JPH10127406A - シートクッションのフレーム構造 - Google Patents
シートクッションのフレーム構造Info
- Publication number
- JPH10127406A JPH10127406A JP30413996A JP30413996A JPH10127406A JP H10127406 A JPH10127406 A JP H10127406A JP 30413996 A JP30413996 A JP 30413996A JP 30413996 A JP30413996 A JP 30413996A JP H10127406 A JPH10127406 A JP H10127406A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- seat cushion
- bracket
- frame
- support plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】跳上げシートにおいてレッグブラケットの補強
を図ることである。 【構成】フレーム本体(1)の前側隅部(1A)と、フ
レーム本体(1)に架設した支持プレート(2)とに渉
って、レッグブラケット(3)を溶接してなることを特
徴とする。
を図ることである。 【構成】フレーム本体(1)の前側隅部(1A)と、フ
レーム本体(1)に架設した支持プレート(2)とに渉
って、レッグブラケット(3)を溶接してなることを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用シートのシ
ートクッション(座部)におけるフレーム構造、詳しく
は、前側を車体側若しくは車体に固定したシートの前後
位置調整用スライドレールに回転自在に支持して後部を
前方に跳上げてシートの後方スペースを有効利用できる
ようにした跳上げシートにおけるシートクッションのフ
レーム構造に関する。
ートクッション(座部)におけるフレーム構造、詳しく
は、前側を車体側若しくは車体に固定したシートの前後
位置調整用スライドレールに回転自在に支持して後部を
前方に跳上げてシートの後方スペースを有効利用できる
ようにした跳上げシートにおけるシートクッションのフ
レーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の跳上げシートのシートクッション
はフレームの前側にレッグブラケットを溶接し、このレ
ッグブラケットにシートクッションを回転自在に支持す
るレッグを取付けている。以上のレッグブラケットはシ
ートクッションを跳上げた際、シートクッションと共に
シートバックに加わる前後方向の荷重に対してフレーム
から剥離しないように専用の補強部材によって補強して
いる。
はフレームの前側にレッグブラケットを溶接し、このレ
ッグブラケットにシートクッションを回転自在に支持す
るレッグを取付けている。以上のレッグブラケットはシ
ートクッションを跳上げた際、シートクッションと共に
シートバックに加わる前後方向の荷重に対してフレーム
から剥離しないように専用の補強部材によって補強して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、レッグブラ
ケットをフレームに取付ける取付作業に工数を要するば
かりか、補強部材による補強のために、重量増を招く不
具合があった。そこで、本発明は補強部材により補強す
ることなくレッグブラケットに所定の剛性が得られるよ
うにすることを目的とする。
ケットをフレームに取付ける取付作業に工数を要するば
かりか、補強部材による補強のために、重量増を招く不
具合があった。そこで、本発明は補強部材により補強す
ることなくレッグブラケットに所定の剛性が得られるよ
うにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明は、前側を回転中心に後部側を跳上げるシー
トクッションのフレームであって、該フレームは枠状の
フレーム本体と、このフレーム本体の前後方向に架設し
てシートクッションの発泡体製パッドを支持する支持プ
レートとからなり、前記フレーム本体の前部側における
隅部と、支持プレートとに渉ってレッグブラケットを溶
接し、該レッグブラケットにシートクッションを回転可
能に支持するレッグを取付けてなることを特徴とするも
のであり、支持プレートはシートクッションの発泡体製
パッド受け、フレームの補強用としての従来品使用す
る。
めの本発明は、前側を回転中心に後部側を跳上げるシー
トクッションのフレームであって、該フレームは枠状の
フレーム本体と、このフレーム本体の前後方向に架設し
てシートクッションの発泡体製パッドを支持する支持プ
レートとからなり、前記フレーム本体の前部側における
隅部と、支持プレートとに渉ってレッグブラケットを溶
接し、該レッグブラケットにシートクッションを回転可
能に支持するレッグを取付けてなることを特徴とするも
のであり、支持プレートはシートクッションの発泡体製
パッド受け、フレームの補強用としての従来品使用す
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。本発明のシートクッションのフレーム
構造を採用する跳上げシートは図4に示すように、シー
トクッション(SC)にシートバック(SB)を前倒し
て重ね、シートクッション(SC)の前側をスライドレ
