JP4246038B2 - 車体前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体構造に関し、特にヘッドランプを支持する車体前部構造に関する。
例えば、走行車両が歩行者等の被接触体と接触した際、その反動により被接触体が車両のヘッドランプへ略上方や車体前方から当接して被接触体に衝撃を与えることが懸念される。
この被接触体への衝撃を緩和する車体構造が種々提案されている。例えば図10に要部断面図を示すように、ヘッドランプ101の樹脂製ハウジング102に一体成形されたアーム103を車体側の部材106にネジ止めすると共に、下面に一体形成された突起104を図示しない車体側に軸105で回転可能に支持され、かつハウジング102の下面に板金107が固定されている。一方、サイドメンバ108に固定された支持部材110の上面に上端が板金107と接近対向するエネルギ吸収ブラケット111が取り付けられている。そして、被接触体がヘッドランプ101へ略上方から当接すると、その衝撃荷重Pにより比較的強度の低いアーム103が破損してヘッドランプ101が軸105を中心に回転して下方変位することとなり、その際にランプハウジング102の下面に設けられた板金107がエネルギ吸収ブラケット111を上方から押圧して二点鎖線で示すように座屈変形させて衝撃エネルギを吸収することによって被接触体への衝撃を緩和する車体構造が知られている。
また、図11に示すようにエネルギ吸収ブラケット111及び板金107に代えてランプハウジング102の下面全体にわたって格子状のエネルギ吸収リブ115を一体形成することも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−280816号公報(段落番号0006〜0007、0011〜0012、図1、図4)
上記特許文献1によると、被接触体がヘッドランプ101へ略上方から当接したとき、その衝撃荷重Pにより車体側からの支持が外れてヘッドランプ101が下方変位するときにエネルギ吸収ブラケット111或いはエネルギ吸収リブ115の変形によって衝撃エネルギが吸収されて、被接触体が受ける衝撃を緩和できる。
しかし、ヘッドランプ101の支持に直接関与しない板金107及びエネルギ吸収ブラケット111を配設することから、車体構造が複雑になると共に構成部品数が増大して製造コスト及び重量が増加する。また、エネルギ吸収リブ115をヘッドランプハウジング102の下面に一体形成するとヘッドランプハウジング102の形状が複雑になり製造コストの増加が懸念される。
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、被接触体への衝撃緩和性能の向上を図ると共に、構造の簡素化及び製造コストの抑制が得られる車体前部構造を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に記載の車体前部構造の発明は、車体前部において車幅方向に延在するフロントエンドモジュールキャリヤと、車体側部で車体前後方向に延在するアッパフレームとを備え、上記フロントエンドモジュールキャリヤの側部と上記アッパフレームの前端との間にヘッドランプを支持するヘッドランプステーが掛け渡された車体前部構造において、上記ヘッドランプステーは、上記ヘッドランプが支持されて延在する本体部と、該本体部の前端に延設された取付部本体に第1脆弱部を介して連結されて上記フロントエンドモジュールキャリヤの側面に締結する結合部が形成された前部取付部と、上記本体部の後端に上記第1脆弱部より強度の低い第2脆弱部を介して連結されて上記アッパフレームに締結する後部取付部とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の車体前部構造において、上記結合部は、上記フロントエンドモジュールキャリヤの側面にボルト結合され、かつ後部取付部が上記アッパフレームの前端にボルト結合したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2の車体前部構造において、上記第1脆弱部は、上記結合部と上記