JP2007062703A - 車両用エアクリーナの取付構造 - Google Patents

車両用エアクリーナの取付構造 Download PDF

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Kazuhiro Maeno
和浩 前野
Naomi Tamou
奈穂美 賚
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Abstract

【課題】メンテナンス性も良く、確実な固定が行えて信頼性も高く、また、コスト低減、軽量化、ライン組み付け工数の低減、振動性能の向上を図る。
【解決手段】エアクリーナ本体4は、筐体5に設けた第1の固定部8と第2の固定部9の2点により固定される。第1の固定部8と第2の固定部9は、共に外気導入ダクト側ケース5aに設けられており、第1の固定部8と第2の固定部9の位置は、第1の固定部8と第2の固定部9とを結ぶ直線Ltが、エアクリーナ本体4の重心Pg近傍を通過する位置に設けられている。そして、第1の固定部8は車体のラジエータパネルアッパー2と固定され、第2の固定部9は車体のフロントサイドフレーム10に固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン吸気系のエアクリーナを取り付ける車両用エアクリーナの取付構造に関する。
従来、車両用エアクリーナの車体への固定は、振動伝達を遮断するフローティングゴム等を介して、フロントサイドフレーム等の車体の剛性の高い部位の3〜4カ所に固定締結されている。しかしながら、エアクリーナの車体への固定点数が多いと、確実な固定ができるものの、コストの上昇、質量の増加、ライン組み付け工数の増加、伝達点の増加による振動性能の悪化を招くという問題がある。
そこで、例えば、特開平10−274118号公報では、外気導入ダクト側に連通される外気導入ダクト側ケースとエンジン側に連通されるエンジン側ケースのそれぞれの下部に1点づつの固定部を設け、この2点で車体にエアクリーナを固定する技術が開示されている。
特開平10−274118号公報
しかしながら、上述の特許文献1による技術では、外気導入ダクト側ケースとエンジン側ケースのそれぞれに固定部があるため、エアクリーナエレメント交換等のメンテナンスの際に、エアクリーナの筐体を開閉するために、固定部の固定ボルト等を脱着する必要があり、作業性が悪いという問題がある。また、外気導入ダクト側ケースとエンジン側ケースのそれぞれの下部に2点のみの固定であり、エアクリーナ上部の固定がなされていないため、エアクリーナ上部が振動等の影響を受けて不安定となり、信頼性に欠けるという問題もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、メンテナンス性も良く、確実な固定が行えて信頼性も高く、また、コスト低減、軽量化、ライン組み付け工数の低減、振動性能の向上を図ることができる車両用エアクリーナの取付構造を提供することを目的としている。
本発明は、外気導入ダクト側に連通される外気導入ダクト側ケースとエンジン側に連通されるエンジン側ケースとで形成する筐体に設けた第1の固定部と第2の固定部の2点でエアクリーナ本体を固定する車両用エアクリーナの取付構造であって、上記第1の固定部と上記第2の固定部は、上記第1の固定部と上記第2の固定部とを結ぶ線を上記エアクリーナ本体の重心近傍を通過させ、上記外気導入ダクト側ケースに設けたことを特徴としている。
本発明による車両用エアクリーナの取付構造によれば、メンテナンス性も良く、確実な固定が行えて信頼性も高く、また、コスト低減、軽量化、ライン組み付け工数の低減、振動性能の向上を図ることが可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図3は本発明の実施の第1形態を示し、図1はエンジンから外気導入ダクトまでの構成を示す上面図、図2はエンジンから外気導入ダクトまでの構成を示す左側面図、図3は固定部の一例を示す断面図である。
図1及び図2において、符号1は外気導入ダクトを示し、この外気導入ダクト1は、前方開口部1aの下部が車両のラジエータパネルアッパー2の上面に、幅方向に2カ所、ピン3,3で固定されている。
外気導入ダクト1の後端は、エアクリーナエレメント等(図示せず)を内蔵するエアクリーナ本体4の前端面、すなわち、筐体5を構成する外気導入ダクト側ケース5aの上部に連通されている。
エアクリーナ本体4の後端、すなわち、外気導入ダクト側ケース5aと共に筐体5を構成し、外気導入ダクト側ケース5aから脱着自在なエンジン側ケース5bの上部側面にはブーツ6の一端が接続されており、このブーツ6の他端はエンジン7のチャンバに連結されている。
エアクリーナ本体4の外気導入ダクト側ケース5aには、前端面の右上部と後側面の左下部とにエアクリーナ本体4を固定する第1の固定部8と第2の固定部9が設けられており、この第1の固定部8と第2の固定部9の位置は、第1の固定部8と第2の固定部9とを結ぶ直線Ltが、エアクリーナ本体4の重心Pg近傍を通過する位置に設けられている。
そして、第1の固定部8は、ラジエータパネルアッパー2と固定され、第2の固定部9は、車両のフロントサイドフレーム10の上面と固定されている。
第1の固定部8、或いは、第2の固定部9は、例えば、図3に示すように構成され、車体(ラジエータパネルアッパー2、或いは、フロントサイドフレーム10)側に固設したウェルディングナット11にボルト12を螺合することにより締結される。車体(ラジエータパネルアッパー2、或いは、フロントサイドフレーム10)側とボルト12との間には、スペーサ13が介装され、該スペーサ13の外周にはフローティングゴム14が設けられて、このフローティングゴム14に外気導入ダクト側ケース5aの部分が支持される。
このように本発明の実施の第1形態によれば、第1の固定部8と第2の固定部9の僅か2点によりエアクリーナ本体4を固定するので、ボルトナット等の部品点数を削減し、コストの低減、及び、軽量化が実現できる。また、ライン組み付け工数も少なくでき、組み立て作業性の向上を図ることができる。更に、振動の伝達経路も少ないため、エンジン吸気系から車体への振動伝達を低減することができ、振動性能の向上を図ることが可能となっている。
また、第1の固定部8と第2の固定部9は、それを結ぶ線Ltがエアクリーナ本体4の重心Pg近傍を通過する位置に設けられるので、安定性に優れ、確実なエアクリーナ本体4の固定が可能となっている。
更に、第1の固定部8と第2の固定部9は、共に外気導入ダクト側ケース5aに設けられるため、エアクリーナエレメントの交換等のメンテナンスの際には、第1の固定部8と第2の固定部9の何れも外す必要がなく、エンジン側ケース5bのみ外してメンテナンスが行えるので、作業性に優れたものとなっている。
また、第1の固定部8と第2の固定部9の僅か2点によりエアクリーナ本体4を固定するので、外気導入ダクト側ケース5aに対する外気導入ダクト1の連結位置の設計自由度が大きくなる。特に、エンジン側ケース5bについては、固定点を設けないため、ブーツ6の連結位置の設計自由度が大きくなる。
次に、図4〜図6は本発明の実施の第2形態を示し、図4はエンジンから外気導入ダクトまでの構成を示す上面図、図5はエンジンから外気導入ダクトまでの構成を示す左側面図、図6はストッパ部の一例を示す断面図である。尚、本実施の第2形態は、エアクリーナの形状及び固定部が前記第1形態とは異なるものである。
すなわち、図4及び図5において、符号21は外気導入ダクトを示し、この外気導入ダクト21は、前方開口部21aの下部が車両のラジエータパネルアッパー22の上面に、幅方向に2カ所、ピン23,23で固定されている。
外気導入ダクト21の後端側は、ダクト24を介して、エアクリーナエレメント等(図示せず)を内蔵するエアクリーナ本体25の筐体26の右側面上部に連通されている。
エアクリーナ本体25の筐体26の斜め左側面の上部には、ブーツ27の一端が接続されており、このブーツ27の他端はエンジン28のチャンバに連結されている。
エアクリーナ本体25の筐体26の右側面には、ボルト−ナット等による機械的な締結は行わずに、フローティングゴム29を車体のホイールエプロン30に形成した孔に挿入することによりエアクリーナ本体25を支持する支持部31が設けられている。
また、エアクリーナ本体25の筐体26の左側の前方下部には、エアクリーナ本体25をフロントサイドフレーム32の上部に固定する固定部33が設けられている。この固定部33は、例えば、前述の第1形態の図3で説明したように構成されている。
更に、エアクリーナ本体25の筐体26の左側の後方下部には、ボルト−ナット等による機械的な締結は行わずにエアクリーナ本体25をフロントサイドフレーム32の上面に支持させるストッパ部34が設けられている。
このストッパ部34は、例えば、図6に示すように、ストッパゴム35をエアクリーナ本体25の筐体26と、フロントサイドフレーム32の上面との間に介装させるように構成されており、フロントサイドフレーム32の上面とストッパゴム35との間には略0〜1mmの間を設けて介装されている。
このように本実施の第2形態によれば、ボルト−ナット等による機械的な締結を行うのは、固定部33の1点のみであり、支持部31はフローティングゴム29をホイールエプロン30に形成した孔に挿入するもので、ストッパ部34はストッパゴム35にてフロントサイドフレーム32の上面に支持させるものとなっている。このため、ボルトナット等の部品点数を削減し、コストの低減、及び、軽量化が実現できる。また、ライン組み付け工数も少なくでき、組み立て作業性の向上を図ることができる。
また、ストッパ部34は、フロントサイドフレーム32の上面とストッパゴム35との間に略0〜1mmの間を設けて介装されるため、吸気脈動の車体への振動伝達経路を削減でき、振動性能の向上を図ることが可能となっている。
更に、エアクリーナ本体25の筐体26の左側の下部に固定部33とストッパ部34とを設けているので、エアクリーナ本体25をはじめとするエンジン吸気系に、上方から何らかの荷重が加えられても、エアクリーナ本体25が下方に倒れることが確実に防止できる。
尚、本実施の第2形態では、エアクリーナ本体25の筐体26の左側の前方下部を固定部33とし、後方下部をストッパ部34としているが、逆、すなわち、左側の前方下部をストッパ部34とし、後方下部を固定部33として構成するものであっても良い。
本発明の実施の第1形態による、エンジンから外気導入ダクトまでの構成を示す上面図 同上、エンジンから外気導入ダクトまでの構成を示す左側面図 同上、固定部の一例を示す断面図 本発明の実施の第2形態による、エンジンから外気導入ダクトまでの構成を示す上面図 同上、エンジンから外気導入ダクトまでの構成を示す左側面図 同上、ストッパ部の一例を示す断面図
符号の説明
1 外気導入ダクト
2 ラジエータパネルアッパー
4 エアクリーナ本体
5 筐体
5a 外気導入ダクト側ケース
5b エンジン側ケース
6 ブーツ
7 エンジン
8 第1の固定部
9 第2の固定部
10 フロントサイドフレーム

Claims (2)

  1. 外気導入ダクト側に連通される外気導入ダクト側ケースとエンジン側に連通されるエンジン側ケースとで形成する筐体に設けた第1の固定部と第2の固定部の2点でエアクリーナ本体を固定する車両用エアクリーナの取付構造であって、
    上記第1の固定部と上記第2の固定部は、上記第1の固定部と上記第2の固定部とを結ぶ線を上記エアクリーナ本体の重心近傍を通過させ、上記外気導入ダクト側ケースに設けたことを特徴とする車両用エアクリーナの取付構造。
  2. 上記第1の固定部は、車両のラジエータパネルアッパーと固定する固定部とし、上記第2の固定部は、車両のフロントサイドフレームと固定する固定部とすることを特徴とする請求項1記載の車両用エアクリーナの取付構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009193671A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システムの吸気装置
JP2010053991A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Honda Motor Co Ltd 機器取付け用部材
KR101188599B1 (ko) 2010-11-17 2012-10-05 쌍용자동차 주식회사 자동차용 에어클리너의 스노클 설치구조
JP2016011011A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 ダイハツ工業株式会社 自動車のエアクリーナ取付け構造

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