JPH0139261Y2 - - Google Patents

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JPH0139261Y2
JPH0139261Y2 JP20082983U JP20082983U JPH0139261Y2 JP H0139261 Y2 JPH0139261 Y2 JP H0139261Y2 JP 20082983 U JP20082983 U JP 20082983U JP 20082983 U JP20082983 U JP 20082983U JP H0139261 Y2 JPH0139261 Y2 JP H0139261Y2
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JP
Japan
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seat
connecting member
side wall
tractor
fender
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JP20082983U
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JPS60110083U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トラクタのフエンダ補強構造に関
し、左右フエンダと連結部材とを強固に連結でき
るようにすることを目的とする。
従来のトラクタにおいては、左右フエンダとそ
の間に架設された連結部材とは溶着されており、
分解不能であると共に、フエンダ自体の強度が低
いため、取付け強度も低くなつている。そこで、
連結部材をフエンダ側壁に貫通し、フエンダ上壁
下面に取付けられている安全フレーム支柱の支持
部材にボルト締結することも考えられているが、
この構造であると、フエンダ側壁の連結部材貫通
孔から座席側に泥水が入つたり、組付け誤差によ
りビビリを生じたりすることがある。
本考案は、このような従来の問題点を総て解消
したものであり、その特徴とするところは、トラ
クタ機体2の後上部を覆うフロアシート9上に座
席16を配置し、その左右に後輪7の座席16側
を覆う側壁15と上側を覆う上壁12とを有する
1対のフエンダ11を設け、このフエンダ11の
上壁12の下面に座席保護装置の支柱13の下端
を埋設固定する支柱支持部材19を固着し、且つ
左右フエンダ11間に連結部材17を横架すると
共に燃料タンク18を設けたトラクタにおいて、
前記各フエンダ11の側壁15の後輪7側の面と
支柱支持部材19との間には補強板24が固着さ
れ、前記連結部材17の各端部は補強板24と対
応して側壁15の座席16側の面に締結され、前
記連結部材17は断面略U字形部材で形成され且
つフロアシート9との間に燃料タインク18が着
脱自在に取付けられている点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図において、農用トラクタ1の後部を例示
しており、機体2はエンジン、クラツチハウジン
グ3及び3部分から成るミツシヨンケース4を直
結して形成され、ミツシヨンケース4の後部には
後車軸ケース5が設けられ、その内部を貫通した
後車軸6によつて後輪7が駆動されている。
ミツシヨンケース4の後上部には作業機昇降用
の油圧装置8が搭載され、その上方を覆うように
フロアシート9が設けられている。
11は左右1対のフエンダで、後車軸ケース5
に固定されていて、後輪7の内側(座席16側)
を覆う側壁15、上側を覆う上壁12及び前方を
覆う前壁を有しており、その上壁12には安全フ
レーム又はキヤビン等の座席保護装置の支柱13
を埋設固定するための凹部14が形成され、側壁
15はフロアシート9の側縁と連結されている。
フロアシート9の上面には座席16が設けら
れ、この座席16の後方で左右フエンダ11間に
は連結部材17を介して燃料タンク18が設けら
れ、この燃料タンク18はパイプ22を介して燃
料噴射ポンプに接続されている。
第2〜4図において、左右フエンダ11の側壁
15はその上部が内外方向に折曲されていて、補
強効果を持たせており、上壁12の下面には凹部
14を形成し且つボルト21を介して支柱13の
下端を着脱自在に固定する支柱支持部材19が固
着されており、この支柱支持部材19の下面と側
壁15の折曲部15aの外面(後輪7側の面)と
の間に補強板24が溶着又はボルト固定されてい
る。
連結部材17は溝26が下向きの断面略U字形
部材であつて、後側は前側より下方へ長く延設さ
れ且つタンク取付用ボルト孔34が穿設され、両
端にフランジ部35が形成されている。
