JPH05294150A - 燃料タンクの支持構造 - Google Patents

燃料タンクの支持構造

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Publication number
JPH05294150A
JPH05294150A JP12963692A JP12963692A JPH05294150A JP H05294150 A JPH05294150 A JP H05294150A JP 12963692 A JP12963692 A JP 12963692A JP 12963692 A JP12963692 A JP 12963692A JP H05294150 A JPH05294150 A JP H05294150A
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JP
Japan
Prior art keywords
fuel tank
vehicle body
structural member
body structural
floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP12963692A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Okada
純 岡田
Eiji Mori
森  英二
Kiyoshi Yoshizumi
潔 吉積
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Horie Kinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Horie Kinzoku Kogyo KK
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料タンクを帯部材によって下部車体構造部
材に支持する支持構造において、下部車体構造部材の上
面に対する燃料タンクの配設位置に拘らず、燃料タンク
の独立した振動を抑え適切に支持する。 【構成】 下部車体構造部材のフロア1と上部車体構造
部材のパネル4との間に配設する燃料タンク2の少くと
も一部をフロア1の上面に載置し、バンド3を燃料タン
ク2に張設してバンド3の両端をフロア1に固定する。
そして、燃料タンク2の上面とパネル4との間に押部材
たる押プレート10を配設し、これが燃料タンク2の上
面を押接するように支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料タンクの支持構造
に関し、特に帯部材によって燃料タンクを車体構造部材
に支持する支持構造に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の燃料タンクの支持構造とし
ては、燃料タンクにフランジを形成し、このフランジを
車体構造部材にボルト等によって固定する構造と、燃料
タンクに帯部材を張設し、その両端を車体構造部材に固
定する構造が知られている。そして、後者の帯部材によ
って燃料タンクを支持するものとして、例えば実開昭6
2−135634号公報に記載のようにバンド即ち帯部
材によって燃料タンクを車体の下方に吊下する構造と、
フロア等の下部車体構造部材の上面に燃料タンクを載置
し帯部材によって固定する構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のフランジを介し
て燃料タンクを支持する構造においては、燃料タンク自
体が構造部材を構成することとなるので種々の制約があ
り、補強も必要となる。これに対し、帯部材によって燃
料タンクを支持する構造にあっては、燃料タンク自体に
対する制約は比較的少なく、製造、組付が容易である。
就中、フロア等の下部車体構造部材の上面に載置する構
造は、上記公報に記載のような車体の下方に吊下する構
造に比し制約が少なく、支持が容易である。而して、各
支持構造の特徴及び燃料タンクが搭載される車体の構造
等に応じて何れかの支持構造が選択される。
【0004】本発明は、特に燃料タンクが下部車体構造
部材の上面に載置される場合の支持構造に係り、従って
燃料タンクに帯部材が張設され、その両端が下部車体構
造部材に固定される。この場合において、燃料タンクの
車体前後方向の両側で帯部材を固定する構造とすること
ができれば、車体が振動しても燃料タンクの変位は比較
的小さく抑えることができる。しかし、車体構造によっ
ては、燃料タンクの前方部分のみが下部車体構造部材上
に載置され、燃料タンクの後方部分が車体後方に突出し
所謂オーバーハング状態となることがある。この場合に
は、悪路走行時のように車体が激しく振動すると、車体
に対する燃料タンクの変位が大となる。このため、燃料
タンクが独立して振動するおそれがあり、振動による異
音の発生が懸念される。
【0005】そこで、本発明は燃料タンクを帯部材によ
って下部車体構造部材に支持する燃料タンクの支持構造
において、下部車体構造部材の上面に対する燃料タンク
の配設位置に拘らず、燃料タンクの独立した振動を抑え
適切に支持し得るようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、上部車体構造部材と下部車体構造部材と
の間に配設する燃料タンクの少くとも一部を前記下部車
体構造部材の上面に載置し、前記燃料タンクに帯部材を
張設すると共に、該帯部材の両端を前記下部車体構造部
材に固定して前記燃料タンクを支持する燃料タンクの支
持構造において、前記燃料タンクの上面と該上面に対向
する前記上部車体構造部材との間に押部材を配設し、該
押部材を前記燃料タンクの上面に押接するように支持し
たものである。
【0007】
【作用】本発明においては、燃料タンクは上部車体構造
部材と下部車体構造部材との間に配設され、少くとも燃
料タンクの一部が下部車体構造部材、例えばフロアの上
面に載置される。続いて、帯部材が燃料タンクに張設さ
れ両端が下部車体構造部材に固定される。そして、燃料
タンクの上面と、この上面に対向する上部車体構造部材
との間に押部材が配設され、この押部材が燃料タンクの
上面を押接するように支持される。これにより、燃料タ
ンクは独立して振動することなく下部車体構造部材に適
切に支持される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1及び図2は本発明の第1実施例に係る燃料タ
ンクの支持構造を示し、下部車体構造部材の例えばフロ
ア1の上面に、クッションゴム5,6を介して燃料タン
ク2が載置され、帯部材たるバンド3の一端が例えばボ
ルト及びナット3aによってフロア1の前方に固定され
ると共に、バンド3の他端がフロア1の後方のブラケッ
ト1bに例えばボルト及びナット3bによって固定され
る。このとき、燃料タンク2の車体後方側(図1の右方
側で、図2の下方側)の一部はフロア1から突出してお
り、所謂オーバーハング状態となっている。尚、燃料タ
ンク2のフランジ部の破損を防止するため、フランジ部
とバンド3との間にはクッションゴム7が介装されてい
る。
【0009】そして、図1及び図2に示すように、上部
車体構造部材たるパネル4に押部材たる一対の押プレー
ト10が支持され、押プレート10の頂面がクッション
ゴム8を介して燃料タンク2の上面に押接されている。
押プレート10は図1に示すように断面ハット状で、パ
ネル4に穿設された開口4aに嵌合され、押プレート1
0のフランジ部の両端が夫々ボルト及びナット10a,
10bによってパネル4に固定されている。
【0010】尚、この押プレート10の形状は図1及び
図2に示すものに限ることなく、燃料タンク2を押接し
得るものであればどのような形状、構造であってもよ
い。また、ボルト及びナット10a,10bに代えて他
の固定部材を用いることとしてもよい。更に、本実施例
では図2に示すように一対の押プレート10が配設され
ているが、一個のみとしてもよい。
【0011】而して、バンド3の前方端部をボルト及び
ナット3aによってフロア1に予め固定しておき、燃料
タンク2をフロア1の上面に載置した後バンド3を張設
し、ボルト及びナット3bによってブラケット1bに固
定すれば、燃料タンク2をフロア1に支持することがで
きる。しかし、この状態のままで悪路走行を行なうと、
車体振動即ちフロア1の振動に応じ、燃料タンク2がフ
ロア1に対して大きく変位するおそれがある。即ち、燃
料タンク2の車体後方側の一部はオーバーハングされた
状態にあるので、フロア1の振動によっては燃料タンク
2が図5に二点鎖線で示したように変位するおそれがあ
る。
【0012】これに対し、本発明の第1実施例において
は、図1に示すように押プレート10がボルト及びナッ
ト10a,10bによってパネル4に固定され、押プレ
ート10の頂面がクッションゴム8を介して燃料タンク
2に押接されているので、図5に二点鎖線で示したよう
な燃料タンク2の変位は確実に阻止され、燃料タンク2
は独立して振動することなく安定した状態でフロア1及
びパネル4間に支持される。
【0013】図3は本発明の第2実施例に係るもので、
押部材として、図1の押プレート10に替えて、螺子キ
ャップ状の押蓋11が設けられている。その他の構成は
第1実施例と同様であるので同一部品には同一符号を付
して説明は省略する。押蓋11は例えば樹脂によって形
成され、その筒体部11aの外面には螺子溝が形成され
ており、パネル4の開口4aに螺合されるように構成さ
れている。また、押蓋11のフランジ部には径方向に延
在する操作リブ11bが形成されており、これを回転操
作することにより押蓋11が図3の上下方向に進退する
ように構成されている。
【0014】而して、燃料タンク2をフロア1の上面に
配置しバンド3を張設した後、操作リブ11bにより押
蓋11を回転させ、筒体部11aの頂面が燃料タンク2
の外面に当接するまで移動させれば、燃料タンク2をフ
ロア1とパネル4との間に確実に支持することができ
る。特に、この第2実施例によれば、燃料タンク2の上
面とパネル4との間隙にバラツキがある場合でも、押蓋
11を回転操作することにより簡単にその頂面を燃料タ
ンク2の上面に当接させることができるので、燃料タン
ク2を容易且つ適切に支持することができる。尚、押蓋
11と燃料タンク2との間に、第1実施例と同様クッシ
ョンゴム8を介装することとしてもよい。
【0015】図4は本発明の第3実施例に係るもので、
パネル4に開口4aを形成することなく、押部材として
例えばゴム製の楔12を、パネル4と燃料タンク2の上
面との間の間隙に介装することとしたもので、その他の
構成は第1及び第2実施例と同様である。而して、この
第3実施例によれば、パネル4に開口4aを設ける等パ
ネル4側を加工する必要はなく、楔12を車体後方から
上記間隙に差し込むだけで、燃料タンク2の独立した振
動を抑え適切に支持することができる。尚、楔12は一
個でも複数個でもよく、また樹脂製としてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下に記載の効果を奏する。即ち、本発明の燃料タン
クの支持構造によれば、燃料タンクは上部車体構造部材
と下部車体構造部材との間に配設され、下部車体構造部
材の上面に載置されて帯部材により固定されるように構
成されているので、燃料タンクを容易に支持することが
できる。しかも、本発明においては燃料タンクの上面
と、この上面に対向する上部車体構造部材との間に押部
材が配設され、この押部材が燃料タンクの上面を押接す
るように支持されているので、燃料タンクの独立した振
動を抑え適切に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る燃料タンクの支持構
造の断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る燃料タンクの支持構
造の平面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る燃料タンクの支持構
造の断面図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る燃料タンクの支持構
造の断面図である。
【図5】本発明の第1実施例において押プレートを設け
ない場合の燃料タンクの動きを示す断面図である。
【符号の説明】
1 フロア(下部車体構造部材) 2 燃料タンク 3 バンド(帯部材) 4 パネル(上部車体構造部材) 5〜8 クッションゴム 10 押プレート(押部材) 11 押蓋(押部材) 12 楔(押部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉積 潔 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部車体構造部材と下部車体構造部材と
    の間に配設する燃料タンクの少くとも一部を前記下部車
    体構造部材の上面に載置し、前記燃料タンクに帯部材を
    張設すると共に、該帯部材の両端を前記下部車体構造部
    材に固定して前記燃料タンクを支持する燃料タンクの支
    持構造において、前記燃料タンクの上面と該上面に対向
    する前記上部車体構造部材との間に押部材を配設し、該
    押部材を前記燃料タンクの上面に押接するように支持し
    たことを特徴とする燃料タンクの支持構造。
JP12963692A 1992-04-21 1992-04-21 燃料タンクの支持構造 Pending JPH05294150A (ja)

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JP12963692A JPH05294150A (ja) 1992-04-21 1992-04-21 燃料タンクの支持構造

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JPH05294150A true JPH05294150A (ja) 1993-11-09

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JP12963692A Pending JPH05294150A (ja) 1992-04-21 1992-04-21 燃料タンクの支持構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100482964B1 (ko) * 2002-03-21 2005-04-15 기아자동차주식회사 자동차용 연료탱크 공간 구조
US9579972B2 (en) 2013-01-31 2017-02-28 Yachiyo Industry, Co., Ltd. Structure for mounting fuel tank on vehicle body and device for preventing deformation of fuel tank
US9981550B2 (en) 2014-11-18 2018-05-29 Yachiyo Industry Co., Ltd. Vehicle body mounting structure for a fuel tank

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100482964B1 (ko) * 2002-03-21 2005-04-15 기아자동차주식회사 자동차용 연료탱크 공간 구조
US9579972B2 (en) 2013-01-31 2017-02-28 Yachiyo Industry, Co., Ltd. Structure for mounting fuel tank on vehicle body and device for preventing deformation of fuel tank
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