JPH07323797A - 自動車のニーボルスター取付構造 - Google Patents

自動車のニーボルスター取付構造

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JPH07323797A
JPH07323797A JP6117763A JP11776394A JPH07323797A JP H07323797 A JPH07323797 A JP H07323797A JP 6117763 A JP6117763 A JP 6117763A JP 11776394 A JP11776394 A JP 11776394A JP H07323797 A JPH07323797 A JP H07323797A
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JP
Japan
Prior art keywords
knee bolster
instrument panel
automobile
panel holder
frame member
Prior art date
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Pending
Application number
JP6117763A
Other languages
English (en)
Inventor
Norifumi Izumo
教文 出雲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH07323797A publication Critical patent/JPH07323797A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ニーボルスターの組み付け作業性
の向上を図り得る自動車のニーボルスター取付構造を提
供することにある。 【構成】 本発明は、インストルメントパネルの下部側
に、フレーム部材を車幅方向に設け、このフレーム部材
に支持されたインストルメントパネルホルダーに、座席
側に向けてニーボルスターを取り付けるようにした自動
車のニーボルスター取付構造において、上記インストル
メントパネルホルダー4に対するニーボルスター12の
締結部23を下向きに傾斜させたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組み付け作業性の向上
を図り得る自動車のニーボルスター取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インストルメントパネルの下部側
に、自動車の前部座席に着座した乗員の脚部に対応して
ニーボルスターを設けるようにしたものがある。
【0003】図12および図13は、ニーボルスター1
00を装着した自動車の運転席を示したもので、運転席
の前部に設けられるインストルメントパネル101の内
側には、ステアリングコラム102を支持するステアリ
ングサポートメンバ103が車幅方向に設けられてい
る。
【0004】ニーボルスター100は、ニーボルスター
本体104と、このニーボルスター本体104の裏面に
装着された左右一対の支持アーム105とで構成されて
おり、支持アーム105をステアリングサポートメンバ
103に、通常、溶接等によって装着して取り付けられ
ている。ニーボルスター100をステアリングサポート
メンバ103に溶接すると、ヒータのワイヤー組み付け
作業、および電装品ハーネス等の組み付け作業が困難に
なる。
【0005】ところで、最近では、エアーバッグを内装
した車両が次第に増えつつあり、このエアーバッグをス
テアリングホイールに装着したものがある。このよう
な、エアーバッグを内装した車両では、ステアリングコ
ラム等のステアリング機構の支持とニーボルスター10
0の支持を共通のステアリングサポートメンバ103に
よって行うことは、ニーボルスター100に加わる衝撃
がステアリングホイールに伝わることになり、エアーバ
ッグの作動に影響を及ぼす恐れがあり好ましくない。
【0006】そこで、図14に示すように、ステアリン
グサポートメンバ103とは別のフレーム部材106を
設け、このフレーム部材106にニーボルスター107
をボルト締めする方法が考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ニーボ
ルスター107をボルト締めする場合、工具108をニ
ーボルスター107の奥まで挿入する必要があり、か
つ、内部が見えにくいため、作業が困難であった。ま
た、工具108の先端にボルト109を引っかけて螺合
するため、螺着までにボルト109が脱落することがあ
る。
【0008】本発明は上記課題を解決し、ニーボルスタ
ーの組み付け作業性の向上を図り得る自動車のニーボル
スター取付構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、インストルメントパネルの下部側に、フレー
ム部材を車幅方向に設け、このフレーム部材に支持され
たインストルメントパネルホルダーに、座席側に向けて
ニーボルスターを取り付けるようにした自動車のニーボ
ルスター取付構造において、上記インストルメントパネ
ルホルダーに対するニーボルスターの締結部を下向きに
傾斜させたことにある。また、本発明は、インストルメ
ントパネルの下部側に、フレーム部材を車幅方向に設
け、このフレーム部材に支持されたインストルメントパ
ネルホルダーに、座席側に向けてニーボルスターを取り
付けるようにした自動車のニーボルスター取付構造にお
