JP2001171353A - バックドアロックカバーの取付構造 - Google Patents

バックドアロックカバーの取付構造

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JP2001171353A
JP2001171353A JP35365399A JP35365399A JP2001171353A JP 2001171353 A JP2001171353 A JP 2001171353A JP 35365399 A JP35365399 A JP 35365399A JP 35365399 A JP35365399 A JP 35365399A JP 2001171353 A JP2001171353 A JP 2001171353A
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JP
Japan
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lock
lock cover
back door
cover
lock body
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Pending
Application number
JP35365399A
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English (en)
Inventor
Izumi Kawasaki
いずみ 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロックカバーを簡単に取付け可能で、取付ボ
ルトなどが露呈せず見栄えの向上を実現するバックドア
ロックカバーの取付構造を提供する。 【解決手段】 バックドア所定部位に固定されるロック
本体11に被着するようにロックカバー12を取り付け
る。ロック本体11を複数のボルト13によりドアパネ
ルに固着させ、各ボルト13のヘッド部13aにロック
カバー12を係合させることにより、ロックカバー12
をロック本体11に被着する。ロックカバー12は、ボ
ルト13のヘッド部13aに係合する係合手段14を有
する。係合手段14は、ロックカバー12の内側に形成
された可撓性を有する爪片14aを含み、この爪片がヘ
ッド部13aに設けたワッシャ周縁に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に5ドア乗用
車等の車両におけるバックドアのロックカバーの取付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の5ドア車では、図8に示すよう
に上下に開閉するバックドア100を備えている。この
バックドア100は、リヤバンパ200の上縁部に沿っ
てボディ側に閉合するようになっている。また、このバ
ックドア100は、後述するストライカと協働して閉合
状態に保持するためのロック装置を備えている。
【0003】ストライカ201は、図9に示すように、
バックドア100を開いた状態で、リヤバンパ200の
前部に沿って配置されたストライカカバー202の中央
部に露呈しており、バックドア100には、ストライカ
201に対応する位置にロック装置が設けられている。
ストライカ201は、ストライカカバー202の中央部
の凹陥部202aに設けられており、ロック装置がスト
ライカカバー202と干渉しないようにしている。な
お、図9において、203は、カーペット等を付設した
カーゴ部である。
【0004】図10は、従来のロック装置の構成例を示
している。このロック装置は、バックドア100の所定
部位に固定されるロック本体1と、ロック本体1に被着
するように取り付けられるロックカバー2を含んでい
る。これらの部品を組み付ける場合、ロック本体1とロ
ックカバー2とをビス3によって表あるいは裏から相互
に結合し、この結合したものをボルト4によってバック
ドア100のドアパネルに固着させることにより行われ
る。さらに、品質感を向上させるため、これらビス、ボ
ルト類を、バックドアトリム103を取り付けることに
よって覆い隠している(図10において、バックドアト
リム103の切欠き部103aにロックカバー2が入り
込む)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
はまず一旦、ロックカバー2をビス3によってロック本
体1に固定し、その後さらにその全体をボルト4によっ
てバックドア100に固定しなければならず、そのため
ロック装置の部品の組付けや部品組替え時に多大な手間
工数がかかる要因となっていた。
【0006】この発明は以上の点に鑑み、とくにロック
カバーを簡単にかつ効率的に取り付けることができ、見
栄えの向上を実現するバックドアロックカバーの取付構
造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るバックド
アロックカバーの取付構造は、バックドア所定部位に固
定されるロック本体に被着するようにロックカバーを取
り付けるようにしたバックドアロックカバーの取付構造
であって、ロック本体を複数のボルトによりドアパネル
