JP3056561B2 - 自動車の側部車体構造 - Google Patents

自動車の側部車体構造

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JP3056561B2 JP3280717A JP28071791A JP3056561B2 JP 3056561 B2 JP3056561 B2 JP 3056561B2 JP 3280717 A JP3280717 A JP 3280717A JP 28071791 A JP28071791 A JP 28071791A JP 3056561 B2 JP3056561 B2 JP 3056561B2
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の側部車体構造、
特に、車体の側部にスライドドアにより開閉される開口
部が形成された自動車の側部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開昭59−171181号公
報に記載されているように、車体の側部にスライドドア
が設けられ、このスライドドアを車体前後方向にスライ
ドさせることにより車体側部の開口部を開閉するように
構成された自動車が知られている。そして、この種の自
動車においては、図8に示すように、開口部1の前縁に
配置されてフロントタイヤ2の後方からフロントドア3
の後端に沿って上方に延びる閉断面形状のピラー部4の
裏面側に車幅方向に延びるトルクボックスメンバ5が配
置されており、このトルクボックス5は、前壁部5aお
よび後壁部5bとその両者に連接された底面部5cとか
らなる逆ハット形状とされていると共に、該トルクボッ
クス5の上端がフロアパネル6の下面に接合されて該フ
ロアパネル6とで閉断面を形成することにより開口部1
の周辺の側部車体に所要の剛性や強度を付与するように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8に示す
ように、上記開口部1に沿ってステップパネル7が配置
され、該ステップパネル7の前縁部7aが上記トルクボ
ックスメンバ5の後壁部5bに接合されることになる。
そのため、ステップパネル7の車体前後方向の寸法がト
ルクボックス5の後壁部5bにより規制されることにな
って、ステップエリアを充分に確保することが困難とな
る。更に、上記ステップパネル7には、乗員の乗降時に
大きな荷重が作用することになり、このため、該ステッ
プパネル7の接合強度をいかに向上させるかが課題とさ
れていた。
【0004】また、図示しないけれども、上記ステップ
パネル7の下方には、スライドドアのスライドを案内す
るためのガイドレールが車体前後方向に配置されるので
あるが、このガイドレール長が上記と同様にトルクボッ
クス5の後壁部5bにより規制され、レール長を充分に
確保することが困難となって、スライドドア開閉時の操
作性が低下することになる。
【0005】そこで本発明は、車体の側部にスライドド
アにより開閉される開口部が形成された自動車の側部車
体構造において、上記開口部前縁の裏面側に配置される
トルクボックスに改良を加えることにより、該開口部周
辺における側部車体の強度や剛性の向上を図ると共に、
上記トルクボックスによりステップエリアやガイドレー
ル長が規制されることのないようにすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
【0007】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、車体の側部にスライドドアにより
開閉される開口部が形成された自動車の側部車体構造に
おいて、上記開口部前縁に沿って上方に延びる閉断面形
状のピラー部を有し、該ピラー部下端の車内側の壁面に
端面が接合されて車幅方向に延びるトルクボックスを配
置し、このトルクボックスを前壁部を構成するフロント
メンバと、後壁部を構成し且つ下部が上記フロントメン
バの下部に接合されたリヤメンバと、断面形状が上開き
コ字状とされて車幅方向に延びて上記フロントメンバと
リヤメンバとの間に配置されたアッパメンバとで構成
し、該アッパメンバの上端をフロアパネルの下面に接合
して該フロアパネルとアッパメンバとにより閉断面を形
成すると共に、このトルクボックス後方の開口部に沿っ
て配置されて上記スライドドアの下端部を前後スライド
