JP2005280891A - カウンタバランス型フォークリフト - Google Patents

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Masahiro Yoshioka
雅博 吉岡
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Abstract

【課題】 カウンタバランス型フォークリフトにおいて、車体後方寄りにコントロールユニットなどの機器を搭載できるようにし、しかも搭載される機器のメンテナンス作業が容易にできるようにする。
【解決手段】 車体フレーム1の前部に荷役装置4を、略中央部にバッテリ2が搭載されるバッテリ収納室3を、後部にカウンタウエイト5をそれぞれ備えるカウンタバランス型フォークリフトにおいて、バッテリ収納室3とカウンタウエイト5との間に、上方と左右両側方に向けて開口させた機器収納室10が形成され、該機器収納室10の上方の開口部10aを覆うトップカバー11と、側方の開口部10bを覆うサイドカバー12とが設けられる。これにより、トップカバー11とサイドカバー12を開いて、機器収納室10の上方と側方とから機器をメンテナンスできる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車体の前部に荷物を扱う荷役装置を、後部にカウンタウエイトをそれぞれ備え、車体の略中央部にバッテリが収納されるカウンタバランス型フォークリフトに関する。
従来、後掲する特許文献1や特許文献2に開示されているように、カウンタバランス型フォークリフトにおいて、車体の後部に備えられたカウンタウエイト内に収納部を形成し、この収納部に車体の各部に備えられた機器を制御するコントロールユニットを収納することが行われている。
特許文献1には、カウンタウエイトに上方に向けて開口した収納部を形成し、この収納部にコントロールユニットを収納し、開口部分をカバーで覆う構成が記載されている。また、特許文献2には、上記特許文献1と同様の収納部の他に、カウンタウエイトに後方に向けて開口した収納部を形成する構成が、従来の技術として記載されている。
特開平1−285424号公報 特開平7−172800号公報
カウンタバランス型フォークリフトでは、車体の安定性の観点から、車体後方寄りに機器を搭載することが好ましく、こうすることでカウンタウエイトの小型化を図ることができる。そこで、カウンタウエイト内に機器を完全に収納できる収納部を設ければ、より後方寄りに機器を搭載することが可能となるが、搭載する機器に対して収納部を大きく設け過ぎると、カウンタウエイトの重量不足を招くことになるので、収納部は必要最低限の大きさにせざるを得ないという事情がある。
しかし、収納部へ機器を出し入れしたり、搭載されている機器のメンテナンスを行ったりといった作業を容易に行えるようにするとなると、収納部を機器に対してある程度大きく設けるなどして作業のためのスペースを確保することが必要になる。
本発明は、カウンタバランス型フォークリフトにおいて、車体後方寄りにコントロールユニットなどの機器を搭載できるようにし、しかも搭載される機器のメンテナンス作業が容易にできるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、車体の前部に荷役装置を備え、略中央部にバッテリが搭載されるバッテリ収納室を備え、後部にカウンタウエイトを備えるカウンタバランス型フォークリフトにおいて、上記バッテリ収納室と上記カウンタウエイトとの間に、上方と少なくとも左右いずれか一側方とに向けて開口して機器収納室が形成され、該機器収納室の上方の開口部を覆うトップカバーと、側方の開口部を覆うサイドカバーとが設けられることを特徴とする技術的手段を採用する。
このような本発明によれば、バッテリよりも車体後方寄りに機器を搭載することができ、車体の安定性の向上を図ることができる。また、トップカバーとサイドカバーのいずれか適当な方を開いて機器収納室内の機器のメンテナンス作業を行うことができる他、トップカバーとサイドカバーの両方を開いて機器収納室の上方からと側方からとの2方向から同時にメンテナンス作業を行うことができるようになる。
