JPS6313983Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6313983Y2 JPS6313983Y2 JP1982187599U JP18759982U JPS6313983Y2 JP S6313983 Y2 JPS6313983 Y2 JP S6313983Y2 JP 1982187599 U JP1982187599 U JP 1982187599U JP 18759982 U JP18759982 U JP 18759982U JP S6313983 Y2 JPS6313983 Y2 JP S6313983Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spare tire
- support
- cross member
- dynamic damper
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 15
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 7
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 7
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車におけるダイナミツクダン
パ兼スペアタイヤ支持装置に係り、特に、スペア
タイヤを常備している自動車に好適な、スペアタ
イヤを利用したダイナミツクダンパ兼スペアタイ
ヤ支持装置に関する。
パ兼スペアタイヤ支持装置に係り、特に、スペア
タイヤを常備している自動車に好適な、スペアタ
イヤを利用したダイナミツクダンパ兼スペアタイ
ヤ支持装置に関する。
自動車における運転時に生じる振動は、乗り心
地や運転操作に大きく影響を及ぼす。
地や運転操作に大きく影響を及ぼす。
一般に自動車における振動は、自動車の重心を
中心として前後に揺れるピツチング、左右に揺れ
るローリング、全体が上下に揺れるバウンシング
等がある。
中心として前後に揺れるピツチング、左右に揺れ
るローリング、全体が上下に揺れるバウンシング
等がある。
その振動の要因には自動車の外部からのものと
内部からのものとがあり、外部からのものとは、
路面の状態変化によるものであり、内部からの振
動とは、エンジン、プロペラシフト等における回
転部分の振動、ボデーの振動等である。
内部からのものとがあり、外部からのものとは、
路面の状態変化によるものであり、内部からの振
動とは、エンジン、プロペラシフト等における回
転部分の振動、ボデーの振動等である。
従来では、外部からの振動に対しては、サスペ
ンシヨンシステムの使用により振動を大幅に減少
させるようにしている。また、さらに外部からの
振動の低減や内部からの振動の対策として、自動
車の構造の変更による剛性の向上、質量の付加に
よるばね上重量の増大、また、マウントゴムによ
るチユーニング、ダイナミツクダンパの使用等の
方法がとられている。
ンシヨンシステムの使用により振動を大幅に減少
させるようにしている。また、さらに外部からの
振動の低減や内部からの振動の対策として、自動
車の構造の変更による剛性の向上、質量の付加に
よるばね上重量の増大、また、マウントゴムによ
るチユーニング、ダイナミツクダンパの使用等の
方法がとられている。
上記従来の方法においては、自動車の構造の変
更は、生産工数増大、生産ラインの大幅な変更が
必要とされ、また、質量の付加によるばね上重量
の増大は、自動車の重量増大となり、マウントゴ
ムによるチユーニングでは効果が小さい等の問題
点がある。さらにまた、ダイナミツクダンパの使
用は、これが1自由度であるため、複数方向振動
成分に対しては複数のダイナミツクダンパが必要
とされ、部品の増大や生産コストの増大になると
いう問題点がある。
更は、生産工数増大、生産ラインの大幅な変更が
必要とされ、また、質量の付加によるばね上重量
の増大は、自動車の重量増大となり、マウントゴ
ムによるチユーニングでは効果が小さい等の問題
点がある。さらにまた、ダイナミツクダンパの使
用は、これが1自由度であるため、複数方向振動
成分に対しては複数のダイナミツクダンパが必要
とされ、部品の増大や生産コストの増大になると
いう問題点がある。
この考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、生産ラインを変更することなく、
生産工数増大や重量増大が少なく、少ない部品に
より低コストで振動の低減を図つたダイナミツク
ダンパ兼スペアタイヤ支持装置を提供することを
目的とする。
たものであり、生産ラインを変更することなく、
生産工数増大や重量増大が少なく、少ない部品に
より低コストで振動の低減を図つたダイナミツク
ダンパ兼スペアタイヤ支持装置を提供することを
目的とする。
この考案は、自動車のボデイ側に、車幅方向に
横切る断面略コ字形のクロスメンバを取付けると
共に、スペアタイヤを支持するための支持部材
を、前記クロスメンバのボデイ重心を通る前後方
向軸線から左右等距離の2点に配置し、スペアタ
イヤをこの支持部材に弾性部材を介して取付けて
車体上下方向のダイナミツクダンパを構成し、且
つ、前記支持部材と前記クロスメンバとの前後側
面間に弾性部材を介在させたことにより、上記目
的を達成するものである。
横切る断面略コ字形のクロスメンバを取付けると
共に、スペアタイヤを支持するための支持部材
を、前記クロスメンバのボデイ重心を通る前後方
向軸線から左右等距離の2点に配置し、スペアタ
イヤをこの支持部材に弾性部材を介して取付けて
車体上下方向のダイナミツクダンパを構成し、且
つ、前記支持部材と前記クロスメンバとの前後側
面間に弾性部材を介在させたことにより、上記目
的を達成するものである。
また、この考案は、前記支持部を、前記スペア
タイヤサポートに取付状態の前記スペアタイヤの
外周近傍部側面に圧接する位置に配置することに
より、上記目的を達成するものである。
タイヤサポートに取付状態の前記スペアタイヤの
外周近傍部側面に圧接する位置に配置することに
より、上記目的を達成するものである。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
この実施例は、第1図および第2図に示される
ように、自動車(全体図示省略)のボデイ(図示
省略)側に車幅方向に横切る断面略コ字形(図示
の例では下に開放したコ字形)のクロスメンバ1
を取付けると共に、このクロスメンバ1へのスペ
アタイヤ2の取付けによつて、これ自体が車体の
バウンシングおよびローリング振動に対するダイ
ナミツクダンパを構成するようにしたものであ
る。
ように、自動車(全体図示省略)のボデイ(図示
省略)側に車幅方向に横切る断面略コ字形(図示
の例では下に開放したコ字形)のクロスメンバ1
を取付けると共に、このクロスメンバ1へのスペ
アタイヤ2の取付けによつて、これ自体が車体の
バウンシングおよびローリング振動に対するダイ
ナミツクダンパを構成するようにしたものであ
る。
前記スペアタイヤサポート3は、第1図および
第2図に示されるように、2つの支持部材4,4
と、該支持部材4,4を連結する連結部材4A
と、前記支持部材4,4の中間位置で該連結部材
4Aに取付けられるスペアタイヤ巻上装置6とを
有している。
第2図に示されるように、2つの支持部材4,4
と、該支持部材4,4を連結する連結部材4A
と、前記支持部材4,4の中間位置で該連結部材
4Aに取付けられるスペアタイヤ巻上装置6とを
有している。
前記支持部材4,4は、第2図に示されるよう
に、ボデイの重心を通る前後方向軸線から左右等
距離の2点で前記クロスメンバ1を、車体前後方
向に跨座することにより支持され、その下端面に
おいて、前記スペアタイヤサポート3に取付状態
の前記スペアタイヤ2の外周近傍部側面2Aに上
方から圧接するようにされ、かつ該スペアタイヤ
2が前記クロスメンバ1に接しないようにされて
いる。
に、ボデイの重心を通る前後方向軸線から左右等
距離の2点で前記クロスメンバ1を、車体前後方
向に跨座することにより支持され、その下端面に
おいて、前記スペアタイヤサポート3に取付状態
の前記スペアタイヤ2の外周近傍部側面2Aに上
方から圧接するようにされ、かつ該スペアタイヤ
2が前記クロスメンバ1に接しないようにされて
いる。
すなわち、この支持部材4,4は、第3図に示
されるように、前記クロスメンバ1を、その下面
を除いて取囲むように形成され、かつ、該支持部
材4,4の下側端部に、前記クロスメンバ1の下
方を横断して取付けられている前記連結部材4A
の前記クロスメンバ1の長手方向両側端部4B,
4Bとともに、前記クロスメンバ1を取囲んでい