可能に支持するレールメンバの前端を、トルクボックス
のリヤメンバを前方に越えてフロントメンバに接合して
該レールメンバの下面とフロントメンバおよびリヤメン
バとで閉断面を形成したことを特徴とする。
【0008】また、本願の請求項2に係る発明(以下、
第2発明という)は、上記第1発明と同様構成とされた
トルクボックスを有する自動車の側部車体構造におい
て、上記トルクボックスを構成するアッパメンバの上端
をフロアパネルの下面に接合して該フロアパネルとアッ
パメンバとにより閉断面を形成すると共に、該トルクボ
ックス後方の開口部に沿って配置されたステップパネル
の前端を、トルクボックスを構成するリヤメンバを前方
に越えてフロントメンバに接合して該ステップパネルの
下面とフロントメンバおよびリヤメンバとで閉断面を形
成したことを特徴とする。
【0009】更に、本願の請求項3に係る発明(以下、
第3発明という)は、上記第1、第2発明と同様構成と
されたトルクボックスを有する自動車の側部車体構造で
あって、上記トルクボックスを構成するアッパメンバの
上端をフロアパネルの下面に接合して該フロアパネルと
アッパメンバとにより閉断面を形成すると共に、該トル
クボックス後方の開口部に沿って配置されてスライドド
アの下端部を前後スライド可能に支持するレールメンバ
の前端を、トルクボックスのリヤメンバを前方に越えて
フロントメンバに接合して該レールメンバの下面とフロ
ントメンバおよびリヤメンバとで閉断面を形成し、且つ
トルクボックス後方の開口部に沿って配置されたステッ
プパネルの前端を、トルクボックスのリヤメンバを前方
に越えてフロントメンバに接合して該ステップパネルの
下面とフロントメンバおよびリヤメンバとで閉断面を形
成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】第1発明によれば、フロアパネルとトルクボッ
クスにおけるアッパメンバとで閉断面が形成されると共
に、該トルクボックスにおけるフロントメンバおよびリ
ヤメンバとレールメンバとで閉断面が形成されることに
なって、開口部周辺の側部車体の強度や剛性が向上する
ことになる。そして、上記レールメンバがリヤメンバを
越えてフロントメンバに接合されていることにより、そ
の分、該レールメンバ長が延長され、該レールメンバに
前後スライド可能に支持されるスライドドアが良好に案
内されることになって、該スライドドアが円滑に開閉操
作されることになる。
【0011】また、第2発明によれば、フロアパネルと
トルクボックスにおけるアッパメンバとで閉断面が形成
されると共に、該トルクボックスにおけるフロントメン
バおよびリヤメンバとステップパネルとで閉断面が形成
されることになって、開口部周辺の側部車体の強度や剛
性が向上することになる。そして、上記ステップパネル
がリヤメンバを越えてフロントメンバに接合されている
ことにより、その分、該ステップパネルが延長され、こ
れにより、ステップエリアが拡張されると共に、該ステ
ップパネルの下面に配設されてスライドドアのスライド
を案内するガイドレールのレール長を充分に確保するこ
とが可能となる。更に、上記ステップパネルが、トルク
ボックスにおけるリヤメンバを越えてフロントメンバに
接合されているので、該ステップパネルの一部がリヤメ
ンバに支持されることになって、その接合強度が一段と
向上することになる。
【0012】特に、第3発明によれば、フロアパネルと
トルクボックスにおけるアッパメンバとで閉断面が形成
されると共に、該トルクボックスにおけるフロントメン
バおよびリヤメンバとレールメンバとで閉断面が形成さ
れ、且つフロントメンバおよびリヤメンバとステップパ
ネルとで閉断面が形成されることになって、開口部周辺
の側部車体の強度や剛性が更に一段と向上することにな
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0014】なお、本実施例は第1ないし第3発明に共
通の実施例を示すもので、図1に示すように、自動車1
0におけるフロントドア11の後方の車体側部には開口
部12が形成されており、この開口部12が、車体前後
方向にスライド可能なスライドドア13により開閉され
るようになっている。そして、上記開口部12の前縁に
は、フロントタイヤ14の後方よりフロントドア11の
後端に沿って上方に延びるピラー部15が配設されてお
り、該ピラー部15の上端がフールパネル16に連結さ
れている。
【0015】そして、図2ないし図4に示すように、上
記ピラー部15は車体外側面を形成するアウタパネル1
5aとこれに接合されたインナパネル15bとで閉断面
形状に構成されていると共に、その下部後端にサイドシ
ル部17を構成するサイドシルアウタパネル17aが接
合されている。更に、上記ピラー部15を構成するイン
ナパネル15bの車内側よりの位置には、車体に所要の
強度や剛性を付与する逆ハット形状のメインフレーム1
8が車体前後方向に配設され、このメインフレーム18
に下面が接合されたフロアパネル19の側端部19aが
上記インナパネル15bに接合されてされていると共
に、この側端面19aは開口部12に沿って車内側に寄
せられており、その下方にステップパネル20が配設さ
れている。このステップパネル20の側面20aが上記
メインフレームの側壁部18aに接合されている。ま
た、該ステップパネル20の下面には車体前後方向に延
びるレインフォースメント21が固設され、更に、この
レインフォースメント21の下面にガイドレール22が
固定されていると共に、該レインフォースメント21の
下面に上端部が接合された状態で車体前後方向にレール
メンバ23が配設されている。
【0016】一方、上記スライドドア13は、図3に示
すように、アウタパネル13aとインナパネル13bと
で構成され、インナパネル13bの下方にはブラケット
13cを介して一対のガイドローラ13d,13dが回
転自在に支持されており、一方のガイドローラ13dが
上記ガイドレール22に係合され、且つ他方のガイドロ
ーラ13dがレールメンバ23の上面23bに支持され
おり、スライドドア13のスライドを案内するようにな
っている。
【0017】そして、上記ピラー部15の下端には、上
記ステップパネル20およびレールメンバ23の前端部
に位置するようにトルクボックス24が配置され、この
トルクボックス24の端面がピラー部15を構成するイ
ンナパネル15bの下端に接合されている。
【0018】このトルクボックス24は、図5に示すよ
うに、トルクボックス24の前壁部を形成するフロント
メンバ25と、該トルクボックス24の後壁部を形成す
るリヤメンバ26と、これらの間に配置されて車体前後
方向に延びるアッパメンバ27とで構成されており、上
記フロントメンバ25にはメインフレーム18が貫通さ
れる凹部25′が形成されており、この凹部25′にメ
インフレーム18の両側壁部18a,18bおよび底面
部18cに接合される屈曲部25a,25bおよび25
cがそれぞれ形成され、上端には上記フロアパネル19
の下面に接合される屈曲部25dが形成され、更に前端
にはピラー部15のインナパネル15bに接合される屈
曲部25eが形成されていると共に、下端にはリヤメン
バ26側に折り返された屈曲部25fが形成されてい
る。また、上記リヤメンバ26は、階段形状とされてお
り、上段部には上記メインフレーム18の側壁部18b
および底面部18cに接合される屈曲部26a,26b
が形成され、中断部には上記ステップパネル20に接合
される屈曲部26c,26dが形成され、更に下段部に
は上記レールメンバ23に接合される屈曲部26e,2
6f,26gがそれぞれ形成されていると共に、下端に
はフロンメンバ25側に折り返された屈曲部26hが形
成されており、この屈曲部26hの上面に上記フロンメ
ンバ25における屈曲部25fが接合されている。一
方、上記アッパメンバ27の上端にはフロアパネル19
の下面に接合される屈曲部27aが形成されていると共
に、該アッパメンバ27の後端には、上記メインフレー
ム18の側壁部18aに接合される屈曲部27b,27
cがそれぞれ形成されている。
【0019】そして、本実施例においては、図6,7に
示すように、上記トルクボックス24を構成するアッパ
メンバ27とフロアパネル19とで閉断面(イ)が形成
されていると共に、上記レールメンバ23の前端が、ト
ルクボックス24を構成するリヤメンバ26の下段部を
前方に越えてフロントメンバ25側に延長されており、
該レールメンバ23と上記リヤメンバ26およびフロン
トメンバ25とにより閉断面(ロ)が形成されている。
更に、ステップパネル20も上記レールメンバ23と同
様にリヤメンバ26の中段部を前方に越えてフロントメ
ンバ25側に延長され該ステップパネル20の前縁に形
成されたフランジ部20bがフロントメンバに25接合
されており、図7に示すように、該ステップパネル20