ールのアッパーレール(6)に回転自在にレッグ(4
0)で取付けたものである。
づいて説明する。本発明のシートクッションのフレーム
構造を採用する跳上げシートは図4に示すように、シー
トクッション(SC)にシートバック(SB)を前倒し
て重ね、シートクッション(SC)の前側をスライドレ
ールのアッパーレール(6)に回転自在にレッグ(4
0)で取付けたものである。
【0006】レッグ(40)はアッパーレール(6)の
前部側に一体に固着され、このレッグ(40)にヒンジ
ブラケット(4)が回転自在に枢着され、ヒンジブラケ
ット(4)はシートクッション(SC)のレッグブラケ
ット(3)に一体に締結されている。
前部側に一体に固着され、このレッグ(40)にヒンジ
ブラケット(4)が回転自在に枢着され、ヒンジブラケ
ット(4)はシートクッション(SC)のレッグブラケ
ット(3)に一体に締結されている。
【0007】図4において、図中(5)はシートクッシ
ョン(SC)の跳上げ状態を保持用のリンク(50)を
連結する連結ブラケット、(51)はリンク(50)に
対して折り畳み自在に連結したリンクで下端がアッパー
レール(6)側に枢着されている。
ョン(SC)の跳上げ状態を保持用のリンク(50)を
連結する連結ブラケット、(51)はリンク(50)に
対して折り畳み自在に連結したリンクで下端がアッパー
レール(6)側に枢着されている。
【0008】(7)は車床に固定したロアレールで、こ
のロアレール(7)内を前記アッパーレール(6)がス
ライド自在に嵌合している。(60)はアッパーレール
(6)の後部に設けたストライカで、このストライカ
(60)にシートクッション(SC)の後部に設けたフ
ック(61)を掛止することにより、シートクッション
(SC)が着座可能の状態になる。
のロアレール(7)内を前記アッパーレール(6)がス
ライド自在に嵌合している。(60)はアッパーレール
(6)の後部に設けたストライカで、このストライカ
(60)にシートクッション(SC)の後部に設けたフ
ック(61)を掛止することにより、シートクッション
(SC)が着座可能の状態になる。
【0009】以上のシートクッション(SC)のフレー
ムは図1に示すように構成されている。即ち、図1はシ
ートクッション(SC)の底部方向からの図面であり、
略倒コ字状にパイプ(1)を折曲してその両遊端を直線
状のアングル材(10)に溶接してなる枠状のフレーム
本体と、このフレーム本体(1)(10)に両端を溶接
した支持プレート(2)とからなる従来周知の構造のも
のに、レッグプレート(3)(3)を溶接している。
ムは図1に示すように構成されている。即ち、図1はシ
ートクッション(SC)の底部方向からの図面であり、
略倒コ字状にパイプ(1)を折曲してその両遊端を直線
状のアングル材(10)に溶接してなる枠状のフレーム
本体と、このフレーム本体(1)(10)に両端を溶接
した支持プレート(2)とからなる従来周知の構造のも
のに、レッグプレート(3)(3)を溶接している。
【0010】レッグプレート(3)(3)はフレーム本
体(3)の前部側における左右両側の隅部(1A)(1
A)と支持プレート(2)とに渉って溶接されている。
従って、レッグプレート(3)(3)は図1に示すよう
にフレーム本体(3)に二ケ所と支持プレート(2)に
一ケ所溶接されている。図中(30)(31)(32)
はレッグプレート(3)の溶接個所を示す。
体(3)の前部側における左右両側の隅部(1A)(1
A)と支持プレート(2)とに渉って溶接されている。
従って、レッグプレート(3)(3)は図1に示すよう
にフレーム本体(3)に二ケ所と支持プレート(2)に
一ケ所溶接されている。図中(30)(31)(32)
はレッグプレート(3)の溶接個所を示す。
【0011】そして、レッグプレート(3)(3)はフ
レーム本体(1)、支持プレート(2)の下部側に重ね
て溶接して、レッグプレート(3)(3)に加わる荷重
がフレーム本体(1)、支持プレート(2)方向に伝達
するように構成されている。
レーム本体(1)、支持プレート(2)の下部側に重ね
て溶接して、レッグプレート(3)(3)に加わる荷重
がフレーム本体(1)、支持プレート(2)方向に伝達
するように構成されている。
【0012】なお、図1、2において、図中(4A)は
ヒンジブラケット(4)の取付部、(5A)は連結ブラ
ケット(5)の取付部、図3において図中(8)はシー
トクッション(SC)のトリムカバーを夫々示す。
ヒンジブラケット(4)の取付部、(5A)は連結ブラ
ケット(5)の取付部、図3において図中(8)はシー
トクッション(SC)のトリムカバーを夫々示す。
【0013】斯して、本発明はシートの跳上げ状態にお
いてレッグブラケット(3)に加わる荷重は、フレーム
本体(1)(10)と支持プレート(2)に分散される
ため、レッグブラケット(3)が変形したり、剥離する
ことがない。
いてレッグブラケット(3)に加わる荷重は、フレーム
本体(1)(10)と支持プレート(2)に分散される
ため、レッグブラケット(3)が変形したり、剥離する
ことがない。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば従来のフレーム本体及び
支持プレートをそのまま使用し、そのフレーム本体と支
持プレートとに渉ってレッグブラケットを溶接すればよ
いため、従来の如く、レッグブラケットを溶接するため
の補強部材をフレームに設ける必要がない。従って、従
