JPH05201278A - ヘッドレストの取付構造 - Google Patents
ヘッドレストの取付構造Info
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- JPH05201278A JPH05201278A JP4038715A JP3871592A JPH05201278A JP H05201278 A JPH05201278 A JP H05201278A JP 4038715 A JP4038715 A JP 4038715A JP 3871592 A JP3871592 A JP 3871592A JP H05201278 A JPH05201278 A JP H05201278A
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- Japan
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- headrest
- mounting
- back panel
- stays
- cab back
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/68—Seat frames
- B60N2/682—Joining means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/80—Head-rests
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、キャブバックパネルに確実
に固定できる上、取付作業性の向上が図れ、かつ部品コ
ストの低減が可能であるヘッドレストの取付構造を提供
することにある。 【構成】 本発明の取付構造では、キャブバックパネル
２にアッパメンバ４およびロアメンバ５を固着し、ロア
メンバ５に突起部９を形成し、突起部９に差込孔10を設
ける一方、ヘッドレスト本体11に取付けられる取付ステ
ー12, 13の下部に掛止部17，18を設けており、取付ステ
ー12, 13の下部を車体前方側に傾け状態で掛止部17，18
を差込孔10に差し込むことによりヘッドレスト本体11お
よび取付ステー12, 13を保持し、これらを起立させて取
付ステー12, 13の上部をアッパメンバ４に締付け固定す
るとともに、取付ステー12, 13の掛止部17, 18を突起部
９の内側面に引っ掛けて固定することによりヘッドレス
ト３をキャブバックパネル２に取付けている。
に固定できる上、取付作業性の向上が図れ、かつ部品コ
ストの低減が可能であるヘッドレストの取付構造を提供
することにある。 【構成】 本発明の取付構造では、キャブバックパネル
２にアッパメンバ４およびロアメンバ５を固着し、ロア
メンバ５に突起部９を形成し、突起部９に差込孔10を設
ける一方、ヘッドレスト本体11に取付けられる取付ステ
ー12, 13の下部に掛止部17，18を設けており、取付ステ
ー12, 13の下部を車体前方側に傾け状態で掛止部17，18
を差込孔10に差し込むことによりヘッドレスト本体11お
よび取付ステー12, 13を保持し、これらを起立させて取
付ステー12, 13の上部をアッパメンバ４に締付け固定す
るとともに、取付ステー12, 13の掛止部17, 18を突起部
９の内側面に引っ掛けて固定することによりヘッドレス
ト３をキャブバックパネル２に取付けている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドレストの取付構
造に関するものである。
造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、トラックなどに設けられる車
両用シートの上方には、乗員の頭部を受けるヘッドレス
ト（頭部後傾抑止装置）がボルト又はスクリュ等の締結
具を用いて固定することにより車体側に取付けられてい
る。
両用シートの上方には、乗員の頭部を受けるヘッドレス
ト（頭部後傾抑止装置）がボルト又はスクリュ等の締結
具を用いて固定することにより車体側に取付けられてい
る。
【０００３】このため、図５および図６に示すようなト
ラックの運転室後壁を構成するキャブバックパネル５１
には、車巾方向に沿って延びるアッパメンバ５２および
ロアマメンバ５３が上下に間隔を置いて固着されてい
る。そして、これらアッパメンバ５２およびロアメンバ
５３の内側には、取付孔５４，５５と対応して溶接ナッ
ト５６がそれぞれ固着されている。また、ヘッドレスト
５７のヘッドレスト本体５８には、一対の取付ステー５
９，６０の中間部が取付けられており、これら取付ステ
ー５９，６０の上下端部にはスクリュ（又はボルト）６
１を挿通させる挿通孔６２，６３が穿設されている。
ラックの運転室後壁を構成するキャブバックパネル５１
