JPS646324Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS646324Y2 JPS646324Y2 JP1983108204U JP10820483U JPS646324Y2 JP S646324 Y2 JPS646324 Y2 JP S646324Y2 JP 1983108204 U JP1983108204 U JP 1983108204U JP 10820483 U JP10820483 U JP 10820483U JP S646324 Y2 JPS646324 Y2 JP S646324Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- vibration isolating
- vibration
- rubber
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 238000005773 Enders reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ストラツト型サスペンシヨンの車体
取付構造に関する。
取付構造に関する。
一般にこの種のストラツト型サスペンシヨン
は、例えば実公昭48−2816号公報に見られる如
く、シヨツクアブソーバから延びるピストンロツ
ドの上端に、筒体を固定すると共に、この筒体に
防振ゴムを介して車体への取付体を組付け、該取
付体を車体側のフエンダエプロンにボルト止めし
ている。
は、例えば実公昭48−2816号公報に見られる如
く、シヨツクアブソーバから延びるピストンロツ
ドの上端に、筒体を固定すると共に、この筒体に
防振ゴムを介して車体への取付体を組付け、該取
付体を車体側のフエンダエプロンにボルト止めし
ている。
ところで、以上のサスペンシヨンを備えた自動
車では、走行時、路面の凹凸に伴う振動が、該サ
スペンシヨンを経由して車体側に伝わり、車室内
に発生するロードノイズが大きくなるので、従来
ではボデイにおける前記取付体の取付部位にリイ
ンホースメントやガセツトを設けて、その剛性を
高めているが、以上の構造では車体重量が重くな
るばかりか、前記リインホースメント等の組付け
に手間を要し、コスト高となる問題がある。
車では、走行時、路面の凹凸に伴う振動が、該サ
スペンシヨンを経由して車体側に伝わり、車室内
に発生するロードノイズが大きくなるので、従来
ではボデイにおける前記取付体の取付部位にリイ
ンホースメントやガセツトを設けて、その剛性を
高めているが、以上の構造では車体重量が重くな
るばかりか、前記リインホースメント等の組付け
に手間を要し、コスト高となる問題がある。
一方、前記ロードノイズ対策として、前記防振
ゴムのばね定数を小さくすることも考えられる
が、防振ゴムを柔かくすると、耐久性に乏しくな
るという不具合がある。
ゴムのばね定数を小さくすることも考えられる
が、防振ゴムを柔かくすると、耐久性に乏しくな
るという不具合がある。
本考案はこのような実情に鑑みて考案したもの
で、目的とするところは、極めて簡単な構成で、
しかも車体重量の増大をほとんど招くことなくロ
ードノイズの発生を極力小さくすることが出来る
ストラツト型サスペンシヨンの車体取付構造を提
供せんとするにある。
で、目的とするところは、極めて簡単な構成で、
しかも車体重量の増大をほとんど招くことなくロ
ードノイズの発生を極力小さくすることが出来る
ストラツト型サスペンシヨンの車体取付構造を提
供せんとするにある。
以下本考案を図面に示す実施例に従つて説明す
る。
る。
図において1は、シヨツクアブソーバを構成す
るシリンダ(図示せず)に上下移動可能に設けた
ピストンロツドであつて、このピストンロツド1
の上端には底面に円板20を固着してなる筒体2
を挿嵌してナツト止めしている。
るシリンダ(図示せず)に上下移動可能に設けた
ピストンロツドであつて、このピストンロツド1
の上端には底面に円板20を固着してなる筒体2
を挿嵌してナツト止めしている。
3は、前記ピストンロツド1に遊挿されてサス
ペンシヨンスプリング31の上端を受止めている
スプリングシートであつて、このスプリングシー
ト3と前記筒体2の円板20との間には、該筒体
2に対しスプリングシート3が回転可能となるよ
うに樹脂ベアリング32及びワツシヤ33を介装
している。
ペンシヨンスプリング31の上端を受止めている
スプリングシートであつて、このスプリングシー
ト3と前記筒体2の円板20との間には、該筒体
2に対しスプリングシート3が回転可能となるよ
うに樹脂ベアリング32及びワツシヤ33を介装
している。
また5は、下端に径方向外方に延びる取付フラ
ンジ50を設けた筒状の取付体であつて、該取付
体5の内周と前記筒体2の外周との間に第1防振
ゴム4を介装して、該第1防振ゴム4を介して前
記取付体5を前記筒体2に組付ける一方、前記取
付フランジ50には締付手段7を構成するナツト
72を螺着したスタツドボルト71を突設してい
る。
ンジ50を設けた筒状の取付体であつて、該取付
体5の内周と前記筒体2の外周との間に第1防振
ゴム4を介装して、該第1防振ゴム4を介して前
記取付体5を前記筒体2に組付ける一方、前記取
付フランジ50には締付手段7を構成するナツト
72を螺着したスタツドボルト71を突設してい
る。
そして図に示す実施例では、前記取付フランジ
50と前記フエンダエプロン6との間に介装され
る下方防振部8と前記ナツト72と前記フエンダ
エプロン6との間に介装される上方防振部9とか
ら成る第2防振ゴム10を形成して、該第2防振
ゴム10を介して前記取付体5を前記フエンダエ
プロン6に取付けたのである。
50と前記フエンダエプロン6との間に介装され
る下方防振部8と前記ナツト72と前記フエンダ
エプロン6との間に介装される上方防振部9とか
ら成る第2防振ゴム10を形成して、該第2防振
ゴム10を介して前記取付体5を前記フエンダエ
プロン6に取付けたのである。
具体的には前記下方防振部8を、前記取付フラ
ンジ50とほぼ同形の円盤状に形成して、この下
方防振部8の上面に、前記スタツドボルト71の
挿通孔81を備え且つ前記フエンダエプロン6に
形成したボルト孔60に挿嵌可能な筒状突出部8
2を立設すると共に、該筒状突出部82の先端
に、外径が前記ボルト孔60の内径よりも大径と
した鍔状の上方防振部9を一体に設けている。
ンジ50とほぼ同形の円盤状に形成して、この下
方防振部8の上面に、前記スタツドボルト71の
挿通孔81を備え且つ前記フエンダエプロン6に
形成したボルト孔60に挿嵌可能な筒状突出部8
2を立設すると共に、該筒状突出部82の先端
に、外径が前記ボルト孔60の内径よりも大径と
した鍔状の上方防振部9を一体に設けている。
又図に示す実施例では、前記下方防振部8の上
面に略放射状に延びる複数本の凹溝83を穿設し
て、該下方防振部8のばね特性を非直線型と成し
ている。
面に略放射状に延びる複数本の凹溝83を穿設し
て、該下方防振部8のばね特性を非直線型と成し
ている。
尚、図中84,84は前記筒状突出部82の挿
通孔81に挿嵌したデスタンスピースを示す。
通孔81に挿嵌したデスタンスピースを示す。
以上の構成から成るストラツト型サスペンシヨ
ンの取付構造において、前記取付体5を前記フエ
ンダエプロン6の取付けるには、まず前記第2防
振ゴム10の上方防振部9をフエンダエプロン6
の下面側から前記ボルト孔60に押し込み、その
弾性変形力によつて該ボルト孔60を通過させる
ことで、該ボルト孔60を境にして前記下方防振
部8をフエンダエプロン6の下面側に、かつ上方
防振部9をフエンダエプロン6の上面側にそれぞ
れセツトする。
ンの取付構造において、前記取付体5を前記フエ
ンダエプロン6の取付けるには、まず前記第2防
振ゴム10の上方防振部9をフエンダエプロン6
の下面側から前記ボルト孔60に押し込み、その
弾性変形力によつて該ボルト孔60を通過させる
ことで、該ボルト孔60を境にして前記下方防振
部8をフエンダエプロン6の下面側に、かつ上方
防振部9をフエンダエプロン6の上面側にそれぞ
れセツトする。
しかる後、前記取付体5のフランジ50に立設
した前記スタツドボルト71を、前記フエンダエ
プロン6の下面側から前記筒状突出部82の挿通
孔81に挿通し、その挿通端部にワツシヤ73を
セツトした上で前記ナツト72を螺締すればよ
い。
した前記スタツドボルト71を、前記フエンダエ
プロン6の下面側から前記筒状突出部82の挿通
孔81に挿通し、その挿通端部にワツシヤ73を
セツトした上で前記ナツト72を螺締すればよ
い。
尚、以上の実施例では、前記第1防振部8に第
2防振部9を一体成形したが、別体に形成しても
よい。
2防振部9を一体成形したが、別体に形成しても
よい。
以上のごとく本考案は、ストラツト型サスペン
シヨンを構成するピストンロツド1の先端部に筒
体2を固定して、該筒体2と、車体6に取付ける
取付平面図を持つた取付体5との間に、第1防振
ゴム4を介装すると共に、前記取付体5の取付平
面に重合する下方防振部8と前記締付手段に重合
する上方防振部9とから成る第2防振ゴム10
を、前記車体6を挾んで前記取付体5と前記締付
手段7との間に介装したことにより、前記ピスト
ンロツド1が直列に配設された第1防振ゴム4と
第2防振ゴム10とを介して車体6に弾性的に取
付けられ、従つて走行時、路面の凹凸によりサス
ペンシヨンに入力する振動が前記筒体2と前記取
付体5との間に介装した第1防振ゴム4でまず吸
収され、該第1防振ゴム4では吸収しきれない振
動が前記第2防振ゴム10で吸収されることとな
るので、前記第1防振ゴム4のばね定数を大きく
して耐久性を向上させるも、前記振動が車体側に
伝わるのを確実に防止することが出来、車室内に
発生するローノイズを低減することが出来るし、
しかも本考案によれば従来のようにガセツトやリ
インホースメントを車体に組付ける必要もないの
で、車体の軽量化を図ることも出来るのである。
シヨンを構成するピストンロツド1の先端部に筒
体2を固定して、該筒体2と、車体6に取付ける
取付平面図を持つた取付体5との間に、第1防振
ゴム4を介装すると共に、前記取付体5の取付平
面に重合する下方防振部8と前記締付手段に重合
