JP3304849B2 - 自動車のフロントドア構造 - Google Patents

自動車のフロントドア構造

Info

Publication number
JP3304849B2
JP3304849B2 JP27604997A JP27604997A JP3304849B2 JP 3304849 B2 JP3304849 B2 JP 3304849B2 JP 27604997 A JP27604997 A JP 27604997A JP 27604997 A JP27604997 A JP 27604997A JP 3304849 B2 JP3304849 B2 JP 3304849B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
lower frame
frame
space
side panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27604997A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11105544A (ja
Inventor
達也 千賀
英晃 寺井
衛 穂積
金昇 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP27604997A priority Critical patent/JP3304849B2/ja
Priority to PCT/JP1998/004453 priority patent/WO1999017946A1/ja
Priority to TR1999/02613T priority patent/TR199902613T2/xx
Priority to US09/423,021 priority patent/US20010015036A1/en
Priority to EP98945581A priority patent/EP1022173A4/en
Priority to CN98809996A priority patent/CN1274321A/zh
Publication of JPH11105544A publication Critical patent/JPH11105544A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3304849B2 publication Critical patent/JP3304849B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/0401Upper door structure
    • B60J5/0402Upper door structure window frame details, including sash guides and glass runs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のフロント
ドア構造に係り、詳しくはウインドガラスの昇降動作を
案内するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、自動車用フロントド
ア20においては、ウインドガラス21の昇降を案内す
るために、断面コ字形のフロントロアフレーム(ガイド
レール)22及びリヤフレーム(ガイドレール)23を
有する。フロントロアフレーム22は、上端部がメイン
フレーム24に溶接されて下方へ延在し、途中で図示省
略のブラケットを介してドアパネルに結合される。な
お、図6は図5のB−B線に沿った断面構造を示してお
り、図中25はアウタドアパネル、26はインナドアパ
ネルであり、両パネル25,26はフロント側において
ヒンジサイドパネル27によって相互に結合されてい
る。このようなフロントロアフレーム22とリヤフレー
ム23をガイドにしてウインドガラス21を昇降するド
ア構造の場合、フロントロアフレーム22はヒンジサイ
ドパネル27に対して干渉回避に必要な一定以上の間隔
C(図6参照)を保持して配置されるので、フロントロ
アフレーム22とメインフレーム24とで挟まれるスペ
ースD(図5における斜線で示す部分)が外観上、覆わ
れ、乗員からの前方視界の妨げとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、図5に示すよ
うに、フレーム22,23が後側に傾斜している構造の
場合には、ヒンジサイドパネル27が略直立状に延在し
ているとすれば、ヒンジサイドパネル面によりフロント
ロアフレーム22の下端部の位置が制約を受けるため、
フロントロアフレーム22の上端部が後ろ寄りとなって
上記したフロントロアフレーム22とメインフレーム2
4との間のスペースDが必然的に大きくなり、その結果
として前方視界を妨げる不可視範囲が広がってしまうと
いう不具合がある。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、フロントロアフ
レームをドア内空間部の前寄りに配置できるようにして
乗員からの不可視範囲を削減することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。即ち、請
求項1の発明は、袋構造のドア主体部内の前側と後側に
ウインドガラスの昇降を案内するフロントロアフレーム
とリヤフレームが対向して配置されている自動車のフロ
ントドア構造において、前記ドア主体部の前面部におけ
ドアチェック取付部よりも下側で、かつ前記フロント
ロアフレームの下端部と対応する部位に、ドア主体部の
内部空間を前方へ膨出する膨出空間部を設け、前記フロ
ントロアフレームをその下端部が前記膨出空間部に入り
込むように配置したことを特徴とする。
【0006】この場合、請求項2記載の発明のように、
前記膨出空間部を、前記ドア主体部の前面部を構成する
ヒンジサイドパネルの絞り加工によって形成してもよ
く、また請求項3記載の発明のように、前記膨出空間部
を、ヒンジサイドパネルに開口を設定するとともに、そ
の開口をヒンジサイドパネルの前面側に結合した前方膨
出形状のパネルによって塞ぐことで形成してもよい。
【0007】上記のように構成された請求項1〜3記載
の発明によれば、フロントロアフレームを従来に比べて
ドア主体部内の前寄りに配置することが可能となる。こ
のため、フロントロアフレームの上端部分と窓枠部にお
けるメインフレームとで挟まれるスペース、即ち乗員か
らの不可視範囲を削減することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて具体的に説明する。先ず、第1の実施の形態を
図1〜図3に基づいて説明する。図1は自動車の右フロ
ントドアを室内側から見たドア全体の概略正面図であ
り、図2は図1におけるA−A線断面を示している。フ
ロントドア1は、アウタドアパネル2とインナドアパネ
ル3とが主としてヘミング加工により一体化された袋構
造のドア本体部1aと、このドア本体部1aの上部に取
り付けられた窓枠部1bとを備えている。
【0009】ドア主体部1aの前面部は、ヒンジサイド
パネル4によって構成され、そのヒンジサイドパネル4
はインナドアパネル3に対しては溶着によって結合さ
れ、アウタドアパネル2に対してはヘミング加工によっ
て結合されている。そして、ドア本体部1aの内部空間
には、ウインドガラス5を昇降するためのウインドレギ
ュレータ(図示省略)やウインドガラス5の昇降を案内
する断面コ字形のフロントロアフレーム(ガイドレー
ル)6及びリヤフレーム7(ガイドレール)等が収容さ
れている。
【0010】フロントロアフレーム6はリヤフレーム7
と平行に配置されており、ドア主体部1a内において中
間部あるいは下端部等の適宜部位が図示省略のブラケッ
トを介してインナドアパネル3に結合支持され、上端部
がドア主体部1a内から突出て窓枠部1bを構成するメ
インフレーム8に溶着されている。
【0011】上記のようなフロントドア構造において、
図2に示すように、前記ヒンジサイドパネル4における
下部、特にフロントロアフレーム6の下端部と対応する
部位には、ドア主体部1aの内部空間を前方へ膨出する
形態で膨出空間部9が形成されている。一般に、ヒンジ
サイドパネル4はプレスによる絞り加工によって形成さ
れるが、この場合、前記膨出空間部9はそのプレス成形
時において一体成形される。
【0012】また、ヒンジサイドパネル4には、通常の
場合、ドア1を開閉可能に取り付けるための上下一対の
ドアヒンジ(図示省略)やドア1の開閉範囲を制限する
ドアチェック(図示省略)を取り付けるための取付座が
設けられている。従って、本実施の形態においては、前
記膨出空間部9はこれらヒンジ取付座(一般に、アウタ
ドアパネル2寄りに設定される)やドアチェック取付座
(一般に、インナドアパネル3寄りの上下方向略中間部
に設定される)との位置関係を考慮した上で、それらの
邪魔にならない位置、即ち図2に示すように、インナド
アパネル寄りでかつドアチェック取付部よりも下部側に
設定されている。
【0013】さて、図1に示すように、フロント及びリ
ヤの両フレーム6,7が後側に傾斜しているドア構造に
おいて、ドア主体部1aの内部空間にフロントロアフレ
ーム6を配置する場合、その下端部がヒンジサイドパネ
ル4に干渉して異音等が生ずることがないように、該ヒ
ンジサイドパネル4との間に常に一定以上の間隔Cを保
つことが必要である。
【0014】本実施の形態においては、ヒンジサイドパ
ネル4に膨出空間部9を形成することによって、フロン
トロアフレーム6の下端部に対応する部位におけるドア
主体部1aの内部空間を前方へ膨らませたものであり、
このことによって、図3に示すように、膨出空間部9の
膨出量iと同じ距離kだけフロントロアフレーム6を前
方へ移動して配置することが可能になる。その結果、フ
ロントロアフレーム6を前方へ移動した距離k分、フロ
ントロアフレーム6とメインフレーム8で挟まれるスペ
ースD、即ち図1に斜線で示す乗員からの前方不可視範
囲を従来に比べて小さくすることが可能となり、視界を
向上することができる。
【0015】次に、本発明の他の実施の形態を図4に基
づいて説明する。この実施の形態では、ヒンジサイドパ
ネル4に適宜形状の開口4aを設けるとともに、ヒンジ
サイドパネル4の前面には、開口4aを塞ぐように、前
方に膨出する略皿形のパネル10をスポット溶接で結合
して膨出空間部9を形成したものであり、その他につい
ては前述の実施の形態と同様である。
【0016】上記のように構成される他の実施の形態に
おいても、フロントロアフレーム6をその下端部が膨出
空間部9内に入り込むように配置することによって、ド
ア主体部1a内の前寄り配置が可能となるので、前述の
実施の形態の場合と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
フロントロアフレームを従来に比べてドア主体部内の前
寄りに配置し、フロントロアフレームの上端部分と窓枠
部におけるメインフレームとで挟まれる乗員からの不可
視範囲を削減することができるため、前方視界が向上さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の右フロントドアを室内側から見たドア
全体の概略正面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】フロントロアフレームの配置説明図である。
【図4】他の実施の形態を示す断面図である。
【図5】従来の右フロントドアを室内側から見たドア全
体の概略正面図である。
【図6】図5におけるB−B線断面図である。
【符号の説明】
1…ドア 1a…ドア主体部 1b…窓枠部 4…ヒンジサイドパネル 5…ウインドガラス 6…フロントロアフレーム 7…リヤフレーム 8…メインフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 金昇 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−142678(JP,A) 実開 昭63−89307(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/04 E05F 11/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋構造のドア主体部内の前側と後側にウ
    インドガラスの昇降を案内するフロントロアフレームと
    リヤフレームが対向して配置されている自動車のフロン
    トドア構造において、 前記ドア主体部の前面部におけるドアチェック取付部よ
    りも下側で、かつ前記フロントロアフレームの下端部と
    対応する部位に、ドア主体部の内部空間を前方へ膨出す
    る膨出空間部を設け、前記フロントロアフレームをその
    下端部が前記膨出空間部に入り込むように配置したこと
    を特徴とする自動車のフロントドア構造。
  2. 【請求項2】 前記膨出空間部は、前記ドア主体部の前
    面部を構成するヒンジサイドパネルの絞り加工によって
    形成したことを特徴とする請求項1記載の自動車のフロ
    ントドア構造。
  3. 【請求項3】 前記膨出空間部は、ヒンジサイドパネル
    に開口を設けるとともに、その開口をヒンジサイドパネ
    ルの前面側に結合した前方膨出形状のパネルによって塞
    ぐことで形成したことを特徴とする請求項1記載の自動
    車のフロントドア構造。
JP27604997A 1997-08-10 1997-10-08 自動車のフロントドア構造 Expired - Fee Related JP3304849B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27604997A JP3304849B2 (ja) 1997-10-08 1997-10-08 自動車のフロントドア構造
PCT/JP1998/004453 WO1999017946A1 (fr) 1997-10-08 1998-10-01 Structure de porte avant pour automobiles
TR1999/02613T TR199902613T2 (xx) 1997-10-08 1998-10-01 Araç ön kapı yapısı
US09/423,021 US20010015036A1 (en) 1997-08-10 1998-10-01 Maximizes a passenger viewing area
EP98945581A EP1022173A4 (en) 1997-10-08 1998-10-01 FRONT DOOR STRUCTURE FOR AUTOMOBILES
CN98809996A CN1274321A (zh) 1997-10-08 1998-10-01 汽车的前门结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27604997A JP3304849B2 (ja) 1997-10-08 1997-10-08 自動車のフロントドア構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11105544A JPH11105544A (ja) 1999-04-20
JP3304849B2 true JP3304849B2 (ja) 2002-07-22

Family

ID=17564086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27604997A Expired - Fee Related JP3304849B2 (ja) 1997-08-10 1997-10-08 自動車のフロントドア構造

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20010015036A1 (ja)
EP (1) EP1022173A4 (ja)
JP (1) JP3304849B2 (ja)
CN (1) CN1274321A (ja)
TR (1) TR199902613T2 (ja)
WO (1) WO1999017946A1 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0383108U (ja) * 1989-12-15 1991-08-23
JP2607255Y2 (ja) * 1993-05-31 2001-05-28 関東自動車工業株式会社 ドアガラスのガイド構造

Also Published As

Publication number Publication date
EP1022173A4 (en) 2002-01-02
EP1022173A1 (en) 2000-07-26
WO1999017946A1 (fr) 1999-04-15
CN1274321A (zh) 2000-11-22
TR199902613T2 (xx) 2000-07-21
US20010015036A1 (en) 2001-08-23
JPH11105544A (ja) 1999-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5865496A (en) Door structure of motor vehicle
JP2020001429A (ja) 車両の側部構造
JP3304849B2 (ja) 自動車のフロントドア構造
JP3818856B2 (ja) 車両用ドアのベルトライン補強構造
JP4363910B2 (ja) 自動車のドア構造
JPH05155358A (ja) 自動車の側部車体構造
EP1462285A1 (en) Side structure of vehicle and vehicle provided therewith
JP7415375B2 (ja) 車両の側部構造
JP2005153820A (ja) 自動車のセンタピラー構造
JP4731717B2 (ja) 自動車ドアの窓枠構造
JP4989248B2 (ja) キャブ構造
JP7388047B2 (ja) 車両の側部車体構造
JP4321035B2 (ja) スライドドア車の車体側部構造
JP3443620B2 (ja) 車両用ドアのインパクトビーム取付構造
JP3967079B2 (ja) 自動車用ドアミラの車体取付け構造
JPS6239933Y2 (ja)
JP3056561B2 (ja) 自動車の側部車体構造
JP7318492B2 (ja) 車両用ドア構造
JP7392328B2 (ja) 車両の側部車体構造
JP6531808B2 (ja) 車両のドア構造
JP4121992B2 (ja) ドアガラスのスライド部材取り付け構造
JP6732847B2 (ja) 自動車のドア構造
JP2006069398A (ja) 車両用ドア構造
JP6767231B2 (ja) 自動車の巻込み風防止構造
JPH0116646Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080510

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110510

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110510

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130510

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140510

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees