JP3011019B2 - スライドテレビの固定構造 - Google Patents
スライドテレビの固定構造Info
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- JP3011019B2 JP3011019B2 JP6148934A JP14893494A JP3011019B2 JP 3011019 B2 JP3011019 B2 JP 3011019B2 JP 6148934 A JP6148934 A JP 6148934A JP 14893494 A JP14893494 A JP 14893494A JP 3011019 B2 JP3011019 B2 JP 3011019B2
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- Japan
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- television
- frame
- support
- side wall
- wall panel
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、大型観光バス
の車室内に装備されるスライドテレビにおけるテレビ本
体とスライド用のフレームとの固定構造に関する。
の車室内に装備されるスライドテレビにおけるテレビ本
体とスライド用のフレームとの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】大型観光バスには車室内にテレビが装備
されたものがあり、乗客が車内で好みの映像やテレビ番
組が楽しめるようになっている。車室内のテレビは、使
用時には全ての乗客から見易くなるように中央部に移動
し、使用しない時には、乗り降りや前方視界を妨げない
ように側部(運転席の上部)に移動して格納できるよう
になっている。
されたものがあり、乗客が車内で好みの映像やテレビ番
組が楽しめるようになっている。車室内のテレビは、使
用時には全ての乗客から見易くなるように中央部に移動
し、使用しない時には、乗り降りや前方視界を妨げない
ように側部(運転席の上部)に移動して格納できるよう
になっている。
【0003】このスライドテレビのテレビ本体とスライ
ド用のフレームとの固定構造を図4乃至図6に基づいて
説明する。図4にはスライドテレビの支持状態を説明す
る分解斜視、図5にはテレビ本体とスライド用のフレー
ムとの固定状態を表す正面、図6には図5の側面を示し
てある。
ド用のフレームとの固定構造を図4乃至図6に基づいて
説明する。図4にはスライドテレビの支持状態を説明す
る分解斜視、図5にはテレビ本体とスライド用のフレー
ムとの固定状態を表す正面、図6には図5の側面を示し
てある。
【0004】図4に示すように、図示しない車室の天井
部分にはレール枠1が固定され、レール枠1には移動枠
2が移動自在に支持されている。レール枠1にはモータ
3が取り付けられ、モータ3の駆動によりボールねじ4
が駆動回転される。移動枠2にはボールねじ4に螺合す
るベアリング5が固定され、モータ3の駆動によりボー
ルねじ4及びベアリング5を介して移動枠2が往復移動
する。一方、テレビ本体6は平面パネル7と側壁パネル
8とで形成されるフレーム9の内部に載置固定され、フ
レーム9に固定されたテレビ本体6は更にテレビケース
10に収納されるようになっている。フレーム6の上縁
部にはスライダ11が固定され、スライダ11は移動枠
2に取り付けられている。つまり、モータ3を駆動する
ことにより、移動枠2と共にフレーム9に固定されたテ
レビ本体6がレール枠1に沿って移動するようになって
いる。
部分にはレール枠1が固定され、レール枠1には移動枠
2が移動自在に支持されている。レール枠1にはモータ
3が取り付けられ、モータ3の駆動によりボールねじ4
が駆動回転される。移動枠2にはボールねじ4に螺合す
るベアリング5が固定され、モータ3の駆動によりボー
ルねじ4及びベアリング5を介して移動枠2が往復移動
する。一方、テレビ本体6は平面パネル7と側壁パネル
8とで形成されるフレーム9の内部に載置固定され、フ
レーム9に固定されたテレビ本体6は更にテレビケース
10に収納されるようになっている。フレーム6の上縁
部にはスライダ11が固定され、スライダ11は移動枠
2に取り付けられている。つまり、モータ3を駆動する
ことにより、移動枠2と共にフレーム9に固定されたテ
レビ本体6がレール枠1に沿って移動するようになって
いる。
【0005】図5、図6に示すように、フレーム9の側
壁パネル8の上縁部の内側にはスライダ11が3本のボ
ルト12によって固定され、スライダ11はテレビ本体
6の前後方向に延びて側壁パネル8に固定されている。
テレビ本体6の下面の4箇所はフレーム9の平面パネル
7に固定され、テレビ本体6の上部の前面側はサポート
13を介してフレーム9の側壁パネル8に固定支持され
ている。サポート13は、側壁パネル8に固定される基
部14と、テレビ本体6の上部の側面から上面に当接す
る支持部15とが一体に形成されている。サポート13
の基部14は、スライダ11の下方における側壁パネル
8に2本のボルト16によって固定されており、支持部
15はスライダ11を回避してテレビ本体6の上部側に
延びている。つまり、テレビ本体6の上部の前面側は、
スライダ11の下方における部位の側壁パネル8にサポ
ート13を介して固定された状態になっている。図中の
符号で17はテレビ本体6とサポート13の支持部15
との間に介在する緩衝用のゴムである。
壁パネル8の上縁部の内側にはスライダ11が3本のボ
ルト12によって固定され、スライダ11はテレビ本体
6の前後方向に延びて側壁パネル8に固定されている。
テレビ本体6の下面の4箇所はフレーム9の平面パネル
7に固定され、テレビ本体6の上部の前面側はサポート
13を介してフレーム9の側壁パネル8に固定支持され
ている。サポート13は、側壁パネル8に固定される基
部14と、テレビ本体6の上部の側面から上面に当接す
る支持部15とが一体に形成されている。サポート13
の基部14は、スライダ11の下方における側壁パネル
8に2本のボルト16によって固定されており、支持部
15はスライダ11を回避してテレビ本体6の上部側に
延びている。つまり、テレビ本体6の上部の前面側は、
スライダ11の下方における部位の側壁パネル8にサポ
ート13を介して固定された状態になっている。図中の
符号で17はテレビ本体6とサポート13の支持部15
との間に介在する緩衝用のゴムである。
【0006】上述したスライドテレビでは、モータ3を
駆動することにより、移動枠2と共にフレーム9に固定
されたテレビ本体6がレール枠1に沿って移動し、使用
時にはテレビ本体6が中央部に位置し、使用しない時に
は側部(運転席の上部)にテレビ本体6が移動して格納
される。テレビ本体6は下面がフレーム9の平面パネル
7に固定され、上部の前面側がスライダ11の下方にお
ける部位の側壁パネル8にサポート13を介して固定さ
れた状態になっている。これにより、前面側に重心が位
置するテレビ本体6のフレーム9への固定が確実に行な
われ、テレビ本体6の往復移動時の支持力が確保されて
いる。
駆動することにより、移動枠2と共にフレーム9に固定
されたテレビ本体6がレール枠1に沿って移動し、使用
時にはテレビ本体6が中央部に位置し、使用しない時に
は側部(運転席の上部)にテレビ本体6が移動して格納
される。テレビ本体6は下面がフレーム9の平面パネル
7に固定され、上部の前面側がスライダ11の下方にお
ける部位の側壁パネル8にサポート13を介して固定さ
れた状態になっている。これにより、前面側に重心が位
置するテレビ本体6のフレーム9への固定が確実に行な
われ、テレビ本体6の往復移動時の支持力が確保されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した固定構造で
は、テレビ本体6の上部の前面側はスライダ11の下方
における部位の側壁パネル8にサポート13を介して固
定された状態になっているので、図7に示すように、支
持部15のテレビ本体6への取付き部と基部14の側壁
パネル8への固定部(ボルト16の部位)との間は上下
方向にオフセットされた状態になっている。このため、
支持部15によるテレビ本体6の押さえ力には限度があ
り、車両の走行に伴なう大きな振動がレール枠1、移動
枠2及びスライダ11を介してフレーム9に伝わると、
図7に破線で示すように、サポート13が基部14と支
持部15の間で変形してしまう。サポート13に変形が
生じると、フレーム9に対するテレビ本体6の固定が不
十分な状態になり、車両の走行状態によってはテレビ本
体6にガタツキが生じて異音が発生する虞があった。
は、テレビ本体6の上部の前面側はスライダ11の下方
における部位の側壁パネル8にサポート13を介して固
定された状態になっているので、図7に示すように、支
持部15のテレビ本体6への取付き部と基部14の側壁
パネル8への固定部(ボルト16の部位)との間は上下
方向にオフセットされた状態になっている。このため、
支持部15によるテレビ本体6の押さえ力には限度があ
り、車両の走行に伴なう大きな振動がレール枠1、移動
枠2及びスライダ11を介してフレーム9に伝わると、
