JPH0533439Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0533439Y2 JPH0533439Y2 JP6908687U JP6908687U JPH0533439Y2 JP H0533439 Y2 JPH0533439 Y2 JP H0533439Y2 JP 6908687 U JP6908687 U JP 6908687U JP 6908687 U JP6908687 U JP 6908687U JP H0533439 Y2 JPH0533439 Y2 JP H0533439Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear wheel
- wheel fender
- mounting
- support
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、トラクタの後輪フエンダ支持装置に
関する。
関する。
（従来の技術）
従来のトラクタの後輪フエンダ支持装置として
は、実開昭61−5250号又は、実公昭59−11817号
公報記載のものがある。
は、実開昭61−5250号又は、実公昭59−11817号
公報記載のものがある。
前者は、座席の下方に配置されたフロアシート
の後端縁を後輪フエンダの上端部まで延設し、前
記フロアシートの側端縁に後輪フエンダがボルト
締結で取付けられたものである。
の後端縁を後輪フエンダの上端部まで延設し、前
記フロアシートの側端縁に後輪フエンダがボルト
締結で取付けられたものである。
後者は、車軸ケース上に、取付台を介して後輪
フエンダの下端が取付けられたものである。
フエンダの下端が取付けられたものである。
（考案が解決しようとする問題点）
前記従来では、前者にあつては、後輪フエンダ
の支持構造において十分な剛性を得るには、フロ
アシート全体の板厚を厚肉にしなければならず、
そのことがコスト高を招き、フロアシートの成形
を困難にするものであつた。
の支持構造において十分な剛性を得るには、フロ
アシート全体の板厚を厚肉にしなければならず、
そのことがコスト高を招き、フロアシートの成形
を困難にするものであつた。
また、後者にあつては、後輪フエンダの下端が
車軸ケースに取付けられているので、上部側の強
度が比較的弱いものであり、上部側の強度を上げ
るには他の支持部材を設けるなどコスト高を招
く。
車軸ケースに取付けられているので、上部側の強
度が比較的弱いものであり、上部側の強度を上げ
るには他の支持部材を設けるなどコスト高を招
く。
そこで本考案は、簡単な構造で且つ比較的薄肉
の部材でも十分な剛性を得ることができるトラク
タの後輪フエンダ支持装置を提供することを目的
とする。
の部材でも十分な剛性を得ることができるトラク
タの後輪フエンダ支持装置を提供することを目的
とする。
（問題点を解決するための手段）
本考案が前記目的を達成するために講じた技術
的手段は、車体４後部の上面に油圧シリンダ５が
設けられると共に、車体の両側部にブレーキケー
ス７，７が設けられ、前記車体４後部の左右方向
外側方に配置した左右一対の後輪フエンダ１１，
１１が車体４側に固定の支持体１４に支持された
トラクタの後輪フエンダ支持装置において、 前記支持体１４には各後輪フエンダ１１の内側
の上下方向中途部に配置されて後輪フエンダ１１
を取付ける左右一対の取付基板１５が備えられ、
この取付基板１５間に配置され且つ油圧シリンダ
５後部上に固定された連結ステー１６の両側部
が、各ブレーキケース７上部から左右方向上外方
に突設された後支持ステー１８と共に取付基板１
５に連結されると共に、油圧シリンダ５の前側部
から左右方向両外側方に突設された前支持ステー
１７が取付基板１５に連結された点にある。
的手段は、車体４後部の上面に油圧シリンダ５が
設けられると共に、車体の両側部にブレーキケー
ス７，７が設けられ、前記車体４後部の左右方向
外側方に配置した左右一対の後輪フエンダ１１，
１１が車体４側に固定の支持体１４に支持された
トラクタの後輪フエンダ支持装置において、 前記支持体１４には各後輪フエンダ１１の内側
の上下方向中途部に配置されて後輪フエンダ１１
を取付ける左右一対の取付基板１５が備えられ、
この取付基板１５間に配置され且つ油圧シリンダ
５後部上に固定された連結ステー１６の両側部
が、各ブレーキケース７上部から左右方向上外方
に突設された後支持ステー１８と共に取付基板１
５に連結されると共に、油圧シリンダ５の前側部
から左右方向両外側方に突設された前支持ステー
１７が取付基板１５に連結された点にある。
（作用）
本考案によれば、油圧シリンダ５後部上に固定
の連結ステー１６の両側部が、ブレーキケース７
上部から突設された後支持ステー１８と共に後輪
フエンダ１１を取付ける取付基板１５に連結さ
れ、かつ、油圧シリンダ５の前側部から左右方向
両外側方に突設された前支持ステー１７が取付基
板１５に連結されており、ここに後輪フエンダ１
１を支持する支持体１４が構成され、構造上大な
る剛性が得られる。
の連結ステー１６の両側部が、ブレーキケース７
上部から突設された後支持ステー１８と共に後輪
フエンダ１１を取付ける取付基板１５に連結さ
れ、かつ、油圧シリンダ５の前側部から左右方向
両外側方に突設された前支持ステー１７が取付基
板１５に連結されており、ここに後輪フエンダ１
１を支持する支持体１４が構成され、構造上大な
る剛性が得られる。
（実施例）
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第１図及び第２図において、１は農用トラクタ
で、前部のエンジン、中途部のクラツチハウジン
グ２及び後部のミツシヨンケース３等で車体４が
構成されている。ミツシヨンケース３の上面には
作業機昇降用の油圧シリンダ５がボルト締結によ
り取付けられ、油圧シリンダ５の上方には運転座
席６が配置されている。また、ミツシヨンケース
３の後側部には左右一対のブレーキケース７，７
が設けられ、ブレーキケース７の左右方向外側部
には後輪８用の後車軸ケース９がボルト１０によ
り取付けられている。
で、前部のエンジン、中途部のクラツチハウジン
グ２及び後部のミツシヨンケース３等で車体４が
構成されている。ミツシヨンケース３の上面には
作業機昇降用の油圧シリンダ５がボルト締結によ
り取付けられ、油圧シリンダ５の上方には運転座
席６が配置されている。また、ミツシヨンケース
３の後側部には左右一対のブレーキケース７，７
が設けられ、ブレーキケース７の左右方向外側部
には後輪８用の後車軸ケース９がボルト１０によ
り取付けられている。
１１は後輪フエンダで、車体４後部の左右方向
外側方に左右一対配置されて後輪８を覆つてい
る。後輪フエンダ１１は背面視倒立Ｌ字形であ
り、後輪８の接地面に対向する上部の覆部１２
と、覆部１２の内側部１２ａから垂設された立面
部１３等とから構成されている。そして、左右の
後輪フエンダ１１，１１は車体４側に固定の支持
体１４により支持されていると共に、前下部が車
体４に固定のステツプ１９に取付けられている。
外側方に左右一対配置されて後輪８を覆つてい
る。後輪フエンダ１１は背面視倒立Ｌ字形であ
り、後輪８の接地面に対向する上部の覆部１２
と、覆部１２の内側部１２ａから垂設された立面
部１３等とから構成されている。そして、左右の
後輪フエンダ１１，１１は車体４側に固定の支持
体１４により支持されていると共に、前下部が車
体４に固定のステツプ１９に取付けられている。
前記支持体１４は取付基板１５、連結ステー１
６、及び前後支持ステー１７，１８等から構成さ
れ、各部材は金属板等により形成されている。
６、及び前後支持ステー１７，１８等から構成さ
れ、各部材は金属板等により形成されている。
前記取付基板１５は各後輪フエンダ１１の立面
部１３内側の上下方向中途部に配置され、前部か
ら後部に亘つて長板状に形成され、前さがりとさ
れている。また、取付基板１５には長手方向に後
輪フエンダ１１取付用の複数のボルト挿通孔２０
が形成されている。
部１３内側の上下方向中途部に配置され、前部か
ら後部に亘つて長板状に形成され、前さがりとさ
れている。また、取付基板１５には長手方向に後
輪フエンダ１１取付用の複数のボルト挿通孔２０
が形成されている。
前記後支持ステー１８は左右ブレーキケース７
の上部から左右方向外側方で且つ斜め上方に突設
されている。そして、後支持ステー１８の下端部
は後車軸ケース９と共にボルト１０によりブレー
キケース７に共締めされ、上端部は取付基板１５
に重合されて固着されている。その重合部分には
ボルト挿通孔２０に対応する孔が形成されてい
る。また、後支持ステー１８の上部には左右方向
内側方にブラケツト２１が固着されている。
の上部から左右方向外側方で且つ斜め上方に突設
されている。そして、後支持ステー１８の下端部
は後車軸ケース９と共にボルト１０によりブレー
キケース７に共締めされ、上端部は取付基板１５
に重合されて固着されている。その重合部分には
ボルト挿通孔２０に対応する孔が形成されてい
る。また、後支持ステー１８の上部には左右方向
内側方にブラケツト２１が固着されている。
前記連結ステー１６は長板状に形成されて取付
基板１５間に配置され、その長手方向中途部が油
圧シリンダ５の後部上にボルト２２により固定さ
れている。また、連結ステー１６の両端部は後支
持ステー１８のブラケツト２１にボルト２３によ
り締結されている。
基板１５間に配置され、その長手方向中途部が油
圧シリンダ５の後部上にボルト２２により固定さ
れている。また、連結ステー１６の両端部は後支
持ステー１８のブラケツト２１にボルト２３によ
り締結されている。
前記前支持ステー１７は油圧シリンダ５の前側
部から左右方向外方に一対突設されている。前支
持ステー１７の一端は油圧シリンダ５と共にミツ
シヨンケース３にボルト２４により共締めされ、
他端は取付基板１５に重合されて固着されてい
る。その重合部分にはボルト挿通孔２０に対応す
る孔が形成されている。
部から左右方向外方に一対突設されている。前支
持ステー１７の一端は油圧シリンダ５と共にミツ
シヨンケース３にボルト２４により共締めされ、
他端は取付基板１５に重合されて固着されてい
る。その重合部分にはボルト挿通孔２０に対応す
る孔が形成されている。
２５は後輪フエンダ１１の上部を連結する連結
ブラケツトで、丸棒又はパイプ材より成り、その
両端のプレート部２６がフエンダ覆部１２の内側
部１２ａにボルト止めされている。このブラケツ
ト２５にはナンバープレート２７が設けられてい
る。
ブラケツトで、丸棒又はパイプ材より成り、その
両端のプレート部２６がフエンダ覆部１２の内側
部１２ａにボルト止めされている。このブラケツ
ト２５にはナンバープレート２７が設けられてい
る。
（考案の効果）
本考案によれば、後輪フエンダ１１の内側の上
下方向中途部に、後輪フエンダ１１を取付ける取
付基板１５を配置し、この取付基板１５間に配置
され且つ油圧シリンダ５後部上に固定の連結ステ
ー１６の両側部を、ブレーキケース７上部から左
右方向上外方に突設された後支持ステー１８と共
に取付基板１５に連結すると共に、油圧シリンダ
５の前側部から左右方向両外側方に突設された前
支持ステー１７を取付基板１５に連結して、後輪
フエンダ１１を支持する支持体１４を構成したこ
とにより、構造上大なる剛性が得られ、支持体１
４を構成する各部材を比較的薄肉のものとして十
分な強度で後輪フエンダ１１を支持でき、コスト
高とはならない。
下方向中途部に、後輪フエンダ１１を取付ける取
付基板１５を配置し、この取付基板１５間に配置
され且つ油圧シリンダ５後部上に固定の連結ステ
ー１６の両側部を、ブレーキケース７上部から左
右方向上外方に突設された後支持ステー１８と共
に取付基板１５に連結すると共に、油圧シリンダ
５の前側部から左右方向両外側方に突設された前
支持ステー１７を取付基板１５に連結して、後輪
フエンダ１１を支持する支持体１４を構成したこ
とにより、構造上大なる剛性が得られ、支持体１
４を構成する各部材を比較的薄肉のものとして十
分な強度で後輪フエンダ１１を支持でき、コスト
高とはならない。
第１図及び第２図は本考案の実施例を示してお
り、第１図は背面図、第２図は側面図である。 １……トラクタ、３……ミツシヨンケース、４
……車体、５……油圧シリンダ、７……ブレーキ
ケース、９……後車軸ケース、１１……後輪フエ
ンダ、１４……支持体、１５……取付基板、１６
……連結ステー、１７……後支持ステー、１８…
…前支持ステー。
り、第１図は背面図、第２図は側面図である。 １……トラクタ、３……ミツシヨンケース、４
……車体、５……油圧シリンダ、７……ブレーキ
ケース、９……後車軸ケース、１１……後輪フエ
ンダ、１４……支持体、１５……取付基板、１６
……連結ステー、１７……後支持ステー、１８…
…前支持ステー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車体４後部の上面に油圧シリンダ５が設けられ
ると共に、車体の両側部にブレーキケース７，７
が設けられ、前記車体４後部の左右方向外側方に
配置した左右一対の後輪フエンダ１１，１１が車
体４側に固定の支持体１４に支持されたトラクタ
の後輪フエンダ支持装置において、 前記支持体１４には各後輪フエンダ１１の内側
の上下方向中途部に配置されて後輪フエンダ１１
を取付ける左右一対の取付基板１５が備えられ、
この取付基板１５間に配置され且つ油圧シリンダ
５後部上に固定された連結ステー１６の両側部
が、各ブレーキケース７上部から左右方向上外方
に突設された後支持ステー１８と共に取付基板１
５に連結されると共に、油圧シリンダ５の前側部
から左右方向両外側方に突設された前支持ステー
１７が取付基板１５に連結されたことを特徴とす
るトラクタの後輪フエンダ支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6908687U JPH0533439Y2 (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6908687U JPH0533439Y2 (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63180384U JPS63180384U (ja) | 1988-11-22 |
| JPH0533439Y2 true JPH0533439Y2 (ja) | 1993-08-25 |
Family
ID=30909486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6908687U Expired - Lifetime JPH0533439Y2 (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0533439Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5588207B2 (ja) * | 2010-03-24 | 2014-09-10 | 株式会社クボタ | トラクタ |
| JP5884791B2 (ja) * | 2013-08-27 | 2016-03-15 | 井関農機株式会社 | 作業車両の機体構造 |
-
1987
- 1987-05-08 JP JP6908687U patent/JPH0533439Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63180384U (ja) | 1988-11-22 |
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