JPH0528129Y2 - - Google Patents

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JPH0528129Y2
JPH0528129Y2 JP1986080822U JP8082286U JPH0528129Y2 JP H0528129 Y2 JPH0528129 Y2 JP H0528129Y2 JP 1986080822 U JP1986080822 U JP 1986080822U JP 8082286 U JP8082286 U JP 8082286U JP H0528129 Y2 JPH0528129 Y2 JP H0528129Y2
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JP
Japan
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bumper
mounting
mounting member
turn signal
radiator support
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JP1986080822U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用バンパーの取付装置に関す
るものである。
(従来の技術) 従来、自動車用バンパーは、第4図に示すよう
な取付装置41にて車体フレームに取付けられて
いた。即ち、上記取付装置41は、車体フレーム
におけるサイドメンバー(図示せず)に対する装
着部42を有しかつ前方に向かつて広がるように
湾曲成形された一対の支持アーム43とこれら支
持アーム43の先端部に両端部がスポツト溶接4
4にて固着された補強部材45とから構成され、
前記補強部材45にバンパーを固定するように構
成されていた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記のような構成では一対の支持ア
ーム43と補強部材45の3つの部材からなるた
め、コスト高になるという問題があり、又ラジエ
ータサポートに取付けられるヘツドランプ、フエ
ンダ等とバンパーとの相対的な位置精度が出にく
く、さらにフオグランプを取付ける場合には別の
取付ブラケツトを必要とする等の問題があつた。
本考案は上記問題点を解消することを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の自動車用バンパー取付装置は、車体フ
レーム前端のラジエータサポートに装着可能な装
着部を形成した単一部材からなる取付部材を設
け、この取付部材の前面に、バンパーの固定部を
設けるとともにターンシグナルの収容開口をバン
パーのターンシグナル収容凹部に合致する位置に
形成し、かつ取付部材の前記収容開口の近傍位置
にフオグランプの固定部を形成したことを特徴と
するものである。
(作用) 本考案は上記した構成を有するので、取付部材
をラジエータサポートに取付けることにより、そ
のバンパー固定部にバンパーを取付け、収容開口
にターンシグナルを収容配置することができる。
また、取付部材の前面に設けたターンシグナル収
容開口を、バンパーのターンシグナル収容凹部に
合致する位置に形成し、かつ取付部材のターンシ
グナル収容開口の近傍位置にフオグランプの固定
部を形成しているので、フオグランプを取付ける
際(別途オプシヨンで取付けたり、ユーザが後ほ
ど取付けることが一般である。)に、ターンシグ
ナルランプを取外せば、バンパーのターンシグナ
ル収容凹部を利用して容易にフオグランプを取付
けることができ、従来のようにバンパーを取外し
たり、車にもぐり込んで狭い箇所で作業する必要
がなくなる。また、単一の取付部材で構成されて
いるので、コストダウンを図ることができる。さ
らに、取付部材をラジエータサポートに取付ける
ようにしているので、ヘツドランプ、フエンダ
等、ラジエータサポートに取付けられているバン
パー周囲の他の構成部品との相対位置精度も高く
なる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について、第1図〜第
3図を参照して説明する。
第1図に示すように、取付部材1は、底辺を欠
いた台形状でかつその両側端から外方に鍔2を延
出された、所謂ハツト形断面形状を呈した適当な
幅の単一部材にて構成されており、さらにその幅
方向中間部において前記鍔2とそれに隣接する部
分に切欠部3が形成されている。前記鍔2は、取
付部材1の装着部4を構成しており、第2図及び
第3図に示すように車体フレーム前端のラジエー
タサポート5にボルト・ナツト6にて装着するよ
うに、切欠部3の両側位置にボルト孔7が穿設さ
れている。この取付部材1は、ラジエータサポー
ト5に取付けた状態では頂部の平面が前面とな
り、この前面がバンパーの固定部8を構成してい
る。この取付部材1のバンパー固定部8の中央部
にはターンシグナルの収容開口9が形成されてお
り、この収容開口9の周縁には内側に向かつて補
強突片10が突出形成されている。また、バンパ
ー固定部8の幅方向一側部にバンパー21の取付
穴11が穿設されている。さらに、バンパー固定
部8の中央下部の一部に、フオグランプ32の固
定部12が設けられ、取付穴13が穿設されると
ともにその下部にフオグランプ32の取付片33
が貫通する通孔14が形成されている。
なお、バンパー21には、第2図及び第3図に
示すように、取付部材1の配置位置に対応してタ
ーンシグナル31の収容凹部22が形成されると
ともにその底面23にこのバンパー21の取付穴
24が穿設されており、さらに前記収容凹部22
の下方にフオグランプ32の取付片33を通す開
口25が形成され、フオグランプ32を取付けな
い場合は閉止蓋(図示せず)にて閉じ得るように
構成されている。
以上の構成において、バンパー21及びターン
シグナル31を取付けるには、ラジエータサポー
ト5の所定位置に取付部材1の装着部4を当接さ
せ、ボルト・ナツト6にて締結固定する。次に、
この取付部材1のバンパー固定部8にバンパー2
1を配置し、その収容凹部22の底面23の取付
穴24と取付部材1のバンパー取付穴11とをボ
ルト・ナツト26にて締結固定する。さらに、バ
ンパー21の収容凹部22と取付部材1の収容開
口9にわたつて第3図に示すようにターンシグナ
ル31を収容配置する。
なお、フオグランプ32を取付ける場合には、
第3図に示すように、バンパー21に形成された
フオグランプ取付用の開口25の閉止蓋を取り外
し、フオグランプ32の取付片33をこの開口2
5から挿入し、取付片33の先端を前記取付部材
1の通孔14を通して取付穴13に対向させてボ
ルト・ナツト34にて締結固定することにより取
付けが完了する。
かくして、単一部材からなる取付部材1にてバ
ンパー21及びターンシグナル31を取付けるこ
とができ、さらにフオグランプ32も別の取付ブ
ラケツトなしで取付けることができる。さらに、
前記取付部材1をラジエータサポート5に取付け
るようにしているので、このラジエータサポート
5に取付けられるヘツドランプやフエンダ等、バ
ンパー21に隣接する他の構成部品との相対的な
位置精度も高くなる。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えばバンパーの固定部8やフオグランプ
の固定部12の具体的な構造は任意に設計変更す
ることができる。
(考案の効果) 本考案のバンパー取付装置によれば、以上のよ
うに、単一部材からなる取付部材を用いているの
でコストダウンを図ることができる。またこの取
付部材の前面にバンパー固定部を設けるとともに
ターンシグナルの収容開口を形成しているので、
ラジエータサポートに取付部材を取付けることに
より、これにバンパーとターンシグナルを配置固
定することができる。また、取付部材の前面に設
けたターンシグナル収容開口を、バンパーのター
ンシグナル収容凹部に合致する位置に形成し、か
つ取付部材のターンシグナル収容開口の近傍位置
にフオグランプの固定部を形成しているので、フ
オグランプを取付ける際に、ターンシグナルラン
プを取外せば、容易にフオグランプを取付けるこ
とができ、サービス性の向上を図ることができ
る。さらに、取付部材をラジエータサポートに取
付けるようにしているので、ヘツドランプ、フエ
ンダ等、ラジエータサポートに取付けらるバンパ
ー周囲の他の構成部品との相対位置精度も高くな
る等、大なる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第
1図は装着部材の斜視図、第2図は取付状態にお
ける第1図の−線位置で断面した縦断側面
図、第3図は取付状態における第1図の−線
位置で断面した縦断側面図、第4図は従来例の取
付部材の斜視図である。 1……取付部材、4……装着部、5……ラジエ
ータサポート、8……バンパーの固定部、9……
ターンシグナルの収容開口、12……フオグラン
プの固定部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体フレーム前端のラジエータサポートに装着
    可能な装着部を形成した単一部材からなる取付部
    材を設け、この取付部材の前面に、バンパーの固
    定部を設けるとともにターンシグナルの収容開口
    を、バンパーのターンシグナル収容凹部に合致す
    る位置に形成し、かつ取付部材の前記収容開口の
    近傍位置にフオグランプの固定部を形成したこと
    を特徴とする自動車用バンパー取付位置。
JP1986080822U 1986-05-28 1986-05-28 Expired - Lifetime JPH0528129Y2 (ja)

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JP1986080822U JPH0528129Y2 (ja) 1986-05-28 1986-05-28

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JPS62191559U JPS62191559U (ja) 1987-12-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0630556Y2 (ja) * 1988-01-19 1994-08-17 株式会社豊田自動織機製作所 フォグランプ一体グリルの取付構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5642127U (ja) * 1979-09-07 1981-04-17
JPS6013705U (ja) * 1983-07-08 1985-01-30 株式会社日立製作所 電力形被覆可変抵抗管

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JPS5642127U (ja) * 1979-09-07 1981-04-17
JPS6013705U (ja) * 1983-07-08 1985-01-30 株式会社日立製作所 電力形被覆可変抵抗管

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