図7に破線で示すように、サポート13が基部14と支
持部15の間で変形してしまう。サポート13に変形が
生じると、フレーム9に対するテレビ本体6の固定が不
十分な状態になり、車両の走行状態によってはテレビ本
体6にガタツキが生じて異音が発生する虞があった。
【0008】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、車両の走行によりフレームに振動が生じてもサポー
トが変形することがないスライドテレビの固定構造を提
供することを目的とする。
で、車両の走行によりフレームに振動が生じてもサポー
トが変形することがないスライドテレビの固定構造を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1発明のスライドテレビの固定構造の構成は、平面
パネルと側壁パネルとで形成されるフレーム内にテレビ
本体を載置固定し、該フレームの前記側壁パネルの上縁
部にスライダを固定し、車室内に設けられたレール部材
に前記スライダを移動自在に支持したスライドテレビに
おいて、前記スライダを回避して前記側壁パネルと前記
テレビ本体の上部との間にサポートを取り付け、前記側
壁パネルと前記テレビ本体に取り付けられる部位におけ
る前記サポートとの間を固定部材で連結したことを特徴
とする。
の第1発明のスライドテレビの固定構造の構成は、平面
パネルと側壁パネルとで形成されるフレーム内にテレビ
本体を載置固定し、該フレームの前記側壁パネルの上縁
部にスライダを固定し、車室内に設けられたレール部材
に前記スライダを移動自在に支持したスライドテレビに
おいて、前記スライダを回避して前記側壁パネルと前記
テレビ本体の上部との間にサポートを取り付け、前記側
壁パネルと前記テレビ本体に取り付けられる部位におけ
る前記サポートとの間を固定部材で連結したことを特徴
とする。
【0010】また、上記目的を達成するための第2発明
のスライドテレビの固定構造の構成は、平面パネルと側
壁パネルとで形成されるフレーム内にテレビ本体を載置
固定し、該フレームの前記側壁パネルの上縁部にスライ
ダを固定し、車室内に設けられたレール部材に前記スラ
イダを移動自在に支持したスライドテレビにおいて、前
記スライダを回避して前記側壁パネルと前記テレビ本体
の上部との間にサポートを取り付け、前記テレビ本体に
取り付けられる部位における前記サポートに先端が当接
するねじ軸を前記側壁パネルに螺合したことを特徴とす
る。
のスライドテレビの固定構造の構成は、平面パネルと側
壁パネルとで形成されるフレーム内にテレビ本体を載置
固定し、該フレームの前記側壁パネルの上縁部にスライ
ダを固定し、車室内に設けられたレール部材に前記スラ
イダを移動自在に支持したスライドテレビにおいて、前
記スライダを回避して前記側壁パネルと前記テレビ本体
の上部との間にサポートを取り付け、前記テレビ本体に
取り付けられる部位における前記サポートに先端が当接
するねじ軸を前記側壁パネルに螺合したことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】第1の発明のスライドテレビの固定構造による
と、側壁パネルとテレビ本体に取り付けられる部位にお
けるサポートとの間を固定部材で連結したことにより、
フレームに振動が伝わっても固定部材によってサポート
の変形が阻止される。
と、側壁パネルとテレビ本体に取り付けられる部位にお
けるサポートとの間を固定部材で連結したことにより、
フレームに振動が伝わっても固定部材によってサポート
の変形が阻止される。
【0012】第2の発明のスライドテレビの固定構造に
よると、側壁パネルとテレビ本体に取り付けられる部位
におけるサポートとの間にねじ軸が介在し、フレームに
振動が伝わってもねじ軸によってサポートの変形が阻止
されると共に、ねじ軸を調整することによりサポートの
テレビ本体への取り付け力が調節される。
よると、側壁パネルとテレビ本体に取り付けられる部位
におけるサポートとの間にねじ軸が介在し、フレームに
振動が伝わってもねじ軸によってサポートの変形が阻止
されると共に、ねじ軸を調整することによりサポートの
テレビ本体への取り付け力が調節される。
【0013】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係るスライドテ
レビの固定構造によるテレビ本体とスライド用のフレー
ムとの固定状態を表す正面、図2には図1の側面状態、
図3には図1中のII-II 線矢視を示してある。尚、図4
乃至図6に示した部材と同一部材には同一符号を付して
重複する説明は省略する。
