JPH039464Y2 - - Google Patents

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JPH039464Y2
JPH039464Y2 JP1983140328U JP14032883U JPH039464Y2 JP H039464 Y2 JPH039464 Y2 JP H039464Y2 JP 1983140328 U JP1983140328 U JP 1983140328U JP 14032883 U JP14032883 U JP 14032883U JP H039464 Y2 JPH039464 Y2 JP H039464Y2
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JP
Japan
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tank
fuel tank
tank cover
attached
fuel
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JP1983140328U
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JPS6047626U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トラクタ機体の後上部に取付けられ
た燃料タンクの保護構造に係り、タンクの損傷、
タンクへの燃料付着を防止するとともに、美観、
即ち外観体裁を良好にしたことを目的とする。
トラクタの燃料タンクを取付ける場合、エンジ
ン側におけるトラクタボンネツト内に取付けるも
のと、トラクタ機体の後上部、即ち、席の後方で
後輪フエンダ間に取付ける場合とに大別できる。
後者は前者に比較してエンジンの熱影響を受け
難い、トラクタボンネツトの形状にとらわれるこ
とがない等の有利さがあり、トラクタのデツドス
ペースを有効に利用したものとして、特に、大形
トラクタに採用されている。
ところで、後者形式は、燃料トラクタが所謂む
き出しとなることから、体裁が悪くトラクタの商
品価値を落すという問題の他、トラクタ後部には
作業機を装着するものであることから、トラクタ
損傷の機会が多くなるし、又、機体上部の高所か
ら注油、補給する関係上、燃料が付着し易いとい
う問題があつた。
そこで、本考案はトラクタ機体の後上部に燃料
タンクを取付けた場合の前述不具合点を解消せん
ために案出されたもので、従つて、本考案ではト
ラクタ機体の後上部を覆うフロアシート上に座席
が配置され、該座席の両側に後輪フエンダが設け
られ、この後輪フエンダ間に横架された補強連結
部材に燃料タンクが取付けられたものにおいて、 前記燃料タンクはその上部後側に給油筒を備え
ており、燃料タンクの上部後側と下部後側にわた
る立面部全体を空間を介して覆うタンクカバーが
その上部は前記補強連結部材に、その下部は前記
フロアシートにそれぞれ着脱固定自在に取付けら
れ、更に、タンクカバーの上部には前記給油筒に
対応する切欠部が形成されていることを特徴とす
るトラクタの燃料タンク保護構造を提供するので
ある。
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
トラクタ1の後部を示す第1図において、2は
トラクタ機体で、前部側の搭載エンジン3、ミツ
シヨンケース4等から構成され、ミツシヨンケー
ス4内には適宜伝動機構が内蔵され、後車軸5を
介して左右一対の後輪6が駆動可能である。
7は作業機昇降用の油圧装置で、トラクタ機体
2の後部上面に載設され、左右一対のリフトアー
ム8を有し、図示しない三点リンク機構を介して
ロータリ、プラウ等の作業機を昇降自在である。
9は左右一対の後輪フエンダで、後輪6の各内
面に立設されるとともに、後輪6の周面を覆つて
おり、10がその立面部、11が上壁である。
12は左右一対のステツプを示している。
13はフロアシートであり、前記油圧装置7を
上部側から覆つており、該シート13の左右両端
にはフランジ14が形成され、後輪フエンダ9の
立面部10にボルトナツト15を介して固定され
ている。
16は座席であり、リンク機構からなる支持装
置17を介して前記トラクタ機体2の後上部を覆
うフロアシート13上に配置され、該座席16の
両側に前述の後輪フエンダ9が設けられることに
なり、該座席16の前方にはハンドル18が取付
けられてステツプ2、ペダル19等とともに運転
操縦装置20を構成している。
21は補強連結部材であり、座席16の後方上
部で左右一対の後輪フエンダ9の立面部10を互
いに連結しており、断面溝形材であり、該補強連
結部材21に燃料タンク22が取付けられてい
る。
第2図乃至第5図を参照してより詳しく説明す
る。
燃料タンク22は半タンク部23,24の周縁
フランジ部25,25を互いに重合固着した所謂
もなか構造であり、周縁フランジ部25,25の
上部が補強連結部材21にボルトナツト27を介
して連結して取付けられ、下部がフロアシート1
3の段部28にボルトナツト29を介して取付け
られ、ここで、ボルトナツト27,29のそれぞ
れは幅方向(左右方向)所定間隔おいて複数設け
てある。
燃料タンク22はその後上部に給油筒30を有
するとともに、該筒30の前に息抜きパイプ31
を備え、給油筒30は左右方向中央部にあり、図
示しないキヤツプとともに燃料受け32を有し、
該受け32は後下方に傾斜している。
33はタンクカバーであり、板金製、又はプラ
スチツク製であり、板金製のときには塗料が両面
に塗布されて発錆を防止している。
タンクカバー33はその上部が折曲げられ、燃
料タンクの周縁フランジとともにボルトナツト2
7で補強連結部材21に着脱固定自在に取付けら
れ、下部はフロアシート13の後端立上り部13
Aに重合されて、ボルトナツト34によつて着脱
固定自在に取付けられ、ここに、燃料タンク22
の上部後側と下部後側にわたる立面部全体を空間
を介してタンクカバー33で覆つている。
更に、タンクカバー33の左右両端はフランジ
35を有し、後輪フエンダ9の立面部10にボル
トナツト36を介して取付けられている。
タンクカバー33にはその上部の左右中央に切
欠部37が形成され、該切欠部37が前述の給油
筒30に対応しており、ここに、切欠部37が給
油筒30の外周を半周程めぐつている。
その他、第4図において、38はタンクカバー
の上縁フツク部、第5図において、39はタンク
カバーの下縁フツク部であり、いずれも折曲突隆
条とされてその部分の腰を強くしているととも
に、端面38A,39Aを対応する部材、即ち、
補強連結部材21、フロアシートの立上り部13
Aに重合可能としている。これは、タンクカバー
33が板金製のとき、端面38A,39Aは塗装
されないか塗装困難であり、この部分から発錆す
るのを防止するためである。