この連結部材17は左右フエンダ11の側壁1
5上部、特に折曲部15aに横架されており、各
フランジ部35は補強板24に対応していて、締
結ボルト36は折曲部15a及び補強板24を貫
通して共締めしており、この締結ボルト36を補
強板24の取付ボルトに兼用することができる。
前記フランジ部35は折曲部15aの内面(座席
16側の面)に沿う形状となつている。
前記連結部材17は側壁15の折曲部15aよ
り下方に設けると、燃料タンク18の容量が小さ
くなると共に側壁15の強度が低くなり、上方に
設けると、後向き姿勢で操縦するいわゆる前後進
両用型トラクタの場合は視界が狭くなる。
また、この連結部材17の一端近傍には、トラ
クタ装着作業機等の油圧操作を行なうコントロー
ルバルブ37を取付ける取付板38が溶着されて
いる。この取付板38に取付けられるバルブ37
はフエンダ側壁15の折曲部15aより上方が外
上向きに傾斜しているので、手が当らなく、レバ
ー操作が容易である。
また、連結部材17の溝26内にはコード止め
具28が複数個取付けられていて、トラクタ1の
後部ウインカ等に接続されたコード29が止め具
28を介して溝26内に配線されている。これに
よりコード29は外部に露出することはなく、破
損を防止し、美観を向上させることができる。
燃料タンク18は少なくとも上下にフランジ1
8a,18bを有し、その上フランジ18aは溝
26内から又は後方から連結部材17にボルト3
1を介して取付けられ、下フランジ18bはフロ
アシート9の立上り部9aに同じくボルト32を
介して取付けられている。
前記ボルト32,36が螺合するナツトはフロ
アシート9及び補強板24に夫々予め溶着してお
くことが好ましい。
燃料タンク18にはエアー抜きパイプ39が設
けられ、連結部材17にはこのパイプ39との干
渉を避けるために切欠き部40が形成されてい
る。
以上詳述した本考案によれば、左右フエンダ1
1は側壁15の外面(後輪7側の面)と上壁12
の下面に設けた支柱支持部材19との間に補強板
24が固着されているので、各フエンダ自体の強
度が増大され、左右フエンダ11を連結する連結
部材17は補強板24と対応して側壁15の内面
(座席16側の面)に締結されているので、フエ
ンダ11と連結部材17とが強固に且つ着脱自在
に連結でき、泥水の浸入もなく、更に、連結部材
17は断面略U字形であるので、それ自体の強度
が高く、燃料タンク18を着脱自在に取付けてお
くこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部断面側面
図、第2図は要部の断面側面図、第3図は第2図
の−線断面図、第4図は第3図の−線断
面図である。 1……トラクタ、2……機体、9……フロアシ
ート、11……フエンダ、12……上壁、15…
…側壁、16……座席、17……連結部材、18
……燃料タンク、35……フランジ部、24……
補強板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラクタ機体2の後上部を覆うフロアシート9
    上に座席16を配置し、その左右に後輪7の座席
    16側を覆う側壁15と上側を覆う上壁12とを
    有する1対のフエンダ11を設け、このフエンダ
    11の上壁12の下面に座席保護装置の支柱13
    の下端を埋設固定する支柱支持部材19を固着
    し、且つ左右フエンダ11間に連結部材17を横
    架すると共に燃料タンク18を設けたトラクタに
    おいて、前記各フエンダ11の側壁15の後輪7
    側の面と支柱支持部材19との間には補強板24
    が固着され、前記連結部材17の各端部は補強板
    24と対応して側壁15の座席16側の面に締結
    され、前記連結部材17は断面略U字形部材で形
    成され且つフロアシート9との間に燃料タンク1
    8が着脱自在に取付けられていることを特徴とす
    るトラクタのフエンダ補強構造。
JP20082983U 1983-12-28 1983-12-28 トラクタのフエンダ補強構造 Granted JPS60110083U (ja)

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JPS60110083U JPS60110083U (ja) 1985-07-26
JPH0139261Y2 true JPH0139261Y2 (ja) 1989-11-24

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JPS60110083U (ja) 1985-07-26

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