JP6255962B2 - カウル部構造 - Google Patents

カウル部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6255962B2
JP6255962B2 JP2013255088A JP2013255088A JP6255962B2 JP 6255962 B2 JP6255962 B2 JP 6255962B2 JP 2013255088 A JP2013255088 A JP 2013255088A JP 2013255088 A JP2013255088 A JP 2013255088A JP 6255962 B2 JP6255962 B2 JP 6255962B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cowl
vehicle
bracket
upper wall
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013255088A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015112950A (ja
Inventor
亮太 小玉
亮太 小玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2013255088A priority Critical patent/JP6255962B2/ja
Publication of JP2015112950A publication Critical patent/JP2015112950A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6255962B2 publication Critical patent/JP6255962B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、ウインドシールドガラスの前端の下側で車幅方向に延びるカウル部を備えたカウル部構造に関するものである。
車両には、例えばフロントフードの後端からウインドシールドガラスの前端までの間で、車幅方向に延びるカウル部が配置されている。カウル部は、カウルトップパネル、ダッシュパネルおよびカウルフロントパネルなどの部品を含み、これらの部材で囲まれた車幅方向に亘る空間部(カウルボックス)を形成している。ウインドシールドガラスは、カウルトップパネルに接合され、カウルボックスにより支持される。カウルボックスには、ワイパーユニットなどが収納されている。
近年、歩行者保護への関心が高まり、歩行者保護性能を重要視する車両が増えている。このため、歩行者などの被衝突体がウインドシールドガラスに上方から衝突した場合、カウル部においても衝撃吸収を十分に行い、歩行者保護性能を向上させたカウル部構造が求められている。
特許文献1には、カウル部の前壁、後壁、底壁および上壁を成すカウルパネルを備え、カウルパネルの底壁および後壁にワイパーユニットの支持台が配置されたカウル部構造が記載されている。カウルパネルの上壁は、車両前方に延びて片持ち状態となっている。また、ワイパーユニットの支持台は、底壁および後壁に固定された一対の脚部を有し、カウル部内で立ち上がった状態となっている。
特許文献1では、カウルパネルの上方から荷重を受けたとき、カウルパネルの上壁およびワイパーユニットの支持台の一対の脚部が容易に潰れて変形するため、衝撃エネルギーを効果的に吸収できる、としている。
特許文献2には、ウインドシールドガラスが上方から荷重を受けた際、衝突荷重により潰れて変形する補強ブラケットを備えたカウル部構造が記載されている。この補強ブラケットは、ウインドシールドガラスを支持するガラス支持部を含むカウルアッパと、カウルインナの前壁部の傾斜部とを直線状に連結している。
特許文献2では、衝撃荷重を受けると、カウルアッパのガラス支持部とともに補強ブラケットの平板状とされた部位が衝撃荷重の作用する方向に容易に倒れるため、衝撃エネルギーの吸収量が増す、としている。
特開2004−142647号公報 特開2008−201314号公報
特許文献1に記載のカウル部構造では、支持台の一対の脚部がカウルパネルの底壁および後壁に固定されているため、衝撃荷重を受けた際に変形するスペースが小さくなり、衝撃エネルギーを十分に吸収できない場合がある。
特許文献2では、衝撃荷重を受けた際、補強ブラケットのうち上部に位置し平板状とされた部位のみが変形するため、衝撃エネルギーを十分には吸収できない場合がある。また、補強ブラケットでは、平板状とされる部位を形成し、さらにカウルアッパのガラス支持部とカウルインナの前壁部の傾斜部とを繋ぐように配置する必要がある。このため、特許文献2では、補強ブラケットの形状および配置によって、車両レイアウトの自由度が制限されてしまう。
さらに特許文献1、2には、衝突時の衝撃エネルギーを吸収する点について記載されているものの、通常運転時に生じるこもり音の発生を抑制する点については考慮されていない。こもり音は、カウル部の各壁部による低周波数領域での共振によって発生する。
