JPS6345965Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6345965Y2 JPS6345965Y2 JP1983120119U JP12011983U JPS6345965Y2 JP S6345965 Y2 JPS6345965 Y2 JP S6345965Y2 JP 1983120119 U JP1983120119 U JP 1983120119U JP 12011983 U JP12011983 U JP 12011983U JP S6345965 Y2 JPS6345965 Y2 JP S6345965Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headrest
- bracket
- friction lock
- lock mechanism
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 14
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用(自動車用)シートにおけるヘ
ツドレストの前後調節装置、詳しくは摩擦ロツク
機構を有するものの改良に関するものである。
ツドレストの前後調節装置、詳しくは摩擦ロツク
機構を有するものの改良に関するものである。
摩擦ロツク機構を有するこの種のヘツドレスト
の前後調節装置は第1図に示す如く門形状ステー
11の頂部11a(回転中心)に設けていたため、
摩擦ロツクのトルクアツプが出来ずヘツドレスト
の前後動が確実に行なえない。また摩擦抵抗を大
きくするため前記ステー11の頂部11aを大径
にすれば良いが、斯様にると、ステーのシートバ
ツクへの取付が困難になる不具合があつた。図中
12はプラスチツク製軸受、13はボルト、14
はナツト、15はヘツドレストのフレームを夫々
示す。
の前後調節装置は第1図に示す如く門形状ステー
11の頂部11a(回転中心)に設けていたため、
摩擦ロツクのトルクアツプが出来ずヘツドレスト
の前後動が確実に行なえない。また摩擦抵抗を大
きくするため前記ステー11の頂部11aを大径
にすれば良いが、斯様にると、ステーのシートバ
ツクへの取付が困難になる不具合があつた。図中
12はプラスチツク製軸受、13はボルト、14
はナツト、15はヘツドレストのフレームを夫々
示す。
そこで、本考案は斯様な従来品の不具合を除去
することを目的とするものである。
することを目的とするものである。
以上の目的を達成するための本考案は、ヘツド
レスト本体の前後方向の調節を摩擦ロツク機構で
行なうヘツドレストの前後調節装置において、シ
ートバツクのシートフレームに固定ブラケツトを
介して架設した軸、この軸にシートの前後方向に
回動自在に軸着し、且つ後側面が前記シートフレ
ームに突き当る可動ブラケツト、この可動ブラケ
ツトに装着され上部にヘツドレスト本体を設けた
ステーから構成され、前記固定ブラケツトとホル
ダーとに渉つて前記摩擦ロツク機構を設け、該摩
擦ロツク機構は前記固定ブラケツトに設けた前記
軸を中心とする弧状の長孔、この長孔に対向する
側面にナツトを設けた前記可動ブラケツト、前記
固定ブラケツトの長孔に挿通してナツトに締結さ
れるボルト、ブラケツトの長孔周囲の両側面をボ
ルトによつて挟持されるワツシヤとからなるヘツ
ドレストの前後調節装置に係るものである。
レスト本体の前後方向の調節を摩擦ロツク機構で
行なうヘツドレストの前後調節装置において、シ
ートバツクのシートフレームに固定ブラケツトを
介して架設した軸、この軸にシートの前後方向に
回動自在に軸着し、且つ後側面が前記シートフレ
ームに突き当る可動ブラケツト、この可動ブラケ
ツトに装着され上部にヘツドレスト本体を設けた
ステーから構成され、前記固定ブラケツトとホル
ダーとに渉つて前記摩擦ロツク機構を設け、該摩
擦ロツク機構は前記固定ブラケツトに設けた前記
軸を中心とする弧状の長孔、この長孔に対向する
側面にナツトを設けた前記可動ブラケツト、前記
固定ブラケツトの長孔に挿通してナツトに締結さ
れるボルト、ブラケツトの長孔周囲の両側面をボ
ルトによつて挟持されるワツシヤとからなるヘツ
ドレストの前後調節装置に係るものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図はシートバツクを構成するシートフレー
ムbに本案装置を装着した状態を示し、図中Aは
ヘツドレスト、1はシートフレームbに固定ブラ
ケツト3,3′を介して横架した軸、2,2′は可
動ブラケツトで軸1に回動自在に軸着され、ヘツ
ドレストAのステー4,4′を支持する。
ムbに本案装置を装着した状態を示し、図中Aは
ヘツドレスト、1はシートフレームbに固定ブラ
ケツト3,3′を介して横架した軸、2,2′は可
動ブラケツトで軸1に回動自在に軸着され、ヘツ
ドレストAのステー4,4′を支持する。
軸1はシートフレームbの頂部に対してやや前
方に位置するように固定ブラケツト3,3′に両
端が固定されている。固定ブラケツト3,3′は
その上部に軸1を中心とした弧状の長孔3a,3
a′が対向して設けてある。
方に位置するように固定ブラケツト3,3′に両
端が固定されている。固定ブラケツト3,3′は
その上部に軸1を中心とした弧状の長孔3a,3
a′が対向して設けてある。
この両固定ブラケツト3,3′との間の軸1に
は可動ブラケツト2,2′の下部が回動自在に挿
通され、この可動ブラケツト2,2′はその夫々
の外側面(固定ブラケツト2,2に向き合う側
面)にナツト7,7′が溶接で固定され、後側面
がシートフレームbに突き当るように配設されて
いる。そして、この可動ブラケツト2,2′の頂
部は平面状に形成されホルダー挿通用の通孔2
a,2a′が開穿され、ホルダー9が挿通、係止さ
れる。このホルダー8にはヘツドレストAのステ
ー4,4が上下移動自在に挿通される。なお図示
しないが、ホルダー8の上端部にはストツパなど
の係止部材が設けてあり、ステー4,4の上下移
動が規制されている。
は可動ブラケツト2,2′の下部が回動自在に挿
通され、この可動ブラケツト2,2′はその夫々
の外側面(固定ブラケツト2,2に向き合う側
面)にナツト7,7′が溶接で固定され、後側面
がシートフレームbに突き当るように配設されて
いる。そして、この可動ブラケツト2,2′の頂
部は平面状に形成されホルダー挿通用の通孔2
a,2a′が開穿され、ホルダー9が挿通、係止さ
れる。このホルダー8にはヘツドレストAのステ
ー4,4が上下移動自在に挿通される。なお図示
しないが、ホルダー8の上端部にはストツパなど
の係止部材が設けてあり、ステー4,4の上下移
動が規制されている。
以上の可動ブラケツト2,2′は前述の如く軸
1を回転中心として回転するため、可動ブラケツ
ト2,2′にホルダー9を介して取付けたヘツド
レストAのステー4,4′は前倒し、所定以上の
後倒はシートフレームbに可動ブラケツト2,
2′が突き当るため一定に規制される。
1を回転中心として回転するため、可動ブラケツ
ト2,2′にホルダー9を介して取付けたヘツド
レストAのステー4,4′は前倒し、所定以上の
後倒はシートフレームbに可動ブラケツト2,
2′が突き当るため一定に規制される。
以上の可動ブラケツト2,2′と固定ブラケツ
ト3,3′との間に摩擦ロツク機構5,5′,6,
6′,7,7′を設ける。
ト3,3′との間に摩擦ロツク機構5,5′,6,
6′,7,7′を設ける。
摩擦ロツク機構は前記固定ブラケツト3,3′
に設けた長孔3a,3a′を挿通し、前記可動ブラ
ケツト2,2′のナツト7,7′に締結するボルト
5,5′と、このボルト5,5′によつて固定ブラ
ケツト3,3′の長孔3a周囲の両側面を挟持す
る二ケのワツシヤ6,6,6′,6′とから構成さ
れている。従つて、ワツシヤ6,6′をボルト5,
5′で所定の締結力で締結することによりボルト
5,5′が移動した際に摩擦力が生じるようにす
る。即ち、その締結力はヘツドレストを所定の力
で前後方向に回動した際に可動ブラケツト2,
2′が軸1を中心に回動できる程度とする。なお、
この可動ブラケツト2,2′の回転はボルト5,
5′が長孔3a,3a′内を移動できる範囲内に規
制される。
に設けた長孔3a,3a′を挿通し、前記可動ブラ
ケツト2,2′のナツト7,7′に締結するボルト
5,5′と、このボルト5,5′によつて固定ブラ
ケツト3,3′の長孔3a周囲の両側面を挟持す
る二ケのワツシヤ6,6,6′,6′とから構成さ
れている。従つて、ワツシヤ6,6′をボルト5,
5′で所定の締結力で締結することによりボルト
5,5′が移動した際に摩擦力が生じるようにす
る。即ち、その締結力はヘツドレストを所定の力
で前後方向に回動した際に可動ブラケツト2,
2′が軸1を中心に回動できる程度とする。なお、
この可動ブラケツト2,2′の回転はボルト5,
5′が長孔3a,3a′内を移動できる範囲内に規
制される。
斯して、ヘツドレストAは摩擦ロツク機構5,
6…の摩擦力に抗して軸1を中心に前後方向に回
動することができ、その前後位置を調節すること
ができる。
6…の摩擦力に抗して軸1を中心に前後方向に回
動することができ、その前後位置を調節すること
ができる。
叙上の如く、本案品はヘツドレストの前後方向
の回転中心がシートバツク内に設けてあるため、
前後の移動調節範囲が広くなることは勿論、摩擦
ロツク機構が回転中心より離れた部位に配設され
ているため、従来品に比べ小さな摩擦力でヘツド
レストを固定でき、前記従来品の不具合を除去し
得る。更に、本考案は固定ブラケツトの両側面を
ワツシヤで挟持することにより、ボルトの移動に
対する摩擦抵抗を増大させているので長期使用し
ても、ワツシヤが摩減することがない。
の回転中心がシートバツク内に設けてあるため、
前後の移動調節範囲が広くなることは勿論、摩擦
ロツク機構が回転中心より離れた部位に配設され
ているため、従来品に比べ小さな摩擦力でヘツド
レストを固定でき、前記従来品の不具合を除去し
得る。更に、本考案は固定ブラケツトの両側面を
ワツシヤで挟持することにより、ボルトの移動に
対する摩擦抵抗を増大させているので長期使用し
ても、ワツシヤが摩減することがない。
第1図は従来品を示す縦断面図、第2図乃至第
5図は本案品を示し、第2図はその斜視図、第3
図は要部の分解斜視図、第4図は縦断側面図、第
5図は縦断正面図である。図中1は軸、2,2′
は可動ブラケツト、3,3′は固定ブラケツト、
5,6,7は摩擦ロツク機構を夫々示す。
5図は本案品を示し、第2図はその斜視図、第3
図は要部の分解斜視図、第4図は縦断側面図、第
5図は縦断正面図である。図中1は軸、2,2′
は可動ブラケツト、3,3′は固定ブラケツト、
5,6,7は摩擦ロツク機構を夫々示す。
Claims (1)
- ヘツドレスト本体の前後方向の調節を摩擦ロツ
ク機構で行なうヘツドレストの前後調節装置にお
いて、シートバツクのシートフレームに固定ブラ
ケツトを介して架設した軸、この軸にシートの前
後方向に回動自在に軸着し且つ後側面が前記シー
トフレームに突き当る可動ブラケツト、この可動
ブラケツトに装着され上部にヘツドレスト本体を
設けたステーから構成され、前記固定ブラケツト
とホルダーとに渉つて前記摩擦ロツク機構を設
け、該摩擦ロツク機構は前記固定ブラケツトに設
けた前記軸を中心とする弧状の長孔、この長孔に
対向する側面にナツトを設けた前記可動ブラケツ
ト、前記固定ブラケツトの長孔に挿通してナツト
に締結されるボルト、ブラケツトの長孔周囲の両
側面をボルトによつて挟持されるワツシヤとから
なるヘツドレストの前後調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12011983U JPS6027750U (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | ヘッドレストの前後調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12011983U JPS6027750U (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | ヘッドレストの前後調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6027750U JPS6027750U (ja) | 1985-02-25 |
JPS6345965Y2 true JPS6345965Y2 (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=30275410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12011983U Granted JPS6027750U (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | ヘッドレストの前後調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027750U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0612702Y2 (ja) * | 1989-03-24 | 1994-04-06 | 池田物産株式会社 | ヘッドレスト装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4947147U (ja) * | 1972-07-31 | 1974-04-25 |
-
1983
- 1983-07-30 JP JP12011983U patent/JPS6027750U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4947147U (ja) * | 1972-07-31 | 1974-04-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6027750U (ja) | 1985-02-25 |
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