JPH11227474A - エンジン補機の組付構造 - Google Patents
エンジン補機の組付構造Info
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- JPH11227474A JPH11227474A JP3649898A JP3649898A JPH11227474A JP H11227474 A JPH11227474 A JP H11227474A JP 3649898 A JP3649898 A JP 3649898A JP 3649898 A JP3649898 A JP 3649898A JP H11227474 A JPH11227474 A JP H11227474A
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- Japan
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- engine
- engine accessory
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- Pending
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
機を車体上方から容易に組付けられるようにする。これ
とあわせて、防振性能を犠牲にすることなくエンジン補
機を車体上方から容易に組付けられるようにする。 【解決手段】 エアクリーナ10を3個所の組付部で車体
に組付けるようにし、上記複数の組付部の内の一つの前
方組付部10Fは、車体に略垂直方向のネジ手段Nを介して
取付け、残りの後方組付部10Rは、車体に略垂直方向に
差込自在な差込部Bを介して取付けた。上記前方組付部1
0Fはクロスメンバ11に第1マウントラバー121を介して、
上記後方組付部10Rはサペンションクロスメンバー13に
第2,3マウントラバー122.123を介してそれぞれ取付けら
れている。このようにエアークリーナー10は、すべての
組付部10F,10RにおいてエンジンルームR内車体上方から
という簡単な動作で組付けられ、防振性を犠牲にするこ
となく組立性を改善することができる。
Description
組付構造に係り、特に、高い空力特性を得るよう下げら
れたボンネットにて覆われているエンジンルームに対し
てエアークリーナー等のエンジン補機を容易に組み付け
られるようその組立性の改善等を図ったエンジン補機の
組付構造に関するものである。
公報に開示されているように、エアークリーナー等のエ
ンジン補機をサスペンションクロスメンバーに取り付け
るようにして、これらエンジン補機をエンジンルーム内
に効率良く収納するとともに、エンジン構成体の配置レ
イアウトの自由度を拡大させたものが提案されている。
ンジン補機類の配置の自由度自体は改善されるものの、
エンジン補機をサスペンションクロスメンバーに対して
容易に組み付ける点についての改善は示唆していない。
すなわち、近年エンジンルーム内には比較的多くのエン
ジン補機類が配置される傾向にあることや、高い空力特
性を得るためボンネットラインが下げられる傾向にある
ことに伴ってエンジンルーム内の上記エンジン補機を配
置するためのスペースが狭められているのが事情であ
る。
付け作業が困難になる嫌みがある。この発明は、かかる
点に鑑みてなされたものであり、その主要な目的とする
ところは、限られたスペース内に配置されるエンジン補
機を車体上方から容易に組み付け可能とすることにあ
る。さらに、この発明の目的とするところは、防振性能
を犠牲にすることなくエンジン補機を車体上方から容易
に組み付け可能とすることにある。
解決するための課題解決手段は、エンジン補機を少なく
とも2個所の組付部で車体に組み付けるようにし、上記
複数の組付部の内の一つは、車体に略垂直方向のネジ手
段を介して取り付けるとともに、残りの組付部は、車体
に略垂直方向に差込自在な差込部を介して取り付けたも
のである。
エンジンルームの互いに離間した少なくとも2個所の組
付部にエンジン補機を組み付けるようにしたエンジン補
機の組付構造において、上記複数の組付部の内の一つ
は、上記エンジン補機を略垂直方向のネジ手段を介して
車体に上方から取り付けるようにし、残りの組付部は、
上記エンジン補機の底面を略垂直方向に差込自在な差込
部を介して車体に上方から取り付けるようにしたもので
ある。
記載されたエンジン補機の組付構造において、上記差込
部は、上記エンジン補機もしくは車体のいずれか一方に
形成された略垂直方向の突起体と、上記エンジン補機も
しくは車体の残りの一方に形成され、該突起体と嵌合す
る嵌合孔と、上記突起体と嵌合孔との間に介設されたマ
ウントラバー体とを有することを特徴とするものであ
る。
記載されたエンジン補機の組付構造において、上記マウ
ントラバー体に抜け止め部が設けられ、上記突起体と嵌