には、車巾方向に沿って延びるアッパメンバ５２および
ロアマメンバ５３が上下に間隔を置いて固着されてい
る。そして、これらアッパメンバ５２およびロアメンバ
５３の内側には、取付孔５４，５５と対応して溶接ナッ
ト５６がそれぞれ固着されている。また、ヘッドレスト
５７のヘッドレスト本体５８には、一対の取付ステー５
９，６０の中間部が取付けられており、これら取付ステ
ー５９，６０の上下端部にはスクリュ（又はボルト）６
１を挿通させる挿通孔６２，６３が穿設されている。
【０００４】しかして、上記ヘッドレスト５７は、ヘッ
ドレスト本体５８に取付けられた一対の取付ステー５
９，６０の上下端部をアッパメンバ５２およびロアメン
バ５３に重ね合わせ、挿通孔６２，６３および取付孔５
４，５５を介してスクリュ６１を溶接ナット５６に螺入
させて締付けることによりキャブバックパネル５１に固
定されている。
ドレスト本体５８に取付けられた一対の取付ステー５
９，６０の上下端部をアッパメンバ５２およびロアメン
バ５３に重ね合わせ、挿通孔６２，６３および取付孔５
４，５５を介してスクリュ６１を溶接ナット５６に螺入
させて締付けることによりキャブバックパネル５１に固
定されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の取付構造にあっては、ヘッドレスト５７をキャブバ
ックパネル５１に取付けるに際して、作業者がこのヘッ
ドレスト５７を片手で保持し、スクリュ６１を締付工具
に取付けるとともに、もう一方の手で当該スクリュ６１
が締付工具から落ちないように加減しながら締付けなけ
ればならず、取付作業が煩雑となり、作業性に問題があ
った。
来の取付構造にあっては、ヘッドレスト５７をキャブバ
ックパネル５１に取付けるに際して、作業者がこのヘッ
ドレスト５７を片手で保持し、スクリュ６１を締付工具
に取付けるとともに、もう一方の手で当該スクリュ６１
が締付工具から落ちないように加減しながら締付けなけ
ればならず、取付作業が煩雑となり、作業性に問題があ
った。
【０００６】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、キャブバックパネルに確実
に固定できる上、取付作業性の向上が図れ、かつ部品コ
ストの低減が可能であるヘッドレストの取付構造を提供
することにある。
ものであって、その目的は、キャブバックパネルに確実
に固定できる上、取付作業性の向上が図れ、かつ部品コ
ストの低減が可能であるヘッドレストの取付構造を提供
することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、キャブバック
パネルにアッパメンバおよびロアメンバを固着し、該ロ
アメンバに突起部を形成し、この突起部に差込孔を設け
る一方、ヘッドレスト本体に取付ステーを取付けるとと
もに、該取付ステーの下部に掛止部を設け、前記取付ス
テーの下部を車体前方側に傾けた状態で前記掛止部を前
記差込孔に差し込むことにより前記ヘッドレスト本体お
よび取付ステーを保持し、これらヘッドレスト本体およ
び取付ステーを起立させて前記取付ステーの上部をアッ
パメンバに締付け固定するとともに、前記取付ステーの
掛止部をロアメンバの突起部の内側面に引っ掛けて固定
することによりヘッドレストをキャブバックパネルに取
付けている。
題を解決するために、本発明においては、キャブバック
パネルにアッパメンバおよびロアメンバを固着し、該ロ
アメンバに突起部を形成し、この突起部に差込孔を設け
る一方、ヘッドレスト本体に取付ステーを取付けるとと
もに、該取付ステーの下部に掛止部を設け、前記取付ス
テーの下部を車体前方側に傾けた状態で前記掛止部を前
記差込孔に差し込むことにより前記ヘッドレスト本体お
よび取付ステーを保持し、これらヘッドレスト本体およ
び取付ステーを起立させて前記取付ステーの上部をアッ
パメンバに締付け固定するとともに、前記取付ステーの
掛止部をロアメンバの突起部の内側面に引っ掛けて固定
することによりヘッドレストをキャブバックパネルに取
付けている。
【０００８】
【作 用】本発明に係るヘッドレストの取付構造では、
取付ステーの下部を車体前方側に傾け、この状態で取付
ステーの掛止部をロアメンバの突起部の差込孔に差し込
んでいるため、ヘッドレスト本体および取付ステーがロ
アメンバに保持されることになり、作業者の片方の手が
あいてボルトやスクリュー等の締結具の締付作業が簡単
になる。しかも、当該保持されたヘッドレスト本体およ
び取付ステーは、これらを起立させて取付ステーの上部
をアッパメンバに締付け固定するとともに、取付ステー
の掛止部をロアメンバの突起部の内側面に引っ掛けて固
定しているため、ヘッドレストをキャブバックパネルに
迅速かつ確実に取付けることが可能となる。
取付ステーの下部を車体前方側に傾け、この状態で取付
ステーの掛止部をロアメンバの突起部の差込孔に差し込
んでいるため、ヘッドレスト本体および取付ステーがロ
アメンバに保持されることになり、作業者の片方の手が
あいてボルトやスクリュー等の締結具の締付作業が簡単
になる。しかも、当該保持されたヘッドレスト本体およ
び取付ステーは、これらを起立させて取付ステーの上部
をアッパメンバに締付け固定するとともに、取付ステー
の掛止部をロアメンバの突起部の内側面に引っ掛けて固
定しているため、ヘッドレストをキャブバックパネルに
迅速かつ確実に取付けることが可能となる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【００１０】図１〜図４は本発明に係るヘッドレストの
取付構造の一実施例を示している。図において、１はキ
ャブオーバタイプのトラック、２はこのトラック１の運
転室後壁を構成するキャブバックパネル、３はトラック
１の運転室内に配設されるヘッドレストである。
取付構造の一実施例を示している。図において、１はキ
ャブオーバタイプのトラック、２はこのトラック１の運
転室後壁を構成するキャブバックパネル、３はトラック
１の運転室内に配設されるヘッドレストである。
【００１１】上記キャブバックパネル２の上下部には、
車巾方向に沿って配設されるアッパメンバ４およびロア
メンバ５が上下に間隔を置いてスポット溶接により固着
されている。このため、アッパメンバ４およびロアメン
バ５は、開口部をキャブバックパネル２側に向けて配置
した断面略コ字状に形成され、上下両端部には、これを
外方へほぼ直角に折り曲げることにより、キャブバック
パネル２に接合されるフランジ部４ａ，５ａが設けられ
ている。
車巾方向に沿って配設されるアッパメンバ４およびロア
メンバ５が上下に間隔を置いてスポット溶接により固着
されている。このため、アッパメンバ４およびロアメン
バ５は、開口部をキャブバックパネル２側に向けて配置
した断面略コ字状に形成され、上下両端部には、これを
外方へほぼ直角に折り曲げることにより、キャブバック
パネル２に接合されるフランジ部４ａ，５ａが設けられ
ている。
【００１２】アッパメンバ４の左右両側に位置する前面
部４ｂには、車巾方向に間隔を置いて一対の取付孔６，
７が穿設されており、その内側にはこれら取付孔６，７
に対応して溶接ナット８が固着されている。また、ロア
メンバ５の上面部５ｂの前方側は、車体前方へ向かって
下方に傾斜する斜面となっており、左右両側に位置する
傾斜面には、プレス加工時にこれを上方へ突出させて形
成した２個の平面ほぼ長方形状の突起部９が車巾方向に
間隔を置いて設けられている。そして、突起部９の上面
には、車巾方向へ延びる長孔形状の差込孔１０が穿設さ
れており、該差込孔１０の前後長さは、後述する取付ス
テーの下端部の前後長さよりもわずかに大きく形成され
ている。
部４ｂには、車巾方向に間隔を置いて一対の取付孔６，
７が穿設されており、その内側にはこれら取付孔６，７
に対応して溶接ナット８が固着されている。また、ロア
メンバ５の上面部５ｂの前方側は、車体前方へ向かって
下方に傾斜する斜面となっており、左右両側に位置する
傾斜面には、プレス加工時にこれを上方へ突出させて形
成した２個の平面ほぼ長方形状の突起部９が車巾方向に
間隔を置いて設けられている。そして、突起部９の上面
には、車巾方向へ延びる長孔形状の差込孔１０が穿設さ
れており、該差込孔１０の前後長さは、後述する取付ス
テーの下端部の前後長さよりもわずかに大きく形成され
ている。
【００１３】一方、上記ヘッドレスト３は、図２に示す
如く、乗員の頭部を受けるためにパッドにて形成された
ヘッドレスト本体１１と、このヘッドレスト本体１１の
後面側であって、中間部が突起部９と対応する間隔位置
に取付けられる左右一対の取付ステー１２，１３とから
なり、乗員の着座する車両用シート（図示せず）の上方
位置に配設されるように構成されている。これら取付ス
テー１２，１３は一本の棒状体を用いて加工成形された
一体成形品であり、車体の上下方向に沿って配設されて
いる。また、取付ステー１２，１３の上下部は、車体後
方へ向け湾曲して屈曲されているとともに、上下端部１
２ａ，１２ｂ，１３ａ，１３ｂは、さらに上下方向にほ
ぼ直角に折り曲げられている。
如く、乗員の頭部を受けるためにパッドにて形成された
ヘッドレスト本体１１と、このヘッドレスト本体１１の
後面側であって、中間部が突起部９と対応する間隔位置
に取付けられる左右一対の取付ステー１２，１３とから
なり、乗員の着座する車両用シート（図示せず）の上方
位置に配設されるように構成されている。これら取付ス
テー１２，１３は一本の棒状体を用いて加工成形された
一体成形品であり、車体の上下方向に沿って配設されて
いる。また、取付ステー１２，１３の上下部は、車体後
方へ向け湾曲して屈曲されているとともに、上下端部１
２ａ，１２ｂ，１３ａ，１３ｂは、さらに上下方向にほ
ぼ直角に折り曲げられている。
【００１４】そして、左右一対の取付ステー１２，１３
の上端部１２ａ，１３ａには、スクリュ（又はボルト）
１４を挿通させる挿通孔１５，１６がそれぞれ穿設され
ている。また、取付ステー１２，１３の下端部１２ｂ，
１３ｂには、図２および図３に示すように、屈曲部１７
ａ，１８ａが車体前方側へ突出する鉤の手のような形状
に形成された掛止部１７，１８がそれぞれ設けられてい
る。これら掛止部１７，１８の前後長さａは、図４に示
す如く、取付ステー１２，１３を車体前方側に傾けた状
態で差込孔１０の前後長さａ＋ｘ（ｘはわずかの値）に
対してわずかに小さくなるように形成されている。
の上端部１２ａ，１３ａには、スクリュ（又はボルト）
１４を挿通させる挿通孔１５，１６がそれぞれ穿設され
ている。また、取付ステー１２，１３の下端部１２ｂ，
１３ｂには、図２および図３に示すように、屈曲部１７
ａ，１８ａが車体前方側へ突出する鉤の手のような形状
に形成された掛止部１７，１８がそれぞれ設けられてい
る。これら掛止部１７，１８の前後長さａは、図４に示
す如く、取付ステー１２，１３を車体前方側に傾けた状
態で差込孔１０の前後長さａ＋ｘ（ｘはわずかの値）に
対してわずかに小さくなるように形成されている。
【００１５】本実施例のヘッドレスト３をキャブバック
パネル２に取付けるには、まず左右一対の取付ステー１
２，１３の下部を図４に示す如く車体前方側に倒して傾
け、この状態で取付ステー１２，１３の掛止部１７，１
８を突起部９の差込孔１０内に差し込む。すると、ヘッ
ドレスト本体１１および取付ステー１２，１３は、キャ
ブバックパネル２に固着されたロアメンバ５に保持さ
れ、作業者の片方の手があくことになる。
パネル２に取付けるには、まず左右一対の取付ステー１
２，１３の下部を図４に示す如く車体前方側に倒して傾
け、この状態で取付ステー１２，１３の掛止部１７，１
８を突起部９の差込孔１０内に差し込む。すると、ヘッ
ドレスト本体１１および取付ステー１２，１３は、キャ
ブバックパネル２に固着されたロアメンバ５に保持さ
れ、作業者の片方の手があくことになる。
【００１６】次いで、ヘッドレスト本体１１および取付
ステー１２，１３を当該取付ステー１２，１３の下端部
１２ｂ，１３ｂを中心にして図４中のｂ方向へ回動させ
て起立させる。そして、取付ステー１２，１３の上端部
１２ａ，１３ａをアッパメンバ４の前面部４ｂに重ね合
せ、挿通孔１５，１６および取付孔６，７を介してスク
リュ１４を溶接ナット８に螺入させて締付けることによ
りアッパメンバ４に固定する。この状態では、取付ステ
ー１２，１３の下端部１２ｂ，１３ｂの前後面と差込孔
１０の前後縁部との間に「遊び」がなく、差込孔１０の
前後縁部にて取付ステー１２，１３の下端部１２ｂ，１
３ｂが押さえつけられるとともに、掛止部１７，１８の
屈曲部１７ａ，１８ａが突起部９の内側面に引っ掛かっ
て抜け止めされ、ロアメンバ５に固定されている。しか
して、ヘッドレスト３は、ヘッドレスト本体１１に付設
した取付ステー１２，１３を介してキャブバックパネル
２に取付けられることになる（図３参照）。
ステー１２，１３を当該取付ステー１２，１３の下端部
１２ｂ，１３ｂを中心にして図４中のｂ方向へ回動させ
て起立させる。そして、取付ステー１２，１３の上端部
１２ａ，１３ａをアッパメンバ４の前面部４ｂに重ね合
せ、挿通孔１５，１６および取付孔６，７を介してスク
リュ１４を溶接ナット８に螺入させて締付けることによ
りアッパメンバ４に固定する。この状態では、取付ステ
ー１２，１３の下端部１２ｂ，１３ｂの前後面と差込孔
１０の前後縁部との間に「遊び」がなく、差込孔１０の
前後縁部にて取付ステー１２，１３の下端部１２ｂ，１
３ｂが押さえつけられるとともに、掛止部１７，１８の
屈曲部１７ａ，１８ａが突起部９の内側面に引っ掛かっ
て抜け止めされ、ロアメンバ５に固定されている。しか
して、ヘッドレスト３は、ヘッドレスト本体１１に付設
した取付ステー１２，１３を介してキャブバックパネル
２に取付けられることになる（図３参照）。
【００１７】本実施例の取付構造によれば、車体前方側
に傾け状態の取付ステー１２，１３の掛止部１７，１８
を突起部９の差込孔１０内に差し込むと、ヘッドレスト
本体１１および取付ステー１２，１３はロアメンバ５に
保持されるため、作業者の片方の手があくことになり、
スクリュ１４の締付作業を容易に行うことができる。し
かも、取付ステー１２，１３の上端部１２ａ，１３ａ
は、スクリュ１４および溶接ナット８の締結作用にてア
ッパメンバ４に締付け固定され、また取付ステー１２，
１３の下端部１２ｂ，１３ｂは差込孔１０の前後縁部に
押さえつけられるとともに掛止部１７，１８の屈曲部１
７ａ，１８が突起部９の内側面に引っ掛かって固定され
るため、ヘッドレスト３をキャブバックパネル２に確実
に取付けることができる。それに加えて、取付ステー１
２，１３の下端部１２ｂ，１３ｂをロアメンバ５に固定
するためのスクリュや溶接ナットが不要となる。
に傾け状態の取付ステー１２，１３の掛止部１７，１８
を突起部９の差込孔１０内に差し込むと、ヘッドレスト
本体１１および取付ステー１２，１３はロアメンバ５に
保持されるため、作業者の片方の手があくことになり、
スクリュ１４の締付作業を容易に行うことができる。し
かも、取付ステー１２，１３の上端部１２ａ，１３ａ
は、スクリュ１４および溶接ナット８の締結作用にてア
ッパメンバ４に締付け固定され、また取付ステー１２，
１３の下端部１２ｂ，１３ｂは差込孔１０の前後縁部に
押さえつけられるとともに掛止部１７，１８の屈曲部１
７ａ，１８が突起部９の内側面に引っ掛かって固定され
るため、ヘッドレスト３をキャブバックパネル２に確実
に取付けることができる。それに加えて、取付ステー１
２，１３の下端部１２ｂ，１３ｂをロアメンバ５に固定
するためのスクリュや溶接ナットが不要となる。
【００１８】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能
である。
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能
である。
【００１９】例えば、既述の実施例における取付ステー
１２，１３は一本の棒状体を用いてヘッドレスト本体１
１の後面の左右両側に配設したが、取付ステーをコ字状
に形成してヘッドレスト本体１１の後面の上下に配設し
てもよい。この場合、上部取付ステーの左右上端部には
スクリュ１４を挿通させる挿通孔１５，１６を設けると
ともに、下部取付ステーの左右下端部には掛止部１７，
１８を設ける必要がある。
１２，１３は一本の棒状体を用いてヘッドレスト本体１
１の後面の左右両側に配設したが、取付ステーをコ字状
に形成してヘッドレスト本体１１の後面の上下に配設し
てもよい。この場合、上部取付ステーの左右上端部には
スクリュ１４を挿通させる挿通孔１５，１６を設けると
ともに、下部取付ステーの左右下端部には掛止部１７，
１８を設ける必要がある。
【００２０】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るヘッドレスト
の取付構造は、キャブバックパネルに固着されるロアメ
ンバに突起部を形成し、この突起部に差込孔を設け、ま
たヘッドレスト本体に取付ステーを取付けるとともに、
該取付ステーの下部に掛止部を設け、前記取付ステーの
下部を車体前方側に傾けた状態で前記掛止部を差込孔に
差し込むことにより前記ヘッドレスト本体および取付ス
テーを保持しているので、作業者の片方の手があくこと
になってスクリュやボルト等を容易に締付けることがで
き、ヘッドレストの取付作業を簡単に行え、作業性の向
上が図れる。
の取付構造は、キャブバックパネルに固着されるロアメ
ンバに突起部を形成し、この突起部に差込孔を設け、ま
たヘッドレスト本体に取付ステーを取付けるとともに、
該取付ステーの下部に掛止部を設け、前記取付ステーの
下部を車体前方側に傾けた状態で前記掛止部を差込孔に
差し込むことにより前記ヘッドレスト本体および取付ス
テーを保持しているので、作業者の片方の手があくこと
になってスクリュやボルト等を容易に締付けることがで
き、ヘッドレストの取付作業を簡単に行え、作業性の向
上が図れる。
【００２１】また、本発明の取付構造では、ロアメンバ
に保持されたヘッドレスト本体および取付ステーを起立
させて取付ステーの上部をアッパメンバに締付け固定す
るとともに、前記取付ステーの掛止部を突起部の内側面
に引っ掛けて固定することによりヘッドレストをキャブ
バックパネルに取付けたので、従来の比べて部品点数お
よび作業工数を削減でき、コストダウンが図れるととも
に、ヘッドレストを迅速かつ確実に取付けることができ
る。
に保持されたヘッドレスト本体および取付ステーを起立
させて取付ステーの上部をアッパメンバに締付け固定す
るとともに、前記取付ステーの掛止部を突起部の内側面
に引っ掛けて固定することによりヘッドレストをキャブ
バックパネルに取付けたので、従来の比べて部品点数お
よび作業工数を削減でき、コストダウンが図れるととも
に、ヘッドレストを迅速かつ確実に取付けることができ
る。
【図１】本発明の一実施例に係るヘッドレストの取付構
造が適用されたトラックを示す斜視図である。
造が適用されたトラックを示す斜視図である。
【図２】上記ヘッドレストをキャブバックパネルに取付
ける前の状態を示す斜視図である。
ける前の状態を示す斜視図である。
【図３】上記キャブバックパネルに取付けたヘッドレス
トを示す断面図である。
トを示す断面図である。
【図４】上記ヘッドレストの取付ステーに設けられた掛
止部を突起部の差込孔に差し込んだ状態を示す断面図で
ある。
止部を突起部の差込孔に差し込んだ状態を示す断面図で
ある。
【図５】従来のヘッドレストをキャブバックパネルに取
付ける前の状態を示す斜視図である。
付ける前の状態を示す斜視図である。
【図６】従来の取付ステーを介してキャブバックパネル
に取付けたヘッドレストの一部を示す断面図である。
に取付けたヘッドレストの一部を示す断面図である。
２ キャブバックパネル ３ ヘッドレスト ４ アッパメンバ ５ ロアメンバ ６，７ 取付孔 ８ 溶接ナット ９ 突起部 １０ 差込孔 １１ ヘッドレスト本体 １２，１３ 取付ステー １４ スクリュ １５，１６ 挿通孔 １７，１８ 掛止部
Claims (1)
- 【請求項１】 キャブバックパネルにアッパメンバおよ
びロアメンバを固着し、該ロアメンバに突起部を形成
し、この突起部に差込孔を設ける一方、ヘッドレスト本
体に取付ステーを取付けるとともに、該取付ステーの下
部に掛止部を設け、前記取付ステーの下部を車体前方側
に傾けた状態で前記掛止部を前記差込孔に差し込むこと
により前記ヘッドレスト本体および取付ステーを保持
し、これらヘッドレスト本体および取付ステーを起立さ
せて前記取付ステーの上部をアッパメンバに締付け固定
するとともに、前記取付ステーの掛止部をロアメンバの
突起部の内側面に引っ掛けて固定することによりヘッド
レストをキャブバックパネルに取付けたことを特徴とす
るヘッドレストの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4038715A JPH05201278A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | ヘッドレストの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4038715A JPH05201278A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | ヘッドレストの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05201278A true JPH05201278A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=12533023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4038715A Pending JPH05201278A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | ヘッドレストの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05201278A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10212559B4 (de) * | 2001-03-19 | 2006-06-29 | Suzuki Motor Corp., Hamamatsu | Befestigungskonstruktion und Verfahren zum Einbau einer Rückenlehne |
| JP2013203136A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両のヘッドレスト取付け構造 |
| JP2016141391A (ja) * | 2015-02-05 | 2016-08-08 | ダイハツ工業株式会社 | 可動式ヘッドレスト |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP4038715A patent/JPH05201278A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10212559B4 (de) * | 2001-03-19 | 2006-06-29 | Suzuki Motor Corp., Hamamatsu | Befestigungskonstruktion und Verfahren zum Einbau einer Rückenlehne |
| JP2013203136A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両のヘッドレスト取付け構造 |
| JP2016141391A (ja) * | 2015-02-05 | 2016-08-08 | ダイハツ工業株式会社 | 可動式ヘッドレスト |
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