その他、図において、40はトツプリンク保持
具であり、弾性縁材から構成され、タンクカバー
33にボルトナツト41で固着された支持金物4
2に取付けられている。
43はナンバープレートであり、タンクカバー
33の座44に図外ボルトを利用して取付けられ
る。
而して、前述のタンクカバー33は燃料タンク
22の後方から挿脱されて取付けられる。
即ち、切欠部37を有することから、給油筒3
0、受け32が設けられていても組立分解に当り
支障がないものとされ、そして、燃料タンク22
の後部立面部にほぼ沿わされて空間を介してタン
クカバー33で覆い、外部からの損傷防止、注
油、補給時の燃料付着を防止しているのである。
本考案は、以上の通りであり、トラクタ機体2
の後上部を覆うフロアシート13上に座席16が
配置され、該座席16の両側に後輪フエンダ9が
設けられ、この後輪フエンダ9間に横架された補
強連結部材21に燃料タンク22が取付けられた
ものにおいて、 前記燃料タンク22はその上部後側に給油筒3
0を備えており、燃料タンク22の上部後側と下
部後側にわたる立面部全体を空間を介して覆うタ
ンクカバー33がその上部は前記補強連結部材2
1に、その下部は前記フロアシート13にそれぞ
れ着脱固定自在に取付けられ、更に、タンクカバ
ー33の上部には前記給油筒30に対応する切欠
部37が形成されていることを特徴とするトラク
タの燃料タンク保護構造に係るものであるから次
の利点がある。
燃料タンク22は補強連結部材21を利用して
フロアシート13上に設け、エンジン熱影響から
守つた形式としたものが有する不具合点は、タン
クカバー33で上部から下部にわたつて覆うこと
によつて、損傷防止、燃料付着防止を図ることが
できたのであり、しかも、タンクカバー33は上
部が補強連結部材21に、下部がフロアシート1
3を利用して着脱自在とされ、ここに、タンクカ
バー33の支持として別途特別な部材を必要とせ
ず、構造が簡素化できたのである。
さらに、燃料タンク22の上部後側と下部後側
にわたる立面部全体をタンクカバー33で覆うの
に、空間を介して覆つているので、タンクカバー
33に外力が作用しても前記空間によつて前記外
力が燃料タンク22に伝達されるのが防止され、
これによつて燃料タンク22の変形を確実に防止
する。
また、タンクカバー33は給油筒30と対応す
る切欠部37が形成されているから、組立分解に
あたつて給油筒30が障害となることもなく取付
け取外しが簡単にできるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施一例を示し、第1図はトラ
クタ後半部の一部省略側面図、第2図は本案要部
の側面図、第3図は第2図の一部省略背面図、第
4図は第2図A矢示部の拡大図、第5図は第2図
B矢示部の拡大図である。 1……トラクタ機体、9……後輪フエンダ、1
3……フロアシート、16……座席、21……補
強連結部材、22……燃料タンク、30……給油
筒、33……タンクカバー、37……切欠部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トラクタ機体2の後上部を覆うフロアシート1
    3上に座席16が配置され、該座席16の両側に
    後輪フエンダ9が設けられ、この後輪フエンダ9
    間に横架された補強連結部材21に燃料タンク2
    2が取付けられたものにおいて、 前記燃料タンク22はその上部後側に給油筒3
    0を備えており、燃料タンク22の上部後側と下
    部後側にわたる立面部全体を空間を介して覆うタ
    ンクカバー33がその上部は前記補強連結部材2
    1に、その下部は前記フロアシート13にそれぞ
    れ着脱固定自在に取付けられ、更に、タンクカバ
    ー33の上部には前記給油筒30に対応する切欠
    部37が形成されていることを特徴とするトラク
    タの燃料タンク保護構造。
JP14032883U 1983-09-09 1983-09-09 トラクタの燃料タンク保護構造 Granted JPS6047626U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14032883U JPS6047626U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 トラクタの燃料タンク保護構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14032883U JPS6047626U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 トラクタの燃料タンク保護構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6047626U JPS6047626U (ja) 1985-04-03
JPH039464Y2 true JPH039464Y2 (ja) 1991-03-08

Family

ID=30314228

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JP14032883U Granted JPS6047626U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 トラクタの燃料タンク保護構造

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JP (1) JPS6047626U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005289119A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業車両におけるタンクのカバー構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58170220U (ja) * 1982-05-10 1983-11-14 セイレイ工業株式会社 トラクタにおける燃料給油タンクの置場構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005289119A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業車両におけるタンクのカバー構造
JP4653410B2 (ja) * 2004-03-31 2011-03-16 三菱農機株式会社 作業車両におけるタンクのカバー構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6047626U (ja) 1985-04-03

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