合孔との嵌合が外れることに抵抗が与えられているもの
である。
いし請求項3のいずれかに記載されエンジン補機とし
て、エアークリーナーをエンジンルーム内に車体上方か
ら組み付けるようにしたものである。
いし請求項4のいずれかに記載されたエンジン補機の組
付構造において、車体左右方向に延びるクロスメンバー
に対して上記嵌合孔が形成されているものである。この
場合において、上記クロスメンバーは、サスペンション
クロスメンバーであることが好ましい。
基づいて説明する。図1から図5は、この発明の実施形
態に係るエンジン補機の組付構造を示す。本形態に係る
車両1は図5に示すように、フロントノーズ部分2がフ
ロントガラス3前端から車体前端に向かって大きな傾斜
角度をもって下方に傾斜した所謂スラントノーズで構成
されている。このフロントノーズ部分2は、ノーズパネ
ル4と、該ノーズパネル4の車幅方向外側に連続し僅か
に上方に向かって湾曲したフェンダーパネル5,5を備
えている。上記ノーズパネル4の中央部分には、ボンネ
ット4aが設けられている。
部にはタイヤTが配置されたタイヤハウス6,6が形成
されている。一方、上記ノーズパネル4の前端部の上方
にはバンパー機能を備えたスポイラー8が配置されてい
る。
Rは上記フェンダーパネル5,5、このフェンダーパネ
ル5,5を支持する車体前後方向に延びるフロントサイ
ドフレーム9,9およびボンネット4aで画成され、図
1,2に示すようにその前方位置にエンジン補機として
のエアークリナー10が配置されている。このエアーク
リナー10は、エンジンルームR内でほぼ最終組立部品
として組み付けられる部品であり、前方組付部10Fお
よび後方組付部10R,10Rの3点で車体に取り付け
られている。
イドフレーム9,9の間に架設されたクロスメンバー1
1に第1マウントラバー121(図3参照)を介して着
脱自在に取り付けられている。また、上記後方組付部1
0R,10Rは左右のフロントサイドフレーム9,9の
間に架設され、サスペンションアームAの取り付け部の
剛性を高めるためのサスペンションクロスメンバー13
に第2,3マウントラバー122,123(図3,4参
照)を介して着脱自在に取り付けられている。
の詳細構造について説明する。上記前方組付部10F
は、上記エアークリナー10の上半部10aを車体とし
てのクロスメンバー11に略垂直方向のネジ手段N(ボ
ルト・ナット)を介して車体上方から着脱自在に取り付
けるようにしている。一方、後方組付部10R,10R
は上記エアークリナー10の底面10bを車体としての
サスペンションクロスメンバー13に略垂直方向に差込
自在な差込部Bを介して着脱自在に取り付けるようにし
ている。
アークリナー10の底面10bに一体的に形成された略
垂直方向の突起体14と、上記サスペンションクロスメ
ンバー13に接合されたブラケット15に形成され、該
突起体14と嵌合する嵌合孔16と、上記突起体14に
接着等の任意の方法により強固に保持され上記嵌合孔1
6との間に介設されるマウントラバー体17とを有する
構成となっいる。このマウントラバー体17が上記第
2,3マウントラバー122,123を構成する。
4を覆っている部分の外周端部に複数条の抜け止め部1
8,18…が設けられている。この抜け止め部18,1
8…の外径は上記ブラケット15の嵌合孔16の内径よ
り僅かに大きく、上記突起体14と嵌合孔16との嵌合
が外れることに抵抗を与えている。
機の組付構造の作用について説明する。上記エンジン補
機であるエアークリーナー10は、すべての組付部10
F,10R,10RにおいてエンジンルームR内車体上
方から組み付けるという極めて簡単な動作で、その組み
付け作業ができる。すなわち、上記前方組付部10F
は、エンジン本体に対し反対側に位置し、スペース的に
も比較的余裕がある(吸気マニホールド20,スロッル
バルブ21,エアーポンプ22が配置されているエンジ
ン本体側はスペース的に余裕が少ないが、エアーダクト
23が配置されているエンジン本体とは反対側はスペー
ス的にも比較的余裕がある)当該部分(前方組付部10
F)において、エアークリーナー10をネジ手段N(ボ
ルト・ナット)を介して上記クロスメンバー11に上方
からの動作で組み付けている。
ジン本体側に位置しスペース的には余裕はないが、当該
部分(後方組付部10R)においては、エアークリーナ
ー10はネジ手段によらず、その底面10bの突起体1
4を上記サスペンションクロスメンバー13に設けたブ
ラケット15の嵌合孔16に対して上方から差込むとい
う動作で組み付けている。したがって、スペース的に余
裕が少なくとも、容易にエアークリーナー10を組み付
けることができる。
い空力特性を得るよう下げられたボンネット4aにて覆
われているエンジンルームRに配置されていても、その
組立性が改善され、容易に組み付けることができるもの
である。
10R特に、後方組付部10R,10Rにおいて、例え
ば組立後差込部Bに衝撃等が作用してもその嵌合が外れ
ることもない。
ーナー10は、吸気に伴う振動あるいは走行走行に伴う
振動が発生するが、これらは上記前方組付部10F並び
に後方組付部10R,10Rに介設された第1,2,3
マウントラバー121,122,123により確実に振
動が吸収され、防振性能が犠牲になることはない。
0の組み付けについて説明したが、エアークリーナー1
0のメンテナンスのため等でこれを分解する時は上記と
は逆の作業となるのみでありその詳細について説明を省
略するが、その作業が容易に行えることはいうまでもな
い。以上の実施形態において、エンジン補機は、エアー
クリーナーであったが、エンジン補機としてはエンジン
制御用の電子部品等であっても良い。
ジン補機の組付構造によれば、エンジンルームの互いに
離間した少なくとも2個所の組付部にエンジン補機を組
み付けるにしたエンジン補機の組付構造において、上記
複数の組付部の内の一つは、上記エンジン補機を略垂直
方向のネジ手段を介して車体に上方から取り付けるよう
にし、残りの組付部は、上記エンジン補機の底面を略垂
直方向に差込自在な差込部を介して車体に上方から取り
付けるようにしたので、上記エンジン補機は、すべての
組付部においてエンジンルーム内車体上方から組み付け
るという極めて簡単な動作で、その組み付け作業ができ
るようになり、限られたスペース内に配置されるエンジ
ン補機を車体上方から容易に組み付けることが可能であ
る。
構造によれば、上記エンジン補機の底面を車体に取り付
けるために設けられた差込部が、上記エンジン補機もし
くは車体のいずれか一方に形成された略垂直方向の突起
体と、上記エンジン補機もしくは車体の残りの一方に形
成され、該突起体と嵌合する嵌合孔と、上記突起体と嵌
合孔との間に介設されたマウントラバー体とを有するよ
うにしたので、上記エンジン補機から発生する振動、逆
にエンジン補機側に伝達される振動を上記マウントラバ
ーにより確実に遮断することができる。
構造によれば、上記マウントラバー体に抜け止め部が設
けられ、上記突起体と嵌合孔との嵌合が外れることに抵
抗を与えているので、例えば、走行中上記エンジン補機
に大きな上下方向の衝撃力が作用しても、上記差込部の
嵌合が容易に外れることが防止できる。
構造によれば、上記エンジン補機が、エンジンルーム内
に車体上方から組み付けられるエアークリーナーである
ので、エンジンルーム内でほぼ最終的に組み付けられる
部品であるエアークリーナーは、車体上方から容易に組
み付けることができ、また、限られたスペースでもその
作業性が損なわれることはない。
構造によれば、車体左右方向に延びるクロスメンバー、
特にササスペンションクロスメンバーに対して上記嵌合
孔を形成するようにしたので、既存の部材を利用してエ
ンジン補機であるエアークリーナーを組み付けることが
でき、構造が複雑化することもなく、また、その組み付
け強度も高くできる。
組付構造を示す側面図である。
示す断面図である。
のエンジン補機が搭載された車両の斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 エンジンルームの互いに離間した少な
くとも2個所の組付部にエンジン補機を組み付けるよう
にしたエンジン補機の組付構造において、 上記複数の組付部の内の一つは、上記エンジン補機を略
垂直方向のネジ手段を介して車体に上方から取り付ける
ようにし、残りの組付部は、上記エンジン補機の底面を
略垂直方向に差込自在な差込部を介して車体に上方から
取り付けるようにしたことを特徴とするエンジン補機の
組付構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載されたエンジン補機の
組付構造において、 上記差込部は、上記エンジン補機もしくは車体のいずれ
か一方に形成された略垂直方向の突起体と、上記エンジ
ン補機もしくは車体の残りの一方に形成され、該突起体
と嵌合する嵌合孔と、上記突起体と嵌合孔との間に介設
されたマウントラバー体とを有することを特徴とするエ
ンジン補機の組付構造。 - 【請求項3】 請求項2に記載されたエンジン補機の
組付構造において、 上記マウントラバー体に抜け止め部が設けられ、上記突
起体と嵌合孔との嵌合が外れることに抵抗が与えられて
いることを特徴とするエンジン補機の組付構造。 - 【請求項4】 上記エンジン補機は、エンジンルーム
内に車体上方から組み付けられるエアークリーナーであ
ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
に記載されたエンジン補機の組付構造。 - 【請求項5】 車体左右方向に延びるクロスメンバー
に対して上記嵌合孔が形成されていることを特徴とする
請求項2ないし請求項4のいずれかに記載されたエンジ
ン補機の組付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3649898A JPH11227474A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | エンジン補機の組付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3649898A JPH11227474A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | エンジン補機の組付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11227474A true JPH11227474A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12471499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3649898A Pending JPH11227474A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | エンジン補機の組付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11227474A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2902748A1 (fr) * | 2006-06-22 | 2007-12-28 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Ensemble a structure de carrosserie et base roulante incorporant un moteur thermique pour vehicule a boitier tranquilisateur d'air compactable. |
JP2008280962A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Suzuki Motor Corp | エンジンの吸気装置 |
JP2009174686A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Toyota Boshoku Corp | 車両備品の取付構造 |
US20100154737A1 (en) * | 2008-12-19 | 2010-06-24 | Hirotaka Setoguchi | Vehicle air cleaner mounting structure |
JP2020051290A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | ダイハツ工業株式会社 | 車両のエアクリーナ取付け構造 |
-
1998
- 1998-02-19 JP JP3649898A patent/JPH11227474A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2902748A1 (fr) * | 2006-06-22 | 2007-12-28 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Ensemble a structure de carrosserie et base roulante incorporant un moteur thermique pour vehicule a boitier tranquilisateur d'air compactable. |
JP2008280962A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Suzuki Motor Corp | エンジンの吸気装置 |
JP2009174686A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Toyota Boshoku Corp | 車両備品の取付構造 |
US20100154737A1 (en) * | 2008-12-19 | 2010-06-24 | Hirotaka Setoguchi | Vehicle air cleaner mounting structure |
US8172021B2 (en) * | 2008-12-19 | 2012-05-08 | Suzuki Motor Corporation | Vehicle air cleaner mounting structure |
JP2020051290A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | ダイハツ工業株式会社 | 車両のエアクリーナ取付け構造 |
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