る。
されるように、前記クロスメンバ1を、その下面
を除いて取囲むように形成され、かつ、該支持部
材4,4の下側端部に、前記クロスメンバ1の下
方を横断して取付けられている前記連結部材4A
の前記クロスメンバ1の長手方向両側端部4B,
4Bとともに、前記クロスメンバ1を取囲んでい
る。
また、前記支持部材4は、その内側上面が、直
方体形状の前記支持ゴム5を介して前記クロスメ
ンバ1の外側上面1Aに固定されている。
方体形状の前記支持ゴム5を介して前記クロスメ
ンバ1の外側上面1Aに固定されている。
また、前記支持部材4の内壁の両壁面の一部に
は、前記クロスメンバ1前後側面に対向して、直
方体形状の衝突防止用のストツパゴム7A,7A
が設けられている。
は、前記クロスメンバ1前後側面に対向して、直
方体形状の衝突防止用のストツパゴム7A,7A
が設けられている。
さらに、また前記側端部4Bの上面に、前記ク
ロスメンバ1のハツト型断面における両方のフラ
ンジ部1c下側面と対向して、直方体形状の衝突
防止用のストツパゴム7B,7Bが設けられてい
る。
ロスメンバ1のハツト型断面における両方のフラ
ンジ部1c下側面と対向して、直方体形状の衝突
防止用のストツパゴム7B,7Bが設けられてい
る。
前記連結部材4Aは、前記クロスメンバ1のハ
ツト型断面の内側空間部1B内に配置される台形
状部材であつて、その長手方向両側端部4B,4
Bを介して前記支持部材4,4に支持されるとと
もに、その上側面に前記スペアタイヤ巻上装置6
を支持している。
ツト型断面の内側空間部1B内に配置される台形
状部材であつて、その長手方向両側端部4B,4
Bを介して前記支持部材4,4に支持されるとと
もに、その上側面に前記スペアタイヤ巻上装置6
を支持している。
前記スペアタイヤ巻上装置6は、第2図または
第4図に示されるように、前記スペアタイヤ2の
ハブ孔2Bと係合自在の係合部6Aと、該係合部
6Aと連結する巻上げチエン6Bと、この巻上げ
チエン6Bを巻上げるための巻上軸6Cとを有
し、該巻上げチエン6Bを巻上げることにより、
前記スペアタイヤ2を前記スペアタイヤサポート
3に下方から圧接するように持上げるものであ
る。
第4図に示されるように、前記スペアタイヤ2の
ハブ孔2Bと係合自在の係合部6Aと、該係合部
6Aと連結する巻上げチエン6Bと、この巻上げ
チエン6Bを巻上げるための巻上軸6Cとを有
し、該巻上げチエン6Bを巻上げることにより、
前記スペアタイヤ2を前記スペアタイヤサポート
3に下方から圧接するように持上げるものであ
る。
図の符号1Dは、前記スペアタイヤ巻上装置6
の巻上軸6Cの突出を許容するため、前記クロス
メンバ1の側面部に形成された縦長円形状の操作
孔を示す。また、6Dは、円板形状の前記係合部
6Aに前記巻上げチエンの先端部に対応して形成
され、該係合部6Aと前記巻上げチエン6Bの先
端部とを着脱自在にするフツク部を示す。
の巻上軸6Cの突出を許容するため、前記クロス
メンバ1の側面部に形成された縦長円形状の操作
孔を示す。また、6Dは、円板形状の前記係合部
6Aに前記巻上げチエンの先端部に対応して形成
され、該係合部6Aと前記巻上げチエン6Bの先
端部とを着脱自在にするフツク部を示す。
次に、本実施例の作用について説明する。
まず、バウンシング振動が発生した場合、クロ
スメンバ1の上下方向変位に対しては、スペアタ
イヤサポート3は、スペアタイヤ2および該スペ
アタイヤサポート3の質量の慣性により、前記ク
ロスメンバ1に対して支持ゴム5,5の伸びまた
は縮み方向に相対変位しようとするが、前記左右
の支持ゴム5,5の弾性による縮みまたは伸び方
向への変位となるので、この時に生じる位相差に
よりバウンシング振動を抑制することができる。
スメンバ1の上下方向変位に対しては、スペアタ
イヤサポート3は、スペアタイヤ2および該スペ
アタイヤサポート3の質量の慣性により、前記ク
ロスメンバ1に対して支持ゴム5,5の伸びまた
は縮み方向に相対変位しようとするが、前記左右
の支持ゴム5,5の弾性による縮みまたは伸び方
向への変位となるので、この時に生じる位相差に
よりバウンシング振動を抑制することができる。
次に、ローリング振動が発生した場合、自動車
の重心軸を中心にクロスメンバ1の時計方向また
は反時計方向の変位に対して、スペアタイヤサポ
ート3は、支持部材4,4を重心から等距離に配
置しているので、スペアタイヤ2および該スペア
タイヤサポート3の慣性モーメントにより、前記
クロスメンバ1に対して左側支持ゴム5の縮みま
たは伸び方向へ、また、右側支持ゴム5の伸びま
たは縮みの方向へ相対変位しようとするが、前記
左右の支持ゴム5,5の弾性により、該左側支持
ゴム5の伸びまたは縮み方向へ、また、該右側支
持ゴム5の縮みまたは伸び方向への変位となるの
で、この時に生じる位相差によりローリング振動
を抑制することができる。
の重心軸を中心にクロスメンバ1の時計方向また
は反時計方向の変位に対して、スペアタイヤサポ
ート3は、支持部材4,4を重心から等距離に配
置しているので、スペアタイヤ2および該スペア
タイヤサポート3の慣性モーメントにより、前記
クロスメンバ1に対して左側支持ゴム5の縮みま
たは伸び方向へ、また、右側支持ゴム5の伸びま
たは縮みの方向へ相対変位しようとするが、前記
左右の支持ゴム5,5の弾性により、該左側支持
ゴム5の伸びまたは縮み方向へ、また、該右側支
持ゴム5の縮みまたは伸び方向への変位となるの
で、この時に生じる位相差によりローリング振動
を抑制することができる。
ローリング振動の抑制効果は、支持部材4,
4、2点間の中心が重心軸に近い程、また、該支
持部材4,4間の距離が長い程大きな効果が得ら
れるが、この実施例においては、自動車の重心を
通る前後方向軸線から距離を有した左右等距離の
2点でスペアタイヤ2を支持しているので左右等
しい大きさの慣性モーメントが生じ、ローリング
振動の抑制効果が大きい。
4、2点間の中心が重心軸に近い程、また、該支
持部材4,4間の距離が長い程大きな効果が得ら
れるが、この実施例においては、自動車の重心を
通る前後方向軸線から距離を有した左右等距離の
2点でスペアタイヤ2を支持しているので左右等
しい大きさの慣性モーメントが生じ、ローリング
振動の抑制効果が大きい。
また、この実施例においては、ストツプゴム7
A,7Bを設けたことにより、スペアタイヤサポ
ート3およびスペアタイヤ2が車体前後方向およ
び上下方向に大きく振動して装置を破損すること
を防止できる。
A,7Bを設けたことにより、スペアタイヤサポ
ート3およびスペアタイヤ2が車体前後方向およ
び上下方向に大きく振動して装置を破損すること
を防止できる。
なお、上記実施例においては、スペアタイヤ2
はスペアタイヤ巻上装置6を用いてスペアタイヤ
サポート3を介してクロスメンバ1の下側部に取
付けられているが、本考案は、弾性部材を介して
ボデイ側に支持されるものであればよく、これに
限定されない。
はスペアタイヤ巻上装置6を用いてスペアタイヤ
サポート3を介してクロスメンバ1の下側部に取
付けられているが、本考案は、弾性部材を介して
ボデイ側に支持されるものであればよく、これに
限定されない。
したがつて、例えば、第5図に示される第2実
施例のように、支持部材4の上部に前記第1実施
例の連結部材4Aに相当するバスケツト状連結部
材14Aを設け、該連結部材14Aの中央にタイ
ヤ固定装置16によりスペアタイヤ2をクロスメ
ンバ1の上方に支持するようにしてもよい。
施例のように、支持部材4の上部に前記第1実施
例の連結部材4Aに相当するバスケツト状連結部
材14Aを設け、該連結部材14Aの中央にタイ
ヤ固定装置16によりスペアタイヤ2をクロスメ
ンバ1の上方に支持するようにしてもよい。
図の符記16A,16B,16Cは、前記スペ
アタイヤ2を取付ける取付ボルト、ボス、蝶ナツ
トを示す。
アタイヤ2を取付ける取付ボルト、ボス、蝶ナツ
トを示す。
この実施例の場合は、第1実施例と比較してス
ペアタイヤの着脱操作が容易であり、かつ、部品
点数が少なく、構造が簡単であるという利点を有
する。また、トランクルームまたは後部荷室内に
スペアタイヤを載置する自動車に適用できる。
ペアタイヤの着脱操作が容易であり、かつ、部品
点数が少なく、構造が簡単であるという利点を有
する。また、トランクルームまたは後部荷室内に
スペアタイヤを載置する自動車に適用できる。
また、前記実施例においては、スペアタイヤ2
をクロスメンバ1に略水平方向に取付けている
が、本考案は、これに限定されない。
をクロスメンバ1に略水平方向に取付けている
が、本考案は、これに限定されない。
したがつて、例えば、第6図に示される、第3
実施例のようにスペアタイヤ2をクロスメンバ1
に略鉛直方向に取付けてもよい。
