JP2607255Y2 - ドアガラスのガイド構造 - Google Patents

ドアガラスのガイド構造

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JP2607255Y2
JP2607255Y2 JP1993028859U JP2885993U JP2607255Y2 JP 2607255 Y2 JP2607255 Y2 JP 2607255Y2 JP 1993028859 U JP1993028859 U JP 1993028859U JP 2885993 U JP2885993 U JP 2885993U JP 2607255 Y2 JP2607255 Y2 JP 2607255Y2
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door glass
door
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guides
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常弘 小武方
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Kanto Auto Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、乗用車等の車両におけ
るサイドドアのドアガラスのガイド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3乃至図5は、従来のサイドドア及び
そのドアガラスのガイド構造例を示している。図におい
て、21はインナパネル21a及びアウタパネル21b
から成るドア本体、22は窓枠を形成するフレーム、2
3はドアガラス、24,25はドアガラス23の前部及
び後部がそれぞれ摺接するようにした一対のガイドであ
る。このガイド24,25は、プレート部材26,27
を介してそれぞれボルト28,29によってインナパネ
ル21aへ締結・固定される。
【0003】サイドドア20のドア本体21の上部に
は、図3において一点鎖線により示したように所謂、ベ
ルトライン30が画成され、上記ドアガラス23は、こ
のベルトライン30に沿って上記インナパネル21a及
びアウタパネル21b間に形成される開口より、ドア本
体21内に投入・組み付けられる。図5にも示したよう
に、ドアガラス23の前部及び後部は、ガイド24,2
5に摺接することにより案内され、ドア本体21内に投
入されるようになっている。なお、組付けに際して、イ
ンナパネル21aに形成した作業穴31を適宜使用し得
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のドアガラスガイド構造では、ドアガラス23の投入
に際して、ガイド24,25が所定位置に組み付けられ
ていない場合、その投入性が悪化するという問題があっ
た。またガイド24,25はボルト締めによって固定さ
れるため、特に図4に示したように、ガイド24,25
の間隔Lが大きくばらついてしまい、投入・組付作業性
等に支障をきたすことがあった。
【0005】この考案は上記の点に鑑み、ドアガラスの
投入,組付け時の作業性を改善,向上し得るドアガラス
のガイド構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案のドアガラスのガイド構造は、インナパネル
及びアウタパネルから成るドア本体内部に、ドアガラス
の前部及び後部がそれぞれ摺接する一対のガイド手段を
設け、上記ドアガラスが上記ガイド手段に沿って昇降す
るようになっていて、上記ガイド手段は、概略コ字状断
面を有するとともに、窓枠を形成するフレーム部材と一
体構成され、一方の上記ガイド手段が、そのコ字状の一
部を画するプレート部材をそなえるとともに、そのプレ
ート部材と合わさることでコ字状の断面を形成すること
を特徴とする
【0007】
【0008】
【作用】ガイド手段は、窓枠を形成するフレーム部材と
一体構成されている。またこのフレーム部材と一体化さ
れたガイド手段はドアのパネル材に溶接接合されるが、
これによりガイド手段のパネル材に対する組付精度を確
保し、ドアガラスの投入・組付作業を円滑化することが
できる。また、一方のガイド手段を上記プレート部材と
分割構成とすることにより、その位置精度を確保でき、
しかも組付作業性等を向上することができる。
【0009】
【実施例】以下、図1及び図2に基づき、本考案による
ドアガラスのガイド構造の好適な実施例を説明する。図
において、1はインナパネル1a及びアウタパネル1b
から成るドア本体、2は窓枠を形成するフレーム、3は
ドアガラスである。本案ガイド構造では、特にガイド
4,5はフレーム2と一体構成されている。即ち、上記
フレーム2の鉛直部分2a,2bが下方に延出するよう
に、ガイド4,5を形成したものである。
【0010】ガイド4,5は、図2に示したように概略
コ字状の断面を有している。各ガイド4,5はそれぞれ
ブラケット部材6,7を介してインナパネル1aに結合
される。なおガイド4及びブラケット部材6又はガイド
5及びブラケット部材7は、一体形成することができ
る。ブラケット部材6,7は、数カ所でインナパネル1
aに溶接され(図中、×印参照)、これにより各ガイド
4,5はインナパネル1a、即ちドア本体1に固定され
る。
【0011】上記ガイド4,5のうち一方のガイド4
は、プレート部材8と分割構成されている。この例で
は、プレート部材8はインナパネル1a側に設けられ、
ガイド4及びプレート部材8は例えばボルト9等によっ
て相互に結合される。そして両部材により上記コ字状の
断面を形成するようになっている。
【0012】本考案によるドアガラスのガイド構造で
は、ドア本体1の上部に画成されたベルトライン10に
沿って、上記インナパネル1a及びアウタパネル1b間
に開口が形成され、ドアガラス3は、この開口を介して
ドア本体1内に投入される。ドアガラス3の前部3a及
び後部3bは、ガイド4,5に沿って案内され、ドア本
体1内に投入される。
【0013】この場合、ドアガラス3の後部3bはガイ
ド5内に挿入され、またドアガラス3の前部3aは、一
旦、図2において二点鎖線により示したようにラフな状
態でガイド4側にセットされる。そしてこの前部3a
は、矢印Bのようにガイド4内に回動され、次にプレー
ト部材8がボルト9によって固定される。これらの組付
作業において、インナパネル1aに形成した作業穴11
を適宜使用することになる。
【0014】ガイド4,5は、フレーム2と一体構成さ
れ、またブラケット部材6,7を介してインナパネル1
aに溶接接合される。これによりガイド4,5のパネル
材1aに対する組付精度を確保し、特にガイド4,5の
間隔のばらつきをなくすことができる。従ってドアガラ
ス3の投入・組付作業を容易且つ円滑化することができ
る。また、特にガイド4を、プレート部材8と分割構成
とすることにより、ガイド4,5に対してドアガラス3
を組み付け易く、作業性を向上し得る。
【0015】
【考案の効果】上述したように本考案によれば、一方の
ガイドをプレート部材と分割構成したことにより、ドア
ガラスの組付作業性を格段に向上することができる。ま
たガイドをドアのパネル材に溶接・固定することによ
り、その組付精度を高めてガイド相互間の間隔寸法等が
安定し、これによりドアガラス昇降の際の異音及びがた
つき等の発生を確実に防止することができる。更にイン
ナパネルに形成される作業穴の寸法を小さくすることが
可能となり、ドア剛性を向上することができ、また上記
のようにガイドをドアのパネル材に溶接するようにした
点でも剛性向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるドアガラスのガイド構造の一実施
例によるドア正面図である。
【図2】本考案によるドアガラスのガイド構造の平断面
図である。
【図3】従来のドアガラスのガイド構造に係るドア正面
図である。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】従来のドアガラスのガイド構造に係るドアガラ
ス投入・組付時の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 ドア本体 1a インナパネル 1b アウタパネル 2 フレーム 3 ドアガラス 4,5 ガイド 6,7 ブラケット部材 8 プレート部材 9 ボルト 10 ベルトライン 11 作業穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナパネル及びアウタパネルから成る
    ドア本体内部に、ドアガラスの前部及び後部がそれぞれ
    摺接する一対のガイド手段を設け、上記ドアガラスが上
    記ガイド手段に沿って昇降するようにしたドアガラスの
    ガイド構造において、上記ガイド手段は、概略コ字状断
    面を有するとともに、窓枠を形成するフレーム部材と一
    体構成され、一方の上記ガイド手段が、そのコ字状の一
    部を画するプレート部材をそなえるとともに、そのプレ
    ート部材と合わさることでコ字状の断面を形成すること
    を特徴とするドアガラスのガイド構造。
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JPH0687014U JPH0687014U (ja) 1994-12-20
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JP3304849B2 (ja) * 1997-10-08 2002-07-22 株式会社豊田自動織機 自動車のフロントドア構造

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