に固着させ、各ボルトのヘッド部にロックカバーを係合
させることにより、ロックカバーをロック本体に被着す
るようにしたことを特徴とする。
【0008】請求項2に係るバックドアロックカバーの
取付構造では、前記ロックカバーが前記ボルトのヘッド
部に係合する係合手段を有することを特徴とする。
【0009】請求項3に係るバックドアロックカバーの
取付構造にあっては、前記係合手段は、前記ロックカバ
ーの内側に形成された可撓性を有する爪片を含み、この
爪片が前記ボルトのヘッド部に設けたワッシャ周辺部に
係合するようにしたことを特徴とする。
【0010】請求項4に係るバックドアロックカバーの
取付構造では、前記ロックカバーの周囲に複数の前記爪
片を有するとともに、中央開口部からロック本体を突出
させるようにしたことを特徴とする。
【0011】この発明によれば、ロック本体を複数のボ
ルトによりドアパネルに固着させると共に、各ボルトの
ヘッド部にロックカバーを係合させることにより、ロッ
クカバーをロック本体に被着するものであり、ロック本
体を固定するためのボルトを利用してロックカバーの簡
単かつ適正に取り付けることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6に基づき、従来
例と実質的に同一または対応する部材には同一符号を用
いて、本発明によるバックドアロックザカバーの取付構
造の好適な実施の形態を説明する。図1は本発明の実施
形態におけるバックドアロックカバーの取付構造の要部
構成例を示している。図において、ロック装置10は、
バックドア100の所定部位に固定されるロック本体1
1と、このロック本体11に被着するように取り付けら
れるロックカバー12を含んでいて、バックドア100
を閉めることで、ロック本体11がストライカ201
(図9参照)と係合して閉合状態に保持するようになっ
ている。
【0013】ロック本体11は複数本、この例では4本
のボルト13によりバックドア100のドアパネルに固
着するようになっている。ロック本体11の端部付近に
はボルト13を挿通させるための貫通孔11aが形成さ
れている。ロック本体11はまた、図示のように中央部
11bが突出しており、この中央部11b内にストライ
カ201と係合可能な公知のロック機構(図示せず)が
内蔵されている。
【0014】ロックカバー12はプラスチック材料で概
略額縁状に形成されており、中央の開口部12aにロッ
ク本体11の中央部11bが入り込むようになってい
る。また、ロックカバー12は、ボルト13のヘッド部
13aに係合する係合手段14を有する。係合手段14
は図1に示すように、この例では両端フレーム部のボル
ト13に対応する位置に4箇所設けられる。
【0015】各係合手段14は図2に示すように、ロッ
クカバー12の内側に形成された可撓性を有する爪片1
4a,14aを含んでいる。この例では図3に示すよう
にボルト13のヘッド部13aにワッシャ15が挿着さ
れるようになっており、各係合手段14の爪片14a,
14aがワッシャ15の周縁部に係合するようにしてい
る。なお、ワッシャ15はスペース等の関係で許容され
る範囲内でその径が大きいものを用いるのが好ましい。
【0016】バックドア100に対してロック本体11
およびロックカバー12等の部品を組み付ける場合、先
ず、ロック本体11をボルト13によりバックドア10
0のドアパネルに固着させる。そして、ドアパネルに固
着させたロック本体11に対して、各ボルト13のヘッ
ド部13aに対応する係合手段14を位置合わせしなが
ら、ロックカバー12を押し込むように重ねることでロ
ックカバー12を言わば、ワンタッチ操作によりロック
本体11に被着することができる。このとき各係合手段
14の爪片14a,14aが撓んでボルト13のヘッド
部13aに挿着されたワッシャ15の周縁部に係合し、
これによりロックカバー12をしっかりと固定すること
ができる。
【0017】ここで図4〜図6は、ロック装置10がバ
ックドア100に実装され、バックドア100が閉まっ
た状態を示している。このときロック装置10は、スト
ライカ201と係合している。これらの図において、1
01はバックドアアウタパネル、102はバックドアイ
ンナパネル、103はバックドアトリムである。また2
04はロアバックパネル、205はロックパネル、20
6はロックリインフォースである。また、207はバッ
クドアインナパネル102に弾接するウェザストリップ
である。
【0018】ロックカバー12をロック本体11に被着
することで、ボルト13のヘッド部13aはロックカバ
ー12の内側に隠されることになるため、ロック装置1
0の外観に現れない。したがって、ボルト13に施され
る表面処理を安価に行った場合でも差し支えない。ま
た、ロックカバー12がロック本体11に隙間なくぴっ
たりと取り付けられるため、極めてコンパクトに構成す
ることができる。それに加えて、ロックカバー12がバ
ックドアインナパネル102側に隙間なく装着されるた
め、両者のクリアランスをカバーすることができ、盗難
防止にも極めて有効である。
【0019】ここで、図7は、ロックカバー12の変形
例を示している。このロックカバー12では、上記実施
形態における開口部12aの対応位置が図示のように起
