JP2899939B2 - バッテリーフォークリフトトラックにおけるコントローラ取り付け構造 - Google Patents
バッテリーフォークリフトトラックにおけるコントローラ取り付け構造Info
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- JP2899939B2 JP2899939B2 JP32147193A JP32147193A JP2899939B2 JP 2899939 B2 JP2899939 B2 JP 2899939B2 JP 32147193 A JP32147193 A JP 32147193A JP 32147193 A JP32147193 A JP 32147193A JP 2899939 B2 JP2899939 B2 JP 2899939B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリーフォークリ
フトトラックにおいて、バッテリーによって作動しかつ
駆動輪と作業装置とを駆動する走行用モータおよび作業
用モータを制御するコントローラの車体への取り付け構
造に関する。
フトトラックにおいて、バッテリーによって作動しかつ
駆動輪と作業装置とを駆動する走行用モータおよび作業
用モータを制御するコントローラの車体への取り付け構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】バッテリーフォークリフトトラックは、
図1に示すように、車体1の前端に昇降動自在となるフ
ォーク爪2aを有した作業装置2を備えると共に、車体
1の前部下方に駆動輪3を、後部下方に操舵輪4をそれ
ぞれ備え、さらに、車体1の後端にカウンタウエイト5
を設けている。そして、車体1内部には走行用モータ6
と作業用モータ13とバッテリー7とを設けており、該
バッテリー7によって走行用モータ6および作業用モー
タ13を作動し、該走行用モータ6および作業用モータ
13の作動により前記作業装置2と駆動輪3とを駆動す
るようにしている。このようなバッテリーフォークリフ
トトラックにおいて、前記走行用モータ6および作業用
モータ13を制御するコントローラ8を車体1に取り付
けており、この取り付けは、コントローラ8の点検、整
備等を容易に行えるということにより車体の後端部であ
るカウンタウエイト5付近に設けるのが最適であった。
そこで従来は、図2(a)、図2(b)に示すように、
前記カウンタウエイト5に後方より凹部5aを形成し
て、該カウンタウエイト5の凹部5a内に前記コントロ
ーラ8をボルトで固着するようにしたのものが知られて
おり、この場合、コントローラ8へのコード8aの配線
は、車体1内部からカウンタウエイト5を貫通してコン
トローラ8に接続するようになっている。また、図3
(a)、図3(b)に示すように、車体1の後部でカウ
ンタウエイト5の前方にあたる部分に立設した板フレー
ム9に前記コントローラ8をボルトで固着するようにし
たものが知られており、この場合、コントローラ8への
コード8aの配線は、車体1内部から板フレーム9を経
てコントローラ8に接続するようになっている。
図1に示すように、車体1の前端に昇降動自在となるフ
ォーク爪2aを有した作業装置2を備えると共に、車体
1の前部下方に駆動輪3を、後部下方に操舵輪4をそれ
ぞれ備え、さらに、車体1の後端にカウンタウエイト5
を設けている。そして、車体1内部には走行用モータ6
と作業用モータ13とバッテリー7とを設けており、該
バッテリー7によって走行用モータ6および作業用モー
タ13を作動し、該走行用モータ6および作業用モータ
13の作動により前記作業装置2と駆動輪3とを駆動す
るようにしている。このようなバッテリーフォークリフ
トトラックにおいて、前記走行用モータ6および作業用
モータ13を制御するコントローラ8を車体1に取り付
けており、この取り付けは、コントローラ8の点検、整
備等を容易に行えるということにより車体の後端部であ
るカウンタウエイト5付近に設けるのが最適であった。
そこで従来は、図2(a)、図2(b)に示すように、
前記カウンタウエイト5に後方より凹部5aを形成し
て、該カウンタウエイト5の凹部5a内に前記コントロ
ーラ8をボルトで固着するようにしたのものが知られて
おり、この場合、コントローラ8へのコード8aの配線
は、車体1内部からカウンタウエイト5を貫通してコン
トローラ8に接続するようになっている。また、図3
(a)、図3(b)に示すように、車体1の後部でカウ
ンタウエイト5の前方にあたる部分に立設した板フレー
ム9に前記コントローラ8をボルトで固着するようにし
たものが知られており、この場合、コントローラ8への
コード8aの配線は、車体1内部から板フレーム9を経
てコントローラ8に接続するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のバッテリーフォ
ークリフトトラックにおけるコントローラの取り付けあ
って、前者においては、コントローラをカウンタウエイ
トに固着しているので、カウンタウエイトを車体から取
り外す際、カウンタウエイトからコントローラを取り外
さなくてはならないが、この時、コントローラへのコー
ドの配線も分断等を行わなくてはならず、その作業に手
間がかかり作業性が大変悪くなるという問題があった。
また、後者においては、コントローラを板フレームに固
着しているので、前者のようなカウンタウエイトを取り
外す際にコントローラの取り外しあるいはコードの配線
の分断等を行わなくてもすむものの、コントローラにお
いては多量の熱が発生するのでコントローラにおける放
熱性といった問題が生じるが、板フレームでは熱の保有
容量が低いため、コントローラより発生する熱を板フレ
ームによって吸収する量が低くなり、よってコントロー
ラにおける放熱性が悪くなるという問題が生じていた。
本発明は、これらの問題を解消することを、その課題と
している。
ークリフトトラックにおけるコントローラの取り付けあ
って、前者においては、コントローラをカウンタウエイ
トに固着しているので、カウンタウエイトを車体から取
り外す際、カウンタウエイトからコントローラを取り外
さなくてはならないが、この時、コントローラへのコー
ドの配線も分断等を行わなくてはならず、その作業に手
間がかかり作業性が大変悪くなるという問題があった。
また、後者においては、コントローラを板フレームに固
着しているので、前者のようなカウンタウエイトを取り
外す際にコントローラの取り外しあるいはコードの配線
の分断等を行わなくてもすむものの、コントローラにお
いては多量の熱が発生するのでコントローラにおける放
熱性といった問題が生じるが、板フレームでは熱の保有
容量が低いため、コントローラより発生する熱を板フレ
ームによって吸収する量が低くなり、よってコントロー
ラにおける放熱性が悪くなるという問題が生じていた。
本発明は、これらの問題を解消することを、その課題と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題を解
消するため、バッテリーフォークリフトトラックにおい
て、駆動輪と作業装置とを駆動する走行用モータおよび
作業用モータを制御するコントローラの下面を、一部が
車体の後部に装着可能となる取り付け部を有するブラケ
ットを介してカウンタウエイトに設けた矩形状の切り欠
きの底面に着脱自在に固着する。
消するため、バッテリーフォークリフトトラックにおい
て、駆動輪と作業装置とを駆動する走行用モータおよび
作業用モータを制御するコントローラの下面を、一部が
車体の後部に装着可能となる取り付け部を有するブラケ
ットを介してカウンタウエイトに設けた矩形状の切り欠
きの底面に着脱自在に固着する。
【0005】
【作用】本発明は、コントローラの下面を、一部が車体
の後部に装着可能となる取り付け部を有するブラケット
を介してカウンタウエイトに設けた矩形状の切り欠きの
底面に着脱自在に固着したことにより、通常の場合、コ
ントローラをカウンタウエイト側に固着しておくこと
で、コントローラより発生する熱をカウンタウエイトに
よって吸収してコントローラにおける放熱性を良好にす
ることができると共に、カウンタウエイトを車体から取
り外す場合、コントローラを車体側に装着することで、
コントローラの車体側からの取り外しあるいはコードの
配線の分断等をなくすことができる。
の後部に装着可能となる取り付け部を有するブラケット
を介してカウンタウエイトに設けた矩形状の切り欠きの
底面に着脱自在に固着したことにより、通常の場合、コ
ントローラをカウンタウエイト側に固着しておくこと
で、コントローラより発生する熱をカウンタウエイトに
よって吸収してコントローラにおける放熱性を良好にす
ることができると共に、カウンタウエイトを車体から取
り外す場合、コントローラを車体側に装着することで、
コントローラの車体側からの取り外しあるいはコードの
配線の分断等をなくすことができる。
【0006】
【実施例】バッテリーフォークリフトトラックは、図1
に示すような従来とほぼ同様の構成となっており、車体
1の前端に昇降動自在となるフォーク爪2aを有した作
業装置2を備えると共に、車体1の前部下方に駆動輪3
を、後部下方に操舵輪4をそれぞれ備えている。また、
車体1の中央上部にバッテリー7を設け、該バッテリー
7によって駆動する走行用モータ6および作業用モータ
13を車体1の内部に設けて、前記走行用モータ6およ
び作業用モータ13により駆動輪3と作業装置2それぞ
れを駆動するようにしている。そして、前記走行用モー
タ6および作業用モータ13をコントローラ8によって
制御している。
に示すような従来とほぼ同様の構成となっており、車体
1の前端に昇降動自在となるフォーク爪2aを有した作
業装置2を備えると共に、車体1の前部下方に駆動輪3
を、後部下方に操舵輪4をそれぞれ備えている。また、
車体1の中央上部にバッテリー7を設け、該バッテリー
7によって駆動する走行用モータ6および作業用モータ
13を車体1の内部に設けて、前記走行用モータ6およ
び作業用モータ13により駆動輪3と作業装置2それぞ
れを駆動するようにしている。そして、前記走行用モー
タ6および作業用モータ13をコントローラ8によって
制御している。
【0007】次に、前記コントローラ8の車体1への装
着について、図4、図5、図6、図7(a)を用いて具
体的に説明する。車体1側においては、その後部にカウ
ンタウエイト5を載置して、車体1の上方に立設した板
状の板フレーム9と車体1の後端下部とにカウンタウエ
イト5をボルトで固着するようになっており、該カウン
タウエイト5は、上方よりD字型となる本体5bと該本
体5bの後部下方に垂下する垂下部5cとからなり、前
記本体5bの前部が前記板フレーム9に、前記垂下部5
cが車体1の後端下部にそれぞれ固着するようになって
いる。また、前記カウンタウエイト5においては、本体
5bの上部中央においてその前端より後ろに向かって矩
形状の切り欠きを設け、この切り欠きによって形成され
る空間部5dをコントローラ取り付け用としており、該
空間部5dの底面にボルト用穴5eを設けている。
着について、図4、図5、図6、図7(a)を用いて具
体的に説明する。車体1側においては、その後部にカウ
ンタウエイト5を載置して、車体1の上方に立設した板
状の板フレーム9と車体1の後端下部とにカウンタウエ
イト5をボルトで固着するようになっており、該カウン
タウエイト5は、上方よりD字型となる本体5bと該本
体5bの後部下方に垂下する垂下部5cとからなり、前
記本体5bの前部が前記板フレーム9に、前記垂下部5
cが車体1の後端下部にそれぞれ固着するようになって
いる。また、前記カウンタウエイト5においては、本体
5bの上部中央においてその前端より後ろに向かって矩
形状の切り欠きを設け、この切り欠きによって形成され
る空間部5dをコントローラ取り付け用としており、該
空間部5dの底面にボルト用穴5eを設けている。
【0008】一方、前記コントローラ8はその下面をブ
ラケット10を介して前記カウンタウエイト5に設けた
矩形状の切り欠きの底面に着脱自在に固着しており、該
ブラケット10は、横板部11と縦板部12とからL字
型となり、該横板部11には前記コントローラ8を固着
するためのボルト用穴11aを設けると共に前記カウン
タウエイト5に当該ブラケット10を固着するための貫
通穴11bを設けている。また、前記縦板部12には車
体1側の板フレーム9に当該ブラケット10を固着する
ための貫通穴12aを設ることで、車体1の後部に装着
可能となる取り付け部を形成するようになる。そして、
前記コントローラ9は前記ブラケット10の横板部11
に載置してボルト21で固着し、さらに前記カウンタウ
エイト5に設けた矩形状の切り欠きの底面に固着するよ
うになっている。このようにブラケット10にコントロ
ーラ9を固着し、これを前記カウンタウエイト5の本体
5bの空間部5d内に収納して、該空間部5dの底面の
ボルト用穴5eに前記ブラケット10の横板部11の貫
通穴11bを経てボルト22を締着することで、コント
ローラ8およびブラケット10を車体1側のカウンタウ
エイト5に固着している。また、コントローラ8への配
線、すなわちモータ6とコントローラ8とを接続するコ
ード8a等においては、車体1内部より板フレーム9の
一部を貫通して前記ブラケット10を経てコントローラ
8に接続するようになっている。
ラケット10を介して前記カウンタウエイト5に設けた
矩形状の切り欠きの底面に着脱自在に固着しており、該
ブラケット10は、横板部11と縦板部12とからL字
型となり、該横板部11には前記コントローラ8を固着
するためのボルト用穴11aを設けると共に前記カウン
タウエイト5に当該ブラケット10を固着するための貫
通穴11bを設けている。また、前記縦板部12には車
体1側の板フレーム9に当該ブラケット10を固着する
ための貫通穴12aを設ることで、車体1の後部に装着
可能となる取り付け部を形成するようになる。そして、
前記コントローラ9は前記ブラケット10の横板部11
に載置してボルト21で固着し、さらに前記カウンタウ
エイト5に設けた矩形状の切り欠きの底面に固着するよ
うになっている。このようにブラケット10にコントロ
ーラ9を固着し、これを前記カウンタウエイト5の本体
5bの空間部5d内に収納して、該空間部5dの底面の
ボルト用穴5eに前記ブラケット10の横板部11の貫
通穴11bを経てボルト22を締着することで、コント
ローラ8およびブラケット10を車体1側のカウンタウ
エイト5に固着している。また、コントローラ8への配
線、すなわちモータ6とコントローラ8とを接続するコ
ード8a等においては、車体1内部より板フレーム9の
一部を貫通して前記ブラケット10を経てコントローラ
8に接続するようになっている。
【0009】このように構成したことで、通常時、コン
トローラ8はブラケット10を介してカウンタウエイト
5に固着している。これにより、該カウンタウエイト5
は大きな体積等により熱の保有容量が高くなっており、
前記コントローラ8をカウンタウエイト5に固着するこ
とで、該コントローラ8より発生する熱を熱の保有容量
の高いカウンタウエイト5によって吸収することがで
き、よってコントローラ8における放熱性を良好にする
ことができる。また、車体1からカウンタウエイト5を
取り外す際は、前記ブラケット10の横板部11と前記
カウンタウエイト5の空間部5dとを固着しているボル
ト22を外すと共に、前記ブラケット10の縦板部12
の貫通穴12aを経て車体1側の板フレーム9に設けた
ボルト用穴にボルト23を締着することで、コントロー
ラ8およびブラケット10を車体1側の板フレーム9に
固着するようになる。これにより、コントローラ8を車
体1側から取り外すことなく、車体1からカウンタウエ
イト5を取り外すことができ、コントローラ8へのコー
ド8aの配線の分断等をなくすことで、作業に手間をな
くし作業性を向上することができる。
トローラ8はブラケット10を介してカウンタウエイト
5に固着している。これにより、該カウンタウエイト5
は大きな体積等により熱の保有容量が高くなっており、
前記コントローラ8をカウンタウエイト5に固着するこ
とで、該コントローラ8より発生する熱を熱の保有容量
の高いカウンタウエイト5によって吸収することがで
き、よってコントローラ8における放熱性を良好にする
ことができる。また、車体1からカウンタウエイト5を
取り外す際は、前記ブラケット10の横板部11と前記
カウンタウエイト5の空間部5dとを固着しているボル
ト22を外すと共に、前記ブラケット10の縦板部12
の貫通穴12aを経て車体1側の板フレーム9に設けた
ボルト用穴にボルト23を締着することで、コントロー
ラ8およびブラケット10を車体1側の板フレーム9に
固着するようになる。これにより、コントローラ8を車
体1側から取り外すことなく、車体1からカウンタウエ
イト5を取り外すことができ、コントローラ8へのコー
ド8aの配線の分断等をなくすことで、作業に手間をな
くし作業性を向上することができる。
【0010】なお、前記コントローラ8あるいはカウン
タウエイト5の車体1への組み付け手順は次の通りであ
る。あらかじめコントローラ8をブラケット10に固着
しておき、該コントローラ8およびブラケット10を一
旦車体1側の板フレーム9に固着する。この時、ブラケ
ット10の下方においてはカウンタウエイト5を車体1
に固着した際に該ブラケット10とカウンタウエイト5
との間に若干の間隙が形成されるように前記コントロー
ラ8およびブラケット10を車体1側の板フレーム9に
固着する。そして、コントローラ8へのコード8aの配
線を、車体1内部より板フレーム9の一部を貫通して前
記ブラケット10を経てコントローラ8に接続するよう
にして行う。その後、カウンタウエイト5を板状の板フ
レーム9と車体1の後端下部とにボルトで固着する。そ
して、前記コントローラ8およびブラケット10を車体
1側の板フレーム9側より外してカウンタウエイト5側
に固着する。このような組み付け手順により、コントロ
ーラ8へのコード8aの配線作業を行う際にカウンタウ
エイト5を車体1に固着していないので、コード8aの
配線作業の際にカウンタウエイト5が邪魔になるといっ
たことをなくして作業を容易に行えるようになる。
タウエイト5の車体1への組み付け手順は次の通りであ
る。あらかじめコントローラ8をブラケット10に固着
しておき、該コントローラ8およびブラケット10を一
旦車体1側の板フレーム9に固着する。この時、ブラケ
ット10の下方においてはカウンタウエイト5を車体1
に固着した際に該ブラケット10とカウンタウエイト5
との間に若干の間隙が形成されるように前記コントロー
ラ8およびブラケット10を車体1側の板フレーム9に
固着する。そして、コントローラ8へのコード8aの配
線を、車体1内部より板フレーム9の一部を貫通して前
記ブラケット10を経てコントローラ8に接続するよう
にして行う。その後、カウンタウエイト5を板状の板フ
レーム9と車体1の後端下部とにボルトで固着する。そ
して、前記コントローラ8およびブラケット10を車体
1側の板フレーム9側より外してカウンタウエイト5側
に固着する。このような組み付け手順により、コントロ
ーラ8へのコード8aの配線作業を行う際にカウンタウ
エイト5を車体1に固着していないので、コード8aの
配線作業の際にカウンタウエイト5が邪魔になるといっ
たことをなくして作業を容易に行えるようになる。
【0011】また、前記ブラケット10の他の実施例と
しては、図7(b)に示すように、前述の実施例と同様
に横板部11と縦板部12とからL字型となり、該横板
部11にボルト用穴11aと貫通穴11bとを設けると
共に、前記縦板部12に貫通穴12aを設けているが、
該縦板部12に設けた貫通穴12aを縦方向に細長に形
成する。そして、前記コントローラ8を固着したブラケ
ット10の横板部11をカウンタウエイト5側に固着す
ると共に、該ブラケット10の縦板部12の貫通穴12
aにボルト23を通して該ボルト23を車体1側の板フ
レーム9に締着しておく。このようにすることで、前記
ブラケット10の横板部11とカウンタウエイト5とを
固着しているボルト22を外すと、前記ブラケット10
が板フレーム9に上下に若干移動自在(縦板部12の貫
通穴12aの縦方向の寸法分)に掛合するようになり、
車体1からカウンタウエイト5を取り外す際、前記ブラ
ケット10の横板部11と前記カウンタウエイト5とを
固着しているボルト22を外すだけで、該ブラケット1
0が板フレーム9に掛合するようになり、コントローラ
8を車体1側から取り外すことなく、作業をさらに容易
に行うことができる。
しては、図7(b)に示すように、前述の実施例と同様
に横板部11と縦板部12とからL字型となり、該横板
部11にボルト用穴11aと貫通穴11bとを設けると
共に、前記縦板部12に貫通穴12aを設けているが、
該縦板部12に設けた貫通穴12aを縦方向に細長に形
成する。そして、前記コントローラ8を固着したブラケ
ット10の横板部11をカウンタウエイト5側に固着す
ると共に、該ブラケット10の縦板部12の貫通穴12
aにボルト23を通して該ボルト23を車体1側の板フ
レーム9に締着しておく。このようにすることで、前記
ブラケット10の横板部11とカウンタウエイト5とを
固着しているボルト22を外すと、前記ブラケット10
が板フレーム9に上下に若干移動自在(縦板部12の貫
通穴12aの縦方向の寸法分)に掛合するようになり、
車体1からカウンタウエイト5を取り外す際、前記ブラ
ケット10の横板部11と前記カウンタウエイト5とを
固着しているボルト22を外すだけで、該ブラケット1
0が板フレーム9に掛合するようになり、コントローラ
8を車体1側から取り外すことなく、作業をさらに容易
に行うことができる。
【0012】
【発明の効果】本発明においては、通常の場合、コント
ローラをブラケットを介して熱保有容量の高いカウンタ
ウエイト側に固着しておくことで、コントローラより発
生する熱をカウンタウエイトによって吸収することがで
き、コントローラにおける放熱性を良好にすることがで
きる。また、車体からカウンタウエイトを取り外す際、
前記ブラケットを前記カウンタウエイトから外すと共
に、前記ブラケットを車体側の板フレームに装着するこ
とで、コントローラを車体側から取り外すことなく、車
体からカウンタウエイトを取り外すことができ、コント
ローラへのコードの配線の分断等をなくすことで、作業
の手間をなくし作業性の向上を図ることができる。
ローラをブラケットを介して熱保有容量の高いカウンタ
ウエイト側に固着しておくことで、コントローラより発
生する熱をカウンタウエイトによって吸収することがで
き、コントローラにおける放熱性を良好にすることがで
きる。また、車体からカウンタウエイトを取り外す際、
前記ブラケットを前記カウンタウエイトから外すと共
に、前記ブラケットを車体側の板フレームに装着するこ
とで、コントローラを車体側から取り外すことなく、車
体からカウンタウエイトを取り外すことができ、コント
ローラへのコードの配線の分断等をなくすことで、作業
の手間をなくし作業性の向上を図ることができる。
【図1】バッテリーフォークリフトトラック全体を示す
側面図である。
側面図である。
【図2】(a) 従来のコントローラ取り付け構造を示
す平面図である。 (b) 従来のコントローラ取り付け構造を示す側面図
である。
す平面図である。 (b) 従来のコントローラ取り付け構造を示す側面図
である。
【図3】(a) 従来の他のコントローラ取り付け構造
を示す平面図である。 (b) 従来の他のコントローラ取り付け構造を示す側
面図である。
を示す平面図である。 (b) 従来の他のコントローラ取り付け構造を示す側
面図である。
【図4】本発明によるコントローラ取り付け構造を示す
平面図である。
平面図である。
【図5】本発明によるコントローラ取り付け構造を示す
側面図である。
側面図である。
【図6】本発明によるコントローラ取り付け構造を示す
背面図である。
背面図である。
【図7】(a) 本発明におけるブラケットを示す斜視
図である。 (b) 本発明における他のブラケットを示す斜視図で
ある。
図である。 (b) 本発明における他のブラケットを示す斜視図で
ある。
1…車体、2…作業装置、2a…フォーク爪、3…駆動
輪、4…操舵輪、5…カウンタウエイト、5a…凹部、
5b…本体、5c…垂下部、5d…空間部、5e…ボル
ト用穴、6…走行用モータ、7…バッテリー、8…コン
トローラ、9…板フレーム、10…ブラケット、11…
横板部、11a…ボルト用穴、11b…貫通穴、12…
縦板部、12a…貫通穴、13…作業用モータ、21…
ボルト、22…ボルト、23…ボルト。
輪、4…操舵輪、5…カウンタウエイト、5a…凹部、
5b…本体、5c…垂下部、5d…空間部、5e…ボル
ト用穴、6…走行用モータ、7…バッテリー、8…コン
トローラ、9…板フレーム、10…ブラケット、11…
横板部、11a…ボルト用穴、11b…貫通穴、12…
縦板部、12a…貫通穴、13…作業用モータ、21…
ボルト、22…ボルト、23…ボルト。
Claims (1)
- 【請求項1】 車体1の前部に昇降動自在となるフォー
ク爪2aを有した作業装置2を備えると共に、駆動輪3
と操舵輪4をそれぞれ備え、車体1の後部にカウンタウ
エイト5を設け、バッテリー7によって作動して前記駆
動輪3を駆動する走行用モータ6とバッテリー7によっ
て作動して前記作業装置2を駆動する作業用モータ13
とを設けたバッテリーフォークリフトトラックにおい
て、前記カウンタウエイト5上部の前端より矩形状の切
り欠きを設けると共に、前記走行用モータ6および作業
用モータ13を制御するコントローラ8の下面を、一部
が車体1の後部に装着可能となる取り付け部を有するブ
ラケット10を介して前記カウンタウエイト5に設けた
矩形状の切り欠きの底面に着脱自在に固着したことを特
徴とするバッテリーフォークリフトトラックにおけるコ
ントローラ取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32147193A JP2899939B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | バッテリーフォークリフトトラックにおけるコントローラ取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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