いて、上記インストルメントパネルホルダーとニーボル
スターの取付面に、互いに係合する係合突起と係合穴の
いずれか一方をそれぞれ設けたことにある。
【0010】
【作用】インストルメントパネルの下部側に、フレーム
部材を設け、このフレーム部材に支持されたインストル
メントパネルホルダーに、座席側に向けてニーボルスタ
ーを取り付ける。インストルメントパネルホルダーに対
するニーボルスターの締結部を下向きに傾斜させている
ことから、工具を用いてボルトを固定する際にボルトが
脱落することがない。また、インストルメントパネルホ
ルダーとニーボルスターの取付面に、互いに係合する係
合突起と係合穴のいずれか一方をそれぞれ設けているこ
とから、係合突起と係合穴を係合させることにより、仮
留めを行うことができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0012】図1ないし図3において、運転席の前部に
設けられるインストルメントパネル1の内側には、ステ
アリングコラム2を支持するステアリングサポートメン
バ3が車幅方向に設けられている。
【0013】4はインストルメントパネル1の下方側で
あって、自動車の車幅方向に配設されたインストルメン
トパネルホルダーで、このインストルメントパネルホル
ダー4は、図4ないし図8に示すように、パイプ状のフ
レーム部材5と、このフレーム部材5に装着されたコ字
型のホルダー部6とで構成されている。このフレーム部
材5には左右両端にステー7,8が装着されており、こ
のステー7,8をボルト9により、ピラーインナー部1
0とフロアートンネル部11にネジ留めしている。この
インストルメントパネルホルダー4は運転席側と助手席
側に各別に設けられており、図面では、左ハンドル車の
運転席側のものを示したものである。
【0014】12は座席側に向けて上記インストルメン
トパネルホルダー4に螺着されたニーボルスターであ
り、このニーボルスター12は、図9および図10に示
すように、ニーボルスター本体13と、このニーボルス
ター本体13の裏面左右両側に設けられた一対のアーム
部14とで構成している。上記ニーボルスター本体13
は板状のプレート15の板面両側部に縦長の長穴16を
形成したものである。一方、上記アーム部14はU字状
のプレート17の外側縁に帯状のフランジを設けて弧状
の上辺側フランジ18と下辺側フランジ19を形成し、
上辺側フランジ18の長さを下辺側フランジ19の長さ
より長く形成して後面20に対して上記ニーボルスター
本体13が下向きに成るように構成したものである。上
記後面20にはボルト21(またはネジ)を通すための
ボルト穴22(またはネジ穴)が形成されており、この
ボルト穴22が形成されている部分(締結部)23をニ
ーボルスター本体13側に向くように傾斜面に形成して
いる。
【0015】このボルト穴22が形成されている部分2
3に対応する上記インストルメントパネルホルダー4の
ホルダー部6には図6ないし図8に示すように、傾斜面
を形成した凸部24が設けられ、この凸部24にボルト
穴25が形成されている。このホルダー部6の裏面に
は、予め、ボルト穴25に対応してナット26を溶接等
により装着してある。上記ホルダー部6には左右の凸部
24の上部側に鈎状の係合部27がそれぞれ設けられ、
この係合部27に係合する係合穴28がニーボルスター
12のアーム部14の後面20に設けられている。
【0016】上記インストルメントパネルホルダー4は
ホルダー部6に形成した長穴29にボルト30を通して
ペダルブラケット31に螺着されている。ペダルブラケ
ット31はダッシュパネル32に装着されると共にカウ
ルボックス33にボルト34を介して螺着されている。
【0017】上記ニーボルスター12を装着したインス
トルメントパネル1の前面開口部にはコラムホールカバ
ー35がボルト36により装着されて塞がれている。
【0018】次に、上記構成による自動車のニーボルス
ター取付構造の作用を説明する。ニーボルスター12を
インストルメントパネルホルダー4に螺着する場合、ニ
ーボルスター12のアーム部14に設けられた係合穴2
8をインストルメントパネルホルダー4の係合部27に
引っかけて仮留めを行う。
【0019】次に、図11に示すように、コラムホール
カバー35の取付け前に工具37の先端にボルト21を
係合させてニーボルスター12の前面開口穴16から工
具37を挿入し、アーム部14のボルト穴22、および
インストルメントパネルホルダー4のホルダー部6のボ
ルト穴25を通してナット26に螺合する。ボルト穴2
2が形成されている部分23および凸部24は下向きの
傾斜面に形成されていることから、工具37の先端に装
着したボルト21が脱落する事はない。また、工具37
は斜め上方に向けて挿入する事になるので、ニーボルス
ター12の前面開口穴16から、工具37の先端を見る
ことができることから、ボルト締めの作業を容易に行う
ことができる。
【0020】なお、本実施例の場合、ニーボルスター1
2は、ステアリングサポートメンバ3とは別のフレーム
部材5に装着しているので、ステアリング機構に衝撃が
加わってステアリング機構が移動した場合でも、ステア
リング機構の動きに影響されない。一方、ニーボルスタ
ー12に衝撃が加わってインストルメントパネルホルダ
ー4が移動した場合、ステアリングサポートメンバ3に
は衝撃が伝わらないので、ステアリング機構にはなんの
影響も及ぼさない。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
のニーボルスター取付構造によれば次のような効果を奏
することができる。請求項1において、インストルメン
トパネルの下部側に、フレーム部材を車幅方向に設け、
このフレーム部材に支持されたインストルメントパネル
ホルダーに、座席側に向けてニーボルスターを取り付け
るようにした自動車のニーボルスター取付構造におい
て、上記インストルメントパネルホルダーに対するニー
ボルスターの締結部を下向きに傾斜させたので、工具は
斜め上方に向けて挿入する事になるので、ニーボルスタ
ーの前面開口穴から、工具の先端を見ることができるこ
とから、ボルト締めの作業を容易に行うことができる。
請求項2において、インストルメントパネルの下部側
に、フレーム部材を車幅方向に設け、このフレーム部材
に支持されたインストルメントパネルホルダーに、座席
側に向けてニーボルスターを取り付けるようにした自動
車のニーボルスター取付構造において、上記インストル
メントパネルホルダーとニーボルスターの取付面に、互
いに係合する係合突起と係合穴のいずれか一方をそれぞ
れ設けたので、ニーボルスターのアーム部に設けられた
係合穴をインストルメントパネルホルダーの係合部に引
っかけて仮留めを行うことができることから、ニーボル
スターの組み付け作業の作業能率を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車のニーボルスター取付構造
の一実施例を示す概念断面図である。
【図2】本発明による自動車のニーボルスター取付構造
の一実施例を示す分解斜視図である。
【図3】ニーボルスターとインストルメントパネルホル
ダーを示す斜視図である。
【図4】インストルメントパネルホルダーを示す正面図
である。
【図5】図5の左側面図である。
【図6】図4のインストルメントパネルホルダーのホル
ダー部を拡大して示す正面図である。
【図7】図6の左側面図である。
【図8】図6のA−A線断面図である。
【図9】ニーボルスターを示す正面図である。
【図10】図9の左側面図である。
【図11】ニーボルスターの取付方法を示す概念断面図
である。
【図12】従来のニーボルスターの取付構造を示す概念
図である。
【図13】図12のニーボルスターを示す斜視図であ
る。
【図14】従来のニーボルスターの取付構造を示す概念
図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 2 ステアリングコラム 3 ステアリングサポートメンバ 4 インストルメントパネルホルダー 5 フレーム部材 6 ホルダー部 12 ニーボルスター 13 ニーボルスター本体 14 アーム部 15 プレート 16 長穴 17 プレート 18 上辺側フランジ 19 下辺側フランジ 20 後面 21 ボルト 22 ボルト穴 23 ボルトが形成されている部分 24 凸部 25 ボルト穴 26 ナット 27 係合部 28 係合穴 29 ボルト穴 30 ボルト 31 ペダルブラケット 32 ダッシュパネル 33 カウルボックス 34 ボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルの下部側に、フ
    レーム部材を車幅方向に設け、このフレーム部材に支持
    されたインストルメントパネルホルダーに、座席側に向
    けてニーボルスターを取り付けるようにした自動車のニ
    ーボルスター取付構造において、上記インストルメント
    パネルホルダーに対するニーボルスターの締結部を下向
    きに傾斜させたことを特徴とする自動車のニーボルスタ
    ー取付構造。
  2. 【請求項2】 インストルメントパネルの下部側に、フ
    レーム部材を車幅方向に設け、このフレーム部材に支持
    されたインストルメントパネルホルダーに、座席側に向
    けてニーボルスターを取り付けるようにした自動車のニ
    ーボルスター取付構造において、上記インストルメント
    パネルホルダーとニーボルスターの取付面に、互いに係
    合する係合突起と係合穴のいずれか一方をそれぞれ設け
    たことを特徴とする自動車のニーボルスター取付構造。
JP6117763A 1994-05-31 1994-05-31 自動車のニーボルスター取付構造 Pending JPH07323797A (ja)

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JP6117763A JPH07323797A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 自動車のニーボルスター取付構造

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JP (1) JPH07323797A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005033695B4 (de) * 2004-07-20 2013-11-28 Hyundai Motor Co. Kniefängerhaltestruktur eines Fahrzeuges
US10351088B2 (en) * 2015-03-11 2019-07-16 Kyoraku Co., Ltd. Knee bolster

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005033695B4 (de) * 2004-07-20 2013-11-28 Hyundai Motor Co. Kniefängerhaltestruktur eines Fahrzeuges
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