本発明は、このような課題に鑑み、通常運転時のこもり音の発生を抑制でき、さらに衝突時の衝撃エネルギーも吸収できるカウル部構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるカウル部構造の代表的な構成は、ウインドシールドガラスの前端の下側で車幅方向に延びるカウル部と、カウル部内に配置されるブラケットとを備えたカウル部構造において、カウル部は、ウインドシールドガラスの前端と接合されウインドシールドガラスから車両前方に延びて片持ち状態となる上壁部と、上壁部のガラスに接合された部位から低い位置まで延び車室とエンジンルームとを仕切る後壁部と、後壁部から上前方に延びる前壁部とを含み、ブラケットは、前壁部と後壁部とを繋ぐ車両前後方向に延びる第1部分と、第1部分の前端と後端との間で上方に立ち上がり、上壁部のガラスに接合された部位に固定される第2部分とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、カウル部は、ブラケットの第1部分によって前壁部と後壁部とが橋渡しされ、第2部分によって第1部分と上壁部のガラスに接合された部位とが橋渡しされる。これにより、カウル部の剛性が高まり、各壁部による低周波数領域での共振を抑制でき、通常運転時でのこもり音の発生を抑制できる。また、ウインドシールドガラス上に例えば歩行者の頭部が衝突した際、その衝撃は、上壁部のガラスに接合された部位から第2部分に伝達される。片持ち形状である上壁部、および第1部分から立ち上がっている第2部分は、この衝撃によって変形する。このため、上壁部および第2部分によって衝撃エネルギーが吸収されるので、歩行者頭部保護性能を向上できる。ブラケットは、カウル部内に設置されているため、ワイパーユニットなどの所定部材を接続できる。このため、追加部品も不要で簡素な構造である。
上記の第2部分と上壁部とは、車両前方に向かって下降する傾斜した状態で固定されるとよい。これにより、歩行者頭部の衝突後、上壁部および第2部分が変形し易くなり、衝撃吸収を確実に行うことができる。
上記の第1部分は、第2部分の車両後側に位置し第2部分の外形よりも大きい開口部を有するとよい。これにより、歩行者頭部の衝突に伴う衝撃エネルギーが大きい場合であっても、第2部分が変形して開口部に収まり、さらに開口部の周辺が座屈することで、衝撃エネルギーを吸収できる。これにより、歩行者頭部の傷害値の上昇を抑えることができる。
上記の第1部分は、前端から第2部分に近づくほど車両上側に延びていて、第2部分から後端に近づくほど車両下側に延びているとよい。このように第1部分は、第2部分が位置する箇所が最も上側に位置するアーチ型になっている。よって、歩行者頭部の衝突後、上壁部が第2部分とともに変形し、第1部分に至るまでのスペースを確保でき、衝撃エネルギーを十分に吸収できる。
上記の後壁部は、ガラスに接合された部位から下方に延びる縦部と、縦部の下端から車両後側に延びブラケットの第1部分の上面を固定する横部とを含むとよい。これにより、後壁部は、縦部から屈曲した横部を含み、さらに横部に第1部分の上面が固定されているため、剛性が高められ、こもり音の発生をより抑制できる。
上記の後壁部は、横部の後端からさらに低い位置まで延びる下降部と、下降部の車幅方向中央に位置し車両前方に突出しブラケットの第1部分の後端が固定される土台部とをさらに含むとよい。これにより、後壁部のうち下降部の車幅方向中央の剛性が土台部によって高められる。また、土台部が形成された分、カウル部の前壁部と後壁部との距離が小さくなる。これにより、第1部分の車両前後方向の距離が小さくなり、ブラケットの剛性を高めることができる。よって、カウル部の剛性が高められ、こもり音の発生を確実に抑制できる。
本発明によれば、通常運転時のこもり音の発生を抑制でき、さらに衝突時の衝撃エネルギーも吸収できるカウル部構造を提供することができる。
本実施形態におけるカウル部構造が適用される車両を示す図である。 図1のカウル部構造の一部を示す図である。 図2(a)のカウル部構造のB矢視図およびC矢視図である。 図3(a)のカウル部構造のD−D断面図である。 図2(a)のカウル部構造のE矢視図である。 本実施形態の変形例である他のカウル部構造の断面を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態におけるカウル部構造が適用される車両を示す図である。各図に示す矢印X、Yは車両前側、車両右側をそれぞれ示している。カウル部構造100は、車両102のエンジンルーム104と車室106とを仕切るダッシュパネル108を含むカウル部110と、カウル部110内に配置される図2に示すブラケット120とを備える。
カウル部110は、ウインドシールドガラス112の前端112a(図4および図5参照)の下側で車幅方向に延びている。カウル部110は、上記ダッシュパネル108に加え、例えばカウルトップガーニッシュ114と、カウルフロントパネル116と、カウルトップパネル118とを備える。
図2は、図1のカウル部構造100の一部を示す図である。図2(a)は、図1のA領域の拡大図である。図2(a)では、カウルトップガーニッシュ114は図示省略されている。図2(b)は、図2(a)のカウル部110内に配置されたブラケット120の斜視図である。図3は、図2(a)のカウル部構造100のB矢視図およびC矢視図である。
カウル部110は、図2(a)に示すように、ダッシュパネル108、カウルフロントパネル116およびカウルトップパネル118で囲まれた内部空間となるカウルボックス122を形成している。カウルボックス122には、図中鎖線で示すワイパーユニット124などが収容されている。ワイパーユニット124は、ボルトなどによりブラケット120のワイパーユニット取付部126に固定される。
ブラケット120は、図2(b)に示すように、車両前後方向に延びる第1部分136と、第1部分136の前端138と後端140との間で上方に立ち上がる第2部分142とを備える。第1部分136は、前端138から第2部分142に近づくほど車両上側に延びていて、第2部分142から後端140に近づくほど車両下側に延びている。つまり、第1部分136は、第2部分142が位置する箇所が最も上側に位置するアーチ型となっている。
第1部分136は、第2部分142の車両後側に位置し第2部分142の外形よりも大きい開口部144を有する。第1部分136は、図2(b)に示すように、前端138に形成された接合面146a、146b、146cと、後端140に形成された接合面148a、148bと、開口部144の後側であって上面に形成された接合面150とを含む。
図4は、図3(a)のカウル部構造100のD−D断面図である。第1部分136は、図3および図4に示すように、カウルフロントパネル116の成す前壁部134に接合面146a、146b、146cにて接合され、ダッシュパネル108の成す後壁部130の下部130bに接合面148a、148bにて接合される。第1部分136は、カウルトップパネル118の成す後壁部130の上部130aに接合面150にて接合される。このように、ブラケット120の第1部分136は、カウル部110の前壁部134と後壁部130とを繋いでいる。ダッシュパネル108は、特に図3(b)に示すように、第1部分136の接合面148a、148bが接合され車両前方に突出した土台部152を含んでいる。
図3および図4に示すように、第2部分142は、カウルトップパネル118の成す上壁部128に接合される接合面154を有する。第2部分142は、カウルトップパネル118のガラス接合部分132に接合面154にて接合される。このように、カウル部110は、ブラケット120の第1部分136によって前壁部134と後壁部130とが橋渡しされ、第2部分142によって第1部分136と上壁部128のガラス接合部分132とが橋渡しされる。
図4に示すように、カウルトップパネル118は、カウル部110の上壁部128だけでなく後壁部130の上部130aを成している。カウルトップパネル118の成す上壁部128は、ウインドシールドガラス112から車両前方に延びて片持ち状態となっている。カウルトップパネル118は、ウインドシールドガラス112の前端112aと接合されるガラス接合部分132を有する。
後壁部130は、カウルトップパネル118のガラス接合部分132から低い位置まで延びて上部130aが形成され、下部130bがカウルトップパネル118に接合されたダッシュパネル108により形成されている。カウルフロントパネル116は、ダッシュパネル108から上前方に延びて、カウル部110の前壁部134を成している。
カウルトップパネル118の成す後壁部130の上部130aは、図示のように、上壁部128から下方に延びる縦部156と、横部158とを含む。横部158は、この縦部156の下端から車両後側に延びていて、ブラケット120の第1部分136の上面の接合面150と接合される。このように、カウルトップパネル118は、縦部156から屈曲した横部158を含み、さらに横部158に第1部分136の上面の接合面150が固定されているため、剛性が高められている。
ダッシュパネル108の成す後壁部130の下部130bは、図4に示すように、横部158の後端からさらに低い位置まで延びる下降部160を含む。この下降部160のうち車幅方向中央に位置する箇所が、車両前方に突出した上記土台部152となり、剛性が高められる。
カウル部110では、土台部152が形成された分、前壁部134と後壁部130との距離が小さくなる。よって、ブラケット120は、第1部分136の車両前後方向の距離が小さくなり、剛性が高くなる。ブラケット120の第2部分142とカウル部110の上壁部128とは、図4に示すように、車両前方に向かって下降する傾斜した状態で固定されている。
図5は、図2(a)のカウル部構造100のE矢視図である。ここでは、歩行者などの被衝突体が仮想線で示すウインドシールドガラス112に上方から衝突した際のカウル部構造100の状態を示している。図中、矢印Fは上方からの過荷重を示している。図中、この過荷重を受ける前のカウル部構造100の状態を実線で示し、過荷重を受けた後のカウル部構造100の状態を点線で示している。
カウル部構造100によれば、被衝突体によりウインドシールドガラス112が下方への過荷重(矢印F)を受けた場合には、その衝撃は、カウルトップパネル118の成す上壁部128のガラス接合部分132からブラケット120の第2部分142に伝達される。片持ち形状である上壁部128、および第1部分136から立ち上がっている第2部分142は、この衝撃によって図中矢印Gに示すように下方に変形し、点線で示す状態となる。
したがって、カウル部110の上壁部128および第2部分142が変形することで、衝撃エネルギーが吸収されるので、歩行者頭部保護性能などを向上できる。第2部分142と上壁部128とは、図4で示すように傾斜した状態で固定されているため、変形し易くなり、衝撃吸収を効率的に行うことができる。
ブラケット120の第1部分136がアーチ型を成し、第2部分142から第1部分136の後端140までは車両下側に延びている。このため、カウル部110では、上壁部128が第2部分142とともに変形し、第1部分136に至るまでのスペースを確保できるため、衝撃エネルギーを十分に吸収できる。
仮に歩行者頭部の衝突に伴う衝撃エネルギーが大きく、第2部分142が第1部分136付近まで変形した場合であっても、ブラケット120は、第2部分142が変形して開口部144に収まり、さらに開口部144の周辺が座屈する。よって、カウル部110では、衝撃エネルギーを十分に吸収でき、歩行者頭部の傷害値の上昇を抑えることができる。
ブラケット120の第1部分136によってカウル部110の前壁部134と後壁部130とは橋渡しされる。さらに、ブラケット120の第2部分142によってブラケット120の第1部分136とカウル部110の上壁部128のガラス接合部分132とが橋渡しされる。これらの構成により、カウル部110の剛性が高められている。このため、カウル部110を成す各壁部による低周波数領域での共振を抑制でき、衝突時以外の通常運転時でのこもり音の発生を抑制できる。
ブラケット120がワイパーユニット取付部126を取付ける部材でもあるため、追加部品も不要となり、簡素な構造でありながら、通常運転時のこもり音の発生を抑制できるだけでなく、衝撃エネルギーの吸収も可能となる。
上記実施形態では、カウル部110は、図4に示すようにダッシュパネル108、カウルフロントパネル116およびカウルトップパネル118を含むパネル構造を有していたが、これに限定されない。
図6は、本実施形態の変形例である他のカウル部構造100A、100B、100Cの断面を示す図である。図6(a)に示すカウル部構造100Aでは、カウルトップパネル118Aだけでカウル部110Aの上壁部128および後壁部130を形成している。カウル部110Aでは、カウルフロントパネル116がカウル部110の前壁部134を成し、カウルトップパネル118Aに接合されている。ダッシュパネル108Aは、カウル部110Aの外側でカウルトップパネル118Aに接合されている。
図6(b)に示すカウル部構造100Bでは、カウルトップパネルおよびカウルフロントパネルが一体になったパネル162によって、カウル部110Bの前壁部134、後壁部130および上壁部128が形成されている。ダッシュパネル108Bは、カウル部110Bの外側でこのパネル162に接合されている。
図6(c)に示すカウル部構造100Cでは、カウルトップパネルおよびダッシュパネルが一体になったパネル164によって、カウル部110Cの上壁部128および後壁部130が形成されている。カウル部110Cでは、カウルフロントパネル116がカウル部110Cの前壁部134を成し、このパネル164に接合されている。
このようなカウル部構造100A、100B、100Cであっても、上記ブラケット120の第1部分136によって前壁部134と後壁部130とが橋渡しされ、さらに、第2部分142によって第1部分136と上壁部128のガラス接合部分132とが橋渡しされることで、簡素な構造でありながら、通常運転時のこもり音の発生を抑制でき、衝撃エネルギーを吸収できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、ウインドシールドガラスの前端の下側で車幅方向に延びるカウル部を備えたカウル部構造に利用することができる。
100…カウル部構造、102…車両、104…エンジンルーム、106…車室、108…ダッシュパネル、110…カウル部、112…ウインドシールドガラス、114…カウルトップガーニッシュ、116…カウルフロントパネル、118…カウルトップパネル、120…ブラケット、122…カウルボックス、124…ワイパーユニット、126…ワイパーユニット取付部、128…上壁部、130…後壁部、130a…上部、130b…下部、132…ガラス接合部分、134…前壁部、136…第1部分、138…前端、140…後端、142…第2部分、144…開口部、146a、146b、146c、148a、148b、150、154…接合面、152…土台部、156…縦部、158…横部、160…下降部

Claims (6)

  1. ウインドシールドガラスの前端の下側で車幅方向に延びるカウル部と、該カウル部内に配置されるブラケットとを備えたカウル部構造において、
    前記カウル部は、
    前記ウインドシールドガラスの前端と接合され該ウインドシールドガラスから車両前方に延びて片持ち状態となる上壁部と、
    前記上壁部の前記ガラスに接合された部位から低い位置まで延び車室とエンジンルームとを仕切る後壁部と、
    前記後壁部から上前方に延びる前壁部とを含み、
    前記ブラケットは、
    前記前壁部と前記後壁部とを繋ぐ車両前後方向に延びる第1部分と、
    第1部分の前端と後端との間で上方に立ち上がり、前記上壁部の前記ガラスに接合された部位に固定される第2部分とを備え
    第1部分は、第2部分の車両後側に位置し第2部分の外形よりも大きい開口部を有することを特徴とするカウル部構造。
  2. 第2部分は、車幅方向から見たとき、前記上壁部よりも該上壁部の法線に近い姿勢で上方に立ち上がっていて、
    第1部分と第2部分との間がR形状であることを特徴とする請求項1に記載のカウル部構造。
  3. 第2部分と前記上壁部とは、車両前方に向かって下降する傾斜した状態で固定されることを特徴とする請求項1または2に記載のカウル部構造。
  4. 第1部分は、前端から第2部分に近づくほど車両上側に延びていて、第2部分から後端に近づくほど車両下側に延びていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のカウル部構造。
  5. 前記後壁部は、前記ガラスに接合された部位から下方に延びる縦部と、該縦部の下端から車両後側に延び前記ブラケットの第1部分の上面を固定する横部とを含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のカウル部構造。
  6. 前記後壁部は、
    前記横部の後端からさらに低い位置まで延びる下降部と、
    前記下降部の車幅方向中央に位置し車両前方に突出し前記ブラケットの第1部分の後端が固定される土台部とをさらに含むことを特徴とする請求項5に記載のカウル部構造。
JP2013255088A 2013-12-10 2013-12-10 カウル部構造 Active JP6255962B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013255088A JP6255962B2 (ja) 2013-12-10 2013-12-10 カウル部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013255088A JP6255962B2 (ja) 2013-12-10 2013-12-10 カウル部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015112950A JP2015112950A (ja) 2015-06-22
JP6255962B2 true JP6255962B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=53527163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013255088A Active JP6255962B2 (ja) 2013-12-10 2013-12-10 カウル部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6255962B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7347115B2 (ja) * 2019-10-23 2023-09-20 スズキ株式会社 車両カウル部構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4882789B2 (ja) * 2007-02-21 2012-02-22 トヨタ自動車株式会社 カウル構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015112950A (ja) 2015-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5201864B2 (ja) 車体構造
JP5558593B2 (ja) 車体前部構造
JP5493897B2 (ja) 車体後部の下部構造
JP5727883B2 (ja) 車両用バンパ構造
JP2010052729A (ja) 自動車の前部構造
CN111417544A (zh) 车辆的保险杠
JP6278030B2 (ja) 車両前部構造
CN108349546B (zh) 车辆的侧部车身结构
JP2009083687A (ja) 自動車の前部構造
JP4407599B2 (ja) 車体前部支持構造
JP2015034001A (ja) 車体前部構造
JP4601837B2 (ja) バッテリブラケット構造
JP2012101697A (ja) カウルトップカバー
JP2015003653A (ja) 車両前部の構造
JP6255962B2 (ja) カウル部構造
JP5625564B2 (ja) 車両部品の支持構造
JP2009166603A (ja) 自動車のフードストッパ構造
JP7027791B2 (ja) 車両前部構造
JP2007008346A (ja) 車両後部構造
JP5614663B2 (ja) 車体前部の構造
JP5966895B2 (ja) 自動車の脚払い構造
JP2022090869A (ja) 車両前部構造
JP5626665B2 (ja) 車体前部の構造
JP5880414B2 (ja) 自動車の脚払い構造
JP2018052312A (ja) 車両の前部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170822

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171120

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6255962

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151