JP2864394B2 - 車両のパイプ類配索装置 - Google Patents

車両のパイプ類配索装置

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JP2864394B2
JP2864394B2 JP34005089A JP34005089A JP2864394B2 JP 2864394 B2 JP2864394 B2 JP 2864394B2 JP 34005089 A JP34005089 A JP 34005089A JP 34005089 A JP34005089 A JP 34005089A JP 2864394 B2 JP2864394 B2 JP 2864394B2
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享男 柴谷
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等の車両において、ブレーキパイプ
あるいはフューエルパイプの配索に改良を加えた、車両
のパイプ類配索装置に関するものである。
(従来の技術) 自動車等の車両において、ブレーキパイプ、フューエ
ルパイプ等のパイプ類をフロアパネル下面に装着する場
合、パイプ類は石跳ねや路面の突起との接触等による損
傷を受けにくい位置に配索される。そこで、第5図に示
すように、パイプ類1はフロアパネル1の下面に設けら
れたサイドメンバ3に沿って装着される。
第6図に示されるようにサイドメンバ3の前方にサブ
フレーム4を設けた車両5においては、車体の強度上、
サブフレーム4の一端はサイドメンバ3に近接してフロ
アパネルに取付けられる。図中6はダッシュパネル、7
はタイヤである。そこで従来は、第7図に示すように、
サイドメンバ3に近接してフロアパネル2に取付けたサ
ブフレーム4の一端との干渉を避けるためにパイプ類1
を屈曲させて配索している。パイプ類1の一端は上方に
屈曲されてダッシュパネルに沿って配索されている。
また、車両のパイプ類の配索に関する先行技術とし
て、実公昭50−13612号公報にはフロアパネル下面に装
着されるパイプ類を保護する自動車用パイプ類の取付装
置が開示されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来例において、第7図に示すものは、パイプ類
1の屈曲が多いので、パイプ類1の精度が得にくくなる
と共にコストも高くなるという問題がある。さらに、パ
イプ類1のフロアパネル下面上に配索される部分が長く
なると共に保護部材(サブフレーム4)の外側に屈曲部
8が形成されることになるので、パイプ類1が石跳ねや
路面の突起との接触等による損傷を受け易くなるという
問題がある。
本発明は以上の点に鑑みて、車両のフロアパネル下面
に装着されるパイプ類の屈曲を少なくし配索を簡素化す
ると共に、パイプ類を石跳ねや路面の突起との接触等か
ら保護することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の課題を解決するために、フロアパネル
9の下面にサイドメンバ10を突設し、サイドメンバ10の
前部にサブフレーム11の一端を連結し、サイドメンバ10
に沿ってパイプ類12を配索した車両のパイプ類配索装置
において、サブフレーム11の一端をサイドメンバ10とフ
ロアパネル9の下面とに跨って取付け、サブフレーム11
とサイドメンバ10とフロアパネル9の下面とで断面形状
が略三角形の空間13を形成し、空間13にパイプ類12を挿
通したことを特徴とする。
(作用) 本発明に従ってこのように構成することにより、パイ
プ類12はサイドメンバ10に沿ってサブフレーム11をくぐ
って直線状に配索される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について詳細に説明する。第
1図ないし第4図において、9は自動車等の車両のフロ
アパネルであり、前側の端部はダッシュパネル14に接続
されている。フロアパネル9の下面には前後方向に伸び
るサイドメンバ10が突出するように取付けられている。
サイドメンバ10の前方にサブフレーム11が設けられてい
る。サブフレーム11の後端部は、高さの異なる取付面1
5,16を形成する取付部17が設けられており、取付面15,1
6を各々フロアパネル9、サイドメンバ10に当接してボ
ルト18,19により、図示しないマウントを介して車体に
取付けられている。すなわち、サブフレーム11はサイド
メンバ10とフロアパネル9の下面とに跨って取付けられ
ており、サブフレーム11の取付部17とサイドメンバ10と
フロアパネル9とによって断面形状が略三角形の空間13
が形成されている。パイプ類12はサイドメンバ10に沿っ
て空間13に挿通されると共に図示しないクランプ等によ
ってフロアパネル9の下面に装着されている。そしてパ
イプ類12はダッシュパネル14(第4図)に沿って上方に
屈曲されて配索されている。第2図中20はホイールハウ
スである。
以上のように構成した本実施例の作用について次に説
明する。パイプ類12はサイドメンバ10に沿ってサブフレ
ーム11の取付部17をくぐって直線状に配索される。ま
た、サブフレーム11の一部を車体の骨格部材であるサイ
ドメンバ10に取付けるので、サブフレーム11は車体に強
固に取付けられる。
(発明の効果) 本発明に係る車両のパイプ類の配索装置は以上詳述し
たように構成したことにより、パイプ類は、サイドメン
バとフロアパネル下面とに跨って取付けられたサブフレ
ームをくぐり、サイドメンバに沿って直線状に配索され
る。その結果、フロアパネル下面に装着されるパイプ類
は配索が簡素化され屈曲が少なくなるので、精度が得や
すくなりコストも安くする。また、パイプ類はサイドメ
ンバに沿って配索され、さらに一部はサブフレームによ
って覆われるので石跳ねや路面の突起との接解等による
損傷を受けにくくなる。さらに、サブフレームの車体へ
の取付が強固になるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部を第2図I−I線にお
いて示した縦断面図、第2図は第1図に示すものの底面
図、第3図は第2図に示すものの斜視図、第4図は第2
図に示すものの他の方向の斜視図、第5図はサブフレー
ムを具備しない従来の車両のパイプ類の配索を示す斜視
図、第6図は自動車のサイドメンバ、サブフレーム及び
ダッシュパネルの配置図、第7図はサブフレームを具備
した従来の車両のパイプ類の配索を示す斜視図である。 9…フロアパネル 10…サイドメンバ 11…サブフレーム 12…パイプ類 13…空間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロアパネル下面にサイドメンバを突設
    し、該サイドメンバの前部にサブフレームの一端を連結
    し、前記サイドメンバに沿ってパイプ類を配索した車両
    において、前記サブフレームの一端を前記サイドメンバ
    とフロアパネル下面とに跨って取付け、前記サブフレー
    ムとサイドメンバとフロアパネル下面とで断面形状が略
    三角形の空間を形成し、該空間に前記パイプ類を挿通し
    たことを特徴とする車両のパイプ類配索装置。
JP34005089A 1989-12-29 1989-12-29 車両のパイプ類配索装置 Expired - Lifetime JP2864394B2 (ja)

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