JPH061908Y2 - 自動車のフロア下配管保護構造 - Google Patents

自動車のフロア下配管保護構造

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JPH061908Y2
JPH061908Y2 JP11745288U JP11745288U JPH061908Y2 JP H061908 Y2 JPH061908 Y2 JP H061908Y2 JP 11745288 U JP11745288 U JP 11745288U JP 11745288 U JP11745288 U JP 11745288U JP H061908 Y2 JPH061908 Y2 JP H061908Y2
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JP
Japan
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side member
pipe
floor
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under
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JP11745288U
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JPH0238385U (ja
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肇 正垣
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車の燃料配管,ブレーキ配管等、フロア下
面に配索される配管の保護構造に関する。
従来の技術 自動車にあっては、第4,5図に示すように燃料,ブレ
ーキオイル等の配管Pは、フロア1下面にサイドメンバ
2の内側に沿って車体前後方向に配索してあるが、近年
のようにフロア中央部に各種機能部品が数多く装備され
るのに伴って、前記配管Pを車体フロント側では同図鎖
線で示すようにサイドメンバ2の外側に沿って配索せざ
るを得ない場合がある。このように配管Pをサイドメン
バ2の外側に配索した場合、フロア1のリヤ側では燃料
配管Pはフロア1中央に搭載した図外の燃料タンクに
接続し、また、ブレーキ配管Pはフロア中央で左右の
ホイールシリンダに分岐して接続する関係上、前記サイ
ドメンバ2を横切ってフロア1の中央側に配索しなけれ
ばならない。このように配管Pをサイドメンバ2を横切
って配索する場合、サイドメンバ2の一般部では配管P
の地上高が極端に低くなってしまうことから、第4,5
図に示すようにリヤアクスル,リヤサスペンション搭載
のためフロア1と共に上方へ有段成形された部分で、か
つ、サイドメンバ2に接続されてリヤサスペンションメ
ンバの端部、例えばサブフレーム4端部をボルト5連結
したアウトリガー3の前方部位で、配管Pをサイドメン
バ2下側に横切らせて配索し、該配管Pの地上高を極力
高くするようにしている。この類似構造は、例えば実開
昭61−193289号公報に示されている。
考案が解決しようとする課題 配管Pの地上高を極力高めていても、該配管Pがフロア
1下面に隆起したサイドメンバ2を跨いで配索されてい
るため、石跳ねや縁石乗り上げ時に該配管Pを損傷した
り、あるいは車両整備時にサイドメンバ2の配管P上に
誤ってジャッキやリジッドラツクをかけて、該配管Pを
破損してしまうおそれがある。そこで、本考案はフロア
強度メンバのアウトリガー前方部位でサイドメンバを跨
いで配管を配索した場合に、該配管を確実に保護するこ
とができる自動車のフロア下配管保護構造を提供するも
のである。
課題を解決するための手段 フロア下面にサイドメンバに沿って配索した各種配管
を、サイドメンバ外側に接続したアウトリガーと、リヤ
サスペンションメンバ端部との連結部付近で、該サイド
メンバを跨いで配索した構造において、前記サイドメン
バとアウトリガーとの接続部分に、前記サイドメンバ下
面の配管を跨いで該サイドメンバ下面に固定されると共
に、リヤサスペンションメンバ端部の下側に共締め固定
されて、該リヤサスペンションメンバを支持するステイ
を装着して、該ステイにより前記サイドメンバの配管が
跨いだ領域を覆うトンネル部を構成してある。
作用 ステイがサイドメンバを跨いだ部分の配管のプロテクタ
として機能し、配管が縁石と干渉したり、チッピングの
直撃を受けるのを回避する。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面と共に前記従来の構成と
同一部分に同一符号を付して詳述する。第1〜3図にお
いて、フロア1の下面にサイドメンバ2の外側に沿って
燃料配管P,ブレーキ配管P等の各種の配管Pを配
索してある点、および、この配管Pをサブフレーム4端
部をボルト5連結したアウトリガー3の前方部位で、サ
イドメンバ2の上方に有段成形された部分を跨いでフロ
ア1の車体中央側に配索してある点等の基本的構造は前
記従来と同様である。ここで、前記サイドメンバ2のア
ウトリガー3との接続部分には、前記サイドメンバ2の
下面の配管Pを跨いで該サイドメンバ2下面にボルト7
固定されると共に、サブフレーム4端部の下側にボルト
5により共締め固定されて、該サブフレーム4を支持す
る略平板状のステイ6を装着して、該ステイ6により前
記サイドメンバ2下面に配管Pが跨いだ領域を覆うトン
ネル部8を構成している。
以上の実施例構造によれば、サイドメンバ2のアウトリ
ガー3前方部位には、ステイ6によりトンネル部8を形
成して、該トンネル部8内でサイドメンバ2を跨いで各
種配管Pを配索してあるため、走行中にチッピングがあ
ってもステイ6がプロテクタとして機能してサイドメン
バ2を跨いだ配管Pを直撃するのを回避することができ
る。また、縁石乗り上げ時あるいは脱輪時等にも、ステ
イ6がプロテクタとなって、該ステイ6が路面もしくは
縁石と干渉して配管Pを確実に保護することができる。
ここで、実施例のようにステイ6を平板状に形成してあ
ることにより、該ステイ6を安定したジャッキアップポ
イントおよびリジッドラックマウントポイントとして有
効利用することができる。また、ステイ6はフロア強度
メンバであるサイドメンバ2下面に締結固定してあるた
め、サブフレーム4の支持強度が高く、該サブフレーム
4を伝わってくる路面あるいは駆動系からの音振動を軽
減することもできる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、サイドメンバ下面の配管
が跨いだ領域はリヤサイドメンバの支持ステイで覆って
トンネル部を構成しているため、該ステイがプロテクタ
として機能して、前記配管をチッピングの直撃から保護
できることは勿論、脱輪時,縁石乗り上げ時の路面干
渉,縁石干渉から保護できて、該配管の損傷を確実に防
止することができる。しかも、前記ステイはフロア強度
メンバであるサイドメンバに結合されているため、リヤ
サスペンションメンバの支持強度が高く、該リヤサスペ
ンションメンバから伝わる音振動を軽減して静粛性を向
上することもできるという実用上多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図のII矢視図、第3図はステイの斜視図、第4図は従来
の構造を示す断面図、第5図は第3図のIV矢視図であ
る。 1…フロア、2…サイドメンバ、3…アウトリガー、4
…リヤサスペンションメンバ、6…ステイ、8…トンネ
ル部、P…配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロア下面にサイドメンバに沿って配索し
    た各種配管を、サイドメンバ外側に接続したアウトリガ
    ーと、リヤサスペンションメンバ端部との連結部付近
    で、該サイドメンバを跨いで配索した構造において、前
    記サイドメンバとアウトリガーとの接続部分に、前記サ
    イドメンバ下面の配管を跨いで該サイドメンバ下面に固
    定されると共に、リヤサスペンションメンバ端部の下側
    に共締め固定されて、該リヤサスペンションメンバを支
    持するステイを装着して、該ステイにより前記サイドメ
    ンバ下面の配管が跨いだ領域を覆うトンネル部を構成し
    たことを特徴とする自動車のフロア下配管保護構造。
JP11745288U 1988-09-07 1988-09-07 自動車のフロア下配管保護構造 Expired - Lifetime JPH061908Y2 (ja)

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JP11745288U JPH061908Y2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07 自動車のフロア下配管保護構造

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JPH0238385U JPH0238385U (ja) 1990-03-14
JPH061908Y2 true JPH061908Y2 (ja) 1994-01-19

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