JPH061267A - 車両におけるシートベルトアンカ取付構造 - Google Patents
車両におけるシートベルトアンカ取付構造Info
- Publication number
- JPH061267A JPH061267A JP16567592A JP16567592A JPH061267A JP H061267 A JPH061267 A JP H061267A JP 16567592 A JP16567592 A JP 16567592A JP 16567592 A JP16567592 A JP 16567592A JP H061267 A JPH061267 A JP H061267A
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- Japan
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- hole
- reinforcement
- reinforcements
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フロアパネルにおけるシートベルトアンカの
取付部位後方にバッテリーキャリアの組み込みホールを
開設するも、簡単な構成で前記ホール周縁部位の剛性を
確保することが出来ながらシートベルトアンカに作用す
る引っ張り荷重も安定的に受け止めることが出来るよう
にする。 【構成】 フロアパネル１におけるシートベルトアンカ
８の取付部後方にバッテリーキャリア３の組み込みホー
ル３０を設けると共に、前記フロアパネル１における前
記ホール３０の後方に後部クロスメンバ４を配設し、該
クロスメンバ４に、前記ホール３０の左右両側縁部に沿
って配設した第１リインホースメント６ａ・６ｂの後端
部を結合する一方、該リインホースメント６ａ・６ｂの
前端部に、前記フロアパネル１における前記シートベル
トアンカ８の取付部に延びる第２リインホースメント７
を設けて、該第２リインホースメント７と前記フロアパ
ネル１との重合部位に前記シートベルトアンカ８を固定
する。
取付部位後方にバッテリーキャリアの組み込みホールを
開設するも、簡単な構成で前記ホール周縁部位の剛性を
確保することが出来ながらシートベルトアンカに作用す
る引っ張り荷重も安定的に受け止めることが出来るよう
にする。 【構成】 フロアパネル１におけるシートベルトアンカ
８の取付部後方にバッテリーキャリア３の組み込みホー
ル３０を設けると共に、前記フロアパネル１における前
記ホール３０の後方に後部クロスメンバ４を配設し、該
クロスメンバ４に、前記ホール３０の左右両側縁部に沿
って配設した第１リインホースメント６ａ・６ｂの後端
部を結合する一方、該リインホースメント６ａ・６ｂの
前端部に、前記フロアパネル１における前記シートベル
トアンカ８の取付部に延びる第２リインホースメント７
を設けて、該第２リインホースメント７と前記フロアパ
ネル１との重合部位に前記シートベルトアンカ８を固定
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に設けるシートベ
ルトアンカの取付構造に関する。
ルトアンカの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に車両のフロアパネルにシートベル
トアンカを取付ける場合、該シートベルトアンカの取付
部位にシートベルトの引っ張り荷重が作用し、該フロア
パネルだけでは前記荷重を安定的に受け止めることが出
来ない。そこで従来では、例えば実開昭６０−８１１７
８号公報に示されているように、前記フロアパネルの下
面で且つ前記シートベルトアンカの取付部位にリインホ
ースメントを配設して、前記フロアパネルと前記リイン
ホースメントとの重合部位に前記シートベルトアンカを
取付けるようにして、前記シートベルトアンカに作用す
る引っ張り荷重を前記リインホースメントでも受け止め
られるようにしている。
トアンカを取付ける場合、該シートベルトアンカの取付
部位にシートベルトの引っ張り荷重が作用し、該フロア
パネルだけでは前記荷重を安定的に受け止めることが出
来ない。そこで従来では、例えば実開昭６０−８１１７
８号公報に示されているように、前記フロアパネルの下
面で且つ前記シートベルトアンカの取付部位にリインホ
ースメントを配設して、前記フロアパネルと前記リイン
ホースメントとの重合部位に前記シートベルトアンカを
取付けるようにして、前記シートベルトアンカに作用す
る引っ張り荷重を前記リインホースメントでも受け止め
られるようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記フロアパ
ネルにおける前記シートベルトアンカ取付部位の後方
に、バッテリーキャリアの組み込みホールを開設する
と、該フロアパネルにおける前記ホールの周縁部位の剛
性が低下することから、前記フロアパネルにおけるシー
トベルトアンカ取付部位に前述のごとくリインホースメ
ントを配設しただけでは、前記シートベルトアンカに作
用する引っ張り荷重を安定的に受け止めることが難しく
なるし、また前記フロアパネルにおける前記ホールの周
縁部位の強度を確保する必要がある。
ネルにおける前記シートベルトアンカ取付部位の後方
に、バッテリーキャリアの組み込みホールを開設する
と、該フロアパネルにおける前記ホールの周縁部位の剛
性が低下することから、前記フロアパネルにおけるシー
トベルトアンカ取付部位に前述のごとくリインホースメ
ントを配設しただけでは、前記シートベルトアンカに作
用する引っ張り荷重を安定的に受け止めることが難しく
なるし、また前記フロアパネルにおける前記ホールの周
縁部位の強度を確保する必要がある。
【０００４】本発明は前記した不具合を解消すべく開発
したものであって、フロアパネルにおけるシートベルト
アンカの取付部位後方にバッテリーキャリアの組み込み
ホールを開設するも、簡単な構成で前記ホール周縁部位
の剛性を確保することが出来ながらシートベルトアンカ
に作用する引っ張り荷重も安定的に受け止めることの出
来るシートベルトアンカの取付構造を提供するにある。
したものであって、フロアパネルにおけるシートベルト
アンカの取付部位後方にバッテリーキャリアの組み込み
ホールを開設するも、簡単な構成で前記ホール周縁部位
の剛性を確保することが出来ながらシートベルトアンカ
に作用する引っ張り荷重も安定的に受け止めることの出
来るシートベルトアンカの取付構造を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、フロ
アパネル１におけるシートベルトアンカ８の取付部後方
にバッテリーキャリア３の組み込みホール３０を設ける
と共に、前記フロアパネル１における前記ホール３０の
後方にクロスメンバ４を配設し、該クロスメンバ４に、
前記ホール３０の左右両側縁部に沿って配設した第１リ
インホースメント６ａ・６ｂの後端部を結合する一方、
該リインホースメント６ａ・６ｂの前端部に、前記フロ
アパネル１における前記シートベルトアンカ８の取付部
に延びる第２リインホースメント７を設けて、該第２リ
インホースメント７と前記フロアパネル１との重合部位
に前記シートベルトアンカ８を固定していることを特徴
とするものである。
アパネル１におけるシートベルトアンカ８の取付部後方
にバッテリーキャリア３の組み込みホール３０を設ける
と共に、前記フロアパネル１における前記ホール３０の
後方にクロスメンバ４を配設し、該クロスメンバ４に、
前記ホール３０の左右両側縁部に沿って配設した第１リ
インホースメント６ａ・６ｂの後端部を結合する一方、
該リインホースメント６ａ・６ｂの前端部に、前記フロ
アパネル１における前記シートベルトアンカ８の取付部
に延びる第２リインホースメント７を設けて、該第２リ
インホースメント７と前記フロアパネル１との重合部位
に前記シートベルトアンカ８を固定していることを特徴
とするものである。
【０００６】
【作用】本発明によれば、前記フロアパネル１における
前記組み込みホール３０の周縁部位が前記クロスメンバ
４、第１リインホースメント６ａ・６ｂ並びに前記第２
リインホースメント７により囲まれるので、該フロアパ
ネル１における前記ホール３０の周縁部位の剛性が充分
確保されて、前記バッテリーキャリア３の支持剛性も高
まるし、しかも前記シートベルトアンカ８に作用する引
っ張り荷重も前記第２リインホースメント７及び前記第
１リインホースメント６ａ・６ｂを介して前記クロスメ
ンバ４で確実に受け止めることが出来るのである。
前記組み込みホール３０の周縁部位が前記クロスメンバ
４、第１リインホースメント６ａ・６ｂ並びに前記第２
リインホースメント７により囲まれるので、該フロアパ
ネル１における前記ホール３０の周縁部位の剛性が充分
確保されて、前記バッテリーキャリア３の支持剛性も高
まるし、しかも前記シートベルトアンカ８に作用する引
っ張り荷重も前記第２リインホースメント７及び前記第
１リインホースメント６ａ・６ｂを介して前記クロスメ
ンバ４で確実に受け止めることが出来るのである。
【０００７】
【実施例】図面はワンボックスタイプの自動車のリヤフ
ロアを示し、該リヤフロアを構成するフロアパネル１を
前部リヤフロアパネル１ａと後部リヤフロアパネル１ｂ
とに分割して、前記前部リヤフロアパネル１ａの後端部
を前記後部リヤフロアパネル１ｂの前端部にスポット溶
接により連結したものである。
ロアを示し、該リヤフロアを構成するフロアパネル１を
前部リヤフロアパネル１ａと後部リヤフロアパネル１ｂ
とに分割して、前記前部リヤフロアパネル１ａの後端部
を前記後部リヤフロアパネル１ｂの前端部にスポット溶
接により連結したものである。
【０００８】具体的には、前記前部リヤフロアパネル１
ａの後端部をクランク状に屈曲して、リヤシートを構成
するシートクッションＳの載置部１１と、該載置部１１
よりも一段高いシートベルトアンカの取付部１２と、該
取付部１２よりも一段高い第１結合部１３とを設ける一
方、前記後部リヤフロアパネル１ｂの前端部もクランク
状に屈曲して、該後部リヤフロアパネル１ｂの一般面よ
りも一段低くした第２結合部１４を設け、前記第１結合
部１３を前記後部リヤフロアパネル１ｂの前端部上面
に、また前記第２結合部１４を前記前部リヤフロアパネ
ル１ａにおける前記取付部１２下面にそれぞれスポット
溶接により固着して、これら両結合部１３・１４により
車幅方向に延びる断面閉鎖状の前部クロスメンバ２を形
成している。
ａの後端部をクランク状に屈曲して、リヤシートを構成
するシートクッションＳの載置部１１と、該載置部１１
よりも一段高いシートベルトアンカの取付部１２と、該
取付部１２よりも一段高い第１結合部１３とを設ける一
方、前記後部リヤフロアパネル１ｂの前端部もクランク
状に屈曲して、該後部リヤフロアパネル１ｂの一般面よ
りも一段低くした第２結合部１４を設け、前記第１結合
部１３を前記後部リヤフロアパネル１ｂの前端部上面
に、また前記第２結合部１４を前記前部リヤフロアパネ
ル１ａにおける前記取付部１２下面にそれぞれスポット
溶接により固着して、これら両結合部１３・１４により
車幅方向に延びる断面閉鎖状の前部クロスメンバ２を形
成している。
【０００９】また前記後部リヤフロアパネル１ｂにおけ
る前記前部クロスメンバ２の後方に平面視矩形としたバ
ッテリーキャリア３の組み込みホール３０を形成すると
共に、前記後部リヤフロアパネル１ｂの下面で且つ前記
組み込みホール３０の後方に前後一対の溶接フランジ４
１・４２を備えた断面逆ハット形の補強チャンネル４を
車幅方向に配設して、前記溶接フランジ４１・４２を前
記後部リヤフロアパネル１ｂにスポット溶接し、該チャ
ンネル４と前記後部リヤフロアパネル１ｂとで車幅方向
に延びる断面閉鎖状の後部クロスメンバ５を形成してい
る。
る前記前部クロスメンバ２の後方に平面視矩形としたバ
ッテリーキャリア３の組み込みホール３０を形成すると
共に、前記後部リヤフロアパネル１ｂの下面で且つ前記
組み込みホール３０の後方に前後一対の溶接フランジ４
１・４２を備えた断面逆ハット形の補強チャンネル４を
車幅方向に配設して、前記溶接フランジ４１・４２を前
記後部リヤフロアパネル１ｂにスポット溶接し、該チャ
ンネル４と前記後部リヤフロアパネル１ｂとで車幅方向
に延びる断面閉鎖状の後部クロスメンバ５を形成してい
る。
【００１０】そして、前記後部リヤフロアパネル１ｂの
下面に、前記組み込みホール３０の左右両側縁部に沿っ
て前後方向に延びる一対の第１リインホースメント６ａ
・６ｂをスポット溶接すると共に、これら第１リインホ
ースメント６ａ・６ｂの後端部を前記補強チャンネル４
の前部フランジ４１に前記後部リヤフロアパネル１ｂと
共にスポット溶接することで、これら第１リインホース
メント６ａ・６ｂの後端部を前記補強チャンネル４、換
言すれば前記後部クロスメンバ５に結合している。
下面に、前記組み込みホール３０の左右両側縁部に沿っ
て前後方向に延びる一対の第１リインホースメント６ａ
・６ｂをスポット溶接すると共に、これら第１リインホ
ースメント６ａ・６ｂの後端部を前記補強チャンネル４
の前部フランジ４１に前記後部リヤフロアパネル１ｂと
共にスポット溶接することで、これら第１リインホース
メント６ａ・６ｂの後端部を前記補強チャンネル４、換
言すれば前記後部クロスメンバ５に結合している。
【００１１】一方、前記前部リヤフロアパネル１ａにお
ける前記取付部１２の下面から前記後部リヤフロアパネ
ル１ｂにおける前記第２結合部１４の下面には、前記ホ
ール３０の前縁部に沿って車幅方向に延びる第２リイン
ホースメント７をスポット溶接により固着すると共に、
該第２リインホースメント７の後端部両側を前記第１リ
インホースメント６ａ・６ｂの前端部に前記後部リヤフ
ロアパネル１ｂ及び前記前部リヤフロアパネル１ａと共
にスポット溶接することで、該第２リインホースメント
７を前記第１リインホースメント６ａ・６ｂの前端部に
結合している。
ける前記取付部１２の下面から前記後部リヤフロアパネ
ル１ｂにおける前記第２結合部１４の下面には、前記ホ
ール３０の前縁部に沿って車幅方向に延びる第２リイン
ホースメント７をスポット溶接により固着すると共に、
該第２リインホースメント７の後端部両側を前記第１リ
インホースメント６ａ・６ｂの前端部に前記後部リヤフ
ロアパネル１ｂ及び前記前部リヤフロアパネル１ａと共
にスポット溶接することで、該第２リインホースメント
７を前記第１リインホースメント６ａ・６ｂの前端部に
結合している。
【００１２】そして前記前部リヤフロアパネル１ａにお
ける前記取付部１２の上面に、シートベルトストライカ
８０を備えたシートベルトアンカ８を載置して、該シー
トベルトアンカ８を前記取付部１２及び前記第２リイン
ホースメント７にボルト８１及びナット８２を介して固
定している。
ける前記取付部１２の上面に、シートベルトストライカ
８０を備えたシートベルトアンカ８を載置して、該シー
トベルトアンカ８を前記取付部１２及び前記第２リイン
ホースメント７にボルト８１及びナット８２を介して固
定している。
【００１３】また図に示す実施例では、前記前部クロス
メンバ２を構成する前記第１、第２結合部１３・１４の
車幅方向両端に溶接フランジ１５・１６を設けて、該溶
接フランジ１５・１６を、車両のセンターピラー９を構
成しているサイドインナパネル９０にスポット溶接して
いる。
メンバ２を構成する前記第１、第２結合部１３・１４の
車幅方向両端に溶接フランジ１５・１６を設けて、該溶
接フランジ１５・１６を、車両のセンターピラー９を構
成しているサイドインナパネル９０にスポット溶接して
いる。
【００１４】図６に示すように、別途形成したアウトリ
ガパネル９２の車幅方向一端部を前記サイドインナパネ
ル６の内面に、また他端部を前記前部リヤフロアパネル
における前記載置部１１乃至取付部１２の両端部にそれ
ぞれ溶接して、該アウトリガパネル９２を介して前記前
部リヤフロアパネル１ａにおける前記載置部１１乃至取
付部１２の両端部を前記サイドインナパネル９０に結合
している。
ガパネル９２の車幅方向一端部を前記サイドインナパネ
ル６の内面に、また他端部を前記前部リヤフロアパネル
における前記載置部１１乃至取付部１２の両端部にそれ
ぞれ溶接して、該アウトリガパネル９２を介して前記前
部リヤフロアパネル１ａにおける前記載置部１１乃至取
付部１２の両端部を前記サイドインナパネル９０に結合
している。
【００１５】尚、図中３１は前記バッテリーキャリア３
の開口を閉鎖する蓋、９１は車両のリヤサイドに設けら
れる乗降口、９２はこの乗降口９１に設けられたステッ
プであって、該ステップ９２は前記前部リヤフロアパネ
ル１ａの載置部１１よりも一段低く形成している。また
９３は前記乗降口９１を開閉するスライドドア（図示せ
ず）を移動自由に支持するスライドレールを示す。
の開口を閉鎖する蓋、９１は車両のリヤサイドに設けら
れる乗降口、９２はこの乗降口９１に設けられたステッ
プであって、該ステップ９２は前記前部リヤフロアパネ
ル１ａの載置部１１よりも一段低く形成している。また
９３は前記乗降口９１を開閉するスライドドア（図示せ
ず）を移動自由に支持するスライドレールを示す。
【００１６】斯くして前記後部リヤフロアパネル１ｂに
形成した前記組み込みホール３０の周縁部は、前記第１
リインホースメント６ａ・６ｂ、第２リインホースメン
ト７、前部クロスメンバ２及び後部クロスメンバ４によ
り囲まれるので、前記後部リヤフロアパネル１ｂにおけ
る前記ホール３０の周縁部位の剛性が充分高くなるし、
しかも前記シートベルトアンカ８に作用する引っ張り荷
重も前記第２リインホースメント７を介して前記前部ク
ロスメンバ２並びに該クロスメンバ２の両端部が結合さ
れている前記センタピラー３で受け止められるだけでな
く、前記第２リインホースメント７が結合されている前
記第１リインホースメント６ａ・６ｂを介して前記後部
クロスメンバ４でも受け止められることとなり、従って
前記シートベルトアンカ８に作用する前記引っ張り荷重
を安定的に受け止めることが出来る。
形成した前記組み込みホール３０の周縁部は、前記第１
リインホースメント６ａ・６ｂ、第２リインホースメン
ト７、前部クロスメンバ２及び後部クロスメンバ４によ
り囲まれるので、前記後部リヤフロアパネル１ｂにおけ
る前記ホール３０の周縁部位の剛性が充分高くなるし、
しかも前記シートベルトアンカ８に作用する引っ張り荷
重も前記第２リインホースメント７を介して前記前部ク
ロスメンバ２並びに該クロスメンバ２の両端部が結合さ
れている前記センタピラー３で受け止められるだけでな
く、前記第２リインホースメント７が結合されている前
記第１リインホースメント６ａ・６ｂを介して前記後部
クロスメンバ４でも受け止められることとなり、従って
前記シートベルトアンカ８に作用する前記引っ張り荷重
を安定的に受け止めることが出来る。
【００１７】以上の実施例では、前記第２リインホース
メント７を前記第１リインホースメント６ａ・６ｂとは
別体に形成したが、前記第２リインホースメント７を前
記第１リインホースメント６ａ・６ｂに一体形成しても
よい。
メント７を前記第１リインホースメント６ａ・６ｂとは
別体に形成したが、前記第２リインホースメント７を前
記第１リインホースメント６ａ・６ｂに一体形成しても
よい。
【００１８】また以上の実施例では、前記フロアパネル
１を前部リヤフロアパネル１ａと後部リヤフロアパネル
１ｂとに分割して、これら両パネル１ａ・１ｂの結合部
位に前部クロスメンバ２を設けたが、前記リヤフロアパ
ネル１を一枚のパネルから形成してもよい。
１を前部リヤフロアパネル１ａと後部リヤフロアパネル
１ｂとに分割して、これら両パネル１ａ・１ｂの結合部
位に前部クロスメンバ２を設けたが、前記リヤフロアパ
ネル１を一枚のパネルから形成してもよい。
【００１９】
【発明の効果】以上のごとく本発明は、フロアパネル１
におけるシートベルトアンカ８の取付部後方にバッテリ
ーキャリア３の組み込みホール３０を設けると共に、前
記フロアパネル１における前記ホール３０の後方にクロ
スメンバ４を配設し、該クロスメンバ４に、前記ホール
３０の左右両側縁部に沿って配設した第１リインホース
メント６ａ・６ｂの後端部を結合する一方、該リインホ
ースメント６ａ・６ｂの前端部に、前記フロアパネル１
における前記シートベルトアンカ８の取付部に延びる第
２リインホースメント７を設けて、該第２リインホース
メント７と前記フロアパネル１との重合部位に前記シー
トベルトアンカ８を固定したことにより、前記フロアパ
ネル１における前記組み込みホール３０の周縁部位が前
記クロスメンバ４、第１リインホースメント６ａ・６ｂ
並びに前記第２リインホースメント７により囲まれて、
該フロアパネル１における前記ホール３０の周縁部位の
剛性が充分確保することが出来るので、前記バッテリー
キャリア３の支持剛性も高まるし、しかも前記ホール３
０の前方に取付けられる前記シートベルトアンカ８に作
用する引っ張り荷重も前記第２リインホースメント７及
び前記第１リインホースメント６ａ・６ｂを介して前記
クロスメンバ４で確実に受け止めることが出来、従って
前記シートベルトアンカ８に作用する前記引っ張り荷重
を安定的に受け止めることが出来る。
におけるシートベルトアンカ８の取付部後方にバッテリ
ーキャリア３の組み込みホール３０を設けると共に、前
記フロアパネル１における前記ホール３０の後方にクロ
スメンバ４を配設し、該クロスメンバ４に、前記ホール
３０の左右両側縁部に沿って配設した第１リインホース
メント６ａ・６ｂの後端部を結合する一方、該リインホ
ースメント６ａ・６ｂの前端部に、前記フロアパネル１
における前記シートベルトアンカ８の取付部に延びる第
２リインホースメント７を設けて、該第２リインホース
メント７と前記フロアパネル１との重合部位に前記シー
トベルトアンカ８を固定したことにより、前記フロアパ
ネル１における前記組み込みホール３０の周縁部位が前
記クロスメンバ４、第１リインホースメント６ａ・６ｂ
並びに前記第２リインホースメント７により囲まれて、
該フロアパネル１における前記ホール３０の周縁部位の
剛性が充分確保することが出来るので、前記バッテリー
キャリア３の支持剛性も高まるし、しかも前記ホール３
０の前方に取付けられる前記シートベルトアンカ８に作
用する引っ張り荷重も前記第２リインホースメント７及
び前記第１リインホースメント６ａ・６ｂを介して前記
クロスメンバ４で確実に受け止めることが出来、従って
前記シートベルトアンカ８に作用する前記引っ張り荷重
を安定的に受け止めることが出来る。
【図１】本発明にかかるシートベルトアンカ取付構造を
採用したフロアの概略斜視図。
採用したフロアの概略斜視図。
【図２】図１におけるＸーＸ線拡大断面図。
【図３】図１におけるＹーＹ線拡大断面図。
【図４】図１におけるＺーＺ線拡大断面図。
【図５】フロアパネルとサイドインナパネルとの結合部
位の概略斜視図。
位の概略斜視図。
【図６】図５におけるＷ−Ｗ線拡大断面図。
１ フロアパネル ３ バッテリーキャリア ３０ 組み込みホール ４ 後部クロスメンバ（クロスメンバ） ６ａ・６ｂ 第１リインホースメント ７ 第２リインホースメント ８ シートベルトアンカ
Claims (1)
- 【請求項１】 フロアパネル１におけるシートベルトア
ンカ８の取付部後方にバッテリーキャリア３の組み込み
ホール３０を設けると共に、前記フロアパネル１におけ
る前記ホール３０の後方にクロスメンバ４を配設し、該
クロスメンバ４に、前記ホール３０の左右両側縁部に沿
って配設した第１リインホースメント６ａ・６ｂの後端
部を結合する一方、該リインホースメント６ａ・６ｂの
前端部に、前記フロアパネル１における前記シートベル
トアンカ８の取付部に延びる第２リインホースメント７
を設けて、該第２リインホースメント７と前記フロアパ
ネル１との重合部位に前記シートベルトアンカ８を固定
していることを特徴とする車両におけるシートベルトア
ンカ取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16567592A JP2963578B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 車両におけるシートベルトアンカ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16567592A JP2963578B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 車両におけるシートベルトアンカ取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061267A true JPH061267A (ja) | 1994-01-11 |
| JP2963578B2 JP2963578B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=15816900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16567592A Expired - Fee Related JP2963578B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 車両におけるシートベルトアンカ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2963578B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5803640A (en) * | 1996-06-04 | 1998-09-08 | Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha | Applicator |
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| CN101941466A (zh) * | 2009-07-06 | 2011-01-12 | Gm全球科技运作股份有限公司 | 用于汽车的底板结构 |
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