JPS6316594Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6316594Y2
JPS6316594Y2 JP17112482U JP17112482U JPS6316594Y2 JP S6316594 Y2 JPS6316594 Y2 JP S6316594Y2 JP 17112482 U JP17112482 U JP 17112482U JP 17112482 U JP17112482 U JP 17112482U JP S6316594 Y2 JPS6316594 Y2 JP S6316594Y2
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JP
Japan
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bumper
section
shaped cross
vehicle body
automobile
Prior art date
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Application number
JP17112482U
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JPS5975350U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の車体振動及びステアリングハ
ンドルの振動を低減するようにしたバンパーの支
持装置に関する。
一般に自動車ではエンジンのアイドル運転を含
む低速運転域で発生する低周波振動が車体に伝達
され、ステアリング系やインストルメントパネル
等を振動させ、車室内に耳ざわりな振動騒音(こ
もり音)を発生させる原因となつている。
本考案は自動車の車体前後部に装着される樹脂
製バンパーをダイナミツクダンパーとして利用
し、エンジンの運転により車体に作用する上下方
向の曲げ振動エネルギーを緩衝吸収し、車室内の
振動騒音を低減できるようにする一方、上記バン
パーの支持姿勢が正常位置を保てるようにした構
造簡単な自動車のバンパーの支持装置を提供する
ことを目的とするものである。
かかる目的を達成すべく本考案は樹脂製バンパ
ーの略コ字状断面の上下端の一方を車体に結合す
るとともに、上下端の他方を車体に対し弾性部材
を介して支持したことを要旨としている。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。第1図は自動車の車体前部の斜視
図、第2図は第1図中2−2線断面図、第3図は
第2図中3−3線断面図である。
自動車ボデイの前部を構成するボンネツト1の
前方であつて、フロントグリル2及び左右のヘツ
ドライトユニツト3,3の下方には樹脂製のフロ
ントバンパー10が装着される。
フロントバンパー10は断面略コ字状を成し、
前方にバンパーフエース11を突出させ、バンパ
ーフエース11の上部は平板部12を、下部は後
下方に傾斜する斜板部13を夫々成すとともに、
更に斜板部13の下部には平板部14が形成さ
れ、斯かる断面略コ字状を有するフロントバンパ
ー10はボンネツト1の左右前部のフロントフエ
ンダ4,4部分に亘つて装着される。
先ずボンネツト1内のエンジンルーム内下部の
左右2本のロアフレーム21,21の前端に夫々
断面H字形のブラケツト31,31を固設する。
即ちロアフレーム21は断面矩形を成すパイプ
材であり、このロアフレーム21の前端に断面H
字形のブラケツト31を上方からその両側下片3
2,32で該ロアフレーム21の左右側壁22,
22を挾む如くして前後2個所ボルト結合23,
23する。これによりブラケツト31の断面H字
形を構成する両側上片33,33はロアフレーム
21前端にあつて、上方に臨むこととなり、これ
ら両側上辺33,33には同軸的にボルト挿通孔
34,34が形成されている。
一方フロントバンパー10の上部平板部12の
端部下面には車両の幅方向に亘つてチヤンネル部
材35が開放部を下方に向けて固着されており、
このチヤンネル部材35内には前記ブラケツト3
1,31への取付部位に相応させて左右2個のク
ツシヨンラバー40,40を垂設する。
即ち前記ボルト挿通孔34より若干大径なるス
リーブ36の外周に焼付けられたクツシヨンラバ
ー40の外周にリング溝41……(図示では3
本)を形成するとともに、クツシヨンラバー41
の左右端面をフランジ42,42に形成し、フラ
ンジ42,42間にボビン37を嵌着し、クツシ
ヨンラバー40の外周に該ボビン37を焼付け
る。このボビン37の外周に連続形成した平板状
の取付座部38,38を前記チヤンネル部材35
の所定位置に固着し、斯くして左右2個のクツシ
ヨンラバー40,40がスリーブ36,36の軸
方向を車両の幅方向に一致させて当該フロントバ
ンパー10の上部平板部12に垂設されている。
而して左右夫々ともにロアフレーム21前端に
固設した断面H字形ブラケツト31の両側上片3
3,33間に、フロントバンパー10の上部平板
部12に垂設したクツシヨンラバー40の内周部
のスリーブ36を入れ、両側上片33,33のボ
ルト挿通孔34,34及びスリーブ36内にボル
ト45を挿入し、ナツト46にて締着する。これ
によりスリーブ36はブラケツト31に一体化結
合される。
そして前記ロアフレーム21,21の前部下方
に位置するクロスビーム25の下面にフロントバ
ンパー10の下部平板部14を当接させ、左右2
個所上下方向からボルト結合26,26する。
斯くしてフロントバンパー10は下部14をク
ロスビーム25に固設支持され、一方上部12を
弾性部材であるクツシヨンラバー40を介してロ
アフレーム21にフローテイング支持されたこと
となる。
次に本考案の実施例の作用について説明する。
いまエンジンが運転されるとバンパー10の支
持部近辺が上下方向に振動するが、バンパー10
は前記振動をうけて振動し、断面コ字状樹脂バン
パー10のコーナー部48,49、及びクツシヨ
ンラバー40,40をたわませながら振動エネル
ギーを効果的に吸収し、ダイナミツクダンパとし
て作用し、前記振動によつて生じる車室内の振動
騒音を低減することができる。
又、バンパ10の下部14が車体クロスビーム
25に固設支持されているのでバンパー10の支
持姿勢を正常位置に保つことができる。
尚以上はフロントバンパーについて述べたが、
リヤバンパーについても同様であり、又弾性部材
は上端のみに限らず、下端であつても勿論良い。
以上の説明で明らかなように本考案によれば、
樹脂製バンパーの略コ字状断面の上下端の一方を
車体に結合するとともに、上下端の他方を車体に
対し弾性部材を介して支持したため、バンパーが
ダイナミツクダンパとして機能し、車室内の振動
騒音の低減とともにバンパー自体の支持姿勢の正
常位置保障をも達成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は自動車の車体前部の斜視図、第2図は第1図中
2−2線断面図、第3図は第2図中3−3線断面
図である。 尚図中10はバンパー、12はその上端、14
は下端、21,25は車体、40は弾性部材であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車の断面略コ字状をなす樹脂製バンパーの
    支持構造において、 バンパーの略コ字状断面の上下端の一方を車体
    に結合するとともに、上下端の他方を車体に対し
    弾性部材を介して支持したこと、 を特徴とする自動車のバンパーの支持装置。
JP17112482U 1982-11-12 1982-11-12 自動車のバンパ−の支持装置 Granted JPS5975350U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17112482U JPS5975350U (ja) 1982-11-12 1982-11-12 自動車のバンパ−の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17112482U JPS5975350U (ja) 1982-11-12 1982-11-12 自動車のバンパ−の支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5975350U JPS5975350U (ja) 1984-05-22
JPS6316594Y2 true JPS6316594Y2 (ja) 1988-05-11

Family

ID=30373370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17112482U Granted JPS5975350U (ja) 1982-11-12 1982-11-12 自動車のバンパ−の支持装置

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JP (1) JPS5975350U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5975350U (ja) 1984-05-22

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