レビの固定構造によるテレビ本体とスライド用のフレー
ムとの固定状態を表す正面、図2には図1の側面状態、
図3には図1中のII-II 線矢視を示してある。尚、図4
乃至図6に示した部材と同一部材には同一符号を付して
重複する説明は省略する。
【0014】車室の天井部分に固定されたレール枠1に
は移動枠2が移動自在に支持されており、レール枠1に
はボールねじ4を駆動するモータ3が取り付けられてい
る。移動枠2はボールねじ4及びベアリング5(図3参
照)を介してレール枠1に沿って往復移動する。テレビ
本体6は平面パネル7と側壁パネル8とで形成されるフ
レーム9の内部に載置固定され、フレーム6の上縁部に
は移動枠2に取り付けられるスライダ11が3本のボル
ト12によって固定されている。テレビ本体6の上部の
前面側はサポート13を介してフレーム9の側壁パネル
8に固定支持され、サポート13は、側壁パネル8に固
定される基部14と、テレビ本体6の上部の側面から上
面に当接する支持部15とが一体に形成されている。サ
ポート13の基部14は、スライダ11の下方における
側壁パネル8に2本のボルト16によって固定され、支
持部15はスライダ11を回避してテレビ本体6の上部
側に延びている。
は移動枠2が移動自在に支持されており、レール枠1に
はボールねじ4を駆動するモータ3が取り付けられてい
る。移動枠2はボールねじ4及びベアリング5(図3参
照)を介してレール枠1に沿って往復移動する。テレビ
本体6は平面パネル7と側壁パネル8とで形成されるフ
レーム9の内部に載置固定され、フレーム6の上縁部に
は移動枠2に取り付けられるスライダ11が3本のボル
ト12によって固定されている。テレビ本体6の上部の
前面側はサポート13を介してフレーム9の側壁パネル
8に固定支持され、サポート13は、側壁パネル8に固
定される基部14と、テレビ本体6の上部の側面から上
面に当接する支持部15とが一体に形成されている。サ
ポート13の基部14は、スライダ11の下方における
側壁パネル8に2本のボルト16によって固定され、支
持部15はスライダ11を回避してテレビ本体6の上部
側に延びている。
【0015】サポート13の支持部15に対応する部位
におけるフレーム9の側壁パネル8にはねじ軸としての
押さえボルト21が螺合しており、押さえボルト21の
先端は支持部15に当接している。押さえボルト21は
ロックナット22によって螺合位置が固定され、サポー
ト13は支持部15がテレビ本体6の上部の側面を押圧
している状態になっている。押さえボルト21の調整に
より、サポート13のテレビ本体6への取り付け力が調
節されるようになっている。この押さえボルト21を用
いて側壁パネル8と支持部15を連結状態にした構造が
第2の発明に相当する。また、押さえボルト21に代え
て固定部材で側壁パネル8と支持部15を連結すること
も可能で、固定部材を用いた構造が第1の発明に相当す
る。
におけるフレーム9の側壁パネル8にはねじ軸としての
押さえボルト21が螺合しており、押さえボルト21の
先端は支持部15に当接している。押さえボルト21は
ロックナット22によって螺合位置が固定され、サポー
ト13は支持部15がテレビ本体6の上部の側面を押圧
している状態になっている。押さえボルト21の調整に
より、サポート13のテレビ本体6への取り付け力が調
節されるようになっている。この押さえボルト21を用
いて側壁パネル8と支持部15を連結状態にした構造が
第2の発明に相当する。また、押さえボルト21に代え
て固定部材で側壁パネル8と支持部15を連結すること
も可能で、固定部材を用いた構造が第1の発明に相当す
る。
【0016】上述した固定構造のスライドテレビでは、
モータ3を駆動することにより、移動枠2と共にフレー
ム9に固定されたテレビ本体6がレール枠1に沿って往
復移動し、使用時にはテレビ本体6が中央部に位置し、
使用しない時には側部(運転席の上部)にテレビ本体6
が移動して格納される。テレビ本体6は下面がフレーム
9の平面パネル7に固定されると共に、上部の前面側が
スライダ11の下方における部位の側壁パネル8にサポ
ート13を介して固定される。また、側壁パネル8とサ
ポート13の支持部15が押さえボルト21によって連
結された状態になっている。これにより、前面側に重心
が位置するテレビ本体6のフレーム9への固定が確実に
行なわれ、テレビ本体6の往復移動時の支持力が確保さ
れると共に、押さえボルト21によってサポート13の
変形が防止されている。また、押さえボルト21の調整
によりサポート13のテレビ本体6への取り付け力が調
節されるので、フレーム9やサポート13の寸法誤差、
取付き誤差等があっても、隙間等が全くない状態でサポ
ート13の支持部15を介してテレビ本体6をフレーム
9に固定することができる。
モータ3を駆動することにより、移動枠2と共にフレー
ム9に固定されたテレビ本体6がレール枠1に沿って往
復移動し、使用時にはテレビ本体6が中央部に位置し、
使用しない時には側部(運転席の上部)にテレビ本体6
が移動して格納される。テレビ本体6は下面がフレーム
9の平面パネル7に固定されると共に、上部の前面側が
スライダ11の下方における部位の側壁パネル8にサポ
ート13を介して固定される。また、側壁パネル8とサ
ポート13の支持部15が押さえボルト21によって連
結された状態になっている。これにより、前面側に重心
が位置するテレビ本体6のフレーム9への固定が確実に
行なわれ、テレビ本体6の往復移動時の支持力が確保さ
れると共に、押さえボルト21によってサポート13の
変形が防止されている。また、押さえボルト21の調整
によりサポート13のテレビ本体6への取り付け力が調
節されるので、フレーム9やサポート13の寸法誤差、
取付き誤差等があっても、隙間等が全くない状態でサポ
ート13の支持部15を介してテレビ本体6をフレーム
9に固定することができる。
【0017】上記構成のスライドテレビの固定構造によ
ると、サポート13の支持部15のテレビ本体6への取
付き部と基部14の側壁パネル8への固定部(ボルト1
6の部位)との間が上下方向にオフセットされていて
も、側壁パネル8と支持部15が押さえボルト21によ
って連結された状態になっているので、支持部15によ
りテレビ本体6が確実に押さえ付けられ、サポート13
が変形することがない。このため、車両の走行に伴なう
大きな振動がレール枠1、移動枠2及びスライダ11を
介してフレーム9に伝わっても、サポート13が基部1
4と支持部15の間で変形することがなく、テレビ本体
6のガタツキにより異音が発生する虞がない。また、押
さえボルト21の調整によりサポート13のテレビ本体
6への取り付け力が調節されるので、常にテレビ本体6
をフレーム9に確実に固定することができ、部品の寸法
管理や取り付け作業管理が容易になる。
ると、サポート13の支持部15のテレビ本体6への取
付き部と基部14の側壁パネル8への固定部(ボルト1
6の部位)との間が上下方向にオフセットされていて
も、側壁パネル8と支持部15が押さえボルト21によ
って連結された状態になっているので、支持部15によ
りテレビ本体6が確実に押さえ付けられ、サポート13
が変形することがない。このため、車両の走行に伴なう
大きな振動がレール枠1、移動枠2及びスライダ11を
介してフレーム9に伝わっても、サポート13が基部1
4と支持部15の間で変形することがなく、テレビ本体
6のガタツキにより異音が発生する虞がない。また、押
さえボルト21の調整によりサポート13のテレビ本体
6への取り付け力が調節されるので、常にテレビ本体6
をフレーム9に確実に固定することができ、部品の寸法
管理や取り付け作業管理が容易になる。
【0018】
【発明の効果】第1の発明のスライドテレビの固定構造
は、フレームの側壁パネルとテレビ本体に取り付けられ
る部位におけるサポートとの間を固定部材で連結したの
で、フレームに振動が伝わっても固定部材によってサポ
ートの変形が阻止される。この結果、車両の走行により
フレームが振動しても、テレビ本体にガタツキが生じる
ことがなくなり、異音が発生する虞がなくなる。
は、フレームの側壁パネルとテレビ本体に取り付けられ
る部位におけるサポートとの間を固定部材で連結したの
で、フレームに振動が伝わっても固定部材によってサポ
ートの変形が阻止される。この結果、車両の走行により
フレームが振動しても、テレビ本体にガタツキが生じる
ことがなくなり、異音が発生する虞がなくなる。
【0019】第2の発明のスライドテレビの固定構造
は、テレビ本体に取り付けられる部位におけるサポート
に先端が当接するねじ軸をフレームの側壁パネルに螺合
したので、側壁パネルとテレビ本体に取り付けられる部
位におけるサポートとの間にねじ軸が介在し、フレーム
に振動が伝わってもねじ軸によってサポートの変形が阻
止されると共に、ねじ軸を調整することによりサポート
のテレビ本体への取り付け力が調節される。この結果、
車両の走行によりフレームが振動しても、テレビ本体に
ガタツキが生じることがなくなり、異音が発生する虞が
なくなると共に、テレビ本体のフレームへの取り付けが
確実に行え、部品の寸法管理や取り付け作業管理が容易
になり、スライドテレビの組み立て作業性が向上する。
は、テレビ本体に取り付けられる部位におけるサポート
に先端が当接するねじ軸をフレームの側壁パネルに螺合
したので、側壁パネルとテレビ本体に取り付けられる部
位におけるサポートとの間にねじ軸が介在し、フレーム
に振動が伝わってもねじ軸によってサポートの変形が阻
止されると共に、ねじ軸を調整することによりサポート
のテレビ本体への取り付け力が調節される。この結果、
車両の走行によりフレームが振動しても、テレビ本体に
ガタツキが生じることがなくなり、異音が発生する虞が
なくなると共に、テレビ本体のフレームへの取り付けが
確実に行え、部品の寸法管理や取り付け作業管理が容易
になり、スライドテレビの組み立て作業性が向上する。
【図1】本発明の一実施例に係るスライドテレビの固定
構造によるテレビ本体とスライド用のフレームとの固定
状態を表す正面図。
構造によるテレビ本体とスライド用のフレームとの固定
状態を表す正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1中のIII-III 線矢視図。
【図4】スライドテレビの支持状態を説明する分解斜視
図。
図。
【図5】テレビ本体とスライド用のフレームとの固定状
態を表す正面図。
態を表す正面図。
【図6】図5の側面図。
【図7】図5中の矢印VII 部の詳細図。
1 レール枠 2 移動枠 3 モータ 4 ボールねじ 5 ベアリング 6 テレビ本体 7 平面パネル 8 側壁パネル 9 フレーム 10 テレビケース 11 スライダ 12 ボルト 13 サポート 14 基部 15 支持部 16 ボルト 17 ゴム 21 押さえボルト 22 ロックナット
Claims (2)
- 【請求項1】 平面パネルと側壁パネルとで形成される
フレーム内にテレビ本体を載置固定し、該フレームの前
記側壁パネルの上縁部にスライダを固定し、車室内に設
けられたレール部材に前記スライダを移動自在に支持し
たスライドテレビにおいて、前記スライダを回避して前
記側壁パネルと前記テレビ本体の上部との間にサポート
を取り付け、前記側壁パネルと前記テレビ本体に取り付
けられる部位における前記サポートとの間を固定部材で
連結したことを特徴とするスライドテレビの固定構造。 - 【請求項2】 平面パネルと側壁パネルとで形成される
フレーム内にテレビ本体を載置固定し、該フレームの前
記側壁パネルの上縁部にスライダを固定し、車室内に設
けられたレール部材に前記スライダを移動自在に支持し
たスライドテレビにおいて、前記スライダを回避して前
記側壁パネルと前記テレビ本体の上部との間にサポート
を取り付け、前記テレビ本体に取り付けられる部位にお
ける前記サポートに先端が当接するねじ軸を前記側壁パ
ネルに螺合したことを特徴とするスライドテレビの固定
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6148934A JP3011019B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | スライドテレビの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6148934A JP3011019B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | スライドテレビの固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0811638A JPH0811638A (ja) | 1996-01-16 |
JP3011019B2 true JP3011019B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=15463934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6148934A Expired - Fee Related JP3011019B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | スライドテレビの固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3011019B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP6148934A patent/JP3011019B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0811638A (ja) | 1996-01-16 |
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