来品に比べ、シートの軽量化が図れるし、フレームの組
付作業性も向上し得る。
支持プレートをそのまま使用し、そのフレーム本体と支
持プレートとに渉ってレッグブラケットを溶接すればよ
いため、従来の如く、レッグブラケットを溶接するため
の補強部材をフレームに設ける必要がない。従って、従
来品に比べ、シートの軽量化が図れるし、フレームの組
付作業性も向上し得る。
【図1】本発明構造の底面図である。
【図2】図1のIIーII線断面図である。
【図3】図1のIIIーIII線断面図である。
【図4】本発明構造を使用する跳上げシートの側面図で
ある。
ある。
SC シートクッション 1 フレーム本体 2 支持プレート 3 レッグブラケット
Claims (2)
- 【請求項1】 前側を回転中心に後部側を跳上げるシー
トクッションにおけるフレームであって、該フレームは
枠状のフレーム本体と、このフレーム本体の前後方向に
架設してシートクッションの発泡体製パッドを支持する
支持プレートとからなり、前記フレーム本体の前部側に
おける隅部と、支持プレートとに渉ってレッグブラケッ
トを溶接し、該レッグブラケットにシートクッションを
回転可能に支持するレッグを取付けてなるシートクッシ
ョンのフレーム構造。 - 【請求項2】 前記レッグブラケットはフレーム本体及
び支持プレートの下部側に溶接してなる請求項1記載の
シートクッションのフレーム構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30413996A JPH10127406A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | シートクッションのフレーム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30413996A JPH10127406A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | シートクッションのフレーム構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10127406A true JPH10127406A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17929520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30413996A Pending JPH10127406A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | シートクッションのフレーム構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10127406A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102343851A (zh) * | 2010-07-29 | 2012-02-08 | 丰田纺织株式会社 | 车辆用座椅 |
KR101369789B1 (ko) * | 2009-01-30 | 2014-03-06 | 존슨 컨트롤스 테크놀러지 컴퍼니 | 시트 구조 및 시트 구조 제조 방법 |
JP2017178164A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
JP2020050343A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-04-02 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP30413996A patent/JPH10127406A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101369789B1 (ko) * | 2009-01-30 | 2014-03-06 | 존슨 컨트롤스 테크놀러지 컴퍼니 | 시트 구조 및 시트 구조 제조 방법 |
CN102343851A (zh) * | 2010-07-29 | 2012-02-08 | 丰田纺织株式会社 | 车辆用座椅 |
JP2017178164A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
US11420541B2 (en) | 2016-03-31 | 2022-08-23 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
US11667221B2 (en) | 2016-03-31 | 2023-06-06 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
JP2020050343A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-04-02 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040430 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040913 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |