JPH0228147Y2 - - Google Patents

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JPH0228147Y2
JPH0228147Y2 JP1328985U JP1328985U JPH0228147Y2 JP H0228147 Y2 JPH0228147 Y2 JP H0228147Y2 JP 1328985 U JP1328985 U JP 1328985U JP 1328985 U JP1328985 U JP 1328985U JP H0228147 Y2 JPH0228147 Y2 JP H0228147Y2
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fender
fender liner
vehicle body
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end flange
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車車体のフロントフエンダ後
部の車体側のロツカパネルに取付けられるフロン
トマツドガード装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、自動車車体のフロントフエンダ後部に取
付けられるマツドガード装置としては、例えば第
4図及び第5図に示すように、車体側への取付ベ
ース6′と、泥除け本体40′からなる略平板状の
一枚板によつて構成されたマツドガード4′があ
り、前記取付ベース6′には上下に間隔をおいて
2個の取付穴9,9が設けられている。
そして、このマツドガード4′の取付けは、前
記2個の取付穴9,9を、ともに第5図に示すよ
うに、ボルト10によつてフロントフエンダ2に
取付けるとともに、この取付部位の前記各取付穴
9,9間における、前記フロントフエンダ2の裏
面側にはフエンダライナ3が配設されており、前
記フロントフエンダ2及びマツドガード4′の取
付ベース6′と共締めされている。
尚、この第4図及び第5図に示すマツドガード
4′は、車体前後方向の左側における第3図の
部位に取付けられものである。
従つて、マツドガード4′の取付ベース6′にお
ける各取付穴9,9間の裏面側には、フロントフ
エンダ2が位置しており、このマツドガード4′
は、フロントフエンダ2及びフエンダライナ3の
2部材とともに共締めして固定できるため、しつ
かりと固定して取付けることができる。
また、他のマツドガード装置として、例えば第
6図に示す構造がある。
このマツドガード4″は、車体前後方向に延び
る略水平な取付ベース6と、この取付ベース6の
端部にて上方に向けて立設形成されたベース端部
フランジ7と、前記取付ベース6から下方に垂設
された泥除け本体40からなり、前記取付ベース
6には、前後に間隔をおいて2個の取付穴6a,
6bが設けられているとともに、前記ベース端部
フランジ7にはその車体幅方向の各端部近傍(即
ち、左右方向)に間隔をおいて2個の取付穴7
a,7bが設けられている。
即ち、このマツドガード4″は、車体側への取
付部位である、車体前後方向に延びる略水平な取
付ベース6と、これから下方に垂設された泥除け
本体40から成る略L字形状を成しており、車体
下方に垂設される部分は、泥除け本体40のみで
あつて、空力上有効な構造と成つている。
そして、このマツドガード4″は、フロントフ
エンダ後部における第3図に示す部位に取付け
られるものであり、具体的には取付ベース6の取
付穴6a,6bをボルト(図示省略)によつて第
3図に示すロツカパネル5に固定し、かつベース
端部フランジ7の一方の取付穴7bも、ボルト
(図示省略)によつて第3図に示すロツカパネル
5に固定するとともに、前記ベース端部フランジ
7のもう一方の取付穴7aは、ボルト(図示省
略)によつて第3図に示すフロントフエンダ2に
固定される。
尚、この第6図に示すマツドガード4′は、車
体前後方向の右側における、第3図は示す部位
に取付けられるものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、第6図に示すフロントマツドガード装
置の場合、ベース端部フランジ7の他方の取付穴
7aのみがフロントフエンダ2に固定されるもの
であり、この取付穴7aが形成された部位の裏面
側にはフロントフエンダ2が位置するが、前記取
付穴7aからベース端部フランジ7における車体
幅方向である左右方向の内側部位に間隔をおいて
設けられた取付穴7bまでの間の裏面側にはフロ
ントフエンダ2が位置していないため、このフロ
ントフエンダ2とともに固定される第3図に示す
フエンダライナ3は、他方の取付穴7aを介して
一箇所のみが固定されるものであり、フエンダラ
イナ3の後端部(図示省略)は、前記取付ベース
6上に添設されているのみであつて、しつかりと
固定することができず、かつこのフエンダライナ
3の車体前後方向の移動を規制することができな
い。
しかも、前記各取付穴7a,7b間の車体幅方
向である左右方向の間隔が大きいことにより、こ
れら各取付穴7a,7bを介して取付けられるマ
ツドガード4″における取付部位である左右方向
のボルト締結部位間の距離が遠いものとなる。
従つて、前輪(図示省略)から跳ね上げられた
飛び石等の影響により、この飛び石等が前記フエ
ンダライナ3に衝突すると、前記遠い距離をおい
て形成されている各取付穴7a,7bを介しての
ボルト締結部位間で、フエンダライナ3が車体前
後方向における後方に移動するため、このフエン
ダライナ3とマツドガード4″との間において車
体前後方向に隙間が生じることになり、このマツ
ドガード取付部位近傍の外観見栄えを損ねるとい
う不具合がある。
そこでこの考案の課題は、マツドガードの形状
を工夫し、フエンダライナの車体前後方向への移
動を規制して、マツドガードとフエンダライナと
の間の隙間の発生を防止することにより、外観見
栄えを向上することである。
〔課題を解決するための手段〕
そのためこの考案は、前述したようなマツドガ
ード装置において、マツドガードの取付ベース
に、フエンダライナの後端部が当接する突起を形
成し、この突起と前記ベース端部フランジとで、
フエンダライナの後端部を挟持するようにしたこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
上述の手段によれば、マツドガード取付状態で
は、ロツカパネルとマツドガードとの間に挟み込
まれて固定されるフエンダライナの後端部が、マ
ツドガードの取付ベースに形成した突起に当接
し、この突起とベース端部フランジとで挟持され
るため、フエンダライナの車体前後方向の移動を
規制することができ、マツドガードとフエンダラ
イナとの間に隙間が生じることを防止できる。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいてこの考案の実施例を
説明する。
第1図から第3図までの図面は、この考案の一
実施例を示しており、第1図は第3図に示す部
位いて、車体前後方向に対して右側に取付けられ
るマツドガードの単体斜視図、第2図はこのマツ
ドガードの取付状態における第1図の−線断
面図、第3図は車体骨格部材及びこれに結合され
るフロントフエンダ、フエンダライナ等の各部材
の分解斜視図である。
尚、この第1図及び第2図において、前述した
従来技術を示す第6図と同一符号は、同一部位も
しくは同一名称を示しており、詳細な説明は省略
する。
そして、第3図に示す車体1のフロントフエン
ダ2には、フエンダライナ3が固定されており、
第1図及び第2図に示すマツドガード4は、その
取付ベース6の取付穴6a,6b、及びベース端
部フランジ7の取付穴7a,7bを介して、第3
図に示すフエンダライナ3を挟み込んで、第3図
に示す車体1のロツカパネル5、及び前記フロン
トフエンダ2にボルト(図示省略)等によつて締
結固定されている。
ここで、前記フエンダライナ3の後端部3aは
折曲部6bによつて車体前後方向に折曲形成され
ており、マツドガード4の取付状態では、第2図
に示すように、前記フエンダライナ3の後端部3
aが、マツドガード4の取付ベース6上に添設状
態に配設されている。
また、このマツドガード4は、車体前後方向の
右側における、第3図に示す部位に取付けられ
るものである。
このようなマツドガード装置であつて、第1図
及び第2図に示すように、マツドガード4の取付
ベース6におけるベース端部フランジ7に近接し
た位置に、このベース端部フランジ7とは車体前
後方向に間隔をおいた後方側にて略平行に延びる
リブ状の突起8を形成し、第2図に示すように、
マツドガード4の取付状態では前記突起8に、フ
エンダライナ3の折曲形成された後端部3aが当
接するように成つている。
ここで、第2図に示すように、マツドガード4
の取付状態では、前記フエンダライナ3の折曲部
3bが前記ベース端部フランジ7に当接するよう
に成つている。
そして、従来技術を示す第6図のマツドガード
装置と同様の方法で、第1図に示すマツドガード
4を、フロントフエンダ後部における、第3図に
示す部位にてフエンダライナ3を挟み込んでロ
ツカパネル5及びフロントフエンダ2にボルト1
(図示省略)によつて締結固定して取付けた場合
には、第2図に示すように、フエンダライナ3の
後端部3aが、取付ベース6に形成した突起8に
当接し、かつ前記フエンダライナ3の折曲部3a
が、ベース端部フランジ7に当接することによ
り、マツドガード4(取付ベース6)における車
体幅方向の幅寸法内にて、前記フエンダライナ3
における取付ベース6上に添設される折曲部3b
から後端部3aまでの部位は、前記突起8とベー
ス端部フランジ7とで挟持された取付状態とな
る。
従つて、フエンダライナ3は他方の取付穴7a
を介して一箇所のみが固定されるものであるが、
前記突起8とベース端部フランジ7によつて、こ
のフエンダライナ3の車体前後方向の移動を規制
することができる。
これにより、飛び石等がフエンダライナ3に衝
突した場合であつても、車体幅方向に遠い距離を
おいて形成される各取付穴7a,7bを介しての
ボルト締結部位間で、前記突起8とベース端部フ
ランジ7とによるフエンダライナ3の後端部3a
の挟持による車体前後方向への移動規制により、
前記フエンダライナ3が車体前後方向における後
方に移動することを防止できるため、このフエン
ダライナ3とマツドガード4との間において、車
体前後方向に隙間が生じることは全くなく、この
マツドガード取付部位近傍の外観見栄えを損なう
ことは全くない。
また、特別な別部品を設定することなく、この
ような構成を達成し、かつ前記した機能を奏する
ことができるものであり、部品点数及びコスト等
の増加も全くなく、極めて簡単な構造で、しかも
取付作業性を損なうこともないため、実用上から
も極めて有用である。
尚、以上の実施例においては、第2図に示すよ
うに、マツドガード4の泥除け本体40が、前輪
(図示省略)に対して車体後方に傾斜した形状に
垂設形成されている。即ち、車体幅方向の線上に
対して、前記泥除け本体40の車体幅方向内側
が、外側よりも車体後方に位置するよう傾斜して
いるが、これに限られることなく、前記前輪(即
ち、車体幅方向の線上)に対して略直角に車体幅
方向に延びるよう形成されてもよい。即ち、マツ
ドガード4のベース端部フランジ7からそのまま
下方に垂設するような形状に形成されてもよいも
のである。
〔考案の効果〕
以上述べたように、この考案は、マツドガード
の取付ベースに、フエンダライナの後端部が当接
する突起を形成したものであり、マツドガード取
付状態では、この突起によつてフエンダライナの
車体前後方向の移動と規制することができ、この
フエンダライナをしつかりと固定した状態とする
ことができるため、飛び石等があつても、マツド
ガードとフエンダライナとの間に隙間が生じるこ
とはなく、マツドガード取付部位近傍の外観見栄
えを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図までの図面はこの考案の一実
施例を示しており、第1図はマツドガードの単体
斜視図、第2図はマツドガード取付状態における
第1図の−線断面図、第3図は車体骨格部
材、及びこれに取付けられるフロントフエンダ、
フエンダライナ等の各部材の分解斜視図、第4図
から第6図までの図面は従来例を示しており、第
4図は車体前後方向における左側に取付けられる
マツドガード単体の斜視図、第5図はマツドガー
ド取付状態における第4図の−線断面図、第
6図は他の従来例を示すマツドガードの単体斜視
図(第1図相当斜視図)である。 2……フロントフエンダ、3……フエンダライ
ナ、4……マツドガード、40……泥除け本体、
5……ロツカパネル、6……取付ベース、7……
ベース端部フランジ、8……突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体前後方向に沿つて略水平に延びる取付ベー
    スと、この取付ベースの端部に上方に向けて立設
    形成されたベース端部フランジと、前記取付ベー
    スから下方に垂設された泥除け本体から成るマツ
    ドガードであつて、前記取付ベースを車体側のロ
    ツカパネルに固定し、かつ前記ベース端部フラン
    ジをフロントフエンダ及びロツカパネルにそれぞ
    れ固定するとともに、前記ベース端部フランジ近
    傍の取付ベース上には、フエンダライナの折曲形
    成された後端部が添設されているフロントマツド
    ガード装置において、 前記マツドガードの取付ベースに、フエンダラ
    イナの後端部が当接する突起を形成し、この突起
    と前記ベース端部フランジとで、フエンダライナ
    の後端部を挟持するようにしたことを特徴とする
    フロントマツドガード装置。
JP1328985U 1985-01-31 1985-01-31 Expired JPH0228147Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1328985U JPH0228147Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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JP1328985U JPH0228147Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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Publication Number Publication Date
JPS61129676U JPS61129676U (ja) 1986-08-14
JPH0228147Y2 true JPH0228147Y2 (ja) 1990-07-27

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JP1328985U Expired JPH0228147Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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JP (1) JPH0228147Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11265435B2 (en) 2020-03-26 2022-03-01 Fujifilm Business Innovation Corp. Information processing apparatus for re-executing processing for not successfully acquired, information processing system, and non-transitory computer readable medium

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11265435B2 (en) 2020-03-26 2022-03-01 Fujifilm Business Innovation Corp. Information processing apparatus for re-executing processing for not successfully acquired, information processing system, and non-transitory computer readable medium

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JPS61129676U (ja) 1986-08-14

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