JPS5917737Y2 - 自動車におけるエンジン搭載用クロスメンバの防振構造 - Google Patents

自動車におけるエンジン搭載用クロスメンバの防振構造

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Publication number
JPS5917737Y2
JPS5917737Y2 JP6886478U JP6886478U JPS5917737Y2 JP S5917737 Y2 JPS5917737 Y2 JP S5917737Y2 JP 6886478 U JP6886478 U JP 6886478U JP 6886478 U JP6886478 U JP 6886478U JP S5917737 Y2 JPS5917737 Y2 JP S5917737Y2
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JP
Japan
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engine
cross member
vehicle
vibration structure
automobiles
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Expired
Application number
JP6886478U
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JPS54170507U (ja
Inventor
力「くら」 吉川
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車におけるエンジン搭載用クロスメンバの
防振構造に関する。
一般に、車室前方に形成したエンジンルーム内にて車体
の前後方向に延在する左右一対のサイドメンバに車体の
幅方向に延在するクロスメンバを横架し、このクロスメ
ンバにエンジンの後方搭載部を設けてなる自動車におい
ては、前記クロスメンバが、主にエンジンの配置上の理
由から車室の前壁を形成するダツシュボードの前方にダ
ツシュボードから離して設けられている。
このため、前記クロスメンバが両端支持はりの構造とな
り、前記エンジンの後方搭載部にエンジンからの振動が
伝わると、通常使用されるエンジンの回転周波数域にて
前記クロスメンバが共振して、車室内に不快なこもり音
が発生する。
上記した共振は、上下方向及び前後方向の2種類である
本考案は、このような実状に鑑みなされたもので、以下
にその一実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は、本考案をフロントエンジン・フロ
ントドライブ型式の自動車に実施した例を概略的に示し
た図であって、図中符号10.10は左右一対のサイド
メンバを示している。
サイドメンバ10.10は車室R1の前方に形成したエ
ンジンルームR2内にて車体の前後方向に延在しており
、その各前端部及び後端部には車体の幅方向に延在する
前後一対のクロスメンバ11,12がそれぞれ横架され
ている。
クロスメンバ11.12の各中央部はエンジンEの搭載
部11a、12aとされている。
なお、エンジンEは両クロスメンバ11.12の各搭載
部11a、12aにて支持されるとともに、アブソーバ
タワ15に設けた取付部15aにても支持されている。
しかして、本実施例においては、後方のクロスメンバ1
2における搭載部12 aの両側に左右一対の補強部材
20.20が取付けられている。
補強部材20、20は、特に第2図に示すように、上方
及び水平状に延びる形状に形成されていて、その上端に
て車室R1の前壁を形成するダツシュボード13の前面
に垂下状に固着されているとともに、その下方前端にて
後方のクロスメンバ12の上面に固着され、かつ下方後
端にてトーボード14に固着されている。
これにより、この実施例においては、後方のクロスメン
バ12の搭載部12 aに伝わるエンジンEからの振動
に起因するクロスメンバ12の共振が、補強部材20.
20により連結した上下方向に剛性が高いダツシュボー
ド13及び前後方向に剛性が高いトーボード14によっ
て適確に阻止され、車室R1内にての不快なこもり音の
発生が効果的に抑制される。
なお、本考案の実施に際しては、補強部材20の個数及
び取付位置が、エンジン構成部材並びにサスペンション
構成部材等の配置との関連において適宜決定されるもの
である。
以上要するに、本考案においては、上記各実施例にて例
示したごとく、上下方向の剛性が高いダツシュボード1
3に固着した補強部材20の前後方向に延びる前端をク
ロスメンバ12の一部に連結し、かつその後端をトーボ
ード14の一部に連結して、クロスメンバ12の上下方
向及び前後方向の振動に対する剛性を高めたことにその
主たる特徴があり、これによりクロスメンバの共振周波
数をエンジンの常用回転周波数域外にすることができ、
車室内にてのこもり音の発生を未然に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を概略的に示した平面図、第
2図は同部分側面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室前方に形成したエンジンルーム内にて車体の前後方
    向に延在する左右一対のサイドメンバに車体の幅方向に
    延在するクロスメンバを横架し、このクロスメンバにエ
    ンジンの後方搭載部を設けてなる自動車において、前記
    車室の前壁を形成するダツシュボードに固着した補強部
    材の前後方向に延びる前端を前記クロスメンバの一部に
    連結しかつ同補強部材の後端をトーボードの一部に連結
    したことを特徴とするエンジン搭載用クロスメンバの防
    振構造。
JP6886478U 1978-05-22 1978-05-22 自動車におけるエンジン搭載用クロスメンバの防振構造 Expired JPS5917737Y2 (ja)

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JPS54170507U JPS54170507U (ja) 1979-12-01
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JPS6133774U (ja) * 1984-07-31 1986-03-01 トヨタ自動車株式会社 自動車の前部車体構造

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JPS54170507U (ja) 1979-12-01

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