JPH08256867A - リクライニング装置 - Google Patents

リクライニング装置

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JPH08256867A
JPH08256867A JP8600495A JP8600495A JPH08256867A JP H08256867 A JPH08256867 A JP H08256867A JP 8600495 A JP8600495 A JP 8600495A JP 8600495 A JP8600495 A JP 8600495A JP H08256867 A JPH08256867 A JP H08256867A
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JP
Japan
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worm gear
reclining
base
motor
seat
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JP8600495A
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English (en)
Inventor
Shiyuuichirou Kitajima
集一郎 北島
Tetsuo Kubota
哲夫 窪田
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SHOWA AUTO ENG
Showa Corp
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SHOWA AUTO ENG
Showa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベースブラケットより外側方への部材のはみ
出しを可及的に避けてリクライニング駆動系を配設する
ことで、左右のベースブラケット間の幅を十分確保し座
り心地の良いシートとすることができるリクライニング
装置および静粛性に優れたリクライニング装置を供す
る。 【構成】 シートクッション5を支持するベース部材3
の後部にシートバック6と一体に傾動する傾動アーム18
が枢支され、ベース部材3に前後方向に指向して回転自
在に軸支されたネジ軸24の回転により前後動するナット
部材25がリンク部材20を介して傾動アーム18をシートバ
ック6とともに傾動するリクライニング装置において、
ベース部材3の内側から外側に向け略左右水平方向に延
びたウオームギヤ軸40に嵌着されたウオームギヤ41がネ
ジ軸24に嵌着されたウオームホイール36に噛合して減速
機構を構成したリクライニング装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両特に自動車におけ
るシートバックを傾動するリクライニング装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】ネジ軸の回転により螺合したナット部材を
移動させ、このナット部材の移動をシートバックの傾動
に利用しているリクライニング装置は種々あり、モータ
の駆動によりシートバックを傾動するリクライニング装
置について本願出願人が既に出願した例(特願平7−1
8334号)がある。
【0003】図6は、同例の要部を示した斜視図であ
り、シートクッションの左右下方に配設されシートクッ
ションとともに前後に摺動するベースブラケットのうち
右側のベースブラケット01にリクライニング機構が設け
られている。
【0004】ベースブラケット01は前後方向に長尺で、
L字に折曲されて水平壁01aと垂直壁01bからなり、垂
直壁01bの後部が上方に膨出して同膨出部01cにおいて
傾動アーム02を支軸03が傾動自在に枢支している。
【0005】傾動アーム02は枢支部から上下に延びてお
り、上側アーム部02aにシートバックが取付けられ、下
側アーム部02bの下端にチャンネル状のリンク部材04の
後端がピン05により枢着され、リンク部材04の前端には
ナット部材06が回動自在に取付けられ、同ナット部材06
を貫通螺合してネジ軸07が前後方向に指向して回転自在
に取付けられている。
【0006】したがってネジ軸07が回転すると、これと
螺合するナット部材06が前後に移動し、リンク部材04を
介して傾動アーム02を揺動してシートバックを傾動する
ことができる。ネジ軸07は軸受ホルダー08に回転自在に
支持され、さらに前方に延びた前端がギアケース09に嵌
入している。
【0007】一方ギアケース09より前方のベースブラケ
ット01の垂直壁01bにはリクライニング用のモータ010
が取付けられて、同モータ010 の後方に突出した駆動軸
がギアケース09に嵌入して、その端部にウオームギヤ01
1 が嵌着され、ギアケース09内で同ウオームギヤ011 に
噛合するウオームホイール012 が外側方にはみ出し軸方
向を垂直にして回転自在に支持されている。
【0008】該ウオームホイール012 の下側に同軸のウ
オームギヤ013 が一体に設けられ、同ウオームギヤ013
が前記ネジ軸07の前端に嵌着されたウオームホイール01
4 に噛合している。
【0009】したがってモータ010 が駆動してウオーム
ギヤ011 が回転すると、ウオームギヤ011 と噛合するウ
オームホイール012 がウオームギヤ013 とともに減速回
転し、ウオームギヤ013 の回転はこれと噛合するウオー
ムホイール014 をネジ軸07とともに減速回転する。
【0010】このように2段階の減速を経てモータ010
の回転がネジ軸07の回転に伝達され、前記したようにナ
ット部材06,リンク部材04を介して傾動アーム02ととも
にシートバックが傾動される。
【0011】
【解決しようとする課題】自動車の車室内の左右幅は決
まっており、同幅内で支障なくシートが前後動できるた
めには自ずとシート幅方向の寸法に限界がある。シート
幅は大きい方が、座り心地を良くドアとの隙間が少なく
て乗降性に優れ機能的であるので、前記限界内でできる
だけシート幅を大きくとるのが好ましい。
【0012】しかし前記した例では減速機構のウオーム
ホイール012 が特に外側にはみ出しており、したがって
ギヤケース09自体がシート右側面に沿うベースブラケッ
ト01より大きく外側に突出しているので、その分ベース
ブラケット間の幅が狭くなってしまう。
【0013】突出したギヤケース09は前後に移動するの
で、ベースブラケット01より外側にギヤケース09が移動
できる空間を確保しなければならず、限られた空間にも
かかわらず空間の有効利用が図れない。
【0014】またベースブラケット01にはモータ010 を
含め駆動機構が全て集中し大型化するとともに、モータ
010 はベースブラケット01の垂直壁01bに直接固着され
ているので、駆動時の回転振動がベースブラケット01に
共振してモータの作動音圧が拡大し静粛性を損なうおそ
れがある。
【0015】本発明はかかる点に鑑みなされた先願発明
の改良に係り、その目的とする処は、ベースブラケット
より外側方への部材のはみ出しを可及的に避けてリクラ
イニング駆動系を配設することで、左右のベースブラケ
ット間の幅を十分確保し座り心地の良いシートとするこ
とができるリクライニング装置を供する点にある。また
モータの回転駆動の共振を防止するとともに積極的に吸
音して静粛性に優れたリクライニング装置を供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明は、シートクッションを支持する
ベース部材の後部にシートバックと一体に傾動する傾動
アームが枢支され、前記ベース部材に前後方向に指向し
て回転自在に軸支されたネジ軸の回転により前後動する
ナット部材がリンク部材を介して前記傾動アームをシー
トバックとともに傾動するリクライニング装置におい
て、前記ベース部材の内側から外側に向け略左右水平方
向に延びたウオームギヤ軸に嵌着されたウオームギヤが
前記ネジ軸に嵌着されたウオームホイールに噛合して減
速機構を構成したリクライニング装置とした。
【0017】したがって前後方向に指向するネジ軸に嵌
着されたウオームホイールに噛合するウオームギアのウ
オームギア軸はベース部材の内側に延びているので、減
速機構がベース部材の外側方に突出するのを可及的に回
避してベース部材の外側方の空間を有効に利用して左右
ベース部材間の幅を十分確保することができ、シート幅
を広げ座り心地の良いシートを供することができる。
【0018】リクライニング用モータを前記ベース部材
より内側でシートクッションの下方空間に配置し、同リ
クライニング用モータにより前記ウオームギヤ軸を回転
させることで、モータの回転駆動によるベースブラケッ
トの共振を避け、またモータがシートクッションの下側
に配置されるため、シートクッションによるモータの駆
動音の吸音効果があり、静粛性が保たれる。シートクッ
ションの下方のデッドスペースを利用してモータを配置
しており、空間を有効に利用するとともにモータ配置の
自由度が大きい。
【0019】前記リクライニング用モータが直接前記ウ