する上方防振部9とから成る第2防振ゴム10
を、前記車体6を挾んで前記取付体5と前記締付
手段7との間に介装したことにより、前記ピスト
ンロツド1が直列に配設された第1防振ゴム4と
第2防振ゴム10とを介して車体6に弾性的に取
付けられ、従つて走行時、路面の凹凸によりサス
ペンシヨンに入力する振動が前記筒体2と前記取
付体5との間に介装した第1防振ゴム4でまず吸
収され、該第1防振ゴム4では吸収しきれない振
動が前記第2防振ゴム10で吸収されることとな
るので、前記第1防振ゴム4のばね定数を大きく
して耐久性を向上させるも、前記振動が車体側に
伝わるのを確実に防止することが出来、車室内に
発生するローノイズを低減することが出来るし、
しかも本考案によれば従来のようにガセツトやリ
インホースメントを車体に組付ける必要もないの
で、車体の軽量化を図ることも出来るのである。
第1図は本考案の1実施例を示す断面図、第2
図はその要部の拡大断面図、第3図は第2防振ゴ
ムの斜視図である。 1……ピストンロツド、4……第1防振ゴム、
5……取付体、6……フエンダエプロン(車体)、
7……締付手段、8……下方防振部、9……上方
防振部、10……第2防振ゴム。
図はその要部の拡大断面図、第3図は第2防振ゴ
ムの斜視図である。 1……ピストンロツド、4……第1防振ゴム、
5……取付体、6……フエンダエプロン(車体)、
7……締付手段、8……下方防振部、9……上方
防振部、10……第2防振ゴム。
Claims (1)
- ピストンロツド1を備えたストラツト型サスペ
ンシヨンを、締付手段7を介して車体6に取付け
る取付構造であつて、前記ピストンロツド1の先
端部に筒体2を固定して、該筒体2と、車体6に
取付ける取付平面を持つた取付体5との間に、第
1防振ゴム4を介装すると共に、前記取付体5の
取付平面に重合する下方防振部8と前記締付手段
に重合する上方防振部9とから成る第2防振ゴム
10を、前記車体6を挾んで前記取付体5と前記
締付手段7との間に介装したことを特徴とするス
トラツト型サスペンシヨンの車体取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10820483U JPS6015006U (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | ストラツト型サスペンシヨンの車体取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10820483U JPS6015006U (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | ストラツト型サスペンシヨンの車体取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6015006U JPS6015006U (ja) | 1985-02-01 |
JPS646324Y2 true JPS646324Y2 (ja) | 1989-02-17 |
Family
ID=30252541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10820483U Granted JPS6015006U (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | ストラツト型サスペンシヨンの車体取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015006U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2797690B2 (ja) * | 1990-10-26 | 1998-09-17 | 日産自動車株式会社 | 締結構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5830507B2 (ja) * | 1977-04-19 | 1983-06-29 | 株式会社日立ホームテック | 高周波加熱装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5830507U (ja) * | 1981-08-25 | 1983-02-28 | 厚木自動車部品株式会社 | 車高調整エア−サスペンシヨン |
-
1983
- 1983-07-11 JP JP10820483U patent/JPS6015006U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5830507B2 (ja) * | 1977-04-19 | 1983-06-29 | 株式会社日立ホームテック | 高周波加熱装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6015006U (ja) | 1985-02-01 |
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