯部3とともに配置されたものが知られてい
る。
このリム1は、車輛2の後方に臨む後面部1a
と、この後面部1aに連続して車輛2の側面に延
長された廻込み部1bとを備えたものである。そ
して、このリム1の上部に、灯部3が配置されて
いる。
ところで、従来この車輛用灯具にあつては、リ
ム1は、第8図に示すように、その後面部1aと
廻込み部1bとを灯部3より延設されたハウジン
グ4にそれぞれネジ止めすることにより、車体パ
ネルに取付けるようになつていた。すなわち、前
記ハウジング4には、後面部1a内壁と廻込み部
1b内壁に対向する一対のボス部5,6が設けら
れ、このボス部5,6に取付け孔5a,6aが形
成されている。また、リム1には、後面部1aに
後方より挿通孔9aが形成されるとともに、廻込
み部1bに斜め後方より挿通孔9bが形成され、
これら挿通孔9bに固定ネジ7,8を挿入して前
記取付け孔5a,6aに捩じ込むようになつてい
る。
しかしながら、このようにしてリム1を取付け
た場合には、第7図に示すように、固定ネジ7,
8及び挿通孔9a,9bが外部に露出してしま
い、これによつて車輛後部の美観が損なわれてし
まう欠点があつた。
なお、このような車輛用灯具では、リム1が外
部に露出して配置され、外力を受け易いため、こ
のリム1自体の強度に加えて、外力により撓むこ
とのない取付け構造が要求される。
〈考案の目的〉 本考案の目的は、固定ネジを外部に露出させる
ことなく取付けることができて車輛の美観を高め
得るとともに、外力によつても撓むことのない取
付け構造のリムを備えた車輛用灯具を提供するこ
とにある。
〈考案の構成〉 すなわち、本考案の車輛用灯具は、車輛の後部
コーナ部に灯部と隣接して配置され、この車輛後
方に臨む後面部とこの後面部より連続して車輛側
面に延長された廻込み部とを有するリムを備えた
車輛用灯具であつて、前記リムは、その後面部側
の端面壁が前記灯部から延設されたハウジングに
外側からネジ止めされるとともに、前記廻込み部
がその内壁からハウジング側に向けて一体に突設
された係合片をその係合片に向けて前記ハウジン
グから一体に突設された第1および第2挟持片お
よびバネ片からなる係止部に形成することにより
前記ハウジングに固定され、前記係合片は前記端
面壁側の側面に突設された爪部を有し、この爪部
は、前記第1挟持片の先端に前記爪部側に向けて
突設された鉤部と係合するとともに前記バネ片が
前記係合片の先端縁を押圧することにより前記鉤
部に圧接され、さらに前記係合片が前記第1およ
び第2挟持片により挟持されていることを特徴と
する。
〈実施例の説明〉 第1図は、本考案の一実施例を示す断面図であ
る。
この実施例による車輛用灯具のリム10は、第
2図に示すように、車輛11の後部両コーナ部
(図では右側のみ示す)に配置されており、車輛
11の後方に臨む後面部10aと、この後面部1
0aに連続して車輛11の側面に延長された廻込
み部10bを備えている。
このリム10は、固定ネジやこの固定ネジのた
め挿通孔が露出しない美しい外表面を有し、この
車輛11後部に配置される灯部12や、この後部
に延設されて位置するトランクリツド13、さら
には後部両側に露出した車体パネル14等と好適
に調和している。
そして、このリム10は、第1図に示すよう
に、一本の固定ネジ15と、廻込み部10bの内
面に一体形成した係合片16を介してハウジング
17に固定されている。
前記ハウジング17は、灯部12より下方に延
長して設けられたものであり、コーナ部の形状に
対応して断面クランク状に屈曲している。
また、リム10の後面部10a側の端面壁10
cは、トランクルーム13a内に位置しており、
前記固定ネジ15が挿通される挿通孔が形成され
ている。
そして、ハウジング17の一端は、前記端面壁
10cに当接しており、挿通孔に対向する取付け
孔を備えたボス部17aが形成されている。
前記固定ネジ15は、トランクルーム13a側
から挿通孔を介して取付け孔に捩込まれ、車輛用
リム10、特にその後面部10aをハウジング1
7に固定している。そして、トランクリツド13
を閉蓋した状態で車体内部に隠される。
また、前記係合片16は、廻込み部10bの内
壁よりハウジング17の他端部にほぼ垂直に延設
されており、ここに形成された第1および第2挟
持片18,19及びバネ片20等からなる係止部
に受け止められている。
前記係合片16は、第3図に示すように、廻込
み部10bの終端縁部に対して並列な幅広形の板
状に形成されている。この係合片16の前側面に
は、爪部21が形成されている。
また、ハウジング17に設けた挟持片18の先
端部には、鉤部22が形成されており、第4A図
および第4図に示すようにこの鉤部22と前記爪
部21とが引つ掛かるようになつている。
さらに、ハウジング17に設けたバネ片20
は、係合片16の先端縁が当接するものであり、
第5図に示すように、この先端縁に押圧されて仮
想線の位置より後方に撓み、一定の弾発力をもつ
て係合片16をその基端側に押圧する。
これにより、係合片16は、鉤部22とバネ片
20との間に挟持され、第1図中矢線A方向すな
わち車輛11の前後方向に位置決めされ固定され
る。
また、前記第1挟持片18は、第4図に示すよ
うに、係合片16の前側面に設けた爪部21の先
端に当接している。
そして、前記第2挟持片19は、第6図に示す
ように係合片16の背面に廻り込み、この背面に
当接する。
これによつて、係合片16は、各挟持片18,
19の間に挟持され、第1図中矢線B方向すなわ
ち車輛11の車幅方向に位置決めされ固定され
る。
以上のようにして取付けられた車輛用灯具のリ
ム10は、後面部10a側が固定ネジ15によつ
て十分な強度をもつて固定されるとともに、廻込
み部10b側も、係止片16と係止部との上述し
た係合により、外力に対して十分な強度で固定さ
れる。すなわち、この廻込み部10bに、車輛1
1の後方から押圧力がかかつた場合にも、前記鉤
部22とバネ片20とによつて、この方向の撓み
やガタ付きが防止される。また、廻込み部10b
に、車輛11の側方から押圧力がかかつた場合に
も、前記各挟持片18,19により、この方向の
撓みやガタ付きが防止される。
なお、本考案は、上述した実施例に限定される
ことなく、種々変形が可能であり、例えば前記挟
持片19とバネ片20とを一体に形成した構造の
ものであつても良いし、あるいは、挟持片18と
鉤部22とを別体に形成しても良い。
〈考案の効果〉 本考案によれば、リムの外側に固定ネジやその
挿通孔が露出することがないので、車輛の美観を
高めることができ、かつこのリムをしつかりと固
定できるので、外力等による撓みやガタ等が生じ
ることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略断面図、
第2図は前記実施例が適用された車輛の後部コー
ナ部を示す外観図、第3図は車輛用灯具のリムに
設けた係合片とこの係合片が係合するハウジング
の係止部の形状を示す拡大斜視図、第4A図およ
び第4図は前記係合片と前記係止部の一方の挟持
片及びこれに設けた鉤部との係合状態を示す拡大
断面図、第5図は前記係合片と前記係止部のバネ
片との当接状態を示す拡大断面図、第6図は前記
係合片と前記係止部の他方の挟持片との係合状態
を示す拡大断面図、第7図は車輛用灯具の一従来
例を説明する車輛の後部コーナ部の外観斜視図、
第8図は前記第7図に示す車輛用灯具の断面図で
ある。 10……リム、10a……後面部、10b……
廻込み部、10c……端面壁、11……車輛、1
2……灯具、13……トランクリツド、15……
固定ネジ、16……係合片、17……ハウジン
グ、18,19……挟持片、20……バネ片、2
1……爪部、22……鉤部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輌の後部コーナ部に灯部と隣接して配置さ
    れ、この車輌後方に臨む後面部とこの後面部より
    連続して車輌側面に延長された廻込み部とを有す
    るリムを備えた車輌用灯具であつて、前記リム
    が、その後面部側の端面壁が前記灯部から延設さ
    れたハウジングに外側からネジ止めされるととも
    に、前記廻込み部がその内壁からハウジング側に
    向けて一体に突設された係合片をこの係合片に向
    けて前記ハウジングから一体に突設された第1お
    よび第2挟持片およびバネ片からなる係止部に形
    成することにより前記ハウジングに固定され、前
    記係合片は前記端面壁側の側面に突設された爪部
    を有し、この爪部は、前記第1挟持片の先端に前
    記爪部側に向けて突設された鉤部と係合するとと
    もに前記バネ片が前記係合片の先端縁を押圧する
    ことにより前記鉤部に圧接され、さらに前記係合
    片が前記第1および第2挟持片により挟持されて
    いることを特徴とする車輌用灯具。
JP1205585U 1985-02-01 1985-02-01 Expired JPH0127530Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1205585U JPH0127530Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

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JP1205585U JPH0127530Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

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Publication Number Publication Date
JPS61129215U JPS61129215U (ja) 1986-08-13
JPH0127530Y2 true JPH0127530Y2 (ja) 1989-08-18

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JP1205585U Expired JPH0127530Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0226093Y2 (ja) * 1986-03-07 1990-07-17
JP4627311B2 (ja) * 2007-09-28 2011-02-09 スタンレー電気株式会社 複合車両用灯具

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JPS61129215U (ja) 1986-08-13

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