伏部12bとして形成されている。ロックカバー12を
ロック本体11に取り付けると、起伏部12bの内側に
ロック本体11全体が隠されるようになっている。この
例でもロックカバー12をロック本体11に被着するこ
とで、ボルト13のヘッド部13aを含めてロック本体
11全体をロックカバー12の内側に隠すことができ
る。
【0020】なお、上記実施形態において、係合手段1
4がワッシャ15に係合する例を説明したが、ボルト1
3のヘッド部13aにそのようなワッシャ15に相当又
は代用可能なフランジ状もしくは鍔状部を一体形成し、
その部分に係合手段14を係合させるようにしてもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種のバックドアロックカバーの取付構造において、ロ
ック本体を固定するためのボルトを利用してロックカバ
ーを簡単にかつ適正に取り付けるようにしたことで組付
け作業を大幅に簡略化させることができる。また、実質
的に部品点数を減少し、構成のコンパクト化等を実現す
ることでコスト低減を図ることもできる等の利点を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるバックドアロックカ
バーの取付構造の要部構成例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係るロックカバーの内側の構成例を示
す図1のA矢視図である。
【図3】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図4】本発明の実施形態におけるロック装置がバック
ドアに実装された状態を示す縦断面図である。
【図5】本発明の実施形態におけるロック装置の実装時
の係合手段の係合状態を示す縦断面図である。
【図6】図5のC−C線に沿う断面図である。
【図7】本発明に係るロックカバーの変形例を示す斜視
図である。
【図8】5ドア車におけるバックドアまわりを示す斜視
図である。
【図9】5ドア車におけるストライカまわりを示す斜視
図である。
【図10】従来のバックドアロックカバーの取付構造の
要部構成例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ロック装置 11 ロック本体 12 ロックカバー 13 ボルト 14 係合手段 14a 爪片 15 ワッシャ 100 バックドア 101 バックドアアウタパネル 102 バックドアインナパネル 103 バックドアトリム 200 リヤバンパ 201 ストライカ 202 ストライカカバー 204 ロアバックパネル 205 ロックパネル 206 ロックリインフォース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックドア所定部位に固定されるロック
    本体に被着するようにロックカバーを取り付けるように
    したバックドアロックカバーの取付構造であって、 上記ロック本体を複数のボルトによりドアパネルに固着
    し、各ボルトのヘッド部に上記ロックカバーを係合させ
    ることにより、該ロックカバーを上記ロック本体に被着
    することを特徴とするバックドアロックカバーの取付構
    造。
  2. 【請求項2】 前記ロックカバーは、前記ボルトのヘッ
    ド部に係合する係合手段を有することを特徴とする、請
    求項1に記載のバックドアロックカバーの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記係合手段は、前記ロックカバーの内
    側に形成された可撓性を有する爪片を含み、この爪片が
    前記ボルトのヘッド部に設けたワッシャ周縁部に係合す
    るようにしたことを特徴とする、請求項2に記載のバッ
    クドアロックカバーの取付構造。
  4. 【請求項4】 前記ロックカバーの周囲に前記爪片を複
    数有するとともに、中央開口部からロック本体を突出さ
    せるようにしたことを特徴とする、請求項3に記載のバ
    ックドアロックカバーの取付構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008155678A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Mazda Motor Corp 自動車の後部構造
JP2015218564A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 三井金属アクト株式会社 バックドアロック装置
KR20160085595A (ko) * 2015-01-08 2016-07-18 현대자동차주식회사 전륜 스트럿 마운팅 유닛 및 이를 적용한 차량

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KR102175261B1 (ko) 2015-01-08 2020-11-06 현대자동차주식회사 전륜 스트럿 마운팅 유닛 및 이를 적용한 차량

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