JP2995956B2 - シートフレーム取付構造 - Google Patents
シートフレーム取付構造Info
- Publication number
- JP2995956B2 JP2995956B2 JP3271334A JP27133491A JP2995956B2 JP 2995956 B2 JP2995956 B2 JP 2995956B2 JP 3271334 A JP3271334 A JP 3271334A JP 27133491 A JP27133491 A JP 27133491A JP 2995956 B2 JP2995956 B2 JP 2995956B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat frame
- lower arm
- reclining
- adjuster
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/16—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable
- B60N2/18—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable the front or the rear portion of the seat being adjustable, e.g. independently of each other
- B60N2/1807—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable the front or the rear portion of the seat being adjustable, e.g. independently of each other characterised by the cinematic
- B60N2/181—Rods
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/242—Bus seats
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用スプリットベン
チシート等のシートフレーム取付構造に関する。
チシート等のシートフレーム取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ベンチタイプと呼ばれるシートは、3人
掛けも可能なように運転席から助手席までシートクッシ
ョン、シートバックとも連続して構成されている。スプ
リットベンチタイプのシートは、ベンチタイプのシート
においてシートバックのリクライニング調整やシートク
ッションの前後位置調整等を運転席と他の部分とで独立
してできるように、シートクッション及びシートバック
を運転席部分と他の部分とに分割したものである(トヨ
タクラウン修理書下巻:トヨタ自動車株式会社、昭和6
2年9月3日発行を参照)。
掛けも可能なように運転席から助手席までシートクッシ
ョン、シートバックとも連続して構成されている。スプ
リットベンチタイプのシートは、ベンチタイプのシート
においてシートバックのリクライニング調整やシートク
ッションの前後位置調整等を運転席と他の部分とで独立
してできるように、シートクッション及びシートバック
を運転席部分と他の部分とに分割したものである(トヨ
タクラウン修理書下巻:トヨタ自動車株式会社、昭和6
2年9月3日発行を参照)。
【0003】このスプリットベンチタイプのシート80
は、図4に示されるように、鉄板プレス等で形成された
シートフレーム82に、図示しないウレタンパッド、S
ばね等のばね材を取付け、これらの表面をトリコット、
織物等の表皮材30で包み込んで構成されている。この
シートフレーム82は、アンダーボデーに配設されたア
ジャスタレール20へブラケット22を介してナット1
8及び図示しないボルトで締着されるようになっている
(シートバック部分の説明と図示を省略)。
は、図4に示されるように、鉄板プレス等で形成された
シートフレーム82に、図示しないウレタンパッド、S
ばね等のばね材を取付け、これらの表面をトリコット、
織物等の表皮材30で包み込んで構成されている。この
シートフレーム82は、アンダーボデーに配設されたア
ジャスタレール20へブラケット22を介してナット1
8及び図示しないボルトで締着されるようになっている
(シートバック部分の説明と図示を省略)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図示しない
シートバックのリクライニング調整やシートクッション
の前後位置調整等を運転席と他の部分とで独立してでき
るようにするためにリクライニングロアアーム26が左
右両側に2組づつ合計4つ必要である。一方、リクライ
ニングロアアーム26の位置はシートバックの位置によ
り決まりシートフレーム82の後方側になければならな
い。このため、シートフレーム82が中央側のリクライ
ニングロアアーム26に対応する部分で後方側へ膨出し
てしまう。このようにシートフレーム82を膨出させな
いとシートフレーム82がリクライニングロアアーム2
6部分で分断されることになり、強度が確保できなくな
るため、そのような設計は困難である。
シートバックのリクライニング調整やシートクッション
の前後位置調整等を運転席と他の部分とで独立してでき
るようにするためにリクライニングロアアーム26が左
右両側に2組づつ合計4つ必要である。一方、リクライ
ニングロアアーム26の位置はシートバックの位置によ
り決まりシートフレーム82の後方側になければならな
い。このため、シートフレーム82が中央側のリクライ
ニングロアアーム26に対応する部分で後方側へ膨出し
てしまう。このようにシートフレーム82を膨出させな
いとシートフレーム82がリクライニングロアアーム2
6部分で分断されることになり、強度が確保できなくな
るため、そのような設計は困難である。
【0005】このような問題に鑑み、本発明の目的はリ
クライニングロアアーム両側のシートフレームを支持す
ることにより、シートフレームの中央側のリクライニン
グロアアームに対応する部分で後方側へ膨出させないで
シートフレームの強度を確保することにある。
クライニングロアアーム両側のシートフレームを支持す
ることにより、シートフレームの中央側のリクライニン
グロアアームに対応する部分で後方側へ膨出させないで
シートフレームの強度を確保することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシートフレ
ーム取付構造は、スプリットベンチシートを左右独立に
車両前後方向へスライド可能とするため車体のアンダー
ボデーへ取り付けられる左右の座席毎のアジャスタレー
ルと、
ーム取付構造は、スプリットベンチシートを左右独立に
車両前後方向へスライド可能とするため車体のアンダー
ボデーへ取り付けられる左右の座席毎のアジャスタレー
ルと、
【0007】前記アジャスタレールに取り付き該アジャ
スタレールの座席後部側に立設するリクライニングロア
アームと、
スタレールの座席後部側に立設するリクライニングロア
アームと、
【0008】前記アジャスタレール上に支持されたシー
トフレームより成り、 前記シートフレームは、前記リク
ライニングロアアームとの干渉を避ける後方側開放の入
江状切欠部を有し、前記リクライニングロアアームの両
側に位置する切欠部の両縁部がそれぞれアジャスタレー
ルに支持されることを特徴としている。
トフレームより成り、 前記シートフレームは、前記リク
ライニングロアアームとの干渉を避ける後方側開放の入
江状切欠部を有し、前記リクライニングロアアームの両
側に位置する切欠部の両縁部がそれぞれアジャスタレー
ルに支持されることを特徴としている。
【0009】
【作用】上記構成のシートフレーム取付構造では、シー
トフレームの座席後部側の後端部に形成された切欠部の
左右両縁部がアジャスタレールに支持されている。これ
によって、リクライニングロアアームの後方側を一体に
つなぐシートフレームの膨出部がなくてもシートフレー
ムの強度を確保できる。
トフレームの座席後部側の後端部に形成された切欠部の
左右両縁部がアジャスタレールに支持されている。これ
によって、リクライニングロアアームの後方側を一体に
つなぐシートフレームの膨出部がなくてもシートフレー
ムの強度を確保できる。
【0010】
【実施例】図1に示されるように、本発明に係るシート
フレーム10は、略矩形状のプレート材12と、その外
縁部から直角に屈曲されたそれぞれ高さの異なる補強用
のフランジ14から構成されている。プレート材12の
略中央部には開口部16が形成され、図示しないクッシ
ョン用のスプリングが取付けられるようになっている。
フレーム10は、略矩形状のプレート材12と、その外
縁部から直角に屈曲されたそれぞれ高さの異なる補強用
のフランジ14から構成されている。プレート材12の
略中央部には開口部16が形成され、図示しないクッシ
ョン用のスプリングが取付けられるようになっている。
【0011】このシートフレーム10のプレート材12
の四隅には図示しない合計5個の貫通孔が形成され、そ
の孔心上にナット18が固定されている。これによっ
て、シートフレーム10は、アジャスタレール20に設
けられた締付ブラケット22を介してボルト24で締着
されるようになっている。このアジャスタレール20に
は、上方に向かって扇型状のリクライニングロアアーム
26が立設されている。このリクライニングロアアーム
26と対応するプレート材12の部位には、このリクラ
イニングロアアーム26を取り囲むようにアジャスタレ
ール20の長手方向に沿って、座席後部側の端部を切り
欠く略コ字状の切欠28が形成されている。このため、
シートフレーム10の座席後部側の端部は、図2に示さ
れるように、表皮材30で包み込まれた状態で略直線状
となっており、リクライニングロアアーム26との干渉
を避けるために後方へ張り出す必要がない(図4参
照)。なお、図1に示すようにナット18は、切欠28
の両縁部にも配置されており、また、図右方の切欠28
の縁部には、補強用のフランジ32が立設されている。
の四隅には図示しない合計5個の貫通孔が形成され、そ
の孔心上にナット18が固定されている。これによっ
て、シートフレーム10は、アジャスタレール20に設
けられた締付ブラケット22を介してボルト24で締着
されるようになっている。このアジャスタレール20に
は、上方に向かって扇型状のリクライニングロアアーム
26が立設されている。このリクライニングロアアーム
26と対応するプレート材12の部位には、このリクラ
イニングロアアーム26を取り囲むようにアジャスタレ
ール20の長手方向に沿って、座席後部側の端部を切り
欠く略コ字状の切欠28が形成されている。このため、
シートフレーム10の座席後部側の端部は、図2に示さ
れるように、表皮材30で包み込まれた状態で略直線状
となっており、リクライニングロアアーム26との干渉
を避けるために後方へ張り出す必要がない(図4参
照)。なお、図1に示すようにナット18は、切欠28
の両縁部にも配置されており、また、図右方の切欠28
の縁部には、補強用のフランジ32が立設されている。
【0012】図1に示されるように、前方両側に配置さ
れシートフレーム10をアジャスタレール20に締着す
る締付ブラケット22は、略L字型で一端がリンク部材
34を介して回動自在にアジャスタレール20に取付け
られている。
れシートフレーム10をアジャスタレール20に締着す
る締付ブラケット22は、略L字型で一端がリンク部材
34を介して回動自在にアジャスタレール20に取付け
られている。
【0013】一方、シートフレーム10に形成された切
欠28の左側縁部に設けられたナット18に締着される
L字状の締付ブラケット22の上端には、図3に示され
るように、貫通孔36が形成されている。この貫通孔3
6と、リクライニングロアアーム26と平行に配置され
たリンク部材34の上端に形成された貫通孔38とに
は、ピン40が挿入され、締付ブラケット22はリンク
部材34に対して回動自在に支持されている。このリン
ク部材34の下端には貫通孔42が形成され、シャフト
44の左端部が挿入されている。シャフト44の左端面
には、固定ボルト46が螺合する取付孔47が形成され
ている。これによって、角度を調整しながら、リンク部
材34とシャフト44がボルト46で連結され、シャフ
ト44のトルクがリンク部材34に伝達されるようにな
っている。シャフト44の左端部は、リクライニングロ
アアーム26に一端が固着されたステー48の他端に形
成された軸孔50へ、またシャフト44の右端部は、リ
クライニングロアアーム26に形成された軸孔52に回
動自在に軸支されている。このシャフト44の右最端部
は、リクライニングロアアーム26と平行に配置された
リンク部材34の中央部に溶接されている。このリンク
部材34の上端には、貫通孔54が形成されている。こ
の貫通孔54と、締付ブラケット22に形成された円孔
56とには、ピン58が挿入され、締付ブラケット22
はリンク部材34に対して回動自在に支持されている。
図1に示されるように、この締付ブラケット22は、切
欠28の右側縁部に設けられたナット18とボルト24
でシートフレーム10に締着される。一方、リンク部材
34の下端にも円孔60が形成されており、コネクティ
ングロッド62(図1参照)の一端に形成された貫通孔
64へピン66で回動自在に連結されている。図1に示
すように、このコネクティングロッド62の他端は、ア
ジャスタレール20の間に掛け渡されたロッド65に、
リンク部材67を介して連結されている。このロッド6
5は、図示しないモーター等の駆動源によって回転し、
コネクティングロッド62を車両前後方向へ駆動するよ
うになっている。またこれと同様に、後方右側に配置さ
れた締付ブラケット22は、リクライニングロアアーム
26に固定されたシャフト68に、中央部が軸支された
リンク部材34に回動自在に支持されている。リンク部
材34の下端部は、コネクティングロッド62にピン7
0で連結されている。このコネクティングロッド62の
他端も、アジャスタレール20の間に掛け渡されたロッ
ド65に、リンク部材67を介して連結されている。
欠28の左側縁部に設けられたナット18に締着される
L字状の締付ブラケット22の上端には、図3に示され
るように、貫通孔36が形成されている。この貫通孔3
6と、リクライニングロアアーム26と平行に配置され
たリンク部材34の上端に形成された貫通孔38とに
は、ピン40が挿入され、締付ブラケット22はリンク
部材34に対して回動自在に支持されている。このリン
ク部材34の下端には貫通孔42が形成され、シャフト
44の左端部が挿入されている。シャフト44の左端面
には、固定ボルト46が螺合する取付孔47が形成され
ている。これによって、角度を調整しながら、リンク部
材34とシャフト44がボルト46で連結され、シャフ
ト44のトルクがリンク部材34に伝達されるようにな
っている。シャフト44の左端部は、リクライニングロ
アアーム26に一端が固着されたステー48の他端に形
成された軸孔50へ、またシャフト44の右端部は、リ
クライニングロアアーム26に形成された軸孔52に回
動自在に軸支されている。このシャフト44の右最端部
は、リクライニングロアアーム26と平行に配置された
リンク部材34の中央部に溶接されている。このリンク
部材34の上端には、貫通孔54が形成されている。こ
の貫通孔54と、締付ブラケット22に形成された円孔
56とには、ピン58が挿入され、締付ブラケット22
はリンク部材34に対して回動自在に支持されている。
図1に示されるように、この締付ブラケット22は、切
欠28の右側縁部に設けられたナット18とボルト24
でシートフレーム10に締着される。一方、リンク部材
34の下端にも円孔60が形成されており、コネクティ
ングロッド62(図1参照)の一端に形成された貫通孔
64へピン66で回動自在に連結されている。図1に示
すように、このコネクティングロッド62の他端は、ア
ジャスタレール20の間に掛け渡されたロッド65に、
リンク部材67を介して連結されている。このロッド6
5は、図示しないモーター等の駆動源によって回転し、
コネクティングロッド62を車両前後方向へ駆動するよ
うになっている。またこれと同様に、後方右側に配置さ
れた締付ブラケット22は、リクライニングロアアーム
26に固定されたシャフト68に、中央部が軸支された
リンク部材34に回動自在に支持されている。リンク部
材34の下端部は、コネクティングロッド62にピン7
0で連結されている。このコネクティングロッド62の
他端も、アジャスタレール20の間に掛け渡されたロッ
ド65に、リンク部材67を介して連結されている。
【0014】次に、本実施例に係るシートフレーム取付
構造の取付状態を説明する。シートフレーム10には、
図2に示されるように、リクライニングロアアーム26
と干渉しないように、座席後部側にコ字状の切欠28が
形成されているので、座席後部側に屈曲部を設ける必要
がなく、座席後部側が略直線状となっている。このた
め、後部座席からの見栄えが良く、また後部座席に着座
する乗員の足元のスペースが広く取れる。
構造の取付状態を説明する。シートフレーム10には、
図2に示されるように、リクライニングロアアーム26
と干渉しないように、座席後部側にコ字状の切欠28が
形成されているので、座席後部側に屈曲部を設ける必要
がなく、座席後部側が略直線状となっている。このた
め、後部座席からの見栄えが良く、また後部座席に着座
する乗員の足元のスペースが広く取れる。
【0015】また、図1に示されるように、車両センタ
ー側のアジャスタレール20には、リクライニングロア
アーム26に軸支されるシャフト44の両端部に固定さ
れたリンク部材34に軸支された締付ブラケット22を
介して、シートフレーム10が締着される。このよう
に、リクライニングロアアーム26の両側2点で、シー
トフレーム10がアジャスタレール20に締着されるの
で、強固に固定されぐらつくことがない。
ー側のアジャスタレール20には、リクライニングロア
アーム26に軸支されるシャフト44の両端部に固定さ
れたリンク部材34に軸支された締付ブラケット22を
介して、シートフレーム10が締着される。このよう
に、リクライニングロアアーム26の両側2点で、シー
トフレーム10がアジャスタレール20に締着されるの
で、強固に固定されぐらつくことがない。
【0016】さらに、ロッド65をモーター等の駆動源
によって回転させ、コネクティングロッド62を車両前
後方向へ駆動させると、図3に示されるように、右側の
リンク部材34はシャフト44を軸として回転し、この
回転力は、シャフト44を介して、さらに左側のリンク
部材34を回転させる。この時、左右の締付ブラケット
22は、リンク部材34に回動自在に軸支されている
が、シートフレーム10によって回転が規制されるの
で、上方向または下方向に移動する。これによって、コ
ネクティングロッド62の車両前後方向の駆動力が、上
下方向の駆動力に変換され、シートフレーム10を上下
方向に移動させることができる。
によって回転させ、コネクティングロッド62を車両前
後方向へ駆動させると、図3に示されるように、右側の
リンク部材34はシャフト44を軸として回転し、この
回転力は、シャフト44を介して、さらに左側のリンク
部材34を回転させる。この時、左右の締付ブラケット
22は、リンク部材34に回動自在に軸支されている
が、シートフレーム10によって回転が規制されるの
で、上方向または下方向に移動する。これによって、コ
ネクティングロッド62の車両前後方向の駆動力が、上
下方向の駆動力に変換され、シートフレーム10を上下
方向に移動させることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係るシートフレームの取付構造
は上記構成としたので、シートフレーム後端部がリクラ
イニングロアアーム部分で後席側に張り出すことがなく
なり、後部座席からの見栄えが良く、また後部座席に着
座する乗員の足元のスペースが広く確保できる。さら
に、屈曲部がないので、シートフレームの重量が軽減で
き、また表皮材でシートフレームを包み込むことが容易
で、コスト及び作業工数が減少する。
は上記構成としたので、シートフレーム後端部がリクラ
イニングロアアーム部分で後席側に張り出すことがなく
なり、後部座席からの見栄えが良く、また後部座席に着
座する乗員の足元のスペースが広く確保できる。さら
に、屈曲部がないので、シートフレームの重量が軽減で
き、また表皮材でシートフレームを包み込むことが容易
で、コスト及び作業工数が減少する。
【図1】本発明に係るシートフレーム取付構造を示した
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】本発明に係るシートフレーム取付構造の平面図
である。
である。
【図3】本発明に係るシートフレーム取付構造を垂直面
で切断し座席後部側から見た断面図である。
で切断し座席後部側から見た断面図である。
【図4】従来のシートフレーム取付構造の平面図であ
る。
る。
10 シートフレーム 20 アジャスタレール 26 リクライニングロアアーム 28 切欠部(切欠) 34 リンク部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−270257(JP,A) 実開 昭62−108134(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 7/02 B60N 2/00 - 2/54
Claims (1)
- 【請求項1】 スプリットベンチシートを左右独立に車
両前後方向へスライド可能とするため車体のアンダーボ
デーへ取り付けられる左右の座席毎のアジャスタレール
と、 前記アジャスタレールに取り付き該アジャスタレールの
座席後部側に立設するリクライニングロアアームと、前記アジャスタレール上に支持されたシートフレームよ
り成り、 前記シートフレームは、前記リクライニングロアアーム
との干渉を避ける後方側開放の入江状切欠部を有し、前
記リクライニングロアアームの両側に位置する切欠部の
両縁部がそれぞれアジャスタレール に支持されることを
特徴とするシートフレーム取付構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3271334A JP2995956B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | シートフレーム取付構造 |
US07/948,495 US5310154A (en) | 1991-10-18 | 1992-09-22 | Seat frame-mounting structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3271334A JP2995956B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | シートフレーム取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05111415A JPH05111415A (ja) | 1993-05-07 |
JP2995956B2 true JP2995956B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=17498609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3271334A Expired - Fee Related JP2995956B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | シートフレーム取付構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5310154A (ja) |
JP (1) | JP2995956B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5501509A (en) * | 1994-04-29 | 1996-03-26 | National Seating Company | Frame assembly for a vehicle seat |
FR2728206A1 (fr) * | 1994-12-20 | 1996-06-21 | Faure Bertrand Equipements Sa | Armature d'assise pour siege de vehicule |
US5988748A (en) * | 1995-11-27 | 1999-11-23 | Lear Corporation | Automotive seat bottom assembly |
US6010195A (en) * | 1995-11-27 | 2000-01-04 | Lear Corporation | Automotive modular seat frame assembly |
US6199252B1 (en) | 1995-11-27 | 2001-03-13 | Lear Corporation | Modular seat assembly and method of installing the same within a vehicle |
EP0979751B1 (de) * | 1998-08-12 | 2005-11-09 | C. Rob. Hammerstein GmbH & Co.KG | Sitzträgergestell eines Fahrzeugsitzes mit einem linken und einem rechten vorderen Stellarm |
US6217115B1 (en) * | 1999-04-20 | 2001-04-17 | Dura Global Technologies, Inc. | Simplified linkage assembly |
US6817673B2 (en) | 2002-04-17 | 2004-11-16 | Lear Corporation | Vehicle seat assembly |
US7073839B2 (en) * | 2004-10-29 | 2006-07-11 | Ford Global Technologies, Llc | Seat mount attachment to vehicle underbody |
US7581792B2 (en) * | 2005-06-07 | 2009-09-01 | Lear Corporation | Vehicle seat frame structure and method of assembling a portion of a vehicle seat frame |
US7866689B2 (en) * | 2005-08-19 | 2011-01-11 | Lear Corporation | Vehicle seat frame structure and method of manufacturing same |
EP3209562A4 (en) * | 2014-10-23 | 2018-05-30 | Gulfstream Aerospace Corporation | Aircraft door with compressible header |
JP6855981B2 (ja) * | 2017-08-28 | 2021-04-07 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3022035A (en) * | 1959-11-02 | 1962-02-20 | Ferro Stamping Co | Seat supporting and adjusting mechanism |
US3149815A (en) * | 1963-03-25 | 1964-09-22 | Gen Motors Corp | Manual seat adjuster |
JPH028629A (ja) * | 1988-06-24 | 1990-01-12 | Hitachi Heating Appliance Co Ltd | 分離形暖房装置 |
JPH0622876B2 (ja) * | 1988-07-25 | 1994-03-30 | 東洋製罐株式会社 | プリフォーム結晶化装置におけるホルダー、打込みコアー及び冷却装置 |
JPH0234327A (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-05 | Keisoku Tokunaga | 複合板 |
JP2910179B2 (ja) * | 1990-07-26 | 1999-06-23 | アイシン精機株式会社 | 車両用シートの上下位置調整装置 |
US5112018A (en) * | 1991-08-05 | 1992-05-12 | Itt Corporation | Vehicle seat track apparatus |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP3271334A patent/JP2995956B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-09-22 US US07/948,495 patent/US5310154A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5310154A (en) | 1994-05-10 |
JPH05111415A (ja) | 1993-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2995956B2 (ja) | シートフレーム取付構造 | |
US4165901A (en) | Vehicle seat having arm rest adjustment means | |
JP3407874B2 (ja) | 車両用シート | |
US20060131945A1 (en) | Vehicular seat | |
US6375268B2 (en) | Seat frame assembly | |
JPH0583412B2 (ja) | ||
JPH0685829B2 (ja) | 自動車用シ−ト | |
JP2582361Y2 (ja) | シートの取付け構造 | |
JP3354780B2 (ja) | リヤシートのアームレスト構造 | |
JP2854253B2 (ja) | 車両用多目的シート | |
JP2002187465A (ja) | 車両用シートのクッションフレーム取付構造 | |
JPH0547417B2 (ja) | ||
JP2002142908A (ja) | リフター機能付きの車両用シートクッション | |
JPH0619397Y2 (ja) | 車両用シート | |
JP3455270B2 (ja) | 車両用折り畳みシ−ト | |
KR102403311B1 (ko) | 차량용 폴딩 시트의 프레임 구조 | |
JPH10127406A (ja) | シートクッションのフレーム構造 | |
EP4442504A1 (en) | Seat frame | |
US20240166110A1 (en) | Leg rest apparatus for vehicle seat | |
JP2856314B2 (ja) | 車両用シート | |
JP3645127B2 (ja) | シートバックのアームレスト取付構造 | |
JPH0547708Y2 (ja) | ||
JPH10338063A (ja) | シートのバーチカルアジャスタ | |
JP4078509B2 (ja) | 車両用シートのアームレスト取付構造 | |
JP2584169Y2 (ja) | 車両用回転シートのシートベルト組付け構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |