JPH0714005Y2 - 車両の架装物取付装置 - Google Patents
車両の架装物取付装置Info
- Publication number
- JPH0714005Y2 JPH0714005Y2 JP1989103895U JP10389589U JPH0714005Y2 JP H0714005 Y2 JPH0714005 Y2 JP H0714005Y2 JP 1989103895 U JP1989103895 U JP 1989103895U JP 10389589 U JP10389589 U JP 10389589U JP H0714005 Y2 JPH0714005 Y2 JP H0714005Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- spring bracket
- frame
- nut
- flange portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、架装物の基板にUボルトを掛けてナットでフ
レームに固定する車両の架装物取付装置に関する。
レームに固定する車両の架装物取付装置に関する。
[従来の技術] 以下第3図および第4図を参照して従来の技術について
説明するが、第3図は本考案の実施例も示している。
説明するが、第3図は本考案の実施例も示している。
第4図に示すように、従来技術によれば、スプリングブ
ラケット20は、一般的に、ロアフランジ部21とサイドフ
ランジ部22とで車両フレームFに当接され、リベットR
により締結されている。そのリーフスプリング13のシャ
ックル14(第3図)を支持するピン孔7のボス部8は、
ロアフランジ部21に連続され、サイドフランジ部22が延
長され下面が上傾する延長部23、24によりサイドフラン
ジ部22に連続されている。
ラケット20は、一般的に、ロアフランジ部21とサイドフ
ランジ部22とで車両フレームFに当接され、リベットR
により締結されている。そのリーフスプリング13のシャ
ックル14(第3図)を支持するピン孔7のボス部8は、
ロアフランジ部21に連続され、サイドフランジ部22が延
長され下面が上傾する延長部23、24によりサイドフラン
ジ部22に連続されている。
したがって、フレームFの上面に、例えば第3図に示す
ようにキャブバックレーンなどの架装物9をUボルト1
0、座金11及びナット12により取付けようとすると、座
金11を延長部23の下面に重ね合せることができない。そ
のため、Uボルト10で確実に締結することができず、U
ボルト10が緩んでしまう。このため、特殊な締結金具が
必要とするが、この種の金具は、コストが高くなり、ま
た架装物のレイアウトの自由度が阻害される不具合があ
る。
ようにキャブバックレーンなどの架装物9をUボルト1
0、座金11及びナット12により取付けようとすると、座
金11を延長部23の下面に重ね合せることができない。そ
のため、Uボルト10で確実に締結することができず、U
ボルト10が緩んでしまう。このため、特殊な締結金具が
必要とするが、この種の金具は、コストが高くなり、ま
た架装物のレイアウトの自由度が阻害される不具合があ
る。
これに対し本出願人は実開昭62−117105号公報におい
て、フレーム及びスプリングブラケットに穿設するリベ
ット孔を車両前後方向の同一線上に等ピッチに穿設する
と共に、フレーム側の同じ同一線上に等ピッチで位置調
製用リベット孔を設け、前記の架装物レイアウトの自由
度を得る技術を提案している。
て、フレーム及びスプリングブラケットに穿設するリベ
ット孔を車両前後方向の同一線上に等ピッチに穿設する
と共に、フレーム側の同じ同一線上に等ピッチで位置調
製用リベット孔を設け、前記の架装物レイアウトの自由
度を得る技術を提案している。
この技術自体は有効なものであるが、しかし、スプリン
グブラケットの位置を変えることは、設計上も、組立上
も作業が面倒である。
グブラケットの位置を変えることは、設計上も、組立上
も作業が面倒である。
[考案が解決しようとする課題] したがって本考案の目的は、組立作業が簡単でしかも自
由度が大きい車両の架装物取付装置を提供するにある。
由度が大きい車両の架装物取付装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、架装物(9)の基部(9a)にUボルト
(10)を掛けて、座金(11)を介してナット(12)でフ
レーム(F)に固定する車両の架装物取付装置におい
て、フロントサスペンションのリーフスプリング(13)
をシャックル(14)を介して支持する後側のスプリング
ブラケット(1)を有し、そのスプリングブラケット
(1)のロアフランジ部(2)とサイドフランジ部
(6)とは前記フレーム(F)に当接してリベット
(R)で締結され、そしてロアフランジ部(2)の下面
は上面(3)と平行で車両の前後方向に延びる平行面部
(4)に形成され、その前端部には小突部(5)が垂設
され、前記Uボルト(10)はスプリングブラケットの平
行面部(4)に重ね合せた座金(11)とナット(12)と
によりスプリングブラケット(1)と共締め固定されて
いる。
(10)を掛けて、座金(11)を介してナット(12)でフ
レーム(F)に固定する車両の架装物取付装置におい
て、フロントサスペンションのリーフスプリング(13)
をシャックル(14)を介して支持する後側のスプリング
ブラケット(1)を有し、そのスプリングブラケット
(1)のロアフランジ部(2)とサイドフランジ部
(6)とは前記フレーム(F)に当接してリベット
(R)で締結され、そしてロアフランジ部(2)の下面
は上面(3)と平行で車両の前後方向に延びる平行面部
(4)に形成され、その前端部には小突部(5)が垂設
され、前記Uボルト(10)はスプリングブラケットの平
行面部(4)に重ね合せた座金(11)とナット(12)と
によりスプリングブラケット(1)と共締め固定されて
いる。
[作用効果の説明] したがって、架装物の基部にUボルトを掛け、スプリン
グブラケットの平行面部に重ね合せた座金とナットとに
よりスプリングブラケットと基部とを共締めしてフレー
ムに固定する。
グブラケットの平行面部に重ね合せた座金とナットとに
よりスプリングブラケットと基部とを共締めしてフレー
ムに固定する。
平行面部は車両の前後方向に延びているので、Uボルト
のスプリングブラケットに対する車両の前後方向の位置
を調整できる。また、小突部があるので、座金が平行面
部から離脱することがない。
のスプリングブラケットに対する車両の前後方向の位置
を調整できる。また、小突部があるので、座金が平行面
部から離脱することがない。
このように本考案によれば、架装物の基部をスプリング
ブラケットと共に共締めするので、作業工数が少なくて
済み、作業が楽である。その際に、Uボルトの位置の調
整ができ、レイアウトの自由度を拡げることができる。
ブラケットと共に共締めするので、作業工数が少なくて
済み、作業が楽である。その際に、Uボルトの位置の調
整ができ、レイアウトの自由度を拡げることができる。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図及び第2図において、本考案で実施されるスプリ
ングブラケット1は、ロアフランジ部2とサイドフラン
ジ部6とでフレームFに当接され、リベットRで締結さ
れている。このブラケット1のピン孔7のボース部8
は、ブラケット1の後部に設けられており、したがっ
て、ロアフランジ部2の前側部分は、車両前後方向に延
びて比較的長く形成されている。そして、ロアフランジ
部2の下面は、上面3と平行な平行面部4に形成され、
その前端部には、小突部5が垂設されている。
ングブラケット1は、ロアフランジ部2とサイドフラン
ジ部6とでフレームFに当接され、リベットRで締結さ
れている。このブラケット1のピン孔7のボース部8
は、ブラケット1の後部に設けられており、したがっ
て、ロアフランジ部2の前側部分は、車両前後方向に延
びて比較的長く形成されている。そして、ロアフランジ
部2の下面は、上面3と平行な平行面部4に形成され、
その前端部には、小突部5が垂設されている。
そして、このスプリングブラケット1は第3図に例示す
る架装物の取付装置に適用されるものである。第3図に
おいて、キャブC後方のフレームFに、例えばキャブバ
ッククレーン等の架装物9を架装する際は、架装物9の
基部9aにUボルト10を掛け、後側のUボルト10は、座金
11とナット12とによりフレームFに固定する。そして、
前側のUボルト10は、スプリングブラケット1の平行面
部4に重ね合せた座金11とナット12とによりスプリング
ブラケット1と共締めして固定する。この際、平行面部
4は、車両前後方向に比較的長いので、Uボルト10の位
置を調整することができ、また、小突部5により座金11
の平行面部4からの離脱が防止される。
る架装物の取付装置に適用されるものである。第3図に
おいて、キャブC後方のフレームFに、例えばキャブバ
ッククレーン等の架装物9を架装する際は、架装物9の
基部9aにUボルト10を掛け、後側のUボルト10は、座金
11とナット12とによりフレームFに固定する。そして、
前側のUボルト10は、スプリングブラケット1の平行面
部4に重ね合せた座金11とナット12とによりスプリング
ブラケット1と共締めして固定する。この際、平行面部
4は、車両前後方向に比較的長いので、Uボルト10の位
置を調整することができ、また、小突部5により座金11
の平行面部4からの離脱が防止される。
このように本考案によればUボルトの位置を調整できる
ので、レイアウトの自由度を拡げることができ、共締め
のため作業工数を少なくすることができる。
ので、レイアウトの自由度を拡げることができ、共締め
のため作業工数を少なくすることができる。
[考案の効果] 以上の通り本考案によれば下記のすぐれた効果を奏す
る。
る。
(i)Uボルトの締付位置を車両の前後方向に調整でき
るので、レイアウトの自由度が大となる。
るので、レイアウトの自由度が大となる。
(ii)その結果スプリングブラケットとの共締めが可能
となり、作業工数を少なくできる。
となり、作業工数を少なくできる。
(iii)前端部の小突部により座金が平行面部から離脱
しない。
しない。
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図のX−X線矢視断面図、第3図は本考案を実施した架
装物の架装状態を示す車両前部の側面図、第4図は従来
のスプリングブラケットを示す側面図である。 1…スプリングブラケット、2…ロアフランジ部、3…
上面、4…平行面部、5…小突部、9…架装物、9a…基
部、10…Uボルト、11…座金、12…ナット、13…リーフ
スプリング、14…シャックル、F…フレーム
図のX−X線矢視断面図、第3図は本考案を実施した架
装物の架装状態を示す車両前部の側面図、第4図は従来
のスプリングブラケットを示す側面図である。 1…スプリングブラケット、2…ロアフランジ部、3…
上面、4…平行面部、5…小突部、9…架装物、9a…基
部、10…Uボルト、11…座金、12…ナット、13…リーフ
スプリング、14…シャックル、F…フレーム
Claims (1)
- 【請求項1】架装物(9)の基部(9a)にUボルト(1
0)を掛けて、座金(11)を介してナット(12)でフレ
ーム(F)に固定する車両の架装物取付装置において、
フロントサスペンションのリーフスプリング(13)をシ
ャックル(14)を介して支持する後側のスプリングブラ
ケット(1)を有し、そのスプリングブラケット(1)
のロアフランジ部(2)とサイドフランジ部(6)とは
前記フレーム(F)に当接してリベット(R)で締結さ
れ、そしてロアフランジ部(2)の下面は上面(3)と
平行で車両の前後方向に延びる平行面部(4)に形成さ
れ、その前端部には小突部(5)が垂設され、前記Uボ
ルト(10)はスプリングブラケットの平行面部(4)に
重ね合せた座金(11)とナット(12)とによりスプリン
グブラケット(1)と共締め固定されていることを特徴
とする車両の架装物取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989103895U JPH0714005Y2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 車両の架装物取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989103895U JPH0714005Y2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 車両の架装物取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0343007U JPH0343007U (ja) | 1991-04-23 |
JPH0714005Y2 true JPH0714005Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=31652711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989103895U Expired - Lifetime JPH0714005Y2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 車両の架装物取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714005Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63108806U (ja) * | 1987-01-07 | 1988-07-13 |
-
1989
- 1989-09-06 JP JP1989103895U patent/JPH0714005Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0343007U (ja) | 1991-04-23 |
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Legal Events
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