JPH09156517A - パワーステアリングモーターの支持構造 - Google Patents

パワーステアリングモーターの支持構造

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JPH09156517A
JPH09156517A JP7322624A JP32262495A JPH09156517A JP H09156517 A JPH09156517 A JP H09156517A JP 7322624 A JP7322624 A JP 7322624A JP 32262495 A JP32262495 A JP 32262495A JP H09156517 A JPH09156517 A JP H09156517A
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JP
Japan
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motor
steering
power steering
steering motor
steering device
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Application number
JP7322624A
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English (en)
Inventor
Yasushi Aoki
也寸志 青木
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワーステアリングモーターの支持剛性を大
きくすること。 【解決手段】 ステアリング装置13は、電動式のパワ
ーステアリングモーター14の回転軸がステアリングシ
ャフト15に対して直角に配置されている。ステアリン
グ装置13は、車体側に固定されているクロスメンバ1
6により支持される。クロスメンバ16には、ステアリ
ング装置13を支持するためのコラム支持ブラケット1
7とモーター支持ブラケット18を固定している。モー
ター支持ブラケット18は、パワーステアリングモータ
ー14を介在して、ステアリング装置13の減速ギヤケ
ース23を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリングシャ
フトに対して、パワーステアリングモーターの回転軸を
直交して配置するタイプのパワーステアリングモーター
の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来使用されているステアリン
グ装置1を示す。このステアリング装置1は、主として
ステアリングシャフト2、ステアリングコラム3及びス
テアリングホイール4の操舵力を軽減するための電動式
のパワーステアリングモーター5を設けている。ステア
リング装置1は、ステアリングコラム3にアッパーブラ
ケット7を固定し、モーター5を取付けている減速ギヤ
ケース8にロアブラケット9を固定している。ステアリ
ング装置1は、クロスメンバー11に固定した支持ブラ
ケット12に、ブラケット7,9をボルトで締結するこ
とにより、車体側に固定されている。
【0003】図6及び図7に示すように、モーター5
は、減速ギヤケース8の側部に固定され、モーター5の
回転軸がステアリングシャフト2に対して直角方向に配
置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなタイプのス
テアリング装置1は、モーター5の回転軸がステアリン
グシャフト2に直交するという条件を満たせば、ステア
リングシャフト2の回りに任意に配置が可能である。し
かし、実際には上方にステアリング装置1を車体側に固
定するための支持ブラケット12があるため、モーター
5をステアリングシャフト2よりも上側に配置できな
い。また、これを下側に配置すると、運転者からモータ
ー5が見えてしまうという見苦しさや、ペダルの操作時
の障害になるということが考えられ、ステアリングシャ
フト2の側方や側上方に限定される。
【0005】モーター5は、重量物なのでステアリング
装置1の全体の総重量が重くなり、ステアリングシャフ
ト2の回りに大きなモーメントが発生する。また、モー
ター5の固定が減速ギヤケース8のみであるため、振動
が発生するようなこともあり、よりモーター5の支持剛
性を強化することが望まれていた。
【0006】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、電動式のパワーステアリングモーターの支持剛性を
大きくするパワーステアリングモーターの支持構造を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的は、ステアリ
ングホイールの操舵力を入力するステアリングシャフト
に対して、パワーステアリングモーターの回転軸を、直
角方向に配置したパワーステアリングモーターの支持構
造において、上記パワーステアリングモーターをステア
リングシャフトの上側に設けると共に、パワーステアリ
ングモーターのケーシングを車体側の固定部に、取付部
材を介して固定したことを特徴とするパワーステアリン
グモーターの支持構造によって達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
パワーステアリングモーターの支持構造について、図面
を参照しながら説明する。
【0009】図1は、本発明に係るパワーステアリング
モーターの支持構造を採用しているステアリング装置1
3を示す。ステアリング装置13は、電動式のパワース
テアリングモーター14の回転軸がステアリングシャフ
ト15に対して直角方向に配置されている。ステアリン
グ装置13は、車体側に固定されているクロスメンバ1
6により支持される。この支持構造を説明すると、クロ
スメンバ16には、ステアリング装置13を支持するた
めのコラム支持ブラケット17とモーター支持ブラケッ
ト18を固定している。
【0010】一方のコラム支持ブラケット17は、ステ
アリングコラム19を支持する。すなわち、ステアリン
グ装置13はステアリングコラム19にL形のアッパー
ブラケット20を取付け、このアッパーブラケット20
をボルト21でコラム支持ブラケット17に取付けるこ
とにより、クロスメンバ16に支持される。他方、モー
ター支持ブラケット18は、電動式のパワーステアリン
グモーター14を介在して、ステアリング装置13の減
速ギヤケース23を支持する。
【0011】図2は、モーター14を支持している各構
成部品の分解斜視図である。図に示すように、支持ブラ
ケット18にはゴムシート24の取付用の小孔18aを
3個穿設している。この各小孔18aには、図3に示す
ようにゴムシート24の背後に設けている突起24aが
嵌合する。
【0012】図3に示すように、モーター14のケーシ
ング14aの周部には、ゴムシート24の厚さよりもや
や薄いリング14bを固着している。リング14bには
下向きにフック14cを形成し、モーター14を支持ブ
ラケット18に固定する際、このフック14cが図2に
示す支持ブラケット18に形成した切欠き18bに係止
される。
【0013】そして、モーター14には、ゴムパッキン
25がモーター14のケーシング14aの周部に装着さ
れ、モーター14は金属製の支持ブラケット18とモー
ター固定ブラケット27とに嵌合されるようにして挟持
される。支持ブラケット18、ゴムシート24及びゴム
パッキン25には、それぞれボルトを通すための孔が穿
設されている。ステアリング装置13は、それらの孔に
ボルト28が挿通され、固定ブラケット27に設けた溶
接ナット27aにボルト28が締結されて、クロスメン
バ16に支持される。
【0014】図3〜図5は、モーター14を支持ブラケ
ット18に取付けた状態を示す。図に示すように、モー
ター14を支持ブラケット18に取付けたときには、モ
ーター14と支持ブラケット18との間にゴムシート2
4が介在して取付けられ、モーター14と固定ブラケッ
ト27との間にパッキン25が介在して取付けられる。
ゴムシート24及びゴムパッキン25の肉厚は、モータ
ー14のケーシング14aに、支持ブラケット18と固
定ブラケット27を取付けたときに生じる隙間よりも厚
くし、ボルト28を締結するときに締めしろを作るよう
にする。
【0015】以上、本発明の実施の形態によるパワース
テアリングモーターの支持構造の構成について説明した
が、次にその作用、効果について説明する。
【0016】図1に示すように、パワーステアリングモ
ーター14は、ケーシング14aの一端がステアリング
装置13の減速ギヤケース23に取付けられている。ま
た、ケーシング14aの中央では、モーター支持ブラケ
ット18とモーター固定ブラケット27により挟持され
て、クロスメンバ16に支持されている。すなわち、モ
ーター14は2箇所で強固に取付けられているので、支
持剛性が大きくなっている。
【0017】従来では、図6に示すように、ステアリン
グ装置1の減速ギヤケース8側はロアブラケット9によ
り支持されていた。しかし、本実施の形態ではそのロア
ブラケット9の代わりにモーター14を介在してステア
リング装置13を支持するようにしたので、ステアリン
グ装置13の全体がクロスメンバ16に支持される強度
も大きくなった。これにより、ロアブラケット等の変形
により生じるステアリングコラム19の立ち上がり現象
などを抑制することができる。
【0018】モーター14のケーシング14aにリング
14bを取付け、さらにリング14bにフック14cを
設け、モーター支持ブラケット18には切欠き18bを
形成している。これらを相互に嵌め合うことにより、ボ
ルト28の緩むようなことがあっても、リング14bと
ともにステアリングコラム19の抜けを防止することが
できる。なお、本実施の形態では、ゴムシート24及び
ゴムパッキン25を介在して、モーター14を支持して
いるので、ボルト28の緩みを防止することができる。
さらに、フック14cはモーター14を組み付けるとき
に、モーター14の位置決め及び支持ブラケット18の
仮止めとなり、作業者の取付作業の負担軽減になる。
【0019】図1に示すように、モーター14を従来と
異なりステアリングシャフトの側方から上方に配置した
ので、運転席からモーター14が見えることはない。特
に、モーター14がペダル操作時に障害となるようなこ
とは皆無である。
【0020】また、上述したように、本実施の形態はモ
ーター14の支持剛性を大きくするために、モーター1
4を2箇所で取付けている。これにより、モーター14
の振動を軽減することができ、ゴムシート24及びゴム
パッキン25を介在していることから、なお一層、振動
を軽減することができる。
【0021】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0022】例えば、以上の実施の形態によれば、パワ
ーステアリングモーター14のケーシング14aをクロ
スメンバ16に支持するようにしたが、モーター14
は、車体側の固定部であれば、他の部位に支持するよう
にしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によればモ
ーターを取付部材により車体側の固定部に取付けたの
で、モーターの支持剛性が大きくなるとともに、ステア
リング装置の支持剛性も大きくなる。これにより、パワ
ーステアリングモーターの振動を軽減するとともに、ス
テアリング装置の振動も軽減する。また、パワーステア
リングモーターをステアリングシャフトの上部に取付け
たので、運転席から該モーターが見えなくなり、見栄え
の向上になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるパワーステアリング
モーターの支持構造におけるステアリング装置に、モー
ターを取付けている状態を示す側面図である。
【図2】同モーターの取付部材の構成を示す斜視図であ
る。
【図3】同モーターが取付部材に取付けられている状態
(モーター内部構造を省略している)を示す縦断面図で
ある。
【図4】同モーターが取付部材に取付けられているとき
の、ボルトによる締結部分の断面図である。
【図5】同モーターが取付部材に取付けられている状態
を、モーター上方から見た平面図である。
【図6】従来例によるパワーステアリングモーターの支
持構造におけるステアリング装置に、モーターを取付け
ている状態を示す側面図である。
【図7】同パワーステアリングモーターの支持構造にお
けるモーターの配置されている位置を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
13 ステアリング装置 14 パワーステアリングモーター 14a ケーシング 14b リング 14c フック 15 ステアリングシャフト 16 クロスメンバ 17 コラム支持ブラケット 18 モーター支持ブラケット 18b 切欠き 19 ステアリングコラム 27 モーター固定ブラケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングシャフトに対して、パワー
    ステアリングモーターの回転軸を、直角方向に配置した
    パワーステアリングモーターの支持構造において、上記
    パワーステアリングモーターをステアリングシャフトの
    上側に設けると共に、パワーステアリングモーターのケ
    ーシングを車体側の固定部に、取付部材を介して固定し
    たことを特徴とするパワーステアリングモーターの支持
    構造。
  2. 【請求項2】 上記パワーステアリングモーターのケー
    シングにフックを形成し、このフックを上記取付部材に
    係止して成る請求項1に記載のパワーステアリングモー
    ターの支持構造。
JP7322624A 1995-12-12 1995-12-12 パワーステアリングモーターの支持構造 Pending JPH09156517A (ja)

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