と上記リヤメンバ26フロントメンバ25とにより閉断
面(ハ)が形成されている。
【0020】上記の構成によれば、図6に示すように、
フロアパネル19とトルクボックス24におけるアッパ
メンバ27とで閉断面(イ)が形成されると共に、該ト
ルクボックス24におけるフロントメンバ25およびリ
ヤメンバ26とレールメンバ23とで閉断面(ロ)が形
成されることになって、開口部12の周辺の側部車体の
強度や剛性が向上することになる。そして、上記レール
メンバ23がリヤメンバ26を越えてフロントメンバ側
に延長されてされていることにより、その分、該レール
メンバ23の寸法が延長され、該レールメンバ23に前
後スライド可能に支持されるスライドドア13が良好に
案内されることになって、該スライドドア13が円滑に
開閉操作されることになる。
【0021】また、上記トルクボックス24におけるフ
ロントメンバ25およびリヤメンバ27とステップパネ
ル20とで閉断面(ハ)が形成されることになって、開
口部12の周辺の側部車体の強度や剛性が向上すること
になる。そして、上記ステップパネル20がリヤメンバ
26を越えてフロントメンバ25に接合されていること
により、その分、該ステップパネル20が延長され、こ
れにより、ステップエリアが拡張されると共に、該ステ
ップパネル20の下面に配設されてスライドドア13の
スライドを案内するガイドレール22のレール長を充分
に確保することが可能となる。更に、上記ステップパネ
ル20がトルクボックス24におけるリヤメンバ26の
中段部に支持されることになって、その接合強度が一段
と向上することになる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、第1発明によれば、フロ
アパネルとトルクボックスにおけるアッパメンバとで閉
断面が形成され、且つ該トルクボックスにおけるフロン
トメンバおよびリヤメンバとレールメンバとで閉断面が
形成されることになって、開口部周辺の側部車体の強度
や剛性が向上すると共に、上記レールメンバがリヤメン
バを前方に越えてフロントメンバに接合されていること
により、その分、該レールメンバ長が延長され、該レー
ルメンバに前後スライド可能に支持されるスライドドア
が良好に案内されることになって、該スライドドアを円
滑に開閉操作することができる。
【0023】また、第2発明によれば、フロアパネルと
トルクボックスにおけるアッパメンバとで閉断面が形成
され、且つ該トルクボックスにおけるフロントメンバお
よびリヤメンバとステップパネルとで閉断面が形成され
ることになって、開口部周辺の側部車体の強度や剛性が
向上すると共に、上記ステップパネルがリヤメンバを前
方に越えてフロントメンバに接合されていることによ
り、その分、該ステップパネルが延長され、これによ
り、ステップエリアが拡張されると共に、該ステップパ
ネルの下面に配設されてスライドドアのスライドを案内
するガイドレールのレール長を充分に確保することがで
きる。更に加えて、上記ステップパネルがトルクボック
スにおけるリヤメンバを越えてフロントメンバに接合さ
れているので、該ステップパネルの一部がリヤメンバに
支持されることになって、その接合強度を一段と向上さ
せることができる。
【0024】特に、第3発明によれば、フロアパネルと
トルクボックスにおけるアッパメンバとで閉断面が形成
されると共に、該トルクボックスにおけるフロントメン
バおよびリヤメンバとレールメンバとで閉断面が形成さ
れ、且つフロントメンバおよびリヤメンバとステップパ
ネルとで閉断面が形成されることになって、開口部周辺
の側部車体の強度や剛性を更に一段と向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る側部車体構造が適用された自動
車の側面図。
【図2】 開口部前縁におけるピラー部周辺の側部車体
構造を示す部分拡大図。
【図3】 図2におけるA−A線よりみたトルクボック
ス周辺の縦断面図。
【図4】 図2におけるB−B線よりみたトルクボック
ス周辺の縦断面図。
【図5】 トルクボックスの分解斜視図。
【図6】 図3におけるC−C線よりみた拡大断面図。
【図7】 図3におけるD−D線よりみた拡大断面図。
【図8】 従来の側部車体構造を示す部分拡大図。
【符号の説明】
