JPH0617567A - 自動車のドアーストライカ取付装置 - Google Patents

自動車のドアーストライカ取付装置

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Publication number
JPH0617567A
JPH0617567A JP19610192A JP19610192A JPH0617567A JP H0617567 A JPH0617567 A JP H0617567A JP 19610192 A JP19610192 A JP 19610192A JP 19610192 A JP19610192 A JP 19610192A JP H0617567 A JPH0617567 A JP H0617567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retainer
door striker
door
case
doors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19610192A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Sakakibara
豊 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP19610192A priority Critical patent/JPH0617567A/ja
Publication of JPH0617567A publication Critical patent/JPH0617567A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストライカの取付位置を安定させ、各ドアの
締付位置のばらつきを回避すると共に、ドアに段差が発
生しないようにする。 【構成】 車体に設けたピラー2にドアーストライカ3
を固定するためのリテーナ8を内部に保持したリテーナ
ケース12を固着し、リテーナケース12の周囲の壁部14の
複数個所に壁部14を内側に押込んで形成した押込部15を
設ける。そして、この押込部15によってリテーナケース
12内部のリテーナ8を固定する。このようにしたので、
ドアーストライカ3の取付位置が安定し、各ドアーの締
付位置にばらつきがなくなると共にドアーに段差が発生
しなくなる。したがって、段差による調整作業を大幅に
省くことができドアーの建付品質が安定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアーストライカを車
体のピラーに固定する自動車のドアーストライカ取付装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアはドアに設けたラチェット
をピラー等に設けたドアーストライカに係合させること
によってロックするようにしている。以下、このラチェ
ットが係合するドアーストライカの固定構造を図にもと
づいて説明する。図4において、1は自動車、2はピラ
ーでドアーストライカ3が取付けられているものであ
る。ピラー2の表面には、図5に示すようにドアースト
ライカ3を固定するためののボルト4が挿通する貫通孔
5が設けられている。また、図5のB矢視部を拡大して
示す図6に示すように、ピラー2の内側にはリテーナケ
ース6に保持されたネジ孔7を有するリテーナ8が設け
られている。これらリテーナケース6およびリテーナ8
がドアーストライカ取付装置9を概略構成している。
【0003】上記のリテーナ8はピラー2に溶着された
リテーナケース6内に遊びを持たせて保持されている。
このリテーナケース6とリテーナ8との遊び、すなわち
寸法差分がドアーストライカ3を取付ける場合の調整代
dとなる。そして、ドアーストライカ3をピラー2に取
付ける場合は、ピラー2の表面からドアーストライカ3
および貫通孔5を挿通させたボルト4をピラー2内側の
リテーナ8のネジ孔7に螺合させることによってドアー
ストライカ3をピラー2に固定している。また、ドアー
ストライカ3の取付後、調整が必要になってもリテーナ
8が調整代dを有して保持されているので調整が容易で
ある。
【0004】図7は従来の別のドアーストライカ取付装
置9である。この場合、8はリテーナ、6はリテーナケ
ース、7はリテーナ8のネジ孔、dは調整代、10はレイ
ンフォース、そして11はブラケットをそれぞれ示してい
る。
【0005】なお、自動車のドア取付装置として、実公
昭58-20404号公報に開示されているものがある。この公
報に開示されているものは、車体に取付けたヒンジに接
続するリテーナをリテーナケースによりドアパネルに固
定してなる自動車のドア取付装置において、リテーナケ
ースの一部をドアパネルを切り起こして形成した係止爪
により構成し、さらに、リテーナに設けるヒンジ取付用
ボルト孔の位置を係止爪を切り起こした欠損部に合致さ
せ、これによって、欠損部をヒンジ取付用ボルト孔の貫
通孔として使用するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した上記従来
の技術においては、ドアーストライカ3の取付後の調整
を容易にするために、リテーナ8がリテーナケース6内
に遊びを持たせて保持されているので、すなわち、リテ
ーナ8がリテーナケース6内において固定されていない
ので、取付後のドアーストライカ3の位置が安定せず、
各ドアによって取付位置にばらつきが発生すると共に、
ドアに段差が発生する問題があった。ドアに段差が発生
するとその調整作業に時間がかかる問題があった。
【0007】なお、実公昭58-20404号公報に開示されて
いる自動車のドア取付装置はリテーナケースの一部をド
アパネルを切り起こして形成した係止爪により構成し、
さらに、リテーナに設けるヒンジ取付用ボルト孔の位置
を係止爪を切り起こした欠損部に合致させてリテーナを
係止爪により固定したので、リテーナが固定されるが調
整しにくい問題がある。
【0008】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたもので、リテーナをリテーナケース内におい
て、調整容易に固定することによって、ドアーストライ
カの位置を安定させ、各ドアの取付位置のばらつきを回
避すると共に、ドアに段差が発生しないようにした自動
車用ドアーのドアーストライカ取付装置を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、車体に設けたピラーにドアー
ストライカ固定用のリテーナを内部に保持したリテーナ
ケースを固着し、該リテーナケースの壁部の複数個所に
該壁部を内側に押込んで形成した押込部を設け、該押込
部によって前記リテーナケース内部のリテーナを固定し
たことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明は、このようにリテーナケースの周壁部
の複数個所に壁部を内側に押し込んで形成した押込部に
よって、リテーナケースの内部に設けたリテーナを固定
するようにしたので、ドアーストライカの取付位置が安
定する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2に
つき、図4ないし図6に示した部材と同一の部材には同
一の符号を付して説明する。自動車1(図4参照)に設
けたピラー2の内側には内部に自動車ドアーのドアース
トライカ3(図4参照)を固定するリテーナ8を保持し
たリテーナケース12が溶接によって固定されている。こ
のリテーナ8とリテーナケース12とによってドアースト
ライカ取付装置13が構成されている。
【0012】リテーナケース12の周囲の壁部14には短手
方向に6か所、切込部15をもった押込部であるビード部
16が設けられている。すなわち、ビード部16は切込部15
周辺の壁部14を内側に押込んで形成したものである。こ
のように形成したビード部16によって、リテーナケース
12内部に保持したリテーナ8を固定する。この場合、リ
テーナ8はリテーナケース12のビード部16によって固定
されているので、通常の状態では遊びはないが、ドアー
ストライカ3を取付後、ドアーストライカ3を叩けばリ
テーナ8を移動させることができる。dはその場合の調
整代である。
【0013】次に、本実施例の作用を説明する。このよ
うにリテーナケース12の周囲の壁部14の複数個所に壁部
14を内側に押込んで形成した切込部15を有するビード部
16によって、リテーナケース12の内部に設けたリテーナ
8を固定するようにしたので、これによってドアースト
ライカ3の取付位置が安定する。また、ドアーストライ
カ3をリテーナ8に取付後、ドアーストライカ3の調整
が必要な場合には、ドアーストライカ3を叩くことによ
って、リテーナケース12の切込部15を有するビード部16
が変形する。これによってリテーナ8が動き、ドアース
トライカ3の調整が可能となる。すなわち、リテーナ8
を固定しても必要時には調整が容易になる効果がある。
【0014】次に、本発明の他の実施例を図3を用いて
説明する。この実施例はリテーナケース12の周囲の壁部
14の複数個所に壁部14を内側に押込んで形成した押込部
であるフランジ部17を設け、このフランジ部17によって
リテーナケース12内部のリテーナ8を固定するものであ
る。なお、リテーナケース12にはフランジ部17と、前述
した実施例の切込部15をもったビード部16とを組合せて
形成してもよい。作用は前述の実施例と同一なので省略
する。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようにリテーナ
ケースの周壁部の複数個所に壁部を内側に押し込んで形
成した押込部によって、リテーナケースの内部に設けた
リテーナを固定するようにしたので、ドアーストライカ
の取付位置が安定する。これによって、各ドアーの取付
位置にばらつきがなくなると共に、ドアーに段差が発生
しなくなる。したがって、段差による調整作業を大幅に
省くことができ、ドアーの建付品質が安定する。
【0016】また、ドアーストライカの取付後、ドアー
ストライカの調整が必要な場合は、ドアーストライカを
叩けば、押込部が変形し内部のリテーナを移動させるこ
とができるので、ドアーストライカの位置を容易に調整
することができる効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のものの一部断面正面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】ドアーストライカを説明するため自動車の斜視
図である。
【図5】図4のA部分の拡大図である。
【図6】図5のBから見た従来のドアーストライカ取付
装置の斜視図である。
【図7】従来の他のドアーストライカ取付装置の正面図
である。
【図8】図7のものの側面図である。
【符号の説明】
2 ピラー 3 ドアーストライカ 8 リテーナ 12 リテーナケース 13 ドアーストライカ取付装置 14 壁部 16 ビード部 17 フランジ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に設けたピラーにドアーストライカ
    固定用のリテーナを内部に保持したリテーナケースを固
    着し、該リテーナケースの壁部の複数個所に該壁部を内
    側に押し込んで形成した押込部を設け、該押込部によっ
    て前記リテーナケース内部のリテーナを固定したことを
    特徴とする自動車のドアーストライカ取付装置。
JP19610192A 1992-06-30 1992-06-30 自動車のドアーストライカ取付装置 Pending JPH0617567A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19610192A JPH0617567A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 自動車のドアーストライカ取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19610192A JPH0617567A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 自動車のドアーストライカ取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0617567A true JPH0617567A (ja) 1994-01-25

Family

ID=16352246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19610192A Pending JPH0617567A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 自動車のドアーストライカ取付装置

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JP (1) JPH0617567A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030068953A (ko) * 2002-02-19 2003-08-25 현대자동차주식회사 자동차의 스트라이커용 마운팅 브래킷
KR100452228B1 (ko) * 2002-12-03 2004-10-12 현대자동차주식회사 자동차 도어래치 구조
KR100802964B1 (ko) * 2006-12-13 2008-02-14 현대자동차주식회사 트렁크 리드용 스트라이커 유닛

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030068953A (ko) * 2002-02-19 2003-08-25 현대자동차주식회사 자동차의 스트라이커용 마운팅 브래킷
KR100452228B1 (ko) * 2002-12-03 2004-10-12 현대자동차주식회사 자동차 도어래치 구조
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