JPH0592064U - 自動車の後部車体構造 - Google Patents

自動車の後部車体構造

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JPH0592064U
JPH0592064U JP3264092U JP3264092U JPH0592064U JP H0592064 U JPH0592064 U JP H0592064U JP 3264092 U JP3264092 U JP 3264092U JP 3264092 U JP3264092 U JP 3264092U JP H0592064 U JPH0592064 U JP H0592064U
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JP
Japan
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speaker
closed cross
vertical wall
suspension tower
section
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Withdrawn
Application number
JP3264092U
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Inventor
謙三 佐藤
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リヤデッキメンバを後方に下げることなく、
大型のスピーカを強固に支持する。 【構成】 リヤパッケージトレイ1による第1の閉断面
構造Aを、左右のサスペンションタワー部3,3間を結
ぶラインよりも車体前方側にオフセットさせ、リヤデッ
キメンバ4による第2の閉断面構造Bとの間に大型のス
ピーカ5を取付ける。よって、リヤデッキメンバ4を後
方に下げる必要がない。大型スピーカ5を取付けるスピ
ーカ支持部を、第1及び第2の閉断面構造A,Bの縦壁
部2b,1c、及びサスペンションタワー部3の縦壁部
によって構成する。よって、10kg程度の大型スピーカ
5であっても十分な支持剛性を確保することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として大型のスピーカを支持する自動車の後部車体構造に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば実開昭62ー15090号公報に記載されるように、リヤパッケージト レイを有し、サスペンションタワー部間を左右方向に延びる第1の閉断面構造で 連結し、サスペンションタワー部の内倒れを防止し、該第1の閉断面構造の後側 にリヤデッキメンバによって第2の閉断面構造を形成し、リヤウインドを支持す るようにしたものは知られている。
【0003】 ところで、そのようなものにおいて、剛性の高い第1及び第2の閉断面構造を 利用して、それらの間にスピーカを取付けることが考えられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、スピーカが、例えば重量が8kg程度もある大型スピーカであると、 第1及び第2の閉断面構造の間にスピーカを設けることができず、その間の間隔 を広くする必要が生じた。また、スピーカが大型である場合には、十分な支持剛 性を確保してやる必要もある。
【0005】 本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、リヤデッキを後方に下げることな く、大型のスピーカを強固に支持することができる自動車の後部車体構造を提供 するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、リヤパッケージトレイによって左右のサスペンションタワー部間を 連結する第1の閉断面構造が、該第1の閉断面構造の後側にリヤデッキメンバに よって第2の閉断面構造がそれぞれ形成され、該第1及び第2の閉断面構造間に スピーカが設置される自動車の後部車体構造を前提とする。
【0007】 請求項1の考案は、上記第1の閉断面構造が、左右のサスペンションタワー部 間を結ぶラインよりも車体前方側にオフセットされ、第1及び第2の閉断面構造 の縦壁部、及びサスペンションタワー部の縦壁部によってスピーカが支持されて いる構成とする。
【0008】 請求項2の考案は、第1及び第2の閉断面構造の間に、リヤパッケージトレイ にビードが形成され、該ビードがスピーカに隣接している構成とする。
【0009】
【作用】
請求項1の考案によれば、第1の閉断面構造を、左右のサスペンションタワー 部間を結ぶラインよりも車体前方側にオフセットさせているので、スピーカが大 型の場合であっても、リヤデッキメンバを車体後方側に移動させる必要がない。 また、第1及び第2の閉断面構造の縦壁部、及びサスペンションタワー部の縦壁 部によってスピーカが支持されるようにしたので、スピーカが大型であっても、 強固に支持される。
【0010】 請求項2の考案によれば、ビードによって、スピーカ支持部の剛性がさらに高 められる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
【0012】 自動車の後部車体構造を示す図1において、1はリヤパッケージトレイで、前 後方向に延びる本体部1aと、該本体部1aの前縁より前側下方に延びる傾斜部 1bと、本体部1aの後縁より下方に延びる前側縦壁部1cと、該前側縦壁部1 cの下縁より後方に延びる横壁部1dと、該横壁部1dの後縁より上方に延びる 後側縦壁部1eと、該後側縦壁部1eの後縁より略水平後方に延びるフランジ部 1fとを有する。
【0013】 リヤパッケージトレイ1の本体部1aの前縁部付近と傾斜部1bの連接部分の 下側には、車体左右方向に延びるクロスメンバ2が接合され、車体左右方向に延 びる第1の閉断面構造Aが形成されている。
【0014】 クロスメンバ2は、本体部1aの下面に接合される後側フランジ部2aと、該 後側フランジ部2aの前縁より下方に延びる縦壁部2bと、該縦壁部2bの下縁 より前方に延びる横壁部2cと、該横壁部2cの前縁より下方に延び傾斜部1b に接合される前側フランジ部2dとを有する。
【0015】 上記第1の閉断面構造Aの左右端部はそれぞれ左右のサスペンションタワー部 3,3に連結され、第1の閉断面構造Aの、サスペンションタワー部3との連結 部分A1 を除く中央部分A2 は、左右のサスペンションタワー部3,3(中心部 )間を結ぶラインよりも車体前方側にオフセットしている。尚、このオフセット 量は、スピーカ5の大きさ等を考慮して適宜選択される。
【0016】 また、リヤパッケージトレイ1の後部上側には、リヤデッキメンバ4が接合さ れ、第1の閉断面構造Aより後方で、車体左右方向に延びる第2の閉断面構造B が形成されている。上記リヤデッキメンバ4は、本体部1aに接合されるフラン ジ部4aと、該フランジ部4aの後縁より後方に延び上方に突出する屈曲部4b と、該屈曲部4bの後縁より後方に延び,フランジ部1fが接合されるレインレ ール部4cとを有する。
【0017】 第1及び第2の閉断面構造A,Bの間であって、かつサスペンションタワー部 3付近に、大型のスピーカ5が嵌合支持されるようになっている。即ち、第1及 び第2の閉断面構造A,Bを構成する縦壁部2b,1c、及びサスペンションタ ワー部3の縦壁部によって、スピーカ5を支持するスピ−カ支持部が構成されて いる。
【0018】 上記のように構成すれば、第1の閉断面構造Aを、左右のサスペンションタワ ー部3,3間を結ぶラインよりも車体前方側にオフセットさせて大型スピーカ5 を取付けるようにしているので、リヤデッキメンバ4を大型スピーカ5を取付け るために車体後方側に移動させる必要がなく、車体の前後方向の長さを変更する ことなく、リヤパッケージトレイ1に対して大型スピーカ5を取付けることが可 能となる。特に、左右のサスペンションタワー部3,3間を結ぶラインよりも車 体前方側にオフセットさせているので、縦壁部の領域の拡大が図れ、支持剛性確 保の点から有利である。
【0019】 また、大型スピーカ5を取付けるスピーカ支持部を、第1及び第2の閉断面構 造A,Bの縦壁部2b,1c、及びサスペンションタワー部3の縦壁部によって 構成し、それらによってスピーカ5の荷重を支持するようにしているので、10 kg程度の大型スピーカ5であっても十分な支持剛性を確保することができる。
【0020】 また、大型スピーカ5の車体中央部側において、リヤパッケージトレイ1に上 方に突出するビードを形成し、これによってスピーカ支持部の剛性をより高くな るようにすることもできる。
【0021】 即ち、図2〜図5に示すように、スピーカ5の大径部5aが、第1及び第2の 閉断面構造A,Bの縦壁部2b,1c、及びサスペンションタワー部3の縦壁部 3aによって支持され、スピーカ5の車体中央部側において、リヤパッケージト レイ1に上方に突出するビード1gを形成し、スピーカ5の支持剛性が確保され ている。サスペンションタワー部3の縦壁部3aは、クロスメンバ2の縦壁部2 bとサスタワーアッパ6の周回縦壁部6aとの間に挟持固定されている。
【0022】 従って、リヤパッケージトレイ1の、大型スピーカ5近傍にビード1gを設け 、それによってスピーカ5が取付けられるリヤパッケージトレイ1の剛性を高め 、スピーカ支持部に利用しているので、大型スピーカ5をより強固に支持するこ とができる。
【0023】
【考案の効果】
請求項1の考案は、上記のように、第1の閉断面構造を、左右のサスペンショ ンタワー部間を結ぶラインよりも車体前方にオフセットさせているので、リヤデ ッキメンバを後方に移動させることなく、大型スピーカの取付けが可能となり、 また、スピーカ支持部を、第1及び第2の閉断面構造の縦壁部、及びサスペンシ ョンタワー部の縦壁部によって構成しているので、大型スピーカを強固に支持す ることができる。
【0024】 請求項2の考案は、リヤパッケージトレイにビードを設け、それをスピーカ支 持部に利用しているので、スピーカの支持剛性がより高められて、大型スピーカ をより強固に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の後部車体構造の概略斜視図である。
【図2】他の実施例の平面図である。
【図3】図2のIII −III 線における断面図である。
【図4】図2のIV−IV線における断面図である。
【図5】図2のV −V 線における断面図である。
【符号の説明】
A,B 閉断面構造 1 リヤパッケージトレイ 1c 前側縦壁部 1g ビード 2 クロスメンバ 2b 縦壁部 3 サスペンションタワー部 3a 縦壁部 4 リヤデッキメンバ 5 スピーカ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤパッケージトレイによって左右のサ
    スペンションタワー部間を連結する第1の閉断面構造
    が、該第1の閉断面構造の後側にリヤデッキメンバによ
    って第2の閉断面構造がそれぞれ形成され、該第1及び
    第2の閉断面構造間にスピーカが設置される自動車の後
    部車体構造であって、 上記第1の閉断面構造が、左右のサスペンションタワー
    部間を結ぶラインよりも車体前方側にオフセットされ、
    第1及び第2の閉断面構造の縦壁部、及びサスペンショ
    ンタワー部の縦壁部によってスピーカが支持されている
    ことを特徴とする自動車の後部車体構造。
  2. 【請求項2】 第1及び第2の閉断面構造の間に、リヤ
    パッケージトレイにビードが形成され、該ビードがスピ
    ーカに隣接しているところの請求項1記載の自動車の後
    部車体構造。
JP3264092U 1992-05-19 1992-05-19 自動車の後部車体構造 Withdrawn JPH0592064U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100411936C (zh) * 2005-03-10 2008-08-20 本田技研工业株式会社 车辆的后托盘结构
WO2014034309A1 (ja) * 2012-08-31 2014-03-06 本田技研工業株式会社 車体後部構造
JP2014046840A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Honda Motor Co Ltd 車体後部構造
JP2014046837A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Honda Motor Co Ltd 車体後部構造

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