12 開口部 13 スライドドア 15 ピラー部 19 フロアパネル 20 ステップパネル 23 レールメンバ 24 トルクボックス 25 フロントメンバ 26 リヤメンバ 27 アッパメンバ (イ),(ロ),(ハ) 閉断面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の側部にスライドドアにより開閉さ
    れる開口部が形成された自動車の側部車体構造であっ
    て、上記開口部前縁に沿って上方に延びる閉断面形状の
    ピラー部を有し、該ピラー部下端の車内側の壁面に端面
    が接合されて車幅方向に延びるトルクボックスが配置さ
    れており、このトルクボックスが、前壁部を構成するフ
    ロントメンバと、後壁部を構成し且つ下部が上記フロン
    トメンバの下部に接合されたリヤメンバと、断面形状が
    上開きコ字状とされて車幅方向に延びて上記フロントメ
    ンバとリヤメンバとの間に配置されたアッパメンバとで
    構成されており、該アッパメンバの上端がフロアパネル
    の下面に接合されて該フロアパネルとアッパメンバとに
    より閉断面が形成されていると共に、このトルクボック
    ス後方の開口部に沿って配置されて上記スライドドアの
    下端部を前後スライド可能に支持するレールメンバの前
    端が、トルクボックスのリヤメンバを前方に越えてフロ
    ントメンバに接合されて該レールメンバの下面とフロン
    トメンバおよびリヤメンバとで閉断面が形成されている
    ことを特徴とする自動車の側部車体構造。
  2. 【請求項2】 車体の側部にスライドドアにより開閉さ
    れる開口部が形成された自動車の側部車体構造であっ
    て、上記開口部前縁に沿って上方に延びる閉断面形状の
    ピラー部を有し、該ピラー部下端の車内側の壁面に端面
    が接合されて車幅方向に延びるトルクボックスが配置さ
    れており、このトルクボックスが、前壁部を構成するフ
    ロントメンバと、後壁部を構成し且つ下部が上記フロン
    トメンバの下部に接合されたリヤメンバと、断面形状が
    上開きコ字状とされて車幅方向に延びて上記フロントメ
    ンバとリヤメンバとの間に配置されたアッパメンバとで
    構成されており、該アッパメンバの上端がフロアパネル
    の下面に接合されて該フロアパネルとアッパメンバとに
    より閉断面が形成されていると共に、このトルクボック
    ス後方の開口部に沿って配置されたステップパネルの前
    端が、トルクボックスのリヤメンバを前方に越えてフロ
    ントメンバに接合されて該ステップパネルの下面とフロ
    ントメンバおよびリヤメンバとで閉断面が形成されてい
    ることを特徴とする自動車の側部車体構造。
  3. 【請求項3】 車体の側部にスライドドアにより開閉さ
    れる開口部が形成された自動車の側部車体構造であっ
    て、上記開口部前縁に沿って上方に延びる閉断面形状の
    ピラー部を有し、該ピラー部下端の車内側の壁面に端面
    が接合されて車幅方向に延びるトルクボックスが配置さ
    れており、このトルクボックスが前壁部を構成するフロ
    ントメンバと、後壁部を構成し且つ下部が上記フロント
    メンバの下部に接合されたリヤメンバと、断面形状が上
    開きコ字状とされて車幅方向に延びて上記フロントメン
    バとリヤメンバとの間に配置されたアッパメンバとで構
    成されており、該アッパメンバの上端がフロアパネルの
    下面に接合されて該フロアパネルとアッパメンバとによ
    り閉断面が形成されていると共に、このトルクボックス
    後方の開口部に沿って配置されて上記スライドドアの下
    端部を前後スライド可能に支持するレールメンバの前端
    が、トルクボックスのリヤメンバを前方に越えてフロン
    トメンバに接合されて該レールメンバの下面とフロント
    メンバおよびリヤメンバとで閉断面が形成され、且つ上
    記トルクボックス後方の開口部に沿って配置されたステ
    ップパネルの前端が、トルクボックスのリヤメンバを前
    方に越えてフロントメンバに接合されて該ステップパネ
    ルの下面とフロントメンバおよびリヤメンバとで閉断面
    が形成されていることを特徴とする自動車の側部車体構
    造。
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