JP2974908B2 - トラクタの後輪フェンダ支持装置 - Google Patents

トラクタの後輪フェンダ支持装置

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JP2974908B2
JP2974908B2 JP6100199A JP10019994A JP2974908B2 JP 2974908 B2 JP2974908 B2 JP 2974908B2 JP 6100199 A JP6100199 A JP 6100199A JP 10019994 A JP10019994 A JP 10019994A JP 2974908 B2 JP2974908 B2 JP 2974908B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタの後輪フェン
ダ支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トラクタの後輪フェンダ支持装置として
実公平5−33439号公報に開示に技術がある。すな
わち、この従来の技術は、後輪フェンダの内側の上下方
向中途部に、後輪フェンダを取付ける取付基板を配置
し、この取付基板間に配置され且つ油圧シリンダ後部上
に固定の連結ステーの両側部を、ブレーキケース上部か
ら左右方向上外方に突設された後支持ステーと共に取付
基板に連結すると共に、油圧シリンダの前側部から左右
方向両外側方に突設された前支持ステーを取付基板に連
結して、後輪フェンダを支持する支持体を構成したこと
により、構造上大なる剛性が得られ、支持体を構成する
各部材を比較的薄肉のものとして十分な強度で後輪フェ
ンダを支持でき、コスト高とはならないようにしたもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術では、左右の後輪フェンダ間の間隔が比較的
狭いことから、運転席に泥土等が飛散するおそれがある
とともに、運転席左右のスペースが狭小となって操縦性
を損うおそれがあった。そこで本発明は、左右の後輪フ
ェンダ間の間隔を広くすることで泥土等の飛散が少な
く、しかも操縦スペースを十分に確保できるようにした
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、運転席6の左
右両側に後輪フェンダ11を備え、該後輪フェンダ11
をトラクタ車体1に支持した装置において、前述の目的
を達成するために、次の技術的手段を講じている。すな
わち、請求項1に係る本発明では、トラクタ車体1より
左右方向外方に延伸している後車軸ケース8上に、運転
席6より左右方向に隔離してロプス支柱10を立設固定
し、該ロプス支柱10の左右外方に前記後輪フェンダ1
1を位置付けして該ロプス支柱10に後輪フェンダ11
の立面部11Aを固着し、更に、左右の後輪フェンダ1
1の前側と後側のそれぞれに前・後サポート16,19
が架設され、該前・後サポート16,19を介して左右
の後輪フェンダ11の立面部11Aが互いに連結され
いることを特徴とするものである。
【0005】また、請求項2に係る本発明では、左右の
後輪フェンダ11は、後車軸ケース8に対して浮かされ
ていて該後輪フェンダ11の前側がステップ4に取付け
られ、後輪フェンダ11における立面部11Aの後側
は、ロプス支柱10に固着されていることを特徴とする
ものである。また、請求項3に係る本発明では、後輪フ
ェンダ11の立面部11Aとロプス支柱10との固着手
段13は、高さ方向に間隔を有して複数とされているこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、トラクタ車体1より左右方向
外方に延伸している後車軸ケース8上に、運転席6より
左右方向に隔離してロプス支柱10を立設固定し、該ロ
プス支柱10の左右外方に前記後輪フェンダ11を位置
付けして該ロプス支柱10に後輪フェンダ11の立面部
11Aを固着していることから、左右の後輪フェンダ1
1間の間隔は広くなり、運転席6に泥土等が飛散するの
を確実に防止できるとともに、運転席6の操縦スペース
を広くして操縦性を良くする。
【0007】また、左右の後輪フェンダ11は前・後サ
ポート16,19を介して互いに連結されているので左
右の後輪フェンダ11のびびりをおさえることができ
る。 更に、左右の後輪フェンダ11は、後車軸ケース8
に対して浮かされていて該後輪フェンダ11の前側がス
テップ4に取付けられ、後輪フェンダ11における立面
部11Aの後側は、ロプス支柱10に固着されているこ
とから、後輪フェンダ11は強固に取付け得る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1〜図4において、2軸4車輪形トラクタで例示
するトラクタ車体1は、その後部上面に左右一対のリフ
トアーム2を有する油圧装置3が備えられていて、該油
圧装置3を被って前部に左右ステップ4を有するフロア
ーシート5を介して運転席6が配置されている。トラク
タ車体1の後部左右には最終減速ケース7を介して後車
軸ケース8が左右外方に延伸され、該ケース8に挿通し
た駆動軸により左右の後輪9を駆動するようにしてい
る。
【0009】左右の後車軸ケース8は断面矩形とされて
いてその上面にロプス支柱10の下部に溶着したベース
板11が載置され、該ベース板12をボルト手段12A
にて締結することで運転席6より左右方向に隔離してロ
プス支柱10が後車軸ケース8に立設固定してある。左
右のロプス支柱10の左右外方に後輪フェンダ11を位
置付けして該後輪フェンダ11の立面部11Aをロプス
支柱10に固着手段13によって固着しており、ここ
に、ロプス支柱10の外方に後輪フェンダ11を位置付
けすることで左右後輪フェンダ11の間隔は広くされ、
操縦スペースも広くされている。
【0010】左右の後輪フェンダ11は、正背面視でL
形とされていてその立面部11Aの上方に後輪9の外周
を被う天井部14が一体に折曲形成されている。左右の
後輪フェンダ11の前側は左右ステップ4にボルト手段
15によって取付けられ、該フェンダ11の後側は後車
軸ケース8に浮かされていてロプス支柱10の下部に固
着手段13によって固着されている。更に、左右の後輪
フェンダ11における立面部11Aの前側寄り下部には
フロアシート5の下面を通って前サポート16が架設さ
れ、このサポート16の端板17をボルト18止めする
ことで互いに連結されているとともに、後サポート19
が同じく架設されて、このサポート19の端板20をボ
ルト21止めすることで互いに連結されていて、ここ
に、後輪フェンダ11のびびりをなくして強固に取付け
うる。
【0011】前・後サポート16,19は図4(B)
(C)で示す如くアングル材の端面に端板17,20を
溶着したもので両者は同じ断面とされていて部材が共用
されており、前サポート16は止具22によってフロア
シート5を支持しており、後サポート19には、トップ
リンク23等のためのホルダ24を有している。ロプス
支柱10はベース板12上に筋違いブラケット25を有
し、このブラケット25に溶着されている。更に、ロプ
ス支柱10は、図1で示す如く正・背面視で門形であっ
て、図2で示すように、運転席6の後方にて後上り傾斜
状として立設されている。
【0012】ロプス支柱10は断面矩形の引抜き又は押
出鋼管を初め溶接管等よりなっていて、下部支柱10A
と上部支柱10Bとに分割されていて、両支柱10A,
10Bは後輪フェンダ11の天井部14の近傍において
接合分離手段26によって連結されている。接合分離手
段26は、図4(A)で示す如く支柱10A,10Bに
嵌合される連結部材、望ましくは支柱に適合する断面矩
形管よりなる連結部材26Aと、この連結部材26Aに
溶着した上・下ナット26B,26Cを備え、連結部材
26Aを両支柱10A,10B間にわたって挿通して上
・下ナット26B,26Cにボルト26D,26Eを締
結することで接合され、ここに、接合分離手段26を外
して上部支柱10Bを取除いたときは、下部支柱10A
は後輪フェンダ11の補強部材として機能し、このと
き、下部支柱10Aの開口上端は栓体を付設するものと
する。
【0013】固着手段13は、高さ方向に間隔を有して
配置されていて、図4(D)で示すように下部支柱10
Aにチャンネル形連結材13Aを溶着し、該連結材13
Aのウエブを立面部12にボルト止め13Bしてなる。
なお、以上の実施例において、ロプス支柱10はこれを
断面円形筒、中実体とすることもできるが、中実体で構
成したときは接合分離手段26の部分には中ぐり孔を形
成する。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、左
右の後フェンダ間の間隔を広げて泥土等が運転席に飛
散するのを防止できるし、運転席のスペースを拡大して
操縦性が良くなる。また、左右の後輪フェンダは前・後
サポートを介して互いに連結されているので、該左右の
後輪フェンダのびびりをおさえて強固に取付け得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す背面図である。
【図2】本発明の実施例を示す側面図である。
【図3】本発明の実施例を示す平面図である。
【図4】本発明実施例の要部を示し、(A)は背面図、
(B)及び(C)はb−b断面の2例を示した図、
(D)はd−d断面図である。
【符号の説明】
1 トラクタ車体 6 運転席 8 後車軸ケース 10 ロプス支柱 11 後輪フェンダ 11A 立面部 13 固着手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 25/16 B62D 49/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席(6)の左右両側に後輪フェンダ
    (11)を備え、該後輪フェンダ(11)をトラクタ車
    体(1)に支持した装置において、 トラクタ車体(1)より左右方向外方に延伸している後
    車軸ケース(8)上に、運転席(6)より左右方向に隔
    離してロプス支柱(10)を立設固定し、該ロプス支柱
    (10)の左右外方に前記後輪フェンダ(11)を位置
    付けして該ロプス支柱(10)に後輪フェンダ(11)
    の立面部(11A)を固着し、更に、左右の後輪フェン
    ダ(11)の前側と後側のそれぞれに前・後サポート
    (16)(19)が架設され、該前・後サポート(1
    6)(19)を介して左右の後輪フェンダ(11)の立
    面部(11A)が互いに連結されていることを特徴とす
    るトラクタの後輪フェンダ支持装置。
  2. 【請求項2】 左右の後輪フェンダ(11)は、後車軸
    ケース(8)に対して浮かされていて該後輪フェンダ
    (11)の前側がステップ(4)に取付けられ、後輪フ
    ェンダ(11)における立面部(11A)の後側は、ロ
    プス支柱(10)に固着されていることを特徴とする請
    求項1記載のトラクタの後輪フェンダ支持装置。
  3. 【請求項3】 後輪フェンダ(11)の立面部(11
    A)とロプス支柱(10)との固着手段(13)は、高
    さ方向に間隔を有して複数とされていることを特徴とす
    る請求項1記載のトラクタの後輪フェンダ支持装置。
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