オームギヤ軸を回転させることで、部品点数を減らし、
リクライニング駆動機構を簡素化および小型化すること
ができる。
【0020】
【実施例】以下図1ないし図5に図示した本発明の一実
施例について説明する。図1は本実施例の自動車のシー
ト駆動機構を示す斜視図である。車体フレームに固定さ
れる左右一対の前後方向に指向した固定レール1にそれ
ぞれ摺動レール2が前後方向に摺動自在に嵌合支持さ
れ、各摺動レール2にベースブラケット3が固着され、
左右のベースブラケット3およびベースブラケット3間
にシート駆動機構が搭載され、その上方にシートクッシ
ョン5が架設されるとともにシートバック6も設けられ
る(図2参照)。
【0021】左右ベースブラケット3の前端部間に架設
された連結プレート7に支持された前後動用モータ8が
左右の摺動レール2をシートとともに前後に移動し、該
前後動用モータ8の左寄り後方に上下動用モータ9が連
結プレート7に支持されて配置され、同上下動用モータ
9の駆動がリンク部材を介してシートを上下に昇降させ
る。
【0022】そして右側のベースブラケット3の中央よ
り内側に突設されたリクライニング用モータ10がシート
バック6を傾動させるもので、このリクライニング駆動
機構は右側のベースブラケット3にのみ設けられる。
【0023】以下このシートバック6を傾動させるリク
ライニング装置の構造を図2ないし図5に基づき説明す
る。図2は同リクライニング装置の一部省略した側面図
であり、図3は同平面図、図4は図2においてIV−IV線
により切断した断面図、図5は同分解斜視図である。
【0024】なお右側のベースブラケット3は前後に長
尺でL字に折曲されて水平壁3aと垂直壁3bからな
り、垂直壁3bの後部が上方に膨出して同膨出部3cに
おいて外側方からベースカバープレート4が相対向して
平行に配設され軸受ホルダー15を介してリベット16によ
り一体に連結して内側に空間を形成する。
【0025】このベースブラケット3とベースカバープ
レート4間に支軸17が架設され、同支軸17に傾動アーム
18が揺動自在に枢支される。傾動アーム18は枢支部から
上下に延びており、上側アーム部18aにシートバック6
が取付けられて傾動アーム18と一体にシートバック6が
傾動し、下側アーム部18bの下端には連結ピン19が貫通
支持され、同連結ピン19に左右対をなすリンク部材20,
21の後端係合孔20b,21bが枢着される。
【0026】左右相対したリンク部材20,21は、その前
端に環状係合部20a,21aが左右対称に形成され、後端
に前記係合孔20b,21bが相対して穿設されている。前
記軸受ホルダー15に対向して後方に軸受部材22がベース
ブラケット3の水平壁3aに立設され、軸受部材22に嵌
着されたカラー23と軸受ホルダー15に前後端を嵌入して
ネジ軸24が前後方向に指向して回転自在に軸支される。
【0027】ネジ軸24は前部および後端を除きネジ24a
が刻設され、前部はセレーション軸部24bおよび小径の
ネジ部24cが形成されている。一方角柱状をなし中央を
前後方向に貫通して雌ネジ25aが刻設され左右に偏平な
円柱状の係合部25b,25cが突設されたナット部材25
が、前記ネジ軸24のネジ24aに螺合し、その左右係合部
25b,25cに前記リンク部材20,21の前端の左右一対の
環状係合部20a,21aが回動自在に係合し、ネジ軸24の
後部およびこれを支持する軸受部材22をリンク部材20,
21間に位置させている。
【0028】したがってネジ軸24が回転すると、これと
螺合するナット部材25が前後方向に移動し、同ナット部
材25の移動はリンク部材20,21を介して傾動アーム18の
下側アーム部18bを前後に揺動させるので、上側アーム
部18aに取付けられたシートバック6は傾動する。
【0029】上記ネジ軸24を回転駆動する処のリクライ
ニング用モータ10は、図5に示すように円孔30aが前後
に貫通して形成されたギヤケース30が一体に固着されて
おり、同ギヤケース30はリクライニング用モータ10の右
方に突出した駆動軸を覆うように右側方に突設され、円
孔30aが形成された前後面30b,30cが垂直で互いに平
行な面をなしている。
【0030】一方ベースブラケット3の垂直壁3bには
その略中央位置に矩形孔3dが形成されており、リクラ
イニング用モータ10と一体のギヤケース30を同矩形孔3
dに内側から貫通してベースブラケット3より右方に突
出させ、この突出したギヤケース30の後面30cをベース
ブラケット3に固着された軸受ホルダー15の受け板15a
に当接し、前面30bに挟持板31をあてがい前方から4本
のボルト32を螺入し、ギヤケース30を受け板15aと挟持
板31との間に挟むようにして軸受ホルダー15に固定す
る。ギヤケース30が固定されることで、ギヤケース30と
一体のリクライニング用モータ10は支持されることにな
る。
【0031】ギヤケース30の内部構造について以下説明
する。前記ネジ軸24の前部は軸受ホルダー15を貫通して
ギヤケース30内に嵌入しており、嵌入したセレーション
部24bに円筒状カラー35が嵌合され一体に回転されるよ
うになっている。
【0032】カラー35は中央の大径部35aとその前後両
側の小径部35b,35cとからなり、大径部35aの外周面
にはセレーションが形成されていてウオームホイール36
が嵌合され、前後の小径部35b,35cにはベアリング3
7,38がそれぞれインナーレースにおいて一体に嵌着さ
れる。
【0033】ベアリング37,38のアウターレースは、ギ
ヤケース30の円孔30aに嵌合され、かつ受け板15aと挟
持板31とに挟持され、前側のベアリング37より突出した
ネジ軸24の前端ネジ部24cにナット39を螺合してベアリ
ング37のインナーレースを緊締する。
【0034】一方リクライニング用モータ10の右方に水
平に突出した駆動軸は、それ自体ウオームギヤ軸40を構
成しており、ウオームギヤ41が嵌着され、図2および図
4に示すように、ウオームギヤ41はウオームホイール36
にその下部で噛合して減速機構を構成している。
【0035】したがってリクライニング用モータ10が駆
動してウオームギヤ41が回転すると、これと噛合するウ
オームホイール36が回転し、ウオームホイール36の回転
はカラー35を介してネジ軸24を回転させる。そしてネジ
軸24の回転は、前記したようにナット部材25を前後に移
動し、リンク部材20,21を介して傾動アーム18をシート
バック6とともに傾動させる。
【0036】本実施例のリクライニング装置は以上のよ
うな構造をしており、ベースブラケット3の外側面に沿
って配設されたネジ軸24の前端に嵌着されたウオームホ
イール36に対し、ベースブラケット3の内側から外側に
向け延出したウオームギヤ軸40に嵌着されたウオームギ
ヤ41が噛合する減速機構であるので、この減速機構にお
いてウオームギヤ軸40の先端が最もベースブラケット3
より外側方に突出する部分であり、よってギヤケース30
の突出長は小さくてすむ。
【0037】したがってベースブラケット3を車室の内
側面に近づけて、左右のベースブラケット3,3の幅を
広げることができ、よってシート幅も大きくとって座り
心地を良くし、ドア等との隙間を小さくして乗降性を向
上させて機能的なものとすることができる。
【0038】ギヤケース30はベースブラケット3ととも
に前後に移動するので、ギヤケース30の側方への突出長
が小さいことは、確保しなければならないギヤケース30
の移動空間を小さくすることができ、限られたベースブ
ラケット3の側方の空間を有効に利用することができ
る。
【0039】リクライニング用モータ10はギヤケース30
および軸受ホルダー15を介してベースブラケット3に支
持されており、直接ベースブラケット3に固定されてい
ないので、リクライニング用モータ10の回転駆動により
ベースブラケット3が共振を起こすのをできるだけ避け
て騒音の発生を未然に防止している。
【0040】またリクライニング用モータ10はベースブ
ラケット3より内側でシートクッション5の下方に位置
しているので、リクライニング用モータ10の駆動音をシ
ートクッション5が吸収する効果があり、益々静粛性が
確保される。シートクッション5の下方の空間はデッド
スペースであり、同デッドスペースを利用してリクライ
ニング用モータ10を配置しているので、空間を有効に利
用するとともに、モータの配置の自由度も大きい。
【0041】本実施例では、リクライニング用モータ10
の駆動軸をウオームギヤ軸40にして1段の減速機構を構
成しているので、構造が簡単で部品点数が少なく組付け
性が良くコストの低減を図ることができる。なお減速機
構を1段としているが、ギヤケース30が側方に必要以上
にはみ出さないようにしてウオームホイール36の径を大
きくして十分な減速比を得ることができる。
【0042】減速機構を2段以上組み合わせる場合は、
本実施例の減速機構を最終段としてウオームギヤ軸40に
別の減速機構を連結するように構成することで、別の減
速機構はベースブラケット3より内側のシートクッショ
ン5の下方のデッドスペースにモータとともに配置する
ことができ、ベースブラケット3より外側方へのはみ出
しを可及的に避けることができる。
【0043】なおウオームギヤ軸40に別の減速機構を連
結するほか、フレキシブルケーブルを連結し、リクライ
ニング用モータの駆動を該フレキシブルケーブルを介し
てウオームギヤ軸40に伝達するようにしてもよく、この
ようにフレキシブルケーブルを用いることで、モータの
配置の自由度は益々大きくなる。
【0044】
【発明の効果】本発明は、前後方向に指向するネジ軸に
嵌着されたウオームホイールに噛合するウオームギアの
ウオームギア軸はベース部材の内側に延びているので、
減速機構がベース部材の外側方に突出するのを可及的に
回避してベース部材の外側方の空間を有効に利用して左
右ベース部材間の幅を十分確保することができ、シート
幅を広げて座り心地が良く乗降性に優れた機能的なシー
トを供することができる。
【0045】リクライニング用モータをベース部材より
内側でシートクッションの下方空間に配置し、同リクラ
イニング用モータにより前記ウオームギヤ軸を回転させ
ることで、モータの回転駆動によるベースブラケットの
共振を避け、またモータがシートクッションの下側に配
置されるため、シートクッションによるモータの駆動音
の吸音効果があり、静粛性が保たれる。シートクッショ
ンの下方のデッドスペースを利用してモータを配置して
おり、空間を有効に利用するとともにモータ配置の自由
度が大きい。
【0046】リクライニング用モータが直接前記ウオー
ムギヤ軸を回転させることで、部品点数を減らし組付け
性を改善でき、リクライニング駆動機構を簡素化および
小型化し、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動車のシート駆動機
構を示す斜視図である。
【図2】本実施例のリクライニング装置の一部省略した
側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】図2においてIV−IV線により切断した断面図で
ある。
【図5】同分解斜視図である。
【図6】従来のリクライニング装置の要部を示した斜視
図である。
【符号の説明】
1…固定レール、2…摺動レール、3…ベースブラケッ
ト、4…ベースカバープレート、5…シートクッショ
ン、6…シートバック、7…連結プレート、8…前後動
用モータ、9…上下動用モータ、10…リクライニング用
モータ、15…軸受ホルダー、16…リベット、17…支軸、
18…傾動アーム、19…連結ピン、20,21…リンク部材、
22…軸受部材、23…カラー、24…ネジ軸、25…ナット部
材、30…ギヤケース、31…挟持板、32…ボルト、35…カ
ラー、36…ウオームホイール、37,38…ベアリング、39
…ナット、40…ウオームギヤ軸、41…ウオームギヤ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションを支持するベース部材
    の後部にシートバックと一体に傾動する傾動アームが枢
    支され、前記ベース部材に前後方向に指向して回転自在
    に軸支されたネジ軸の回転により前後動するナット部材
    がリンク部材を介して前記傾動アームをシートバックと
    ともに傾動するリクライニング装置において、 前記ベース部材の内側から外側に向け略左右水平方向に
    延びたウオームギヤ軸に嵌着されたウオームギヤが前記
    ネジ軸に嵌着されたウオームホイールに噛合して減速機
    構を構成したことを特徴とするリクライニング装置。
  2. 【請求項2】 リクライニング用モータを前記ベース部
    材より内側でシートクッションの下方空間に配置し、同
    リクライニング用モータにより前記ウオームギヤ軸を回
    転させることを特徴とする請求項1記載のリクライニン
    グ装置。
  3. 【請求項3】 前記リクライニング用モータが直接前記
    ウオームギヤ軸を回転させることを特徴とする請求項2
    記載のリクライニング装置。
JP8600495A 1995-03-20 1995-03-20 リクライニング装置 Pending JPH08256867A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101361954B1 (ko) * 2012-12-24 2014-02-12 주식회사다스 차량용 시트의 폴딩 구현을 위한 리클라이너 모터 각도 제어 장치
KR101361948B1 (ko) * 2012-12-24 2014-02-12 주식회사다스 차량용 시트의 폴딩 구현을 위한 리클라이너 모터 각도 제어 장치
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