取付部本体との間に上記結合部の外周に沿って穿設された複数の穴によって形成されたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかの車体前部構造において、上記第2脆弱部は、ヘッドランプステー本体部と後部取付部との間に車幅方向に連続する溝によって形成された薄肉部であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかの車体前部構造において、上記第2脆弱部は、ヘッドランプステー本体部と後部取付部との間に車幅方向に沿って穿設された複数の穴によって形成されたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかの車体前部構造において、上記取付部本体及び上記フロントエンドモジュールキャリヤの側面にそれぞれ対応して穿設されたピン穴に挿入された位置決め用樹脂ピンを備えたことを特徴とする。
上記請求項1の発明によると、被接触体が略上方或いは略前方からヘッドランプ或いはヘッドランプ周辺に当接して所定より大きな衝撃荷重が入力されると、初期段階において比較的強度の低い第2脆弱部が破断して衝撃エネルギが吸収され、その後、残存する衝撃エネルギによってヘッドランプステー本体部が押し下げられて結合部を中心に第1脆弱部の変形を伴って回転して第1脆弱部の変形による衝撃エネルギの吸収がなされ、かつ更に第1脆弱部が破断することによって、連続的に衝撃エネルギが吸収され、被接触体に対する優れた衝撃緩和特性が得られる。また、ヘッドランプを支持するヘッドランプステーそれ自体の破断及び変形によって衝撃エネルギを吸収することから、衝撃の緩和を図るための構成部品の追加や車体構造の複雑化を抑制しつつ衝撃の緩和が得られ、構造の簡素化及び製造コストの抑制が得られる。
請求項2の発明によると、上記前部取付部の結合部をフロントエンドモジュールキャリヤにボルト結合し、かつ後部取付部をアッパフレームにボルト結合することによって、ヘッドランプステーが他の車体部材と別体化されて補修等に伴う交換部品の削減及び優れた交換性が得られ、メンテナンス作業の簡素化及びメンテナンスコストの低減が期待できる。
請求項3の発明によると結合部と取付部本体との間に結合部の外周に沿って穿設された複数の穴による簡単な構成で第1脆弱部を形成することができる。
請求項4の発明によると、上記第2脆弱部は、ヘッドランプステー本体部と後部取付部との間に車幅方向に連続して溝を形成する簡単な構成で薄肉による第2脆弱部が形成できる。
請求項5の発明によると、ヘッドランプステー本体部と後部取付部との間に車幅方向に沿って複数の穴を穿設する簡単な構成で第2脆弱部を形成することができる。
請求項6の発明によると、取付部本体及びフロントエンドモジュールキャリヤの側面にピン穴を穿設し、ピン穴に位置決め用樹脂ピンを挿入することによって、フロントエンドモジュールキャリヤとヘッドランプステーの相対位置決めがなされると共に、位置決め用樹脂ピンの破断による衝撃エネルギの吸収が得られる。
以下、本発明による車体前部構造の実施の形態を図1乃至図9を参照して説明する。なお、図中矢印Fは車体前方方向を示す。
図1は本実施の形態の概要を示す説明図であり、図2は図1のA部拡大説明図である。図中符号1は車体前部にエンジンルームEの前端で車幅方向に延在してラジエータやシュラウド等を支持するフロントエンドモジュールキャリヤである。フロントエンドモジュールキャリヤ1は、車幅方向に延びるアッパパネル部材2及びロアパネル部材3と、上下方向に延びてアッパパネル部材2とロアパネル部材3の両端をそれぞれ連結する左右一対のサイドパネル部材4と、左右のサイドパネル部材4の間において上下方向に延びてアッパパネル部材2とロアパネル部材3の各中間部を連結するセンターパネル部材5とを有する略矩形枠状に形成されている。左右の各サイドパネル部材4の上下方向中央部の側部に車幅方向外方に突出して車体フレーム結合部6が設けられている。
車体側部の下部及び上部に、エンジンルームEの側面に沿って図示しない車体フレームとアッパフレーム7が前後方向に延在し、車体前後方向に連続する閉断面形状の車体フレームの前端が車体フレーム結合部6に結合して車体フレームとフロントエンドモジュールキャリヤ1が一体的に結合されている。アッパフレーム7は上面7aの内縁及び外縁に沿って内面7bと外面7cが下方に折曲形成された車体前後方向に連続する断面略コ字状で、その後端が図示しない車室とエンジンルームEとを区画するトーボード或いはバルクヘッドに結合されている。
車体フレームとアッパフレーム7との間にエンジンルームEの側壁を形成する図示しないホイールエプロンが掛け渡されている。ホイールエプロンの車幅方向外側にフェンダパネルが取り付けられている。
フロントエンドモジュールキャリヤ1の側面上部とアッパフレーム7の前端との間に車体前後方向に延在するヘッドランプステー10が掛け渡されている。
ヘッドランプステー10は、図2に図1のA部拡大図を示し、かつ図3に図2のB矢視図を示すように上面12と、この上面12の内縁及び外縁に沿って下方に折曲形成された内面13と外面14とによって断面略コ字状で略車体前後方向に連続するヘッドランプステー本体部11を有している。この上面12、内面13、外面14によって連続断面略コ字状に形成されたヘッドランプステー本体部11は、車体前後方向に連続する前部範囲11Aと、前部範囲11Aの後端に連続して車体後方に移行するに従って次第に車体外方に変位する中間範囲11Bと、中間範囲11Bの後端に連続して車体前後方向に連続する後部範囲11Cとが連続形成されている。
前部範囲11Aにおける内面13の前端部には、図4に示すように下方に突出してフロントエンドモジュールキャリヤ1のサイドパネル部材4の側面上部に接面可能な舌片状の前部取付部15が延設されている。前部取付部15は内面13に延設された取付部本体16を有し、この取付部本体16に第1脆弱部18を介在して結合部17が連結され、結合部17にボルト穴17aが穿設されている。即ち、ボルト穴17aが穿設される環状の結合部17の外周に第1脆弱部18が形成され、第1脆弱部18を介在して結合部17が取付部本体16に連結されている。第1脆弱部18は、例えば、結合部17の外周に沿って環状に配置された複数、本実施の形態では4つの円弧状の穴18aと、各穴18aの間に形成されたブリッジ状の連結部18bによって形成される。更に、取付部本体16にピン穴19が穿設されている。
このように形成された前部取付部15は、図5に図2のC部拡大図を示すように、フロントエンドモジュールキャリヤ1のサイドパネル部材4の側面上部に接面し、ボルト穴17aに挿通してサイドパネル部材4に設けられた図示しないウエルディングナットに螺合するボルト25によってサイドパネル部材4にボルト結合される。更に、ピン穴19及びこのピン穴19に対応してサイドパネル部材4に穿設されたピン穴に位置決め用樹脂ピン26が嵌入してサイドパネル部材4と前部取付部15の相対位置が位置決めされている。
一方、図6に図2のD部拡大図を示し、かつ図7に図6のE矢視図を示すように、後部範囲11Cの上面12後端に、例えば車幅方向に延在するV字状溝21aによって薄肉に形成されて上記第1脆弱部18より強度の低い第2脆弱部21を介してボルト穴23が穿設された略矩形の後部取付部22が連結されている。この後部取付部22が、アッパフレーム7の上面7aの前端上面に重なり、ボルト穴23に挿通してアッパフレーム7に取り付けられた図示しないウエルディングナットに螺合するボルト27によってアッパフレーム7にボルト結合される。
ヘッドランプステー本体部11の中間範囲11Bにおける上面12にヘッドランプ取付穴24が穿設され、ヘッドランプ取付穴24に対応して上面12の下面に図示しないウエルディングナットが設けられている。図3に示すようにヘッドランプステー本体部11の前部範囲11Aから中間範囲11Bの車体幅方向外側に沿って配置されるヘッドランプ30に突設されたアーム31に穿設された図示しない取付穴及びヘッドランプ取付穴24に挿通してウエルディングナットに螺合する取付ボルト28によってヘッドランプ30がヘッドランプステー10に取り付け支持されている。
このように構成された車体前部の作用について、図8に示す作用説明図を参照して説明する。
車両の走行時の通常の使用にあっては、フロントエンドモジュールキャリヤ1のサイドパネル部材4に前部取付部15がボルト25及びピン26によって結合され、かつ後部取付部22がボルト27によってアッパフレーム7にボルト27によって結合されたヘッドランプステー10にヘッドランプ30が十分な支持剛性で支持されている。
ここで、被接触体が略上方或いは略前方からヘッドランプ30或いはヘッドランプ30の周辺に当接して衝撃荷重Pが作用すると、ヘッドランプ30を支持するヘッドランプステー10に衝撃荷重Pが入力され、その衝撃荷重Pがヘッドランプステー10を介して前部取付部15及び後部取付部22からそれぞれフロントエンドモジュールキャリヤ1及びアッパフレーム7に分散伝達する。
一方、衝撃荷重Pが所定荷重より大であると、その衝撃荷重Pによりヘッドランプステー10のヘッドランプステー本体部11とアッパフレーム7に結合された後部取付部22の間にV字状溝21aによって形成された薄肉による比較的強度の低い第2脆弱部21が破断する。この第2脆弱部21の破断により衝撃エネルギが吸収されて、被接触体が受ける衝撃が緩和される。
更に、衝撃荷重Pが大きいときには、第2脆弱部21が破断してアッパフレーム7から後端が分離したヘッドランプステー10は、第2脆弱部21の破損によっても吸収されずに残存する衝撃エネルギによって押し下げられ、図8に一点鎖線10aに示すようにフロントモジュールキャリヤ1のサイドパネル部材4にボルト25によって結合された前部取付部15の結合部17を中心に後部範囲11C側が下降変位するようにヘッドランプステー本体11が回転揺動する。
この回転揺動に伴う前部取付部15とサイドパネル部材4の相対変移により位置決め用樹脂ピン26が破断すると共に、ボルト25によってサイドパネル部材4に固定された結合部17の外周に沿って形成された第1脆弱部18、即ち各穴18a間にブリッジ状に形成された各連結部18bが捩れ変形する。この樹脂ピン26の破断及び第1脆弱部18の変形等により衝撃エネルギが吸収されて、被接触体が受ける衝撃が緩和される。
更に、衝撃荷重Pが大きく、この樹脂ピン26の破断及び第1脆弱部18の変形でも吸収されずに衝撃エネルギが残存するときには、その残存する衝撃エネルギによってヘッドランプステー本体部11が引き続き押し下げられて第1脆弱部18の各連結部18bが破断する。第1脆弱部18が破断して前部取付部15がサイドパネル部材4から分離したヘッドランプステー10は、脱落して図8に二点鎖線10bで示すよう押し下げられる。この第1脆弱部18の破断及びヘッドランプステー10の脱落により衝撃エネルギが吸収されて被接触体への衝撃が緩和される。
よってヘッドランプ30等に衝撃荷重Pが作用した初期段階において第2脆弱部21の破断によって衝撃エネルギが吸収されて残存する衝撃エネルギが減少し、その後、更に残存する衝撃エネルギが樹脂ピン26の破断及び第1脆弱部18の変形によって吸収されて、かつ残存する衝撃エネルギによってヘッドランプステー10が引き続き押し下げられて第1脆弱部18の各連結部18bが破断し、脱落することによって段階的、換言すると滑らかに連続する衝撃加速度変化が維持されて有効的な衝撃エネルギの吸収が得られ、被接触体に対する優れた衝撃緩和特性が得られる。
また、ヘッドランプ30或いはヘッドランプ30の周辺に被接触体が接触して、衝撃荷重Pが作用したとき、ヘッドランプ30を支持するヘッドランプステー10それ自体の破断及び変形によって衝撃エネルギを吸収して被接触体に対する衝撃を緩和することから、衝撃緩和を図るための構成部品の増加や車体構造の複雑化を極めて抑制しつつ被接触体に対する衝撃緩和特性の向上が得られ、かつ構造の簡素化及び製造コストの抑制が得られる。
更に、前部取付部15をボルト25及び樹脂ピン26によってフロントエンドモジュールキャリヤ1に取り付け、かつ後部取付部22をボルト27によってアッパフレーム7に結合してヘッドランプステー10をフロントエンドモジュールキャリヤ1とアッパフレーム7に架設することから、ヘッドランプステー10が他の車体部材と別体化されて補修等に伴う交換部品の削減が及び優れた交換性が得られ、メンテナンス作業の簡素化及びメンテナンスコストの低減が期待できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施の形態では前部取付部15の第1脆弱部18を結合部17の外周に沿って穿設した複数の穴18aと連結部18bによって形成したが、図9に示すように取付部本体16の下端に複数の穴18cを直線状に列設して第1脆弱部18を形成し、取付部本体16とボルト穴17aが穿設された取付部17を第1脆弱部18を介して連結することもできる。また、第1脆弱部18をV字状の溝等による薄肉によって形成することができる。
また、ヘッドランプステー本体部11と後部取付部22との間に形成される第2脆弱部21を車幅方向に連続するV字状溝21aによって形成したが、車幅方向に連続するU字状溝や、車幅方向に沿って穿設された複数の穴等によって形成することもできる。
本発明による車体前部構造の第1実施の形態の概要を示す説明図である。 図1のA部拡大図である。 図2のB矢視図である。 前部取付部の説明図である。 図2のC部拡大図である。 図2のD部拡大図である。 図6のE矢視図である。 作用説明図である。 他の前部取付部の例を示す説明図である。 従来の車体前部構造の説明図である。 同じく、従来の車体前部構造の説明図である。
符号の説明
1 フロントエンドモジュールキャリヤ
7 アッパフレーム
10 ヘッドランプステー
11 ヘッドランプステー本体部
15 前部取付部
16 取付部本体
17 結合部
17a ボルト穴
18 第1脆弱部
18a 穴
18b 連結部
18c 穴
18d 連結部
19 ピン穴
21 第2脆弱部
21a V字状溝
22 後部取付部
23 ボルト穴
25 ボルト
26 位置決め用樹脂ピン
27 ボルト
30 ヘッドランプ

Claims (6)

  1. 車体前部において車幅方向に延在するフロントエンドモジュールキャリヤと、車体側部で車体前後方向に延在するアッパフレームとを備え、上記フロントエンドモジュールキャリヤの側部と上記アッパフレームの前端との間にヘッドランプを支持するヘッドランプステーが掛け渡された車体前部構造において、
    上記ヘッドランプステーは、
    上記ヘッドランプが支持されて延在するヘッドランプステー本体部と、
    該ヘッドランプステー本体部の前端に延設された取付部本体に第1脆弱部を介して連結されて上記フロントエンドモジュールキャリヤの側面に締結する結合部が形成された前部取付部と、
    上記ヘッドランプステー本体部の後端に上記第1脆弱部より強度の低い第2脆弱部を介して連結されて上記アッパフレームに締結する後部取付部とを備えたことを特徴とする車体前部構造。
  2. 上記結合部は、上記フロントエンドモジュールキャリヤの側面にボルト結合され、かつ後部取付部が上記アッパフレームの前端にボルト結合したことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
  3. 上記第1脆弱部は、上記結合部と上記取付部本体との間に上記結合部の外周に沿って穿設された複数の穴によって形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の車体前部構造。
  4. 上記第2脆弱部は、ヘッドランプステー本体部と後部取付部との間に車幅方向に連続する溝によって形成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車体前部構造。
  5. 上記第2脆弱部は、ヘッドランプステー本体部と後部取付部との間に車幅方向に沿って穿設された複数の穴によって形成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車体前部構造。
  6. 上記取付部本体及び上記フロントエンドモジュールキャリヤの側面にそれぞれ対応して穿設されたピン穴に挿入された位置決め用樹脂ピンを備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車体前部構造。
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