ここで、上方及び側方の開口部を、該開口部を通して機器収納室内外へ機器を搬入出可能に形成することにより、上方と側方の開口部のいずれか適当な方から機器を搬入出することができ、さらに、上方の開口部を通しての搬入出作業と側方の開口部を通しての搬入出作業とを並行して行うことができるので、機器の交換作業等を容易に、かつ効率的に行うことが可能となる。
上記構成において、上記カウンタウエイトが、上記機器収納室側に向かって平面視凹形に形成された凹部を備え、上記トップカバーが、上記機器収納室の上方の開口部と共に上記カウンタウエイトの凹部の上方を覆うように設けられることを特徴とする技術的手段を採用すれば、トップカバーを開いた状態でカウンタウエイトの凹部を作業スペースとして利用できるので、より容易に機器の搬入出作業やメンテナンス作業を行うことができるようになる。
以上に説明したように、本発明によれば、バッテリよりも車体後方寄りに機器を搭載することができるので、車体の安定性の向上を図ることができる。また、本発明では、上方と少なくとも左右いずれか一側方に向けて開口させた機器収納室が形成され、該機器収納室の上方の開口部を覆うトップカバーと、側方の開口部を覆うサイドカバーとが設けられるので、トップカバーとサイドカバーのいずれか適当な方を開いてメンテナンス作業を行ったり、両方を開いて機器収納室の上方からと側方からとの2方向から同時にメンテナンス作業を行ったりすることができる。
図1に示すように、本発明の一実施例に係るカウンタバランス型フォークリフトは、車体フレーム1の前後方向中央部に、バッテリ2を収納するバッテリ収納室3を備えており、このバッテリ収納室3に収納されたバッテリ2から車体フレーム1に搭載された各種機器へ電力を供給している。また、車体フレーム1の前部には、荷物を掬い上げるフォークが昇降可能に設けられた荷役装置4が支持され、後部には、カウンタウエイト5が支持されている。
バッテリ収納室3は、底板6と、底板6上に前後に適当な間隔を置いて立ち上げられた前立板7、後立板8と、前立板7の上縁に円滑に連続し、後立板8の上部に接合されている天板9とを備える。バッテリ収納室3は左右両側方に開口させて形成してあり、この開口部を通してバッテリ収納室3にバッテリ2を出し入れすることが可能である。
そして、図1と図2に示すように、車体フレーム1には、バッテリ収納室3とカウンタウエイト5との間に機器収納室10を設けている。この機器収納室10は、上方と左右両側方に開口させて形成してあり、上方の開口部10aにはこれを閉塞できるトップカバー11が開閉可能に設けられ、左右の開口部10bにはそれぞれこれを閉塞できるサイドカバー12が開閉可能に設けられる。
上方の開口部10aは、平面視においてほぼ矩形とされており、後述するコントロールユニット20の前後寸法よりも大きく前後に開口されると共に、コントロールユニット20の左右寸法よりも大きく左右に開口されている。また、側方の開口部10bは、側面視においてほぼ矩形とされており、コントロールユニット20の前後寸法よりも大きく前後に開口されると共に、コントロールユニット20の上下寸法よりも大きく上下に開口されている。
そのため、各開口部10a,10bを通して、機器収納室10内へのコントロールユニット20の搬入、及び機器収納室10からのコントロールユニット20の搬出ができるようになっている。上方の開口部10aと側方の開口部10bのうち少なくともいずれか一方は、機器収納室10に収納される他の機器の外形よりも大きく開口されており、これらの機器をいずれかの開口部を通して機器収納室10内へ搬入したり、機器収納室10からの機器の搬出したりできるようにしている。
そして、機器収納室10には、車体フレーム1に搭載されている電気機器を制御するコントロールユニット20と、このコントロールユニット20により制御される電気機器である電動油圧ポンプ22、及び充電用変圧器23が収納される。なお、機器収納室10内ではないが、車体フレーム1には、電動油圧ポンプ22、充電用変圧器23の他に、当該フォークリフトの走行を成すための走行用モータ(図示せず)をはじめとする種々の電気機器が搭載され、これらがコントロールユニット20により制御される。
ところで、左右のサイドカバー12には、それぞれ通風口12aが形成されている(図2に、右のサイドカバー16の通風口12aをハッチングを付して示す。)。図に示すように、左のサイドカバー12の通風口12aは、ダクト13を介してコントロールユニット20が備えるヒートシンク21と連通され、また、右のサイドカバー12の通風口12aもヒートシンク21と連通されることにより、一方の通風口から吸入された外気が、コントロールユニット20を冷却して他方の通風口から排出されるようにしている。
図1ないし図3に示すように、カウンタウエイト5には、機器収納室10側に向かって平面視凹形に形成され、かつ上方に開口させた凹部5aが設けられている。この凹部5aは、図2に示すように、機器収納室10に対向する面を機器収納室10の左右寸法と略同じ範囲にわたって湾曲させてあり、また、図3に示すように、その底面を機器収納室10側下がりに傾斜させて形成してある。
さて、カウンタウエイト5とコントロールユニット20との間には、これらを仕切る仕切り板などが設けられないため、両者の間の空間、つまり凹部5aとコントロールユニット20との間の空間30(図2と図3にハッチングを付して示す。)はフリースペースとなっている。そこで、この空間30を、例えばコントロールユニット20を点検、整備する際に利用することができる他、コントロールユニット20を機器収納室10の内外へ搬入出する際や、コントロールユニット20を後立板8に取り付ける際に作業スペースとして利用することができ、これにより作業性の向上を図ることができる。
なお、トップカバー11は、機器収納室10の開口部10aとカウンタウエイト5の凹部5aとを上から閉塞できる一連の形状に形成されており、これを開くことで、開口部10a及び凹部5aが上方に開放され、機器収納室10の内外へ機器を搬入出したり、機器収納室10内の機器をメンテナンスしたりすることが可能となる。
以上のように構成することにより、トップカバー11とサイドカバー12のいずれか適当な方を開いて、機器収納室10内の機器のメンテナンス作業をするできる。また、トップカバー11とサイドカバー12を両方とも開いて、上方からと側方から(最大3方向から)同時に機器収納室10内の機器のメンテナンスができるので、メンテナンス作業が容易になり、作業の効率化を図ることができる。もちろん、メンテナンス作業に限らず、機器収納室10内外への機器の搬入出も容易に行うことができる。
また、バッテリ収納室3よりも後方に機器収納室10が設けられているので、バッテリ2よりも後方位置で車体フレーム1にコントロールユニット20をはじめとする機器を搭載することができ、車体の安定性の向上を図ることができる。しかも、機器収納室10の前方はバッテリ収納室3に、後方はカウンタウエイト5により仕切られているので、機器収納室10内に収納された機器は前後方向に強堅に保護され、また、トップカバー11とサイドカバー12とにより上方及び側方が保護されるので、機器を安全に機器収納室10内に収納することができる。
本発明の側面図である。 本発明の平面図である。 本発明の断面図である。
符号の説明
1 車体フレーム
2 バッテリ
3 バッテリ収納室
4 荷役装置
5 カウンタウエイト
5a 凹部
10 機器収納室
10a 上方の開口部
10b 側方の開口部
11 トップカバー
12 サイドカバー
20 コントロールユニット
22 電動油圧ポンプ
23 充電用変圧器

Claims (2)

  1. 車体の前部に荷役装置を備え、略中央部にバッテリが搭載されるバッテリ収納室を備え、後部にカウンタウエイトを備えるカウンタバランス型フォークリフトにおいて、
    上記バッテリ収納室と上記カウンタウエイトとの間に、上方と少なくとも左右いずれか一側方とに向けて開口して機器収納室が形成され、該機器収納室の上方の開口部を覆うトップカバーと、側方の開口部を覆うサイドカバーとが設けられることを特徴とするカウンタバランス型フォークリフト。
  2. 上記カウンタウエイトが、上記機器収納室側に向かって平面視凹形に形成された凹部を備え、上記トップカバーが、上記機器収納室の上方の開口部と共に上記カウンタウエイトの凹部の上方を覆うように設けられることを特徴とする請求項1に記載されたカウンタバランス型フォークリフト。
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