実施例のようにスペアタイヤ2をクロスメンバ1
に略鉛直方向に取付けてもよい。
さらに、また、前記実施例においては、2点の
支持部4,4をボデイの重心を通る前後方向軸線
から左右等距離に配置しているが、本考案は間隔
をとつた2点以上の支持部を配置するものであれ
ばよく、これに限定されない。
支持部4,4をボデイの重心を通る前後方向軸線
から左右等距離に配置しているが、本考案は間隔
をとつた2点以上の支持部を配置するものであれ
ばよく、これに限定されない。
したがつて、例えば、2点の支持部間の中心が
重心軸から離れて配置されてもよい。
重心軸から離れて配置されてもよい。
この場合には、ローリング振動に対する抑制効
果は小さくなるが、バウシング振動の抑制効果が
ある。
果は小さくなるが、バウシング振動の抑制効果が
ある。
また、この実施例においては、スペアタイヤサ
ポート3にスペアタイヤ2の外周近傍部側面2A
を圧接するようにして支持しているが、本考案
は、スペアタイヤサポートにスペアタイヤを支持
するものであればよく、これに限定されない。
ポート3にスペアタイヤ2の外周近傍部側面2A
を圧接するようにして支持しているが、本考案
は、スペアタイヤサポートにスペアタイヤを支持
するものであればよく、これに限定されない。
したがつて、例えば、スペアタイヤサポート3
に、タイヤ部またはホイール部等を圧接するよう
にしてスペアタイヤ2を支持するようにしてもよ
い。
に、タイヤ部またはホイール部等を圧接するよう
にしてスペアタイヤ2を支持するようにしてもよ
い。
本考案は、上記のように構成したので、生産ラ
インを変更するほどの改造を必要としないで、ス
ペアタイヤを利用することにより、生産工数増大
や重量増大が少なく、少ない部品で、しかも、低
コストで振動を低減することができるという優れ
た効果を有する。
インを変更するほどの改造を必要としないで、ス
ペアタイヤを利用することにより、生産工数増大
や重量増大が少なく、少ない部品で、しかも、低
コストで振動を低減することができるという優れ
た効果を有する。
第1図は本考案に係るダイナミツクダンパ兼ス
ペアタイヤ支持装置の実施例を示す略示後方斜視
図、第2図は同実施例における車体後方から見た
略示正面図、第3図は第2図の−線に沿う断
面図、第4図は第2図の−線に沿う断面図、
第5図は本考案の他の実施例を示す車体後方から
の略示正面図、第6図は本考案の他の実施例を示
す略示斜視図である。 1……クロスメンバ、2……スペアタイヤ、2
A……外周近傍部側面、3……スペアタイヤサポ
ート、4……支持部材、5……弾性部材(支持ゴ
ム)、7……衝突防止用弾性部材(ストツパゴ
ム)。
ペアタイヤ支持装置の実施例を示す略示後方斜視
図、第2図は同実施例における車体後方から見た
略示正面図、第3図は第2図の−線に沿う断
面図、第4図は第2図の−線に沿う断面図、
第5図は本考案の他の実施例を示す車体後方から
の略示正面図、第6図は本考案の他の実施例を示
す略示斜視図である。 1……クロスメンバ、2……スペアタイヤ、2
A……外周近傍部側面、3……スペアタイヤサポ
ート、4……支持部材、5……弾性部材(支持ゴ
ム)、7……衝突防止用弾性部材(ストツパゴ
ム)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 自動車のボデイ側に、車幅方向に横切る断面
略コ字形のクロスメンバを取付けると共に、ス
ペアタイヤを支持するための支持部材を、前記
クロスメンバのボデイ重心を通る前後方向軸線
から左右等距離の2点に配置し、スペアタイヤ
をこの支持部材に弾性部材を介して取付けて車
体上下方向のダイナミツクダンパを構成し、且
つ、前記支持部材と前記クロスメンバとの前後
側面間に弾性部材を介在させたことを特徴とす
るダイナミツクダンパ兼スペアタイヤ支持装
置。 (2) 前記支持部材を、前記スペアタイヤに取付状
態の前記スペアタイヤの外周近傍部側面に圧接
する位置に配置したことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載のダイナミツクダン
パ兼スペアタイヤ支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18759982U JPS5991973U (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | ダイナミツクダンパ兼スペアタイヤ支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18759982U JPS5991973U (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | ダイナミツクダンパ兼スペアタイヤ支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5991973U JPS5991973U (ja) | 1984-06-22 |
JPS6313983Y2 true JPS6313983Y2 (ja) | 1988-04-20 |
Family
ID=30404911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18759982U Granted JPS5991973U (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | ダイナミツクダンパ兼スペアタイヤ支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5991973U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5704434B2 (ja) * | 2010-11-09 | 2015-04-22 | いすゞ自動車株式会社 | 車両のアンダーランプロテクタ取付構造 |
JP5704435B2 (ja) * | 2010-11-09 | 2015-04-22 | いすゞ自動車株式会社 | 車両のアンダーランプロテクタ取付構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58181676U (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-03 | 日産自動車株式会社 | スペアタイヤのマウント構造 |
-
1982
- 1982-12-10 JP JP18759982U patent/JPS5991973U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5991973U (ja) | 1984-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH022737B2 (ja) | ||
JPS6327205B2 (ja) | ||
JPS589781Y2 (ja) | 自動車用エンジン支持装置 | |
KR20050041018A (ko) | 차량용 프론트 서스펜션의 마운팅 구조 | |
JPS6313983Y2 (ja) | ||
JPH045572B2 (ja) | ||
JPS624270B2 (ja) | ||
JPH11230251A (ja) | サスペンションの制振装置 | |
JPH05296285A (ja) | 防振装置の振動体取付構造 | |
JPS6340330Y2 (ja) | ||
JPS603405Y2 (ja) | 自動車のパワ−プラント支持装置 | |
JP3246201B2 (ja) | エンジン用マウントブラケット | |
JP7428591B2 (ja) | 車体構造 | |
JP2596062Y2 (ja) | 自動車のパワユニット支持構造 | |
JPH04212674A (ja) | サスペンションメンバの車体取付装置 | |
JPH0129299Y2 (ja) | ||
JPS61222868A (ja) | ステアリング装置の制振構造 | |
JPH02117472A (ja) | フロントフレームにおけるボデーマウント構造 | |
JPH0245463Y2 (ja) | ||
KR100476747B1 (ko) | 진동 성능 개선을 위한 카울 지지 브라킷 보강구조 | |
JPS6222689Y2 (ja) | ||
JPH0529567Y2 (ja) | ||
JPS5917737Y2 (ja) | 自動車におけるエンジン搭載用クロスメンバの防振構造 | |
JPH0674527U (ja) | 自動車のバッテリー支持構造 | |
JPS646324Y2 (ja) |